天むすならぬカツむすとの遭遇 【だんごの美好 滝山団地店】
2018.12.20
10月に掲載した「B級食堂 相模屋」の記事に寄せられたコメントが気になっていた。
「表の江戸街道に店を構える持ち帰り専門のお店でカツの太巻きを買ったら…」
いつも貴重な情報をお寄せいただいているツキさんのコメントで、それを見てカツの太巻きって…? となったのである。
以下はそれに続くやりとり――
「カツの太巻きというたべものは初めて聞きました。のり巻きですよね…? ニュアンスとしては、天むす的な…?」
「カツの太巻きですが、細長いトンカツとレタスを太巻きの具にした食べ物です」

※イメージ写真
これはますます気になる。そのものを見てみたい、食してみたい。
ということで、先月立川に行ったときにお店を探したが見つからなかった。そのやりとりで言及されている「だんごの三好」も念のためのぞいてみたが、それっぽい商品は置いていない。
一方、同時期、東久留米滝山の商店街にて――
カツの太巻きの件で「だんごの三好」というワードがインプリンティングされていたのか、「滝山団地店」の前を通るとき、いつもは素通りするところ自転車を止めて商品棚をじっくり眺めていた。
すると、だんごを中心とした和菓子屋のイメージにとどまらない幅広い商品構成にも驚かされるが、和菓子と並ぶ中心カテゴリーといえる米飯ラインアップに、フライを具にしたおにぎりがあるではないか。

上のコメントのやりとりで僕が「天むす的な…?」と書いているように、カツの太巻きと聞いて真っ先にイメージしたのが、巻き物というよりこのビジュアルだった。
まさに運命の出会い… と言ったらだいぶ大げさだが(笑)。

そして本日12月20日――
僕を除く家族はそれぞれ職場の忘年会。夜ごはんはおとうさん1人。
これはそういうときのための持ちネタである。
夕方、滝山に向かった。

「だんごの三好」は東京多摩地区や埼玉ではよく見かけるだんご屋だが、チェーンというわけではなく、元の本部がなくなって各店独自に運営しているらしい。ちなみに上記の立川の店は「だんごのミヨシ」と表記する。

フライ入りおにぎりは、めんちカツ、エビフライ、野菜いかミンチ、ささみカツの4種(いつもそうかは不明)。
エビフライ110円、ささみカツ110円を購入。
ほかに太巻きや焼きそばなども気になるが、今日は別の店で唐揚げを購入済みなので、ここはおにぎり2個のみにとどめた。

実食――
原材料表示を見ると、それぞれ「米、のり、エビ、酢」「米、のり、鶏、酢」といたってシンプル。
そんなわけないだろ、コロモはどうした――というクレームはおいといて、味であるが、マヨネーズなどを想像するが塩むすびのようなシンプルな塩味(原材料に食塩追加 (;^_^ A アセ…)。
それだけに食べ始めは油けがきつく感じられるが、ご飯と合わさることでうまく中和される。特にささみカツがおいしい。
エビフライのほうが期待が高かったが、フライだと油分が強すぎてエビ自体の存在感が薄れる感じ。個人的には天むすのほうがおいしいと思う。

こういうサバイバー系だんご屋は意外に面白そうな気がしている。
小川の「丸一」や久米川の「いずみ屋」といった同じにおいがするお店にも探りを入れていきたい。

[DATA]
だんごの美好 滝山団地店
東京都東久留米市滝山5-1-13
[Today's recommendation]


◆ 猫写真はこちら その1 その2 ◆

https://www.youtube.com/watch?v=SYKU7DfEJT4
10月に掲載した「B級食堂 相模屋」の記事に寄せられたコメントが気になっていた。
「表の江戸街道に店を構える持ち帰り専門のお店でカツの太巻きを買ったら…」
いつも貴重な情報をお寄せいただいているツキさんのコメントで、それを見てカツの太巻きって…? となったのである。
以下はそれに続くやりとり――
「カツの太巻きというたべものは初めて聞きました。のり巻きですよね…? ニュアンスとしては、天むす的な…?」
「カツの太巻きですが、細長いトンカツとレタスを太巻きの具にした食べ物です」

※イメージ写真
これはますます気になる。そのものを見てみたい、食してみたい。
ということで、先月立川に行ったときにお店を探したが見つからなかった。そのやりとりで言及されている「だんごの三好」も念のためのぞいてみたが、それっぽい商品は置いていない。
一方、同時期、東久留米滝山の商店街にて――
カツの太巻きの件で「だんごの三好」というワードがインプリンティングされていたのか、「滝山団地店」の前を通るとき、いつもは素通りするところ自転車を止めて商品棚をじっくり眺めていた。
すると、だんごを中心とした和菓子屋のイメージにとどまらない幅広い商品構成にも驚かされるが、和菓子と並ぶ中心カテゴリーといえる米飯ラインアップに、フライを具にしたおにぎりがあるではないか。

上のコメントのやりとりで僕が「天むす的な…?」と書いているように、カツの太巻きと聞いて真っ先にイメージしたのが、巻き物というよりこのビジュアルだった。
まさに運命の出会い… と言ったらだいぶ大げさだが(笑)。

そして本日12月20日――
僕を除く家族はそれぞれ職場の忘年会。夜ごはんはおとうさん1人。
これはそういうときのための持ちネタである。
夕方、滝山に向かった。

「だんごの三好」は東京多摩地区や埼玉ではよく見かけるだんご屋だが、チェーンというわけではなく、元の本部がなくなって各店独自に運営しているらしい。ちなみに上記の立川の店は「だんごのミヨシ」と表記する。

フライ入りおにぎりは、めんちカツ、エビフライ、野菜いかミンチ、ささみカツの4種(いつもそうかは不明)。
エビフライ110円、ささみカツ110円を購入。
ほかに太巻きや焼きそばなども気になるが、今日は別の店で唐揚げを購入済みなので、ここはおにぎり2個のみにとどめた。

実食――
原材料表示を見ると、それぞれ「米、のり、エビ、酢」「米、のり、鶏、酢」といたってシンプル。
そんなわけないだろ、コロモはどうした――というクレームはおいといて、味であるが、マヨネーズなどを想像するが塩むすびのようなシンプルな塩味(原材料に食塩追加 (;^_^ A アセ…)。
それだけに食べ始めは油けがきつく感じられるが、ご飯と合わさることでうまく中和される。特にささみカツがおいしい。
エビフライのほうが期待が高かったが、フライだと油分が強すぎてエビ自体の存在感が薄れる感じ。個人的には天むすのほうがおいしいと思う。

こういうサバイバー系だんご屋は意外に面白そうな気がしている。
小川の「丸一」や久米川の「いずみ屋」といった同じにおいがするお店にも探りを入れていきたい。

[DATA]
だんごの美好 滝山団地店
東京都東久留米市滝山5-1-13
[Today's recommendation]


◆ 猫写真はこちら その1 その2 ◆

https://www.youtube.com/watch?v=SYKU7DfEJT4