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巧妙な… 【だんごの美好 滝山団地店】

2021.05.20

 今週はヒマなはずであった。
毎月15日すぎくらいの週、丸々1週間はやることがないことになっている。その分、月前半が濃密なので、脳みそをオーバーホールしておきたい期間でもあるわけだが、実際はなんだかんだ仕事が来る。

前記事の冒頭でもちょっと触れているが、予定外に入ったのは某医学会の定刊の仕事で、医者が藤沢周平について語ったりしているものを読まされる。なんというか、めんどくさ…。もとい、ありがたいことです m(_ _;)m

昼前に気晴らしに1時間ほど自転車で流す。
最近こういうパターン。
仕事~自転車~仕事~散歩~仕事…


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滝山の商店街を通ると「だんごの美好」にたまたまお客がいなかったので、久々に買ってみようかと。
この系統はどこもそうだが、いつも人がたかっているので。


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午前中ということもあって普段のイメージ以上に品数が多く、壮観。
こちらは和菓子、すし、弁当類のほかに自家製白菜漬けを売っていたりと自由である。


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すしいなり詰め合わせ(細巻き入り)と鶏そぼろ弁当を買う。


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ときに、支払いカウンターの右手におにぎり単品が並べられている。
ひょいひょいと2個ピックアップ。
弁当パッケージがコンパクトで量が足りるだろうかと不安を抱いている消費者心理を突いた巧みな売り場レイアウトといえよう。


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“単品”と“右手”がポイントだね… とは、まんまとはまった人物による冷静な分析で… (〃 ̄ω ̄〃ゞ


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すしいなりはかなり甘く、満腹中枢が早めに反応する系。
鶏そぼろも濃いめの味付けだが、こちらは甘すぎず適度にオイリーで、ごはんがススム系。


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こういう食事には“汁物”も欲しくなるから、弁当2つだけでも多いくらい。


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実は売り場で弁当を手にとったとき、見た目よりずっと重く感じていた。
コンパクトなパックにギュー詰めなのである。


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エビフライと山菜おこわ


結局おにぎり2個は手つかずのまま晩ごはんに回りましたとさ。


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[DATA]
だんごの美好 滝山団地店
東京都東久留米市滝山5-1-13





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/XzV-tVkEj64


天むすならぬカツむすとの遭遇 【だんごの美好 滝山団地店】

2018.12.20

 10月に掲載した「B級食堂 相模屋」の記事に寄せられたコメントが気になっていた。

「表の江戸街道に店を構える持ち帰り専門のお店でカツの太巻きを買ったら…」
いつも貴重な情報をお寄せいただいているツキさんのコメントで、それを見てカツの太巻きって…? となったのである。

以下はそれに続くやりとり――
「カツの太巻きというたべものは初めて聞きました。のり巻きですよね…? ニュアンスとしては、天むす的な…?」
「カツの太巻きですが、細長いトンカツとレタスを太巻きの具にした食べ物です」


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※イメージ写真


これはますます気になる。そのものを見てみたい、食してみたい。
ということで、先月立川に行ったときにお店を探したが見つからなかった。そのやりとりで言及されている「だんごの三好」も念のためのぞいてみたが、それっぽい商品は置いていない。

一方、同時期、東久留米滝山の商店街にて――
カツの太巻きの件で「だんごの三好」というワードがインプリンティングされていたのか、「滝山団地店」の前を通るとき、いつもは素通りするところ自転車を止めて商品棚をじっくり眺めていた。
すると、だんごを中心とした和菓子屋のイメージにとどまらない幅広い商品構成にも驚かされるが、和菓子と並ぶ中心カテゴリーといえる米飯ラインアップに、フライを具にしたおにぎりがあるではないか。


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上のコメントのやりとりで僕が「天むす的な…?」と書いているように、カツの太巻きと聞いて真っ先にイメージしたのが、巻き物というよりこのビジュアルだった。
まさに運命の出会い… と言ったらだいぶ大げさだが(笑)。


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そして本日12月20日――
僕を除く家族はそれぞれ職場の忘年会。夜ごはんはおとうさん1人。
これはそういうときのための持ちネタである。

夕方、滝山に向かった。


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「だんごの三好」は東京多摩地区や埼玉ではよく見かける系統のお店。チェーンというわけではなく元の本部がなくなって各店独自に運営しているらしい… 等々、ネット上ではいろんな情報が飛び交っているが真偽不明。ちなみに上記の立川のお店は「だんごのミヨシ」と表記する。


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フライ入りおにぎりは、めんちカツ、エビフライ、野菜いかミンチ、ささみカツの4種(いつもそうかは不明)。
エビフライ110円、ささみカツ110円を購入。


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ほかに太巻きや焼きそばなども気になるが、今日は別の店で唐揚げを購入済みなので、ここはおにぎり2個のみにとどめた。


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実食――
原材料表示を見ると、それぞれ「米、のり、エビ、酢」「米、のり、鶏、酢」といたってシンプル。
そんなわけないだろ、コロモはどうした――というクレームはおいといて、味であるが、マヨネーズなどを想像するが塩むすびのようなシンプルな塩味(原材料に食塩追加 (;^_^ A アセ…)。


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それだけに食べ始めは油けがきつく感じられるが、ご飯と合わさることでうまく中和される。特にささみカツがおいしい。
エビフライのほうが期待が高かったが、フライだと油分が強すぎてエビ自体の存在感が薄れる感じ。個人的には天むすのほうがおいしいと思う。


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こういうサバイバー系だんご屋は意外に面白そうな気がしている。
小川の「丸一」や久米川の「いずみ屋」といった同じにおいがするお店にも探りを入れていきたい。


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[DATA]
だんごの美好 滝山団地店
東京都東久留米市滝山5-1-13





[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2




https://www.youtube.com/watch?v=SYKU7DfEJT4


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