お手ごろ価格の華やぎ弁当 【割烹 清乃】
2018.12.07
“小平グルめぐりスタンプラリー”という小平市内の食めぐりイベントが10~11月にあり、実際には参加しなかったが、おもしろそうだったのでスタンプ台紙はもらっていた。
ラリー参加店をざっと眺めていて、気になる情報を見つけた。
小平駅北口の「割烹 清乃」の紹介文。
――一流の料理人たちが腕によりをかけて仕上げた逸品ぞろい。ランチもしています。

小平霊園表参道を中心に、小平駅北口は葬儀・法要・墓参需要に特化した街並みを形成している。以前ちょっと調べたことがあるが、小平駅北商栄会会員の業態は、ご葬儀、建墓、法要のご会席、御花・御線香、和菓子・おはぎ・だんご、などとなる。
このうち法要のご会席部門を担うのが「清乃」をはじめとする割烹・すし店である。
なので自分には縁のない存在と思っていたが、ランチをやっているとなると話が違ってくる。しかも一流の料理人が腕によりをかける、と。

ここは車が連なると人も歩けないほど狭い道なので、まず通ることはない。
「清乃」はだいたいの位置しか知らず、「すし処 喜平」のほうからぐるーりと回り込んでようやく入り口を見つけるというくらいに土地勘もない。

ドアの横にランチタイムのボードが張ってある。
天ぷら定食850円、寿司セット850円。
予想していたよりはるかに安い。

こんな毎日のように通る(踏切の反対側を、だけど)駅のすぐ近くに、こんなお得メニューがあることを知らずにいたことにびっくり。

あとでホームページで調べると“120名まで収容可能な大広間”と書いてあり、まあそれを見るまでもなく以前からそんな感じを想像していたが、1階は意外に広く感じない。
入って左にテーブル1卓、右がカウンター、奥が小上がり4卓。

水槽にはなぜかウツボの姿が…
HPには“割烹清乃は北多摩郡時代の創業時より…”とある。
北多摩郡時代とは…? と調べてみたところ、小平市の市制施行が1962年で、それ以前が北多摩郡小平村→小平町。
HPアドレスに“1958”と入っているので、それが創業年と思われる。

はじめ天ぷら定食と寿司セットにしようと思ったが、菊花弁当というものが気になる
。松花堂弁当のようなものとすれば、こういう割烹で1050円はかなりお安いんじゃないだろうか。
ということで、天ぷら定食と菊花弁当を注文。

僕らのすぐあとに小上がりの隣席に入ってきた年配女性グループに、お店の人は「お弁当は終わりました」と。
テーブルの品書きを見直すと“限定10食”と書いてある。ラッキー♪

天ぷら定食は特記事項はないが、サラダ付きでコスパはまあまあ良好だと思う。

えび、きす、舞茸、なす、ピーマン、ズッキーニ…

菊花弁当は、仕切りのない重箱に陶器の皿や小鉢が並べられたスタイル。

菊花弁当全景
ぱっと見、かたじけない気持ちになる。
何もそこまでしていただかなくとも… と ヾ( ̄ω ̄;) カタジケナイ…

おかずの段を素人なりに説明すると、時計回りに、お造り(マグロ、カンパチ)、サケ白子のおろしポン酢、サーモンといくらの塩麹あえ、やげん軟骨ととび子の梅肉あえ、サワラの幽庵焼き・伊達巻き・たらこの昆布巻き・笹くず餅(カスタード)ほか甘味…(間違ってたらスイマセン)。
こうやって文字にしてみても、やっぱりカタジケナイというか、モッタイナイというか…。
ただし、これだけおかずが多いとご飯があっという間になくなる。後半はおかずだけを食べるはめになってしまった。
ご飯の量は少なめなので、(できるかどうかわからないけど)男性はご飯大盛り必須です(←そういうこと言う人にこういう料理を出すのが、モッタイナイ)。

もうちょっと格式張っていると思ったが、店員さんは皆さん気さくで親切。非常に居心地がよく、普段使いできるお店だと思う。
飲食店の少ない小平駅周辺では貴重な存在といえる。

[DATA]
清乃
東京都小平市美園町2-1-6
http://kiyono1958.jp/index.html
[Today's recommendation]



https://www.youtube.com/watch?v=kBALSAh6nh4
ここにも残念なニュースが…
2018.12.07 ネパール 久米川駅前店/東京都東村山市栄町1-2-1
金曜日の夕方は惣菜を買うことが多く、今日は立体駐車場の一角というユニークな形態で営業している久米川駅北口の持ち帰り専門カレーショップ「ネパール」へ。ここのタンドリーチキンが好きなのだ。
タンドリーチキン200円を3つオーダー、スタッフさんが温めるのを待っていると、ふと張り紙が目に留まった。
「閉店のお知らせ」
軽いショックを受けつつ、“ビル建て替えにより移転”と書いてあるので、そこに望みを託して聞いてみた。
「どこかに引っ越すということ?」
「うーん… わからない」とスタッフのアビド? さん。
「でも続けることは続けるんでしょ?」
「それも、わからない」と、寂しそうに。
この立体駐車場を取り壊してビルを建てる計画なのだそうだ。
渋谷や表参道や六本木や日本橋…。どれを見ても思ってしまうが、再開発ってハッピーか?
そこまででかい話じゃもちろんないけれど、それだけにいっそう…。

“小平グルめぐりスタンプラリー”という小平市内の食めぐりイベントが10~11月にあり、実際には参加しなかったが、おもしろそうだったのでスタンプ台紙はもらっていた。
ラリー参加店をざっと眺めていて、気になる情報を見つけた。
小平駅北口の「割烹 清乃」の紹介文。
――一流の料理人たちが腕によりをかけて仕上げた逸品ぞろい。ランチもしています。

小平霊園表参道を中心に、小平駅北口は葬儀・法要・墓参需要に特化した街並みを形成している。以前ちょっと調べたことがあるが、小平駅北商栄会会員の業態は、ご葬儀、建墓、法要のご会席、御花・御線香、和菓子・おはぎ・だんご、などとなる。
このうち法要のご会席部門を担うのが「清乃」をはじめとする割烹・すし店である。
なので自分には縁のない存在と思っていたが、ランチをやっているとなると話が違ってくる。しかも一流の料理人が腕によりをかける、と。

ここは車が連なると人も歩けないほど狭い道なので、まず通ることはない。
「清乃」はだいたいの位置しか知らず、「すし処 喜平」のほうからぐるーりと回り込んでようやく入り口を見つけるというくらいに土地勘もない。

ドアの横にランチタイムのボードが張ってある。
天ぷら定食850円、寿司セット850円。
予想していたよりはるかに安い。

こんな毎日のように通る(踏切の反対側を、だけど)駅のすぐ近くに、こんなお得メニューがあることを知らずにいたことにびっくり。

あとでホームページで調べると“120名まで収容可能な大広間”と書いてあり、まあそれを見るまでもなく以前からそんな感じを想像していたが、1階は意外に広く感じない。
入って左にテーブル1卓、右がカウンター、奥が小上がり4卓。

水槽にはなぜかウツボの姿が…
HPには“割烹清乃は北多摩郡時代の創業時より…”とある。
北多摩郡時代とは…? と調べてみたところ、小平市の市制施行が1962年で、それ以前が北多摩郡小平村→小平町。
HPアドレスに“1958”と入っているので、それが創業年と思われる。

はじめ天ぷら定食と寿司セットにしようと思ったが、菊花弁当というものが気になる
。松花堂弁当のようなものとすれば、こういう割烹で1050円はかなりお安いんじゃないだろうか。
ということで、天ぷら定食と菊花弁当を注文。

僕らのすぐあとに小上がりの隣席に入ってきた年配女性グループに、お店の人は「お弁当は終わりました」と。
テーブルの品書きを見直すと“限定10食”と書いてある。ラッキー♪

天ぷら定食は特記事項はないが、サラダ付きでコスパはまあまあ良好だと思う。

えび、きす、舞茸、なす、ピーマン、ズッキーニ…

菊花弁当は、仕切りのない重箱に陶器の皿や小鉢が並べられたスタイル。

菊花弁当全景
ぱっと見、かたじけない気持ちになる。
何もそこまでしていただかなくとも… と ヾ( ̄ω ̄;) カタジケナイ…

おかずの段を素人なりに説明すると、時計回りに、お造り(マグロ、カンパチ)、サケ白子のおろしポン酢、サーモンといくらの塩麹あえ、やげん軟骨ととび子の梅肉あえ、サワラの幽庵焼き・伊達巻き・たらこの昆布巻き・笹くず餅(カスタード)ほか甘味…(間違ってたらスイマセン)。
こうやって文字にしてみても、やっぱりカタジケナイというか、モッタイナイというか…。
![]() | ![]() |
ただし、これだけおかずが多いとご飯があっという間になくなる。後半はおかずだけを食べるはめになってしまった。
ご飯の量は少なめなので、(できるかどうかわからないけど)男性はご飯大盛り必須です(←そういうこと言う人にこういう料理を出すのが、モッタイナイ)。

もうちょっと格式張っていると思ったが、店員さんは皆さん気さくで親切。非常に居心地がよく、普段使いできるお店だと思う。
飲食店の少ない小平駅周辺では貴重な存在といえる。

[DATA]
清乃
東京都小平市美園町2-1-6

[Today's recommendation]



https://www.youtube.com/watch?v=kBALSAh6nh4

2018.12.07 ネパール 久米川駅前店/東京都東村山市栄町1-2-1
金曜日の夕方は惣菜を買うことが多く、今日は立体駐車場の一角というユニークな形態で営業している久米川駅北口の持ち帰り専門カレーショップ「ネパール」へ。ここのタンドリーチキンが好きなのだ。
タンドリーチキン200円を3つオーダー、スタッフさんが温めるのを待っていると、ふと張り紙が目に留まった。
「閉店のお知らせ」
![]() | ![]() |
軽いショックを受けつつ、“ビル建て替えにより移転”と書いてあるので、そこに望みを託して聞いてみた。
「どこかに引っ越すということ?」
「うーん… わからない」とスタッフのアビド? さん。
「でも続けることは続けるんでしょ?」
「それも、わからない」と、寂しそうに。
この立体駐車場を取り壊してビルを建てる計画なのだそうだ。
渋谷や表参道や六本木や日本橋…。どれを見ても思ってしまうが、再開発ってハッピーか?
そこまででかい話じゃもちろんないけれど、それだけにいっそう…。
