今年は甘酒も♪ 【そら屋】
2021.02.10
市役所通りの自然食品店「そら屋」が2月いっぱいで実店舗販売を終了する旨のお知らせがメールマガジンで配信されていた。
普段使いしているわけではないのでどうこう言えた義理じゃないが、困るには困る。特にお酒の調達に困る。

こちらでは千葉県香取郡神崎町の酒蔵・寺田本家の商品を扱っている。
以前、店長さんにお勧めされて買った純米自然酒「香取」にはまり、定期的に買うようになった(こちらの記事を参照ください)。
ほかにも個性的な銘柄をそろえるこの酒造の酒を入手できるというだけでも「そら屋」は貴重な存在。

なお、閉店後(3月以降)も配達は続けるとのことで、お酒届けてもらってるかも。
「ちわーっ、三河屋でーす」みたいのに憧れるし (〃 ̄∇ ̄)ノ

キープ態勢に入ってる(笑)
在庫が不安定だが発泡系の酒が買えればと寄ってみると、店頭に桃の節句セットが並んでいる。
ペットボトルの甘酒2本とカステラ。

ちょうど豊島屋酒造で白酒を買った帰りである。
こっちは甘酒。
買うしかないでしょう (≧∇≦)b
ハローキティの「ぴんくのりんご甘酒」は、金沢の酒造・福光屋の製品。
金沢で最も古い酒蔵とのことで、創業1625年。
酒蔵の仕込み水と契約栽培米で造ったこうじ甘酒にリンゴ果汁を加えたもの。

桜カステラは山形県酒田市のたんばや製菓の製品。
刻み塩蔵桜葉を練り込んで焼いたカステラ。
ひな祭りのお供えであるからいま食べるわけにもいかず、味をお伝えできないのが残念です ヾ(^-^;)

Since 1596 & 1625 !
[DATA]
そら屋
東京都東村山市本町1-21-23
http://soraya.ne.jp/
https://www.facebook.com/そら屋-1566997446883451/
https://twitter.com/sky45670454
[Today's recommendation]



https://youtu.be/LiaYDPRedWQ


桃でもりんごでもありません
市役所通りの自然食品店「そら屋」が2月いっぱいで実店舗販売を終了する旨のお知らせがメールマガジンで配信されていた。
普段使いしているわけではないのでどうこう言えた義理じゃないが、困るには困る。特にお酒の調達に困る。

こちらでは千葉県香取郡神崎町の酒蔵・寺田本家の商品を扱っている。
以前、店長さんにお勧めされて買った純米自然酒「香取」にはまり、定期的に買うようになった(こちらの記事を参照ください)。
ほかにも個性的な銘柄をそろえるこの酒造の酒を入手できるというだけでも「そら屋」は貴重な存在。

なお、閉店後(3月以降)も配達は続けるとのことで、お酒届けてもらってるかも。
「ちわーっ、三河屋でーす」みたいのに憧れるし (〃 ̄∇ ̄)ノ

キープ態勢に入ってる(笑)
在庫が不安定だが発泡系の酒が買えればと寄ってみると、店頭に桃の節句セットが並んでいる。
ペットボトルの甘酒2本とカステラ。

ちょうど豊島屋酒造で白酒を買った帰りである。
こっちは甘酒。
買うしかないでしょう (≧∇≦)b
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ハローキティの「ぴんくのりんご甘酒」は、金沢の酒造・福光屋の製品。
金沢で最も古い酒蔵とのことで、創業1625年。
酒蔵の仕込み水と契約栽培米で造ったこうじ甘酒にリンゴ果汁を加えたもの。

桜カステラは山形県酒田市のたんばや製菓の製品。
刻み塩蔵桜葉を練り込んで焼いたカステラ。
![]() | ![]() |
ひな祭りのお供えであるからいま食べるわけにもいかず、味をお伝えできないのが残念です ヾ(^-^;)

Since 1596 & 1625 !
[DATA]
そら屋
東京都東村山市本町1-21-23



[Today's recommendation]



https://youtu.be/LiaYDPRedWQ


桃でもりんごでもありません
変わらないために… 【そら屋】
2019.03.18
東村山市本町の自然食品店「そら屋」で在庫一掃処分セールを実施中。
2008年2月29日の開店から丸11年が経過した「そら屋」。その謝恩セールの意味もあるだろうが、どうもそれだけではなさそうだ。

機関紙『おそらペーパー』によると、昨年あたりから来客数が減少の一途をたどり、在庫維持費用が経営を圧迫するようになったと。
そこで、経営方針の舵切りを図るべく、在庫減らしおよびリニューアルのための資金調達の目的でセールを開催するとのこと。

セールの内容は、冷凍品・調味料類・加工品類はすべて20%引き、卵・パン・アルコール類は10%引き。
セール期間は3月31日(日)まで。

セール初日にのぞいてみた。
主な目的は日本酒。

以前、購入した店長さんオススメの純米自然酒「香取」をすっかり気に入っている。
精米歩合9割という、いまのトレンドの真逆をいくお酒である。

ほかにイタリア製オーガニックバルサミコ酢、本葛粉使用のくずきりを購入。
しめて2000円ちょっとと、たいへんお買い得であった。
お店が危機を訴えているのでわずかなりともお力になれればという気持ちもあったわけだが、あとで気づいたがこの購入ラインアップは適切とは言い難い。すべて嗜好品またはぜいたく品のたぐいだ。

食料品店にとって好ましいのは日用食料品のリピーターじゃないかと思う。
もっといえば生鮮品や日配品のお客。

生鮮構成比が高ければ相対的に在庫指標は上がる。
しかしそれらは食品ロス問題を抱え… と、在庫管理は素人考えにも難しそうだ。

リニューアルのコンセプトは“脱自然食品店”と、なにやら意味深だ。
もちろんこれまでと取り扱い生産者を変えるという意味ではないだろうが、どのような展開を見せるのか非常に興味深い。
4月1~14日は店内改装のため休業。
そのあと、“新生・そら屋”のお目見えとなる。

[DATA]
そら屋
東京都東村山市本町1-21-23
http://soraya.ne.jp/
https://www.facebook.com/そら屋-1566997446883451/
https://twitter.com/sky45670454
[Today's recommendation]


◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3 ◆

https://youtu.be/pwT1L-FSzEo
東村山市本町の自然食品店「そら屋」で在庫一掃処分セールを実施中。
2008年2月29日の開店から丸11年が経過した「そら屋」。その謝恩セールの意味もあるだろうが、どうもそれだけではなさそうだ。

機関紙『おそらペーパー』によると、昨年あたりから来客数が減少の一途をたどり、在庫維持費用が経営を圧迫するようになったと。
そこで、経営方針の舵切りを図るべく、在庫減らしおよびリニューアルのための資金調達の目的でセールを開催するとのこと。

セールの内容は、冷凍品・調味料類・加工品類はすべて20%引き、卵・パン・アルコール類は10%引き。
セール期間は3月31日(日)まで。

セール初日にのぞいてみた。
主な目的は日本酒。

以前、購入した店長さんオススメの純米自然酒「香取」をすっかり気に入っている。
精米歩合9割という、いまのトレンドの真逆をいくお酒である。

ほかにイタリア製オーガニックバルサミコ酢、本葛粉使用のくずきりを購入。
しめて2000円ちょっとと、たいへんお買い得であった。
![]() | ![]() |
お店が危機を訴えているのでわずかなりともお力になれればという気持ちもあったわけだが、あとで気づいたがこの購入ラインアップは適切とは言い難い。すべて嗜好品またはぜいたく品のたぐいだ。

食料品店にとって好ましいのは日用食料品のリピーターじゃないかと思う。
もっといえば生鮮品や日配品のお客。

生鮮構成比が高ければ相対的に在庫指標は上がる。
しかしそれらは食品ロス問題を抱え… と、在庫管理は素人考えにも難しそうだ。

リニューアルのコンセプトは“脱自然食品店”と、なにやら意味深だ。
もちろんこれまでと取り扱い生産者を変えるという意味ではないだろうが、どのような展開を見せるのか非常に興味深い。
4月1~14日は店内改装のため休業。
そのあと、“新生・そら屋”のお目見えとなる。

[DATA]
そら屋
東京都東村山市本町1-21-23
http://soraya.ne.jp/


[Today's recommendation]


◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3 ◆

https://youtu.be/pwT1L-FSzEo
国産そば粉、重ね煮野菜のお弁当、そして自然酒 【そら屋】
2018.11.29
夕方、東村山市本町の自然食品店「そら屋」をのぞきに行った。
目的は3つ。

まず、そばガレットに凝っている相方のそば粉探しという目的。
うちにはホットプレートがないので、すき焼き鍋でガレットを焼く。そのことを、ガレットを教わったそばの実カフェ「sora」のTomokoさんに朝市「マルシェ久米川」でお会いしたときに話して、感心されてたな(笑)。
国内産そば粉(オーサワ)をゲット。
ちなみに「そら屋」ではわが家のお気に入り、そばの実グラノーラなど「sora」の商品も取り扱っている。

2番目の目的は「くまの食堂」のお弁当。
東村山市久米川町の予約制“おうちレストラン”くまの食堂は、“重ね煮”の野菜中心の健康的な家庭の味を提供する。
毎週木曜日は、そら屋コラボ弁当・お惣菜を販売。
7種類の惣菜が少量ずつ入ったお弁当はお試しにピッタリ。

最後に、お酒。
以前こちらで「醍醐のしずく」という日本酒を求め、貴腐ワインを思わせる甘酸っぱい味わいが気に入って、同じ蔵元のほかのお酒も試してみようと。
店長さんのオススメは、純米自然酒「香取」。なんと、精米歩合9割。
大吟醸の精米歩合の規定は5割以下。獺祭磨き2割3分… という時代に、その対極に位置する“少しだけ磨いた”お酒である。
かたや徹底的に雑味をなくしピュアを突き詰める製法なのに対し、こちらはコメの持つ力を余すところなく引き出そうという考え方かと思う。
蔵元は千葉県の寺田本家。
試飲させていただいた。
予想どおり重めの口当たりながら、きっぱり辛口。あと口に自然な香りと深いコクがやって来る。
「ぜひ燗をつけてみてください」と店長さん。「料理酒にもお勧めしてます」

「香取」720mlを買い、家で熱燗にしてみた。
うま味成分が活性化し、まるで骨酒のような濃厚な味わいである。もちろん料理には最高の調味料となるだろう。
こんな日本酒初めて。

この酒に合わせてみたい食品を思い付いた。
(下へつづく👇)

[DATA]
そら屋
東京都東村山市本町1-21-23(移転)
http://soraya.ne.jp/
[Today's recommendation]



https://www.youtube.com/watch?v=91g9xqh4qU0
発酵食のであいもの?
2018.12.02 シャルキュトゥリー モエ/東京都東久留米市滝山7-17-24
http://www.charcuterie-moet.jp/

「香取」の少しカビっぽい匂いで思い出したのが、東久留米のハム・ソーセージ店「シャルキュトゥリー モエ」の白かびのサラミ。
日本酒の原料・麹をつくるコウジカビAspergillusと、カマンベールチーズやこのサラミに付けられている白カビ(アオカビPenicilliumの一種)は、ともに子嚢菌門(Ascomycota)ユーロチウム菌綱(Eurotiomycetes)ユーロチウム目(Eurotiales)マユハキタケ科(Trichocomaceae)に属する近縁種。相性が悪いはずはない。
後日、モエに買いに行った。
合わせてみると、互いにクセを打ち消し、個性を引き立て合うような感じ。
香取のどっしりした日本酒感が消え、まるで白ワインのよう。

夕方、東村山市本町の自然食品店「そら屋」をのぞきに行った。
目的は3つ。

まず、そばガレットに凝っている相方のそば粉探しという目的。
うちにはホットプレートがないので、すき焼き鍋でガレットを焼く。そのことを、ガレットを教わったそばの実カフェ「sora」のTomokoさんに朝市「マルシェ久米川」でお会いしたときに話して、感心されてたな(笑)。
国内産そば粉(オーサワ)をゲット。
ちなみに「そら屋」ではわが家のお気に入り、そばの実グラノーラなど「sora」の商品も取り扱っている。

2番目の目的は「くまの食堂」のお弁当。
東村山市久米川町の予約制“おうちレストラン”くまの食堂は、“重ね煮”の野菜中心の健康的な家庭の味を提供する。
毎週木曜日は、そら屋コラボ弁当・お惣菜を販売。
7種類の惣菜が少量ずつ入ったお弁当はお試しにピッタリ。

最後に、お酒。
以前こちらで「醍醐のしずく」という日本酒を求め、貴腐ワインを思わせる甘酸っぱい味わいが気に入って、同じ蔵元のほかのお酒も試してみようと。
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店長さんのオススメは、純米自然酒「香取」。なんと、精米歩合9割。
大吟醸の精米歩合の規定は5割以下。獺祭磨き2割3分… という時代に、その対極に位置する“少しだけ磨いた”お酒である。
かたや徹底的に雑味をなくしピュアを突き詰める製法なのに対し、こちらはコメの持つ力を余すところなく引き出そうという考え方かと思う。
蔵元は千葉県の寺田本家。
試飲させていただいた。
予想どおり重めの口当たりながら、きっぱり辛口。あと口に自然な香りと深いコクがやって来る。
「ぜひ燗をつけてみてください」と店長さん。「料理酒にもお勧めしてます」

「香取」720mlを買い、家で熱燗にしてみた。
うま味成分が活性化し、まるで骨酒のような濃厚な味わいである。もちろん料理には最高の調味料となるだろう。
こんな日本酒初めて。

この酒に合わせてみたい食品を思い付いた。
(下へつづく👇)

[DATA]
そら屋
東京都東村山市本町1-21-23(移転)
http://soraya.ne.jp/
[Today's recommendation]



https://www.youtube.com/watch?v=91g9xqh4qU0

2018.12.02 シャルキュトゥリー モエ/東京都東久留米市滝山7-17-24
http://www.charcuterie-moet.jp/

「香取」の少しカビっぽい匂いで思い出したのが、東久留米のハム・ソーセージ店「シャルキュトゥリー モエ」の白かびのサラミ。
日本酒の原料・麹をつくるコウジカビAspergillusと、カマンベールチーズやこのサラミに付けられている白カビ(アオカビPenicilliumの一種)は、ともに子嚢菌門(Ascomycota)ユーロチウム菌綱(Eurotiomycetes)ユーロチウム目(Eurotiales)マユハキタケ科(Trichocomaceae)に属する近縁種。相性が悪いはずはない。
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後日、モエに買いに行った。
合わせてみると、互いにクセを打ち消し、個性を引き立て合うような感じ。
香取のどっしりした日本酒感が消え、まるで白ワインのよう。
