中野の名店で、朝ラー? 【中野大勝軒】
2022.08.23
5日前の記事に猛暑の影響で体重が増えたと書いている。
暑さもやや収束して仕事的にもヒマな時期に入っているので、運動不足解消のため、あれから毎日自転車で距離を走っている。平均すれば1日50kmは下らないはず。
5日間の成果はどうか。
ヘルスメーターに載る。
体重、増えてる。
ガーン ( ̄▽ ̄;)!!ガーン
毎日50km自転車に乗って体重が増えるって、スポーツ科学的にどうなのよ。
毎日、自転車に乗ってラーメン食べ、自転車に乗ってラーメン食べ、自転車に乗って… ヾ(・ω・o) ォィォィ

新宿あたりまで行くつもりだったが、途中、予報に反して雲が切れ、どんどん気温が上がっていく感覚。
新宿はキビシイなぁ… と、どこかで昼ごはん食べて帰ることにして、時事ネタ的に中野ブロードウェイ2階のラーメン屋に(笑)行ってみたが、臨時休業。近くの気になっているハンバーグ店も定休日。

よくない流れを引きずりつつ鍋横あたりに向かって中野通りを南下中、通りかかった「中野大勝軒」に暖簾が掛かっている。
時刻は10:33。
こんな時間からやっているとは思ってもみなかったので一瞬戸惑ったが、すぐ回れ右して丸井地下駐輪場へ。

過去記事に書いているように、以前(35年前)中野近くに住んでおり、そのころいちばん入ったラーメン店が「中野大勝軒」。
ご存じ“ラーメンの神様”こと故 山岸一雄さんが最初に勤められたお店であり、つけそば(つけ麺)発祥店として知られる。

10:40入店(開店は10:30のもよう)。
これは自分的には“朝ラー”といっても差し支えない。
“朝ラー=早めの昼ごはん”
混まないとか、暑くないとか、晩ごはんまで時間が空くのでもたれても影響が小さい(笑)とか、これまで朝ラーの効能をいろいろ書いてきたが、やっぱり時間的に混むことはまずない(一部ラーショ系を除く)というのが、いちばんありがたい。
今日も先客は3名。
チャーシューメンをポチッとな。
昔は決まって肉入りつけそばだったが、年をとってからつけそば(つけ麺)全般、汁が濃すぎて食べられなくなった。
食券を渡すと、「麺は太麺と細麺がありますが?」と。
昔からそうだった…?
「中野大勝軒」といえば太麺以外考えられないので迷うことはないが。

謎のシステムにより、提供はあっという間。

魚介だしの香るスープが懐かしい。
縮れもよじれもないストレートの太麺も、昔のまま。
コシが強く、つるつるもちもち。

しっかり歯応えがあるが、口の中でほぐれるチャーシュー。
味付けは濃すぎず、上品な肉の香りが広がる。

一杯のラーメンの向こうに、昭和が見える。

[DATA]
中野大勝軒
東京都中野区中野3-33-13
http://taishoken.net/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/AuMhKg86Mto


並びの「どさん子 中野南口店」は5月に閉店していたらしい😿
5日前の記事に猛暑の影響で体重が増えたと書いている。
暑さもやや収束して仕事的にもヒマな時期に入っているので、運動不足解消のため、あれから毎日自転車で距離を走っている。平均すれば1日50kmは下らないはず。
5日間の成果はどうか。
ヘルスメーターに載る。
体重、増えてる。
ガーン ( ̄▽ ̄;)!!ガーン
毎日50km自転車に乗って体重が増えるって、スポーツ科学的にどうなのよ。
毎日、自転車に乗ってラーメン食べ、自転車に乗ってラーメン食べ、自転車に乗って… ヾ(・ω・o) ォィォィ

新宿あたりまで行くつもりだったが、途中、予報に反して雲が切れ、どんどん気温が上がっていく感覚。
新宿はキビシイなぁ… と、どこかで昼ごはん食べて帰ることにして、時事ネタ的に中野ブロードウェイ2階のラーメン屋に(笑)行ってみたが、臨時休業。近くの気になっているハンバーグ店も定休日。

よくない流れを引きずりつつ鍋横あたりに向かって中野通りを南下中、通りかかった「中野大勝軒」に暖簾が掛かっている。
時刻は10:33。
こんな時間からやっているとは思ってもみなかったので一瞬戸惑ったが、すぐ回れ右して丸井地下駐輪場へ。

過去記事に書いているように、以前(35年前)中野近くに住んでおり、そのころいちばん入ったラーメン店が「中野大勝軒」。
ご存じ“ラーメンの神様”こと故 山岸一雄さんが最初に勤められたお店であり、つけそば(つけ麺)発祥店として知られる。

10:40入店(開店は10:30のもよう)。
これは自分的には“朝ラー”といっても差し支えない。
“朝ラー=早めの昼ごはん”
混まないとか、暑くないとか、晩ごはんまで時間が空くのでもたれても影響が小さい(笑)とか、これまで朝ラーの効能をいろいろ書いてきたが、やっぱり時間的に混むことはまずない(一部ラーショ系を除く)というのが、いちばんありがたい。
今日も先客は3名。
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チャーシューメンをポチッとな。
昔は決まって肉入りつけそばだったが、年をとってからつけそば(つけ麺)全般、汁が濃すぎて食べられなくなった。
食券を渡すと、「麺は太麺と細麺がありますが?」と。
昔からそうだった…?
「中野大勝軒」といえば太麺以外考えられないので迷うことはないが。

謎のシステムにより、提供はあっという間。

魚介だしの香るスープが懐かしい。
縮れもよじれもないストレートの太麺も、昔のまま。
コシが強く、つるつるもちもち。

しっかり歯応えがあるが、口の中でほぐれるチャーシュー。
味付けは濃すぎず、上品な肉の香りが広がる。

一杯のラーメンの向こうに、昭和が見える。

[DATA]
中野大勝軒
東京都中野区中野3-33-13
http://taishoken.net/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/AuMhKg86Mto


並びの「どさん子 中野南口店」は5月に閉店していたらしい😿
戦後中華そばの歴史を支えた… 【中野大勝軒】
2018.11.27
日々の行動もブログの記事づくりも行き当たりばったり、思い付きで回しているため、当ブログではやりかけては放置状態という案件がいくつもある。
その一つが“青春探訪シリーズ”とかいう…。
第1回目の記事(1回しかやってないけど… σ( ̄、 ̄=)ンー…)に企画趣旨のようなことを書いているので再掲する。
――懐かし系のたべもの屋をめぐるのが好きで、せっかくだからとこのブログを始めたわけだが、厳密にいうとこれまで取り上げてきたお店のほとんどは自分にとって懐かしくない。
どういうことか。
現在の主な活動エリアである北多摩北部、すなわち西武線沿線に、若いころほとんど縁がなかった。当然、飲食をしたこともない。
なので、お店そのものに思い出があるわけではなく、「こういうお店、懐かしい」なのであって、「このお店、懐かしい」ではない。
せっかくならば、「このお店、懐かしい」もときどき尋ねてみたいと思った。――
ということで、7カ月のインターバルを経て復活のシリーズ2回目は、有名店「中野大勝軒」。

1951(昭和26)年創業。いまや全国にのれんが広がる「大勝軒」の源流。“ラーメンの神様”故 山岸一雄氏が在籍時に考案したといわれる、つけそば(つけ麺)発祥の店。――それが「中野大勝軒」。

1980年代後半、僕らは中野に住んでいた。正確には、最寄り駅は地下鉄丸ノ内線・新中野。さらに言うと住所は中野区ではなく杉並区和田だったが、JR中野駅は十分徒歩圏内だった。

休日にはよく歩いて「大勝軒」に食べに行った。そのまま中野ブロードウェイの古本屋に足を延ばしたりもしたかな… と。中野はいろいろ思い出のある街。
当時、最も多く食べたラーメンがこのお店だった。

30年ぶり… というわけではなく21世紀に入ってからも2回ほど訪れてはいる。それで学習したのは、若いころよく食べていたつけそばは味が濃くておじさんにはちょっとキビシイということ。
なので、つけそば回避、ただし昔の定番“肉入りつけそば”路線を踏襲して、チャーシューメンを券売機で探す。
で、驚くことに新発売というみそらーめん以外にも、とんこつとかこってりとか、大勝軒とは思えない文字が踊ってる。
戦後の中華そばの発展を支えた伝統の味一本では立ち行かないということか…?

そういえばスタッフは中国語? を話す双子のようにそっくりな2人の若者。
変わっていないのは逆L字形カウンター席のみの狭い店内のレイアウトだけ…?

さて、チャーシューメン780円(意外に安かった)は、チャーシューが3枚。
つけそばだとこれが短冊サイズにカットされる。

コンビーフのようにほぐれる肩ロースのチャーシューは、やっぱりおいしい。

うどんのようだと当時言われた、もちもちの太麺も健在。節系のだし。

雑な僕の記憶中枢の判断によれば、味は昔のまま変わってないんじゃないかな。
懐かしゅうございました。

調味料セットと、謎の揚げ玉
上記のシリーズ第1回記事のシメに“次回は中野か高田馬場を検討中”と書いている。
そう書いたのは覚えていなかったが、実際こうなっているということはちゃんとビジョンとか組み立てとか、あるのかねぇ…?(←聞くな \( ̄ー ̄;) )
ということで次回予告、高田馬場のピリ辛マーボーメン。

[DATA]
中野大勝軒
東京都中野区中野3-33-13
http://taishoken.net/
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=Bx51eegLTY8


◆ 猫写真はこちら その1 その2 ◆
日々の行動もブログの記事づくりも行き当たりばったり、思い付きで回しているため、当ブログではやりかけては放置状態という案件がいくつもある。
その一つが“青春探訪シリーズ”とかいう…。
第1回目の記事(1回しかやってないけど… σ( ̄、 ̄=)ンー…)に企画趣旨のようなことを書いているので再掲する。
――懐かし系のたべもの屋をめぐるのが好きで、せっかくだからとこのブログを始めたわけだが、厳密にいうとこれまで取り上げてきたお店のほとんどは自分にとって懐かしくない。
どういうことか。
現在の主な活動エリアである北多摩北部、すなわち西武線沿線に、若いころほとんど縁がなかった。当然、飲食をしたこともない。
なので、お店そのものに思い出があるわけではなく、「こういうお店、懐かしい」なのであって、「このお店、懐かしい」ではない。
せっかくならば、「このお店、懐かしい」もときどき尋ねてみたいと思った。――
ということで、7カ月のインターバルを経て復活のシリーズ2回目は、有名店「中野大勝軒」。

1951(昭和26)年創業。いまや全国にのれんが広がる「大勝軒」の源流。“ラーメンの神様”故 山岸一雄氏が在籍時に考案したといわれる、つけそば(つけ麺)発祥の店。――それが「中野大勝軒」。

1980年代後半、僕らは中野に住んでいた。正確には、最寄り駅は地下鉄丸ノ内線・新中野。さらに言うと住所は中野区ではなく杉並区和田だったが、JR中野駅は十分徒歩圏内だった。

休日にはよく歩いて「大勝軒」に食べに行った。そのまま中野ブロードウェイの古本屋に足を延ばしたりもしたかな… と。中野はいろいろ思い出のある街。
当時、最も多く食べたラーメンがこのお店だった。

30年ぶり… というわけではなく21世紀に入ってからも2回ほど訪れてはいる。それで学習したのは、若いころよく食べていたつけそばは味が濃くておじさんにはちょっとキビシイということ。
なので、つけそば回避、ただし昔の定番“肉入りつけそば”路線を踏襲して、チャーシューメンを券売機で探す。
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で、驚くことに新発売というみそらーめん以外にも、とんこつとかこってりとか、大勝軒とは思えない文字が踊ってる。
戦後の中華そばの発展を支えた伝統の味一本では立ち行かないということか…?

そういえばスタッフは中国語? を話す双子のようにそっくりな2人の若者。
変わっていないのは逆L字形カウンター席のみの狭い店内のレイアウトだけ…?

さて、チャーシューメン780円(意外に安かった)は、チャーシューが3枚。
つけそばだとこれが短冊サイズにカットされる。

コンビーフのようにほぐれる肩ロースのチャーシューは、やっぱりおいしい。

うどんのようだと当時言われた、もちもちの太麺も健在。節系のだし。

雑な僕の記憶中枢の判断によれば、味は昔のまま変わってないんじゃないかな。
懐かしゅうございました。

調味料セットと、謎の揚げ玉
上記のシリーズ第1回記事のシメに“次回は中野か高田馬場を検討中”と書いている。
そう書いたのは覚えていなかったが、実際こうなっているということはちゃんとビジョンとか組み立てとか、あるのかねぇ…?(←聞くな \( ̄ー ̄;) )
ということで次回予告、高田馬場のピリ辛マーボーメン。

[DATA]
中野大勝軒
東京都中野区中野3-33-13
http://taishoken.net/
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=Bx51eegLTY8


◆ 猫写真はこちら その1 その2 ◆