吉祥寺の隠れ里で、失敗失敗… 【大鵬本店】
2018.11.22
今日はヒマなので遠出しようと思ったが、途中でパラパラ降ってきて吉祥寺に緊急避難。
あるお店にしばらく行っていないことを思い出し、そちらで昼ごはんを食べることにした。
が、しかし… Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン!!

最近、この負のスパイラルに陥っているような…
まあ、さっき思い付いて来てみただけなので、切り替え、切り替え。
パルコ裏の路地、「Funky」と「カルディ」の間に、ぜんぜん吉祥寺らしくないが、ある意味吉祥寺を代表するお店がある。

“隠れ家造りの癒しの里”のキャッチコピーで知る人ぞ知る居酒屋「大鵬本店」。

入り口の木戸から玄関までは狭く長いアプローチで社殿欄干か木橋のようなつくりに絨毯が敷かれ、入りづらいことこの上ない。
まさに看板に偽りなしで、隠れ家感満載。

格子戸を開けると、ベテラン風おばちゃん店員が、「この先、池の前に席がございます」と。
池… ( ̄ー ̄?)…??

再び絨毯敷きの橋を進むと、右手に水音。池というか細長い水たまりがあり、通路の左手が古民家風? 山小屋風? の一室で、テーブルが4卓。
なにしろ隠れ家造りだけあってお店の全体像はつかみようがなく、このスペースだけが今回の僕の世界ということになる。

通路の向こう、ライトアップしてあるところが“池”
お客さんは端のテーブルに1人のみで、僕は反対端のテーブル席に。
どこかほかの部屋から聞こえてくる小さい子ども連れグループの声と、BGMの琴の音。お店の人の気配もなく、没交渉な感じの先客の存在を無視すれば、1人の世界。まさに隠れ家。
思い返せば、そのときすっかりくつろいじゃったのが敗因だったと思う。

物静かな感じの意外に若い男性が注文をとりに来た。
あとで品書きを見ると、天丼1030円とか会席1060円とか大漁丼1080円とか、魅力的なメニューはいろいろあるにもかかわらず、なぜかパッと目に入ったジャンボチキン定食980円を頼んでしまっていた。

カツ系の定食4品がすべて同額でこれのみ“ジャンボ”と付くという、そのオトク感というか、貧乏性をつつかれるというか、頼まずにはいられない強迫観念にとらわれていたようなのだ。

HPの会社概要によれば、1967(昭和42)年創業の50年企業。
僕は1980年代前半に1度入ったことがあるが、オニオンスライスを頼んだこと以外何も覚えていない。
以前は吉祥寺に数店あって“本店”だったが、いまはここだけのもよう。現在、系列店として武蔵小金井北口の「ハンバーグレストラン 葦」「うどん・そば 白樺」を運営している(「ごはん処 しなの」は閉店)。

ジャンボチキン到着。
カツを目測して… 微妙。食べきれるかどうか、ビミョー… ( ̄ー ̄i) タラー…
写真では、レモンやらレタスやらソース瓶やらをスケール代わりにサイズを想像していただければと思うが、僕はこんなでかいカツは初めて見た。
こういうのはスピード勝負である。満腹中枢とのマッチレース的な。
いつもそうだが、カツは右から取りかかる。最初の3切れを一気に食べ、半分を過ぎたような気になった。残りは2切れ。そこで下手に余裕が生まれ、茶碗蒸しに手を付けたりしてよけいな時間をかけたのがいけなかった。
残りの2切れ、よく見れば前半の3切れの倍近いサイズである。厚みもある。口いっぱいにほおばっても1切れ4口分もある。
残りの2切れと書いたがそれも同列ではなく、最後に残った左端が最強のまさしくラスボスであった。
ここで私は冷静にこのものを眺めてみて、これ1切れでやや小ぶりなチキンカツ1枚ぐらいのサイズがあることに気づいたのである。
いやー、まいりました。

一応完食しました… の証拠写真
これは完全に失敗体験である。
味は悪くないし、付け合わせの種類や食後にデザート、コーヒーも付き、コスパは抜群。ハコも十分楽しめる。
ただ、おじさん的には、もっと年相応な、上に挙げたような魚系などを注文すべき。
お店のせいでなく、そのへん自爆的に失敗。
逆にいえば、若い人には超オススメ。吉祥寺の穴場ランチスポットである。

LINEで写真を送ったら、相方に呆れられた (*- -) …
「なぜ学習しない!? 今夜はごはん抜いてください」

[DATA]
大鵬本店
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-7-7
http://tai-ho.jp/
[Today's recommendation]

https://youtu.be/kd1xYKGnOEw
https://www.youtube.com/watch?v=yj1px8z2YCU


◆ 猫写真はこちら その1 その2 ◆
今日はヒマなので遠出しようと思ったが、途中でパラパラ降ってきて吉祥寺に緊急避難。
あるお店にしばらく行っていないことを思い出し、そちらで昼ごはんを食べることにした。
が、しかし… Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン!!

最近、この負のスパイラルに陥っているような…
まあ、さっき思い付いて来てみただけなので、切り替え、切り替え。
パルコ裏の路地、「Funky」と「カルディ」の間に、ぜんぜん吉祥寺らしくないが、ある意味吉祥寺を代表するお店がある。

“隠れ家造りの癒しの里”のキャッチコピーで知る人ぞ知る居酒屋「大鵬本店」。

入り口の木戸から玄関までは狭く長いアプローチで社殿欄干か木橋のようなつくりに絨毯が敷かれ、入りづらいことこの上ない。
まさに看板に偽りなしで、隠れ家感満載。

格子戸を開けると、ベテラン風おばちゃん店員が、「この先、池の前に席がございます」と。
池… ( ̄ー ̄?)…??

再び絨毯敷きの橋を進むと、右手に水音。池というか細長い水たまりがあり、通路の左手が古民家風? 山小屋風? の一室で、テーブルが4卓。
なにしろ隠れ家造りだけあってお店の全体像はつかみようがなく、このスペースだけが今回の僕の世界ということになる。

通路の向こう、ライトアップしてあるところが“池”
お客さんは端のテーブルに1人のみで、僕は反対端のテーブル席に。
どこかほかの部屋から聞こえてくる小さい子ども連れグループの声と、BGMの琴の音。お店の人の気配もなく、没交渉な感じの先客の存在を無視すれば、1人の世界。まさに隠れ家。
思い返せば、そのときすっかりくつろいじゃったのが敗因だったと思う。

物静かな感じの意外に若い男性が注文をとりに来た。
あとで品書きを見ると、天丼1030円とか会席1060円とか大漁丼1080円とか、魅力的なメニューはいろいろあるにもかかわらず、なぜかパッと目に入ったジャンボチキン定食980円を頼んでしまっていた。

カツ系の定食4品がすべて同額でこれのみ“ジャンボ”と付くという、そのオトク感というか、貧乏性をつつかれるというか、頼まずにはいられない強迫観念にとらわれていたようなのだ。

HPの会社概要によれば、1967(昭和42)年創業の50年企業。
僕は1980年代前半に1度入ったことがあるが、オニオンスライスを頼んだこと以外何も覚えていない。
以前は吉祥寺に数店あって“本店”だったが、いまはここだけのもよう。現在、系列店として武蔵小金井北口の「ハンバーグレストラン 葦」「うどん・そば 白樺」を運営している(「ごはん処 しなの」は閉店)。

ジャンボチキン到着。
カツを目測して… 微妙。食べきれるかどうか、ビミョー… ( ̄ー ̄i) タラー…
写真では、レモンやらレタスやらソース瓶やらをスケール代わりにサイズを想像していただければと思うが、僕はこんなでかいカツは初めて見た。
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こういうのはスピード勝負である。満腹中枢とのマッチレース的な。
いつもそうだが、カツは右から取りかかる。最初の3切れを一気に食べ、半分を過ぎたような気になった。残りは2切れ。そこで下手に余裕が生まれ、茶碗蒸しに手を付けたりしてよけいな時間をかけたのがいけなかった。
残りの2切れ、よく見れば前半の3切れの倍近いサイズである。厚みもある。口いっぱいにほおばっても1切れ4口分もある。
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残りの2切れと書いたがそれも同列ではなく、最後に残った左端が最強のまさしくラスボスであった。
ここで私は冷静にこのものを眺めてみて、これ1切れでやや小ぶりなチキンカツ1枚ぐらいのサイズがあることに気づいたのである。
いやー、まいりました。

一応完食しました… の証拠写真
これは完全に失敗体験である。
味は悪くないし、付け合わせの種類や食後にデザート、コーヒーも付き、コスパは抜群。ハコも十分楽しめる。
ただ、おじさん的には、もっと年相応な、上に挙げたような魚系などを注文すべき。
お店のせいでなく、そのへん自爆的に失敗。
逆にいえば、若い人には超オススメ。吉祥寺の穴場ランチスポットである。

LINEで写真を送ったら、相方に呆れられた (*- -) …
「なぜ学習しない!? 今夜はごはん抜いてください」

[DATA]
大鵬本店
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-7-7
http://tai-ho.jp/
[Today's recommendation]

https://youtu.be/kd1xYKGnOEw
https://www.youtube.com/watch?v=yj1px8z2YCU


◆ 猫写真はこちら その1 その2 ◆