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レトロ中華の新機軸? 【境軒】

2018.10.15

 西武多摩川線・新小金井駅西口駅前に「新小金井西口商店街」という古い商店街がある。
小金井市商工会のホームページによると、商店会が結成されたのは昭和42(1967)年。


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駅自体が地味である。
新小金井駅の2017年度の1日平均乗降人員は3780人で、西武鉄道全92駅中80位。下位に入るのは山間部か娯楽施設用の駅のみ(正丸・武蔵横手・西吾野・芦ヶ久保・東吾野・吾野・遊園地西・横瀬・西武遊園地・競艇場前・高麗・西武園)であり、都市部の駅としては西武鉄道で最下位ということになる(西武鉄道 駅別乗降人員参照)。
なので商店街もコンパクトにまとまって穴場感があり、いい感じに古びており、昭和の商店街好きにはたまらない風情を醸し出している。


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この商店街そのものといったたたずまいの中華料理店「境軒」。外壁に暖簾、玄関マット、看板の文字… と、全体に赤系のくすんだ色調がレトロチック。
が、近づいてみるとスタンド看板に別世界が…。


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○○キャラ系とかいうのかな、タンメンと肉まんを推している。©小林たけしって、どなた…?


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店舗物件と看板コンセプトの乖離がはなはだしくクラッとくるが、肉まんがホシノ天然酵母使用の自家製というあたりも、違った意味で意外な感じ。


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店内は、テーブル4卓(15席)、カウンター4席。先客はなし。
50前後? と意外に若く、立松和平系というか暁伸系というか、いかにも人のよさそうな店主1人で回しているもよう。
“当店の推めん”野菜たっぷりタンメン650円を注文。


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提供まで12~13分と意外に時間がかかった。
やって来たタンメンは、思っていたのとちょっと違った見た目である。
野菜たっぷりだが、肉が入っていない。肉はないが、カボチャがのる(笑)。


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たっぷり野菜の内容は、キャベツ、モヤシ、ニラが炒めてあり、そこにゆでたニンジンとカボチャをトッピング。ほかにマッシュルームというのもおもしろい。
けっこうオイリーで塩気もストレートにくるので、野菜はどんどん食べられる。


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麺は最初、ヌルッとした食感で、ゆですぎかな… と思ったが、芯が残っている。むしろ伸びにくい。
やや灰色がかっていて、ホシノ天然酵母の件もあるので、意外にこだわりの自家製麺なのかも。


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お父さんの代から50年続くそうだ。商店会黎明期からということになる。
でも表の看板は、2代目のセンス以外のなにものでもない。
で、あとで気づいたんだが、カボチャはハロウィン企画的な…?


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[DATA]
境軒
東京都小金井市東町4-20-3





[Today's recommendation]


https://www.youtube.com/watch?v=NOG3eus4ZSo



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