○○フライ定食もワンコイン…!? ―1CLシリーズ⑰ 【まるけん食堂】
2019.09.17
吉祥寺で買い物をしたあと、昼ごはん。
このへんで安いお店といえば…? という考え方をするようになっている。いつしか。
思い出したのが「まるけん食堂」。
メニュー情報をググってみる。

こういうとき自分のブログをググるのが手っ取り早いということに、最近まで気づいていなかったという ウーム…(〃 ̄ω ̄〃ゞ
(自分のブログで)調べてみると、各種定食が420~650円。500円以内も多数。
ちょうど1年前の情報。
街外れとはいえ都内有数の繁華街とは思えない価格設定である。

西友の裏(五日市街道側)の向かいに見える末日聖徒イエス・キリスト教会の道を入る。
女子大通りにぶつかる角地のマンション1階。

表に掛かっているホワイトボードを見ると、さっき調べて食べようと思ったものがたまたま値上げしている。
カキフライ定食が20円上がって、それでも500円だ。

4人掛けテーブルが1つ、テーブル2卓くっつけた8人席、壁に面した2人席という構成なので、1人客が4人入れば満席というちょうど4人目。
8人テーブルのビミョーな位置に座る。以後入ってくるお客は相席ということになる。

狭い店なので、先客の数および配置によって最適な座る席を瞬時に判断しなければいけないという緊張感が、入るときにある。


なぜカキフライにしたかというと、定食屋の定番メニューとしては高級感があるから。
フライ関係の中でも、ほかはあってもカキフライ定食500円って、あまり聞かない気がするのだ。
まあ、僕自身はカキフライ大好きで20個ぐらい食べないと満足できないので、ふだん外で食べることはあまりないんだが。

カキフライは4つ。
サイズはまあまあで、しっかり味も濃い。

みそ汁(豆腐とワカメ)とお新香が付いて、かつ、フライの付け合わせ関係がなにげに細やかなのがうれしい。

500円の献立組み立てとは思えないのは、これが企業のマーケティング戦略等ではなく、いってみればボトムアップ的に決まってきているからだと思う。

本当のことを言うと、お店の人とご近所談議をしてみたい。昔、同じ町内に住んでいたわけだから。
でも、お客の出入りが途切れず、なかなかそういう機会が訪れないまま過ぎてしまうのだ。

[DATA]
まるけん食堂
東京都武蔵野市吉祥寺東町1-6-14
[Today's recommendation]



https://youtu.be/Cc1QzIWWIrc
吉祥寺で買い物をしたあと、昼ごはん。
このへんで安いお店といえば…? という考え方をするようになっている。いつしか。
思い出したのが「まるけん食堂」。
メニュー情報をググってみる。

こういうとき自分のブログをググるのが手っ取り早いということに、最近まで気づいていなかったという ウーム…(〃 ̄ω ̄〃ゞ
(自分のブログで)調べてみると、各種定食が420~650円。500円以内も多数。
ちょうど1年前の情報。
街外れとはいえ都内有数の繁華街とは思えない価格設定である。

西友の裏(五日市街道側)の向かいに見える末日聖徒イエス・キリスト教会の道を入る。
女子大通りにぶつかる角地のマンション1階。

表に掛かっているホワイトボードを見ると、さっき調べて食べようと思ったものがたまたま値上げしている。
カキフライ定食が20円上がって、それでも500円だ。

4人掛けテーブルが1つ、テーブル2卓くっつけた8人席、壁に面した2人席という構成なので、1人客が4人入れば満席というちょうど4人目。
8人テーブルのビミョーな位置に座る。以後入ってくるお客は相席ということになる。

狭い店なので、先客の数および配置によって最適な座る席を瞬時に判断しなければいけないという緊張感が、入るときにある。


なぜカキフライにしたかというと、定食屋の定番メニューとしては高級感があるから。
フライ関係の中でも、ほかはあってもカキフライ定食500円って、あまり聞かない気がするのだ。
まあ、僕自身はカキフライ大好きで20個ぐらい食べないと満足できないので、ふだん外で食べることはあまりないんだが。

カキフライは4つ。
サイズはまあまあで、しっかり味も濃い。

みそ汁(豆腐とワカメ)とお新香が付いて、かつ、フライの付け合わせ関係がなにげに細やかなのがうれしい。

500円の献立組み立てとは思えないのは、これが企業のマーケティング戦略等ではなく、いってみればボトムアップ的に決まってきているからだと思う。

本当のことを言うと、お店の人とご近所談議をしてみたい。昔、同じ町内に住んでいたわけだから。
でも、お客の出入りが途切れず、なかなかそういう機会が訪れないまま過ぎてしまうのだ。

[DATA]
まるけん食堂
東京都武蔵野市吉祥寺東町1-6-14
[Today's recommendation]



https://youtu.be/Cc1QzIWWIrc
吉祥寺の街はずれに60年 【まるけん食堂】
2018.09.11
ブログタイトルに昭和と付いているが、特に昭和(1926.12.25~1989.01.07)という年代に強くこだわっているわけではない。
その時代の空気感や人間性のようなものを思い出させる(忘れさせない)場所や事柄にアクセスし続けたいと願っているわけで。
昭和時代に存在したということを考えれば、いちおう創業30年が目安となるが、昨日今日できたところでも当然、いいお店はたくさんある。
いまさら、言い訳じゃないが。
言い訳か… ( ̄▽ ̄;)アハハ

ところで、吉祥寺という街(武蔵野市吉祥寺 本町・東町・南町・北町、三鷹市井の頭公園・御殿山の一部と規定)に限っては、このブログは文字どおり昭和になっている。偶然である。
これまで吉祥寺のお店を11店取り上げているが、おそらくいちばん新しいのが1985年オープンの「武蔵野文庫」。

吉祥寺東町の「まるけん食堂」も、知る人ぞ知る昭和食堂。
知る人ぞ知るとは、知らない人は知らないという意味だが、同じ吉祥寺東町に住んでいたことのあるワタクシ、最近まで知りませんでした。

女子大通りに面したマンションの1階(お店自体は、ちょっと脇道に入る)。Googleマップで距離を測ると、僕のアパートと直線距離で300m。知らなかったでは済まされないなぁ… ( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ

外から店内の様子が見える。常連客が多そう、相席必至っぽい、この2点から、気になりつつも気軽にのれんをくぐることのできないお店である。
たまたま通りかかったタイミングでお客さんが1人しか認められなかったので、思い切って入ってみた。

思ったよりも狭い店内。4人テーブル1つ、テーブル2つくっつけた8人席、壁に面した2人席の、合計14席。
壁の品書きを見て、焼肉定食650円って安いなぁ… とそれを頼んだんだが、あとで見返すとお店最高値であった w( ̄▽ ̄;)wワォッ!!

で、店内のホワイトボードが謎。

420円で、コロッケ(2個)からナスイタメまで8品。単品でそれは高いかも… と思えば、ちゃんと横に“1品210”と書いてある。つまりこの420円8品は定食と結論づけられるわけである。
ところがこれ、コロッケ(2個)、メンチカツまではわかる。安いと思う。その横、マカロニサラダ。…ん? 生アゲ煮、冷ヤッコ、ピーマンイタメ。…ん、ん??
マカロニサラダ定食や冷ヤッコ定食ということかなぁ…。それはちょっとイメージしづらいので、420円で高いのか安いのかわからなくなった(笑)。

焼肉定食は、メインの焼肉の皿、たくあん2切れ、みそ汁、とシンプルな見た目。
提供前に厨房からショウガをおろす音が聞こえていたが、仕上げにたっぷりのおろしショウガがかかっている。味付けはしょうゆメインで甘さはあまり感じない。しっかりソテーしてあって香ばしい豚肉に生のおろしショウガがよく合い、食が進む。
みそ汁もそうだが、よけいなうま味のないシンプルで好きな味付け。ボリュームもあって、コスパは抜群によい。

目の前の棚に古い写真が飾ってある。
“中華そば まるけん”の看板。
「中華屋さんだったんですか?」とお店のおかあさんに聞いてみた。
「そうなんですよ。この場所で、向きも同じ。もうすぐ60年になります」

同じ東町に住んでいたことがあると言ったら、ちょっとやりとりしただけですぐに場所を当てられた。
創業60年と在住歴4年の差は大きい。
定食の品書きの謎も、60年の積み重ねゆえ、ということかな…。

[DATA]
[DATA]
まるけん食堂
東京都武蔵野市吉祥寺東町1-6-14
[Today's recommendation]

https://youtu.be/5IsSpAOD6K8


ブログタイトルに昭和と付いているが、特に昭和(1926.12.25~1989.01.07)という年代に強くこだわっているわけではない。
その時代の空気感や人間性のようなものを思い出させる(忘れさせない)場所や事柄にアクセスし続けたいと願っているわけで。
昭和時代に存在したということを考えれば、いちおう創業30年が目安となるが、昨日今日できたところでも当然、いいお店はたくさんある。
いまさら、言い訳じゃないが。
言い訳か… ( ̄▽ ̄;)アハハ

ところで、吉祥寺という街(武蔵野市吉祥寺 本町・東町・南町・北町、三鷹市井の頭公園・御殿山の一部と規定)に限っては、このブログは文字どおり昭和になっている。偶然である。
これまで吉祥寺のお店を11店取り上げているが、おそらくいちばん新しいのが1985年オープンの「武蔵野文庫」。

吉祥寺東町の「まるけん食堂」も、知る人ぞ知る昭和食堂。
知る人ぞ知るとは、知らない人は知らないという意味だが、同じ吉祥寺東町に住んでいたことのあるワタクシ、最近まで知りませんでした。

女子大通りに面したマンションの1階(お店自体は、ちょっと脇道に入る)。Googleマップで距離を測ると、僕のアパートと直線距離で300m。知らなかったでは済まされないなぁ… ( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ

外から店内の様子が見える。常連客が多そう、相席必至っぽい、この2点から、気になりつつも気軽にのれんをくぐることのできないお店である。
たまたま通りかかったタイミングでお客さんが1人しか認められなかったので、思い切って入ってみた。

思ったよりも狭い店内。4人テーブル1つ、テーブル2つくっつけた8人席、壁に面した2人席の、合計14席。
壁の品書きを見て、焼肉定食650円って安いなぁ… とそれを頼んだんだが、あとで見返すとお店最高値であった w( ̄▽ ̄;)wワォッ!!

で、店内のホワイトボードが謎。

420円で、コロッケ(2個)からナスイタメまで8品。単品でそれは高いかも… と思えば、ちゃんと横に“1品210”と書いてある。つまりこの420円8品は定食と結論づけられるわけである。
ところがこれ、コロッケ(2個)、メンチカツまではわかる。安いと思う。その横、マカロニサラダ。…ん? 生アゲ煮、冷ヤッコ、ピーマンイタメ。…ん、ん??
マカロニサラダ定食や冷ヤッコ定食ということかなぁ…。それはちょっとイメージしづらいので、420円で高いのか安いのかわからなくなった(笑)。

焼肉定食は、メインの焼肉の皿、たくあん2切れ、みそ汁、とシンプルな見た目。
![]() | ![]() |
提供前に厨房からショウガをおろす音が聞こえていたが、仕上げにたっぷりのおろしショウガがかかっている。味付けはしょうゆメインで甘さはあまり感じない。しっかりソテーしてあって香ばしい豚肉に生のおろしショウガがよく合い、食が進む。
みそ汁もそうだが、よけいなうま味のないシンプルで好きな味付け。ボリュームもあって、コスパは抜群によい。

目の前の棚に古い写真が飾ってある。
“中華そば まるけん”の看板。
![]() | ![]() |
「中華屋さんだったんですか?」とお店のおかあさんに聞いてみた。
「そうなんですよ。この場所で、向きも同じ。もうすぐ60年になります」

同じ東町に住んでいたことがあると言ったら、ちょっとやりとりしただけですぐに場所を当てられた。
創業60年と在住歴4年の差は大きい。
定食の品書きの謎も、60年の積み重ねゆえ、ということかな…。

[DATA]
[DATA]
まるけん食堂
東京都武蔵野市吉祥寺東町1-6-14
[Today's recommendation]

https://youtu.be/5IsSpAOD6K8

