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築地で洋食 【東都グリル 築地魚河岸店】

2022.12.22

 前記事の続きで、築地場外市場。

数日前のテレビニュースで年の瀬の様子を伝えており、行ってみたくなった。
混雑を避けるためと称して年末詣をしている前記事と真逆のことを書くようだが、年の瀬の賑わいが好きだ。というか、“市”が好き。
べったら市、花園神社の酉の市、歳の市…。
思うに、苦手なのは人混みではなく、行列。


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13時15分、現地で待ち合わせ。
先に着いていた相方から「外人含む観光客だらけでげんなり」とLINE。
実際、そのとおりだった。


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築地場外の位置を正確に把握していなかったが、行ってみると、昔、友人のNWKさんと来たことあったなぁ… と。すし食べたかもしれないなぁ。
あれは何だったんだ? ( ̄∇ ̄; アリャ?


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もともと中央市場周辺の水産物商街という成り立ちから、安くていいものを商っていそうなイメージだが、決して安くない。
食べ物屋にしても、名物? 海鮮丼はどこもバカ高かったり、立ち食い寿司などと形こそやっちゃばスタイルだが扱うネタはマグロとサーモンメインとモノ的にもアレだったり。
外国人と子ども相手の観光地という印象を拭えず、歳の市の要素は希薄なのであった。


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人混みに押し出されるように行き着いたのが「築地魚河岸」。
海産物店などが入居する施設で、すいていたので緊急避難的に逃げ込んだ感じで(笑)。


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ここの3Fはフードコートになっているもよう。


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出かける前にネットでチェックしてあった名前が店舗一覧に並んでいる。
もちろん本店ではない簡易版だろうけど、見るだけ見てみようか。


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※「築地魚河岸」は1Fは撮影禁止、3Fフードコートも店ごとに対応が違っていそうなので、撮影は都度確認したほうがよさそうです


フードコート内も意外にすいている。
奥には“ゆったり席”という個室的な席もある。


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1時半を回っていることだし、もうここでいいかぁ… となったのでありました ( ̄- ̄;)ンー


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築地ですし… は、ありきたりというか、いまひとつ惹かれるものがない。
有名チェーンのおおもとだったりして、イロモノめいた浮薄なイメージもあり。


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築地は東京における西洋レストラン発祥の地といわれ、洋食の歴史も深いらしい。
フードコートではあるが、ここはひとつ通っぽく(笑)洋食ということで、「小田保」と「東都グリル」に二手に分かれて買いに行く。
が、小田保はご飯終了で料理単品のみとのことで、結局東都グリルで2品になった。


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頼んだのはオムライスとミックスフライ定食。


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見た目も大事なオムライス。
ケチャップのかけ方にひと手間かけた感じがあって、いいね👍


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鶏肉は入っていなかったと思うので、チキンライスではなくケチャップライス? にはタマネギとピーマン、ベーコンが少々。
卵はほどよく火が通ったふんわりした仕上がり。


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ミックスフライ定食は、エビ、アジ、ホタテ、マグロ×2。
普通ならヒレカツやメンチカツとなりそうなところ、マグロ・マグロと、さすが築地というオール魚介のラインアップ。


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みそ汁やお新香こそショボいが、メインのフライはさすがに仲買人御用達的な?
ネタの鮮度がよく、フードコートのレベルではないなと感じる。


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タルタルソースや付け合わせのナポリタンもノスタルジックでよい。
1963年創業という本店にも興味が湧くというもの。


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食べ終わって、ふとスマホで調べてみると「東都グリル」本店はすぐ近くのようなので、見に行ってみた。


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地下のお店で店内の様子はわからないが、入り口のショーケースなど、非常にいい雰囲気。
場外の外れというような位置で、もしかしたら昼どきでも並ばずに入れたんじゃないかと、少しもやもやとなった。

(つづく)


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[DATA]
東都グリル 築地魚河岸店
東京都中央区築地6-26-1 築地魚河岸 小田原橋棟3F
https://www.tsukiji.or.jp/shoplist/cat-d/cat-14/531/
https://twitter.com/totogrill2kiji





[Today's recommendation]


https://youtu.be/m-M1AtrxztU



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次号予告


青春探訪シリーズ 【キッチンブン】

2022.12.01

 前記事の続きというか時系列ではこっちが先だが、不定期連載“青春を懐かしがる”シリーズ「花蓮」「大王ラーメン」などを参照ください)

街歩きが好きで都心を歩きたいが、日曜だと人が多くコロナ禍でほとんど出かけられずにいる。平日の午後ならどうか… ということになった。
比較的調整の利く木曜日、地下鉄東西線の早稲田駅で待ち合わせ。


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が、予報が外れて雨がぱらついている。
まず昼ごはんかな。食べてるうちにやむかもしれないし。


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早大正門と大隈講堂の間を通って都電早稲田駅に向かうカギ道の商店街・大隈通り。


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昔から大学の周りは飲食店だらけだったが、人によって出没エリアは決まっており、僕はこの大隈通りが多かった。いまはすっかり寂れ、昔の店も残っていない。


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寂れた商店街で唯一? 順番待ちができている「キッチンブン」(奥左側)


…と思っていたんだが、いちばん多く入った洋食店が残っているらしいことに最近気づいた。


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なぜ最近まで気づかなかったかというと、そもそもめったに行くことのない場所というのもあるが、店舗が建て替えられていたうえ、困ったことに店名を覚えていなかったから r( ̄_ ̄;)


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左の赤い庇テントが「ボンマルシェ」。2006年に閉店しているが店舗はそのまま残っているので、位置関係が把握できる


店名は忘れても有名店「ボンマルシェ」の隣という場所は覚えており、数年前に通りかかったとき、その位置の店に“オープン40周年”みたいな張り紙がしてあった。
その場所で40年なら間違いないのである。


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当時は鉄板焼きみたいなのばかり食べていたような気がするが、ちょっと調べているときに見つけたハンバーグスパゲッティーというものがビジュアル的にあまりにも魅力的で、それを頼む。
もう1品はポークソテー。


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当時のエピソードを一つ――

タモリのマドンナは吉永小百合かもしれないが、僕らの時代は石井めぐみだった。
“トミーとマツ”で人気絶頂の女優 石井めぐみさんをキャンパスで見かけたことがあるが、当時の男子は声をかけるでもなくただ後ろをぞろぞろと(笑)。やがて見失い、「やれやれ、メシでも食いに行くかー」と適当に入ったお店に、彼女はいた。
その店というのが「キッチンブン」。
小さい店なのでさすがに緊張したものだ (・Θ・;)アセ


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ハンバーグスパゲッティーは、ナポリタンの上にハンバーグがのったもの。
カリオストロの例のアレを思わせるビジュアルが、たまりません。


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ナポリタンの麺自体は細めのパスタで、モチモチというよりパツパツ。
ゆで上げかもしれず、喫茶店系B級グルメとは一線を画す感じ。


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しかしソースはしっかり甘いケチャップ味で、ちゃんと昭和してる。
ハンバーグはなんかいろんなことが思い出せそうな懐かしいお味でした。


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ポークソテーは熱々の鉄板にソースがじゅうじゅうになって出てきた。みるみる端から焦げて立ち上る香りがいい。
ナポリタンとは違ってすっきりめのドミグラスソースだ。


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「ずっとここでやられてます?」と、いちおう聞いてみた。
「はい。やってますよ、43年」とお店の奥さん。


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ご近所のおばちゃん風のお客とずっとおしゃべりしてて、“黙食”はどうなった!? と突っ込みたくなるくらい話し好きな方のよう。
学生風にも元学生風にも満遍なく声をかけている。
そんなお店。


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「1980年ごろ、よく入ってました」
「それじゃ、ほんと最初のころね」と奥さん。「あのころはみんな若かったよね」
「はは…」と、なぜかウケてる厨房のご主人。


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そりゃ、そっくり40年分スライドしてきているわけだから。
まだ若いつもりでいてもこういう場所に来るとごまかしが利かないことを思い知らされた、青春探訪。


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結局、しとしと雨は降り続き、散策は諦め神田川から甘泉園・水稲荷神社(前記事)を通って早稲田通りに上り、そのまま高田馬場駅へ


[DATA]
キッチンブン
東京都新宿区西早稲田1-8-20





[Today's recommendation]


https://youtu.be/1A0-2dfil88


https://youtu.be/e4WSUq9P64c



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とっくに若くなく… 【ニューバーグ】

2021.11.28

 先週、久々に都心を歩いて非常に楽しかった。
味を占めたワタシは今朝、面白そうな散策コースを思い付き、話してみると、「そのコースじゃ、いまから出掛けても遅いんじゃないですか?」と。
たしかにもう9時近かったし、そのコースは4~5時間はかかりそうだ。

すぐに修正の利くワタクシ。
「昔、住んでたあたり、歩いてみる?」

昔住んでいたあたりとは、結婚したばかりのころ1年ちょっと住んでいた丸ノ内線 新中野駅あたり。
西武新宿線の新井薬師前駅から中野経由で新中野へというざっくりした計画で、そのあとどうするかは成り行きで。


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新井薬師 梅照院

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昭和新道 中野駅南口

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昔入ったことがある「中野大勝軒」と「いさわ」(閉店)

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鍋屋横丁(鍋横)。中野通りのちゃんぽん「球磨」は昔、鍋横にあった

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杉並区和田


上の写真の左奥の賃貸マンションに住んでいた。
道を挟んで右側は中野区本町。
相方がよくイシ○のミー○ボールを買っていたマンション斜向かいの「デイリーヤマザキ」は、最近まで残っていたが、今日行ってみると訪問看護ステーションに変わっていた。
そういう業態は35年前は存在しなかったと思う。

それだけに、マンションは名前もそのまま、外壁の様子などもきれいなままに残っているのはすごいことだと思った。


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和田帝釈天

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妙法寺参道入り口


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妙法寺


ここまではだいたい予定のコースだが、この先は白紙である。
時刻は11時45分。
とりあえず、腹が、減った……


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「ホープ軒本舗 杉並店」は環七通り高円寺陸橋近くにあった


せっかくだから昔入ったお店で食べたいが、覚えているのは「ホープ軒」(「ホープ軒本舗 杉並店」)ぐらいで、2017年に閉店している。まあ、残っていたとしても夜のみ営業だったんだけど。
この先は高円寺で、あまり縁のない街。

いや、一つだけ、昔なじみのたべものがある。
イ○イのミート○ールからの連想もあったかもしれない (〃 ̄ω ̄〃ゞ


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セントラルロード


高円寺駅北口から西に伸びる商店街セントラルロードにあるハンバーグ専門店「ニューバーグ」。
1969年創業の老舗洋食店である。


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高円寺のこちらのお店には過去1回しか入ったことがないが、かつて吉祥寺にも出店しており、「ニューバーグ」のハンバーグは学生時代にさんざん食べたたべものなのだ。
体の半分はニューバーグの謎肉でつくられていたと言っても過言ではない。


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12時20分で先客5名ほどと予想外にすいていて、ラッキー❣
…と思っていたら、僕らのあとアッという間に席が埋まって、本当にラッキーだったみたいだ。


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昔そればかり食べていたダブルメキシカンをポチッとな。
もう1品は、Aスタンダードハンバーグ。
これで合わせて1240円と激安である。


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スタンダードハンバーグ(デミグラスソース)


あとで調べてみると前回とまったく同じ注文だったという、よくあるパターンだった。
ただし、値段は前回は1180円。


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ダブルメキシカンハンバーグ


自社工場で作られたパテはお店でいったん油で揚げ置かれ、注文が入ってから電子レンジでチンして熱したプレートにスパゲティ・温野菜と一緒にのせてソースをかけ、最後に目玉焼きを添える… といった感じ。


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ハンバーグというか、やっぱり“ニュー”バーグ。
つなぎの多いねっとりした歯応えで、肉を食べている気がしない。
昔も大豆だコーンスターチだといろいろうわさされていた。


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変わらないハンバーグの味と食感。
モチモチのスパゲティも。
フォークでいただくみそ汁 (〃 ̄∇ ̄)ノ


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それにしても、さすがにもたれた。晩ごはんまで響くくらいに。
前回は「苦には感じなかった」と書いている。「若いころの精神とシンクロすることで身体面でも消化機能が高まった、とか…」

それから4年近くたち、消化機能もその分低下していて当然ということに、いまだ気づいていないらしい。


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[DATA]
ニューバーグ
東京都杉並区高円寺北3-1-14
http://osietesite.com/gourmet/tokyo/yosyoku/niku/newburg





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/IIOJdMdS56k



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本日のゴール


青春を懐かしがる 【ビフテキ家 あづま】

2021.11.23

 22日朝のニュースでラグビー早慶戦の特集をやっていた。
そういえばワールドカップのあと生観戦したくなったが、まもなくコロナが始まってしまったんだった。見たい気持ちは2年たっても変わっていない。
早明戦は何度か見ているが、早慶戦は見たことがなかった。

「今日、ラグビー見に行こうか」
と翌日の朝食のときに切り出したのである。

ところが、チケットの手配をしようとしたら、チケットぴあは予定枚数終了と。
焦っていろいろ当たってみたが、チケット販売はネットのチケットぴあのみで、当日の早慶戦はともかく約2週間先の早明戦も完売。リセールにもワセダ絡みは引っかかりもしないのだった。
えー、ラグビーってそんな人気なの…!?

自分の学生時代はラグビーブームの頂点で、1学年上に本城・吉野・津布久の三羽烏を擁した早稲田は人気の面ではラグビー界のトップに君臨した。早慶戦や早明戦はまさにプラチナチケットだった。
あのころの熱気が戻っているとすれば、ラグビーファンでありチョイ経験者としてはうれしいことではあるが…。

「ラグビーが無理ならイチョウでも見に行こうか」と相方。
神宮外苑のイチョウ並木は秩父宮ラグビー場のすぐ近く。そこに行く気になっていただけに、ナイス提案。


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用事があるという半蔵門まで地下鉄で行き、外苑まで歩くという計画。


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半蔵門→紀尾井坂→真田堀→四ツ谷駅→若葉→鉄砲坂→信濃町駅… というコースで、絵画館に12時ちょうど。


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軟式球場を回り込んで神宮球場の外野席入り口あたりまで来ると、突如ものすごい人並みに。

「え… なにこれ!? ラグビー? 日本シリーズ?」

それはイチョウ見物に訪れたおびただしい人の群れなのでした w( ̄▽ ̄;)w


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そそくさとその場を離れ、昼ごはんを食べに「ホープ軒」へ。が、やっぱりというか長蛇の列。「もうこのあたりはダメ。新宿まで歩こう」 となったのである。

前振りと中身に一貫性がないのはそういう経緯によるもので、ご容赦願えればと。


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「新宿でお店の候補は?」
「えーと、天ぷら、じゅうじゅう焼き、とん丼、…」
「じゅうじゅう焼きかな」

ということで、北西から北へと進路を修正しつつ新宿三丁目方面へ。

「新宿末廣亭」横、じゅうじゅう焼きで有名な「ビフテキ家 あづま」は、近くのデパートでアルバイトをしていた学生時代、バイトの帰りによく入った。
前振りとお店に関連があるとすれば、キーワードは学生時代。
今回のテーマは“青春時代を懐かしがる”かな。


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末廣亭の前から外観写真を撮ろうとスマホを構えたら、お店がない。
え、閉店しちゃった? と目を凝らせば、神田松鯉の幟の向こうに小さいながらも看板はたしかにある。
近寄ってみると、看板の下には地下へ下りる階段。


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かつて1階と地下の2フロアだった「あづま」は地下だけになり、1階には別のお店が入居している。
調べてみると2019年4月にリニューアルしたらしい。


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13:20来店で満席、空き待ちとなったが、僕らのすぐあとから順番待ちはどんどん増えていったのでタイミングはよかったみたいだ。


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注文は、昔そればかり食べていたもち豚のじゅうじゅう焼き(昔“もち”は付いてなかったと思うが…)と、もう1品は店名に敬意を表す意味でビフテキに。


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15年前くらいに家族で入ったときは地下へ通され、煙がすごかったことを覚えているが、いまはもちろん全席禁煙。内装や照明も明るくなった印象で、こういう変化は歓迎である。


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まずオニオンコンソメスープ。
塩気の強い昔風の味付けが食欲を増進させる。


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じゅうじゅう焼きは、豚バラ肉とキャベツが鉄板に盛り付けられた状態で提供され、上から特製オニオンソースをかけて食べるというもの。


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ソースが熱々の鉄板に触れ、ジュージューとものすごい湯気を上げる。豚肉には火が通っているがキャベツは生で、それがいい具合に蒸し焼き状態になるという、シンプルながらよく考えられた料理である。


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ソースは昔ながらの甘みを抑えた味付けで、酢の酸味が効いてごはんがススム。


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ビフテキも熱々の鉄板にのってやって来た。パッと見、厚みもサイズ感も十分。
付け合わせの具なしナポリタンにテンション上がる。


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ナイフを入れると中はミディアムレア状態で、肉汁が多く軟らかい食感。
味は付いているが、フロアマネージャーに勧められるままにじゅうじゅう焼きのソースをかけてみれば、これまたごはんがススムススム。


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あとから入った隣のテーブルの若いカップルの男子のほうは、じゅうじゅう焼きの肉大盛りと。
昔、バイト仲間のHMは必ず肉大盛りで頼み、「HMは肉食だからなー」とからかわれていたものだ。

彼は大学1年のときの下宿仲間で、テレビのなかった僕はその年のラグビー交流試合をHMの部屋で見たことを覚えている。
それは専修大に敗れ大学選手権に進めなかったという衝撃の結末で、早稲田は人気絶頂でも実力が伴っているわけではなかったのだ。


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この日の早慶戦、勝つには勝ったが、かなりハラハラする展開だったみたいだ。
見たかったような、見なくてよかったような…。


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[DATA]
ビフテキ家 あづま
東京都新宿区新宿3-6-12 藤堂ビルB1F
https://azuma-shinjuku.owst.jp/map





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/dx7vNdAb5e4


https://youtu.be/dO6rCGUt2_A



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そろそろ幸先詣の時期かなと


RWC直前! ラグビータウンの洋食店ともう一つの国際大会 【アオヤギ】

2019.09.08

 ラグビーワールドカップ2019日本大会(RWC 2019)がまもなく開幕する。
が、個人的にはいまひとつ盛り上がりに欠けるというかピンとこないので、盛り上がっていそうな現場に行ってみることにした。
関東で“ラグビータウン”といえば熊谷だが、もっと間近なところで、いつも使う路線にもラグビーの街がある。西武新宿線の上井草駅である。


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上井草の商店街の街路灯には“WASEDA RUGBY”のフラッグが掛かっている。近くに早大ラグビー部のグラウンドがあり、商店会を上げてプッシュしているということ。


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いまは“Rugby World Cup 2019, Japan”のフラッグが掛かる上井草商店街


電車からも見える上井草と上石神井の間のゴルフ練習場のようなネットの張られた施設がそれで、去年初めてそのことを知りちょっと驚いた。早稲田ラグビーといえば東伏見グラウンドとずっと思い込んでいたからだ。

そして僕は東伏見のグラウンドでも、たぶんその上井草のグラウンドでも、ラグビーをやったことがある。


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“早稲田ラグビー_飲食店”で検索。
上井草駅前の洋食店「アオヤギ」にやってまいりました。


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接近中の台風15号の影響で湿度100%状態。僕のメガネもサンプルケースもたちまち曇る


昔の洋食レストランのような店構えで、入ってみると奥行きがあって外観以上に広く感じられる。
個人経営型ファミレスといったところ。


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あらかじめ調べてあって安くないことは知っているので、メニューを見てもビビることはない。


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驚くのはいまの体育会系大学生の財力だ。
この“ラグビー部御用達”レストランの価格設定は、僕の価値観とは倍ほどの隔たりがある。


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ライスプレートセットの“生姜焼&カニコロッケ”(ドリンクはオレンジジュース)1200円と、カツカレー1280円をオーダー。


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奥の一角は貸し切り用? に仕切りドアが付いていて、大型モニター完備。まさにワールドカップのテレビ観戦にもってこいである。
触れ込みと違って学生の姿はなく年配客が多いので(日曜だから?)、サッカー系のスポーツバーは苦手というアナタ、案外穴場かもよ。


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ライスプレートセットのプレートが、巨大 (・ω・ノ)ノ …!
デカすぎて縮尺がおかしくなるが、これでご飯はけっこう多い。ラグビー部の学生からも文句はこないだろう… というくらいに多い。


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しょうが焼きやみそ汁の味付けは濃いめかつシンプル。やはりご飯をたくさん食べる人向けに作ってある感じがする。僕はこういう味付けが大好き。


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カツカレーはさらにボリューミーだ。
カツが厚く重い。某チェーンの5倍くらい重い… ように感じる (・・;)
カレーは具がたっぷりで、洋食屋としては気取りのない素朴さが好ましい。


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値段は高いが、どちらの皿も満足度的に、わりと見合っていると思う。


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レジの横にラグビーボールが2つ飾ってある。
支払いのときガラスケースに入ったほうの写真を撮らせてもらっていると、
「あれから17年になるんですね…」とお店のおばさま。「こけら落としの試合球です」

――2002年9月15日、イギリスの名門オックスフォード大学を迎えて、早稲田大学上井草グラウンドのオープニングゲームが開催された。(お店のプレートより。ちょっと不鮮明ですが、続きは写真↓↓をご覧ください)


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逆に言うと、まだ17年。
「もともと早稲田じゃなく、民間か何かのグラウンドでしたよね?」と聞いてみる。
「はい。金融機関でした」と、おばさまの答えは明快。
僕の疑問は一挙に解消した。

僕はちょこっとラグビー経験がある。ちょこっとというくらいだからそれは挫折経験にほかならず、引きずるものがあって、大学1年のときラグビーサークルに体験入部したことがあった。おぼろげな記憶だが、それがどう考えてもこの上井草のグラウンドで、大学の施設ではないと聞かされたことを覚えていたわけである。


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もう一つのボールには“Tokyo - 東京 - 2019”と印字してある。ワールドカップの公式球かと思ったが、そうじゃない。
「ワールドカップに合わせて世界の大学がやって来るんです」とおばさま。

World University Rugby Invitation Tournament 2019は、ラグビーを通じて未来のグローバル・リーダーを育成するとともに、各国学生間の交流によってスポーツ教育の本質的な価値を世界に発信することを目的に開催される学生版ラグビー国際大会。2015年、ラグビーワールドカップ・イングランド大会に合わせて初開催されたのに続き、2回目の開催となる。
日程は9月16~23日、会場は早大上井草グラウンドほか(観戦無料)。


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ワールドカップ見に行く人、チケットとれなかった人、高くて買えなかった人(←わし)、どなたであれ、ラグビー精神の本質的価値に接する格好の機会である。ぜひ行ってみては。


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早稲田大学上井草グラウンド


ラグビータウンの発信源は、ワールドカップ直前盛り上げ情報満載だった。おかげで思いのほか記事が長くなり、東伏見グラウンド時代に触れる余裕がなくなった。
ワールドカップ招致の重責をも担った日本ラグビー界のレジェンドにまつわる個人的エピソードも、なんとか書き留めておきたいのだが…。

つづく?)


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[DATA]
アオヤギ(AOYAGI)
東京都杉並区上井草2-35-7
http://www.kami-igusa.com/shop/aoyagi





[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3




https://youtu.be/Pnz8gkSAMi8


https://youtu.be/A1zyvlkhROU


ガラパゴス化する? 都会の洋食文化 【タカセ 池袋本店】

2019.08.11

 カレンダーはあまり関係ない仕事の仕方をしているので直前まで気づかなかったが、3連休である。それどころか、お盆休みとつなげて9連休というケースも珍しくないらしい。どうりで先週やけに忙しいわけだ(笑)。

子どもも大人も夏休みということで、休みっぽいことをしてみたい。
相方さん情報によると西武池袋本店で「菓子博」というイベントを開催中。
デパートの催事というものは、僕の中ではきわめて夏休みっぽい。

昼ごはんにとテレビでよく見る街中華に行ってみたが休み。
池袋には疎いので、第二候補が浮かばない。


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「さっき通った『タカセ』でいいじゃない」と相方。「誰でも知ってる有名なお店だよ」
そんなに有名なの? と、サンシャイン中央通りを引き返す。
戻ってみても、この店、僕は知らないなぁ…。


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外観写真を撮っていると、「表口を撮ったほうがいいんじゃない?」と相方。
あ、こっちは裏口なのね、と表に回り込む。


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「あ、この店だったの? よく知ってるわ(笑)」
ようやくいろいろ結び付いたのでした。


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以前同じビルの9階にあった「レコファン」によく来ていた。
そういえばエレベーターに乗るのにも表口と裏口があった気がする。


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1920(大正9)年創業の老舗洋菓子店。
1階がパン・洋菓子販売、2階が喫茶室、3階がグリル。


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階段で3階へ。
これはこれで裏口っぽい雰囲気で、建物の古さがよくわかる(もちろんエレベーターあります)。


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「窓際は眺めがいいけど暑いかも…」と、親切なベテランウエイトレスさん。でも個室チックでよさげなので奥の窓際の張り出しに通してもらう。
いや、ちゃんと涼しいですよ。

日曜日は日替わりランチ870円はお休みということで、肉・魚料理はライス付きのセットにすると最低1230円と一気に予算案が跳ね上がる。


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ふと目に留まった洋食弁当(料理3品・サラダ・スープ付き)1200円がお得そうで、一応ご飯付きであることを確認のうえで注文。
もう1品はエビドリア(サラダ付き)920円に。


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サラダに続いてやって来た弁当のスープが、とにかく懐かしい。
キャ◯ベ◯スープを思わせる昭和というか1960’sテイストなポタージュスープ。


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ドリアというものを食べるのは35年ぶり… いや、38年くらい…?


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で、ドリアってこんなおいしかったのかと、いま初めてわかった気がする(笑)。
デミライスとホワイトソースのバランスが絶妙。熱々のびるチーズにはタバスコ必須 (^-^)ゝ


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洋食弁当の3品は、ハンバーグ・エビフライ・サーモンフライで、これも懐かしい味がする。
ウインナーとハムも付いて、なんか得した気分も。
缶詰フルーツミックスがまた、なんというか… (;^_^A


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池袋という大都会の真ん中にあって、逆に周囲から孤立して取り残され、はやりの洋食スタイルとは無縁な独自の進化を遂げてきたかのようだ。
手厚く保護すべき希少種というか、守り伝えられるべき街の財産だと思う。


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[DATA]
タカセ 池袋本店
東京都豊島区東池袋1-1-4 タカセセントラルビル1~3、9F
https://takase-yogashi.com/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/04nfZ4eWmHk


https://youtu.be/BBRPfquTDc8





 わらび粉100%の宗純餅
2019.08.11 元祖キリン堂/愛媛県宇和島市吉田町立間2-1050


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宗純餅(むねずみもち)というわらび餅(600円/300g)。


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創業55年、地下街の老舗洋食店 【バンビ 新宿サブナード店】

2019.07.14

 このところ吉祥寺ネタが多いような気がするが…。そしてこの記事がどう吉祥寺ネタなのか?
いや、僕ら世代にとって「バンビ」といえば吉祥寺だし、一昨年閉店した「シャポールージュ」こそが「バンビ」であり(看板に「旧バンビ」と入れ続けていた)…、と思ったら、同時期に都心で展開していた「バンビ」は吉祥寺の洋食店とは関係ないらしい。
なので、この記事は吉祥寺ネタではありません。失礼しました。


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そういえば「バンビ」はサブナードに昔からあった。
創業1965年。もしかしてサブナード開業(73年)当初から存在するのかも。


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休日だけに混んでいて、フレンドリーな中国系のおばちゃんのグループの後ろに並ぶ。


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お客だけでなくお店のスタッフも、料理長的な男性が日本人に見える以外、ほぼ外国人である。
近郊の個人店に入ることが多い自分にはあまり実感はないが、これが都心の標準なのかもしれない。今後この状況がいっそう進むことは確実だ。


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昨年の入管法改正により人手不足に対応することを目的として外国人の在留資格“特定技能”が創設された。これは14の特定産業分野において一定の技能を有する外国人に向けた在留資格で、産業分野別に見ても人手不足状況が特に深刻な“外食業”では、受け入れ数(5年間最大値)が“介護”60000人に次いで多い53000人と見込まれている。


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注文は、Aセット(和牛ハンバーグと海老フライ、カニクリームコロッケ)960円と、チキンステーキストロガノフライス980円。
2人で入るときはなるべく料理数が多くなる組み合わせにするという、われわれの洋食屋活用法。


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Aセット一式に続いて出されたストロガノフライスのご飯が来ないな… と思っていたら、ワンプレートで下にご飯が敷いてある。言ってみればハヤシライスにチキンソテーをのっけたようなひと皿。


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ここ1~2年で素晴らしい街の洋食屋をたくさん見つけているのでAセットのようなベーシックなメニューに特筆すべきところを見いだせないが、このストロガノフライスはおもしろい。
たまねぎの甘さとトマトの酸味で懐かし系のソース。パリパリにソテーされたチキンもおいしく、ボリューム感もある。


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あえてAセットに関していえば、海老フライとカニクリームコロッケのサイズ感に不満があるのであって、ハンバーグメインの組み立てはわかるがそれが自分の好みと合っていないというだけの話。
思ったよりコスパもよく、全体の満足度は高い。


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新宿三丁目周辺は歴史あるお店がまだたくさん残っているおもしろいエリアである。
いま、外国人労働者がこの街を支えていると言っても過言ではない。


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[DATA]
バンビ 新宿サブナード店
東京都新宿区歌舞伎町1 新宿サブナード地下街
http://www.subnade.co.jp/restaurant/detail/banbi.html





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/Dl3BHrAci0M


https://youtu.be/lzZCAw5oCw8


意外なことにガッツリ系! 【キャロット】

2019.03.24

 西荻窪の「西友」裏口ガード下から女子大通り「アテスウェイ」の交差点へ伸びる神明通りの角にある洋食店「キャロット」は、西荻特有のオシャレ感やチョイ高級感をまとい、オサレでも高給でもないおじさんには近寄りがたい存在だった。
昭和が遠くなるにつれ、こういう街角の風景へのノスタルジアは高まる一方。

が、いざ入ってみれば、イメージを膨らませていたのと実態はだいぶ違っていたのである。


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正面のガラス窓のたぐいはすべて目隠しされていて店内の様子がうかがえない。おそるおそるドアを開けると、すぐそこに待機している女性店員さんにギョッとさせられるという通過儀礼。その後、観察していると、この方はお見送りの儀式も執り行う。
そのあたりの接客の形式張って気持ちの入っていないところが冒頭に述べたイメージとのギャップを表すかというと、ちょっとポイントが違うんだが、でもその不器用な感じは僕が抱いている“西荻的なるもの”と相反することは確か。


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メニューの品数が①~⑳と多く、思ったほど高くない。というか、よく見るとかなり低価格までカバーしている。これがイメージとの違いの第一点。
まあ、店頭の品書きでそれを確認して入っているわけだが。
注文は、①ハンバーグとクリームコロッケ780円、④ベーコン巻ステーキとスパイシーチキンソテー980円。


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店内は思ったより狭く、テーブルが2人席、4人席、6人席の3卓、カウンター5席の計17席。


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まずご飯とみそ汁が来て、山盛りのご飯が、イメージと違うその二。
料理提供前に油はね防止の紙ナプキンが配られる。
このあたりで、僕はかなり期待感を膨らませていたわけである。
で、やって来た皿がすごかった!


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お店のtwitterプロフィールには「地元民から愛される洋食屋さん。とは言っても、メインは何と言っても肉。 肉・肉・肉の、肉の大行進」と書いてある。
まさにそのとおりで、④のセットなんか鉄板からこぼれ落ちそう。てか、ナイフを入れるたびに大根おろしやらコーンやらが、実際こぼれ落ちる。


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いやー、驚いた。
このお店は僕がイメージしていた女子大生御用達なこじゃれた街のカフェレストランなんかではなく、体育会も任せなさい的ガッツリ系な昭和の学生街の洋食屋だったのだ。そういえばお客はほぼ男性である。


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さて、1000円を切る④のセット、あまりにも安いと思ったが、ベーコン巻ステーキに秘密がある。これは薄切り牛肉を積層化したいわゆるミルフィーユステーキ。しかし、絶妙の火の通し加減でぱさついたところもなく、肉のうま味が閉じ込められている。


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そのまま食べてもおいしいが、たっぷりおろしにニンニクしょうゆを垂らせば、また絶妙。
チキンソテーもでかく、カリッとした皮とジューシーな肉の対比がよい。


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もう一皿は、比べればサイズ感は劣るがこの店の最安値。
780円でこの内容はなかなかないと思う。


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ハンバーグは、ほぼ肉、つなぎやタマネギ感はない。
クリームコロッケはマッシュルームがよいアクセント。


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原宿の「ロミー」のところでも書いたが、こういうお店では料理をシェアしたいのでなるべくダブらないようなオーダーの仕方をするが、こちらは安い順に2皿で4品きれいにばらける。
これでドリンク付き2人で1760円。


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ガッツリかつリーズナブル。
入ってみれば、イメージを膨らませていたのと実態はだいぶ違っていたのである。
いい意味で。


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[DATA]
キャロット
東京都杉並区西荻北3-13-7
https://twitter.com/KITCHEN_CARROT





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/j2Md64VPBVU





 街角のJazzyなコーヒー屋

2019.03.24 どんぐり舎/東京都杉並区西荻北3-30-1

コアなファンの多い老舗喫茶店。
時間が止まったようなたたずまいが魅力。


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「西荻てしごと市」「キャロット」と回ったが、そもそもの目的はこちら。


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ほろ苦ブレンドとどんぐりクッキーを購入。


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“裏原宿”の洋食店 【ロミー】

2019.03.21

 原宿の太田記念美術館に小原古邨展を見に行くという。
原宿駅で降りるのは何年ぶりか覚えていないというくらい久しぶり。太田記念美術館はラフォーレ原宿の真裏にあり、裏原宿といえば昔はそのあたりを指したが、そうして有名になる前から僕はその裏道を熟知していたはずがまったく覚えていない。
学生時代、事情によりこのあたりにあった有名美容院に入ったことがある。
表参道と竹下通りの間のエリアながら人けが少ないところは昔と変わっていない。


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学生時代、原宿の美容院なんかでカッチョよさげにしてた(1982年撮影)



――小原古邨(1877~1945)は、明治末から大正、昭和にかけて活躍した花鳥画の絵師です。海外では、多くのコレクターがおり、展覧会も開催されているのですが、日本ではほとんど紹介されることがなかったため、知る人ぞ知る存在でした。太田記念美術館HPより)


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事前情報ノーチェックで行き、現場で「あ、こういうのね…」みたいな(笑)。


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花鳥画ということで、ほとんどが鳥の絵。
鳥好きの自分は大いに楽しめた。


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ただ意匠重視のあまり、雪景色に夏鳥のオオルリを配するというありえないモチーフがあったり、花と鳥の縮尺がおかしかったりと、ツッコミどころも満載。


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昼ごはんは、竹下通り出口の先の明治通りと平行する原宿通り。
いまではそのあたりを裏原宿というらしいが、多国籍的に、人でいっぱい。


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原宿は社会人なりたてのころ出入りする会社がいくつもあったので気後れとかはまったく感じないが、とにかく昔に比べはるかに人の多いことに閉口する。


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洋食店「ロミー」は、同潤会が残っていた時代の原宿の雰囲気を残す、古いアパートのような物件の1階にある。
通りの喧騒からして難しいかな… と外からのぞいてみると、意外なことに空席があるようで、即刻入店。


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はじめ6人テーブルに相席状態で通されたが、4人テーブルが空くとただちにそちらへの移動を勧められた。
僕らのあとのお客さんもそういう感じで、接客サービスが細やかである。


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注文は、4)ハンバーグとローストポーク目玉付き800円と、5)チキンのマヨネーズ焼きとローストポーク目玉付き800円。


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こういうアンサンブルなメニューのお店の場合、2人で入るときはなるべくダブらないような組み合わせを考えるが、ローストポークがかぶってしまった。実はこれが正解。


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一見ベーコンのようであり、やわらかく煮込んであるわりにはきれいに薄くスライスされているので専用のスライサーを装備しているのかもしれない。


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そのローストポークは、ひと口食べただけでフワッとよい香りが口の中に広がる。香りの主体はスターアニス(八角)で、中国料理の角煮の技法である。


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われわれの注文はどちらももう1品はドゥミグラスソース系で、洋風と中華風の対照が楽しめる組み合わせであった。


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BGMはマライア・キャリーなど。
自分が原宿に少しは用事があったのは、そのサンプリング源のトム・トム・クラブの時代だったなぁ… と。
お店のおばさまのヘアスタイルもそういう原宿モードで、なんか元気をもらった気がした。


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[DATA]
ロミー(ROMMY)
東京都渋谷区神宮前3-26-10





[Today's recommendation]

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小原古邨作『猫と提灯』(左) うちのチビ猫にそっくり…




https://youtu.be/qq09UkPRdFY


https://youtu.be/8eGGSZUfEGA


本日、肉の日につき? 【キッチンきむら】

2019.02.26

 2月はニク(肉)の日(29日)がない(ことが多い)ことに気づいた。
肉好きの人はさぞお困りだろうと思ったら、2月は月自体が“ニ”なので2月9日でニクの日と。毎月29日の“肉の日”割引きサービスを実施している飲食店でも、2月は9日にスライドしているところが多い。日本語はうまくできてる。(←ちょっと違う)

…と、そんなちまちましたローカルな語呂合わせに頼らずとも、壮大なスケールの“肉の日”がこの時期、世界各地で催されていた。
カーニバル(謝肉祭)である。


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――毎年復活祭(イースター)の40日前から始まる四旬節の期間中は、キリストの断食をしのんで肉食を絶つ習慣があるが、カーニバルは四旬節前に肉を食べて楽しく遊ぼうというための行事である。(日本大百科全書(ニッポニカ))

つまりカーニバルとは肉断ちの前の食いだめ(または残り物処分)の祭り。
世界三大カーニバル(リオ、ヴェネツィア、トリニダード・トバゴ)もヨーロッパ三大カーニバル(ニース、ヴェネツィア、ヴェアレッジョ)も、起源は皆これである。

四旬節の始まる“灰の水曜日”の前日“告解火曜日(マルディグラ)”が謝肉祭最終日。
2019年のマルディグラは3月5日で、謝肉祭期間を8日とすると、本日(2/26)が初日に当たる。
ということで、勝手に肉の日を決行。


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西武池袋線保谷駅近く、踏切の際の建物2階の洋食店「キッチンきむら」。


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階段の上り口に張ってある国産牛ステーキとの盛り合わせセットというものがずっと気になっていた。


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階段を上ると入り口が2つあって戸惑う。いや、迷わず禁煙エリアのドアを開ければいいわけだが、こうまで峻別されていると、いいかげんな気持ちで入っちゃっていいものかとどっちにしろ二の足を踏んでしまうわけで…。


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パノラマ写真

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その禁煙コーナー、意外なことに1時半すぎにしてけっこうな入り。
しかも4組7人、すべて女性であった。


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ステーキ盛り合わせから勝手に描いていたイメージとあまりにも違っていて、すっかり“およびでない”感にとらわれてしまったワタシ。
注文は、2品盛り合わせて1000円メニューを、③手こねチーズハンバーグステーキ(150g)と⑤国産若どりのチキンガーリックステーキ(150g)で。
ビビッて無難な方向性にシフト… (ーー;) …


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それでもこのメニューのバリエーションはすごい。
「ご飯の量はあとで伺いますので、食べられるだけお申し付けください」とホール係の女性。メニュー表に“平日ランチタイムはライス特盛り無料”と書いてある。


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まずサラダとスープ。
「ライスは特盛り無料ですが?」と聞かれ、いきなり特盛りってこともないと思うので確認すると、少なめ・普通・大盛り・特盛りの4段階とのこと。
大盛りを申告。


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チーズハンバーグとチキンステーキはワンプレート(鉄板)でジュージューいいながらやって来る。


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真ん丸のハンバーグは、ふわふわ、ほろほろ系。デミソースは赤ワインの芳醇な香りが特徴で、甘いながらも酸味・苦味が効いた大人味。
チキンは皮がパリパリ、肉はジューシー、たっぷりのガーリックチップがのって香ばしく焼き上げられている。


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謝肉祭の日付は2月上旬~3月上旬と幅がある(マルディグラ:2019年3/5、20年2/25、21年2/16、22年3/1、23年2/21…)。
イベント好きの日本に定着する日も近いかもしれない。


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[DATA]
キッチンきむら
東京都練馬区南大泉5-34-1
https://www.facebook.com/kitchen.kimura/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/l5Fnm5HMVT0


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