Turning Point? 【餃子市 東村山店】
2018.07.28
東村山久米川町のショッピングモール「ラーレ東村山」の開業は2009年7月。ラーレ内の中華料理店「餃子市 東村山店」がオープンしたのが2016年5月。その間、どうなっていたかというと、いろいろあったとしか言いようがない。
いわゆる鬼門物件。ここで2年3カ月というのは、ずいぶんがんばってる、という印象だ。

東村山市民スポーツセンターでの用事からの流れで通りかかったのが12時半すぎ。空腹のピークで、あてもなく歩き回る気力が失われるタイミングであった。
「ここにする?」と相方。
まだもうちょっとおもしろいお店を思い出しそうな気がして、決めかねる自分。

日替わりランチの立て看板に「牛スジ刀削麺」を発見。
マイブーム的な二字? 熟語“牛スジ”と“刀削”が直列に並んでる。
その訴求効果は絶大で、もう駅まで歩くのもムリ… というくらい空腹感に支配されてしまった。
ちなみに現時点で最強の四字熟語は“牛筋咖喱”かなー ┐(´ `)┌

ここの物件はテナントが変わるたびに分割されていって、切り離したスペースにデンタルクリニックやヘアカラー専門店が入居していった。
「餃子市」に入店してまず感じたのは、「まだまだリストラがぬるい!」
空間が余ってる。

金赤玉房的デコ能力にたけた中華民族をもってしても、店内を装飾品でコテコテに埋め尽くすに至っていない。控えめでセンスいい、とさえ感じちゃう(笑)。
先客は10人ほどで、それでスカスカというつくりにも同様の違和感を覚える。このあたりの街の中華屋なら10人入ればギューギューだ。

「東村山店」となっているのは「新所沢店」もあるから。
新所沢店のTwitterプロフィールには「中国茶房8の系列店」とある。「中国茶房8」は都心部を中心に7店舗を展開する北京ダック専門店で、その新業態として2005年に「餃子市 新所沢店」をオープン、その後都心に数店舗出店したもよう。現在そのあたりの関係は不明。

注文は、日替わりランチ C牛スジ刀削麺+半ライス720円と、Eジャンボ餃子定食650円(各税別)。
牛スジ刀削麺のセットは、半ライス、サラダ、冷ややっこ、漬物、杏仁豆腐、コーヒー付き。ジャンボ餃子のセットはそれに卵スープが付く(コーヒーはなし)。
ともに非常にコスパ良好といえる。

刀削麺の具は牛スジの煮込みとチンゲン菜、薬味ネギのみだが、牛スジもチンゲン菜も量がたっぷり。ラーメンスープも煮込みもシンプルなしょうゆ味で、牛肉の風味が前面に強く感じられる。トロトロとまではいかないが軟らかく煮込まれた牛スジがしみじみおいしい。

麺は、自分のイメージするサイドの一方がビラビラというのでなく両サイド均一で、刀削感には欠けるが、モチモチの歯応えと小麦の香りの感じられるおいしい麺だと思う。

ジャンボ餃子は餡がみっしり詰まって食べ応え十分。ひき肉の配合が多く、和式中華の野菜の甘味主体の餃子と違って点心っぽいニュアンス。味もボリュームも満足度の高い餃子である。

ここさくら通りは、2019年3月までに市民スポーツセンター~ファミリーマート東村山久留米川町店間が開通する予定。車の流れが大きく変わることが予想される。
一方、近くの東村山高校改築工事が始まっており(~2022.01.31)、周囲の飲食店は現場作業員による昼食特需が期待できるとわれわれはみている。
鬼門物件にも運気が向いてきたかもしれない。

[DATA]
餃子市 東村山店
東京都東村山市久米川町3-1-4
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=GUFipWmAf4Q


◆ 猫写真はこちら その1 その2 ◆
東村山久米川町のショッピングモール「ラーレ東村山」の開業は2009年7月。ラーレ内の中華料理店「餃子市 東村山店」がオープンしたのが2016年5月。その間、どうなっていたかというと、いろいろあったとしか言いようがない。
いわゆる鬼門物件。ここで2年3カ月というのは、ずいぶんがんばってる、という印象だ。

東村山市民スポーツセンターでの用事からの流れで通りかかったのが12時半すぎ。空腹のピークで、あてもなく歩き回る気力が失われるタイミングであった。
「ここにする?」と相方。
まだもうちょっとおもしろいお店を思い出しそうな気がして、決めかねる自分。

日替わりランチの立て看板に「牛スジ刀削麺」を発見。
マイブーム的な二字? 熟語“牛スジ”と“刀削”が直列に並んでる。
その訴求効果は絶大で、もう駅まで歩くのもムリ… というくらい空腹感に支配されてしまった。
ちなみに現時点で最強の四字熟語は“牛筋咖喱”かなー ┐(´ `)┌


ここの物件はテナントが変わるたびに分割されていって、切り離したスペースにデンタルクリニックやヘアカラー専門店が入居していった。
「餃子市」に入店してまず感じたのは、「まだまだリストラがぬるい!」
空間が余ってる。

金赤玉房的デコ能力にたけた中華民族をもってしても、店内を装飾品でコテコテに埋め尽くすに至っていない。控えめでセンスいい、とさえ感じちゃう(笑)。
先客は10人ほどで、それでスカスカというつくりにも同様の違和感を覚える。このあたりの街の中華屋なら10人入ればギューギューだ。

「東村山店」となっているのは「新所沢店」もあるから。
新所沢店のTwitterプロフィールには「中国茶房8の系列店」とある。「中国茶房8」は都心部を中心に7店舗を展開する北京ダック専門店で、その新業態として2005年に「餃子市 新所沢店」をオープン、その後都心に数店舗出店したもよう。現在そのあたりの関係は不明。

注文は、日替わりランチ C牛スジ刀削麺+半ライス720円と、Eジャンボ餃子定食650円(各税別)。
牛スジ刀削麺のセットは、半ライス、サラダ、冷ややっこ、漬物、杏仁豆腐、コーヒー付き。ジャンボ餃子のセットはそれに卵スープが付く(コーヒーはなし)。
ともに非常にコスパ良好といえる。

刀削麺の具は牛スジの煮込みとチンゲン菜、薬味ネギのみだが、牛スジもチンゲン菜も量がたっぷり。ラーメンスープも煮込みもシンプルなしょうゆ味で、牛肉の風味が前面に強く感じられる。トロトロとまではいかないが軟らかく煮込まれた牛スジがしみじみおいしい。

麺は、自分のイメージするサイドの一方がビラビラというのでなく両サイド均一で、刀削感には欠けるが、モチモチの歯応えと小麦の香りの感じられるおいしい麺だと思う。


ジャンボ餃子は餡がみっしり詰まって食べ応え十分。ひき肉の配合が多く、和式中華の野菜の甘味主体の餃子と違って点心っぽいニュアンス。味もボリュームも満足度の高い餃子である。

ここさくら通りは、2019年3月までに市民スポーツセンター~ファミリーマート東村山久留米川町店間が開通する予定。車の流れが大きく変わることが予想される。
一方、近くの東村山高校改築工事が始まっており(~2022.01.31)、周囲の飲食店は現場作業員による昼食特需が期待できるとわれわれはみている。
鬼門物件にも運気が向いてきたかもしれない。

[DATA]
餃子市 東村山店
東京都東村山市久米川町3-1-4
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=GUFipWmAf4Q


◆ 猫写真はこちら その1 その2 ◆