ダジャレ系ストロングスタイル? 【チャーシュー力V4】
2018.06.28
川越発祥の埼玉県南西部ローカルなラーメン店グループだが、名前のインパクトからしてもっと幅広く知れ渡っているかもしれない。
「チャーシュー力」という店名は、一度見たら忘れられない。

もちろん某プロレスラーのもじり。
まあ、この人の名前というか存在はいじりやすいらしく、エステーの消臭剤を自宅トイレで初めて見たときは笑ってしまった。
“小力”というよくできたパロディ作品の存在も大きいのかも。

こういう場合、ロイヤリティの扱いはどうなのか気になっていろいろ調べていたら、長州力オフィシャルブログに行き着いて、「チャーシューRIKI…?」という記事を見つけた。
これが富山県の食品会社とのコラボ商品の紹介記事で、埼玉のラーメン屋とは関係なさそう。
ますます知財方面の取り扱いが気になって仕方ない。

埼玉県に3店、東京都に1店の展開で、自分の行動エリアでは「V4 東久留米店」が近場でよく通る道沿いに位置する。
なので前々から存在は知っていたが、こういういかにもヤロウくさそうなラーメン屋というものに対する苦手意識もあって、(店名以外は)特に引っかかりもなく通り過ぎていた。
突然関心が向いた理由は不明。

さすがに、事前にメニュー調べました。
“さそり固め”みそ・しお・正油(こってり)、“おきて破りさそり”みそ・塩・正油(あっさり)、“豚さそり固めブッチャー”みそ・しお・正油あたりが人気らしい。
ほかに、(ただの)みそ・しお・正油もある。

このお店に入ってルポを書こうという人の多くはネタ狙いだと思うが、自分もその点、否定するものではないし、ネタならネタでただの正油ラーメンじゃおもしろくもなんともない。
このガッツリそうな存在感でこってりはやはり怖いので、あっさりと書いてある“おきて破りさそり”正油890円をポチットナ。長州力でなくライバル藤波辰爾の必殺技を選ぶあたり、いきなり敵前逃亡のきらいなきにしもあらず。ここで、おきて破りなら“逆”の字が抜けてる! とプロレスファンの方、突っ込んでください。(ネタ終了)
おきて破りさそり正油は、いろいろのって豪華。

売りのチャーシューは、ばらロールが2枚。ほかに味玉、メンマ、ノリ、ワカメ、コーン、ネギ、バター。
スープは予想どおり、僕の感覚ではあっさりとは言い難いが、思ったよりシンプルで好みの味。

さすがに専門店を名乗るだけあって、チャーシューは箸で持ち上げるそばから崩れるほろほろタイプでおいしい。一方、細縮れ麺はかなりの硬ゆでで咀嚼を要し、口の中でたちまち消えていくチャーシューの味わいを消しているとしか思えないので、このお店に限っては麺はヤワめを頼むほうがいいような気がする。
そんな軟弱スタイル、お店の人が許してくれないかもしれないけど。

ラーメンとプロレスは仁義なさそうなイメージが似ていなくもないが、今後近隣のラーメン屋(「黒潮屋」「当り屋」あたり)との場外乱闘バトルロイヤルに持ち込んだらおもしろいのかも、と想像を膨らませたりする。

[DATA]
チャーシュー力V4
東京都東久留米市下里1-11-8
[Today's recommendation]

https://youtu.be/48PJGVf4xqk


川越発祥の埼玉県南西部ローカルなラーメン店グループだが、名前のインパクトからしてもっと幅広く知れ渡っているかもしれない。
「チャーシュー力」という店名は、一度見たら忘れられない。

もちろん某プロレスラーのもじり。
まあ、この人の名前というか存在はいじりやすいらしく、エステーの消臭剤を自宅トイレで初めて見たときは笑ってしまった。
“小力”というよくできたパロディ作品の存在も大きいのかも。

こういう場合、ロイヤリティの扱いはどうなのか気になっていろいろ調べていたら、長州力オフィシャルブログに行き着いて、「チャーシューRIKI…?」という記事を見つけた。
これが富山県の食品会社とのコラボ商品の紹介記事で、埼玉のラーメン屋とは関係なさそう。
ますます知財方面の取り扱いが気になって仕方ない。

埼玉県に3店、東京都に1店の展開で、自分の行動エリアでは「V4 東久留米店」が近場でよく通る道沿いに位置する。
なので前々から存在は知っていたが、こういういかにもヤロウくさそうなラーメン屋というものに対する苦手意識もあって、(店名以外は)特に引っかかりもなく通り過ぎていた。
突然関心が向いた理由は不明。

さすがに、事前にメニュー調べました。
“さそり固め”みそ・しお・正油(こってり)、“おきて破りさそり”みそ・塩・正油(あっさり)、“豚さそり固めブッチャー”みそ・しお・正油あたりが人気らしい。
ほかに、(ただの)みそ・しお・正油もある。

このお店に入ってルポを書こうという人の多くはネタ狙いだと思うが、自分もその点、否定するものではないし、ネタならネタでただの正油ラーメンじゃおもしろくもなんともない。
このガッツリそうな存在感でこってりはやはり怖いので、あっさりと書いてある“おきて破りさそり”正油890円をポチットナ。長州力でなくライバル藤波辰爾の必殺技を選ぶあたり、いきなり敵前逃亡のきらいなきにしもあらず。ここで、おきて破りなら“逆”の字が抜けてる! とプロレスファンの方、突っ込んでください。(ネタ終了)
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おきて破りさそり正油は、いろいろのって豪華。

売りのチャーシューは、ばらロールが2枚。ほかに味玉、メンマ、ノリ、ワカメ、コーン、ネギ、バター。
スープは予想どおり、僕の感覚ではあっさりとは言い難いが、思ったよりシンプルで好みの味。

さすがに専門店を名乗るだけあって、チャーシューは箸で持ち上げるそばから崩れるほろほろタイプでおいしい。一方、細縮れ麺はかなりの硬ゆでで咀嚼を要し、口の中でたちまち消えていくチャーシューの味わいを消しているとしか思えないので、このお店に限っては麺はヤワめを頼むほうがいいような気がする。
そんな軟弱スタイル、お店の人が許してくれないかもしれないけど。

ラーメンとプロレスは仁義なさそうなイメージが似ていなくもないが、今後近隣のラーメン屋(「黒潮屋」「当り屋」あたり)との場外乱闘バトルロイヤルに持ち込んだらおもしろいのかも、と想像を膨らませたりする。

[DATA]
チャーシュー力V4
東京都東久留米市下里1-11-8
[Today's recommendation]

https://youtu.be/48PJGVf4xqk

