あの懐かしの喫茶店ミートスパが…! ―1CLシリーズ⑬ 【BuFuUu】
2019.09.06
このところ遠征づいていて、久々に調布あたりまで行ってみるつもりで出発したが、暑いので自粛。
小平グリーンロード(多摩湖歩行者自転車道)の終点(起点)まで行って引き返した。

いまみたいに1CLの候補店を巡っていると動線がシンプルになる。
1CLのお店はごく限られるから、ここがダメならこっちというときに迷いようがない。調布ちょっとムリっぽい…? それじゃ鷹の台! みたいに動きがムダなく決まっていくのだ。

引き返すルートを考えると、鈴木街道をずっと行くのがよさそう。
その先は小平団地北口の商店街から一橋学園駅を抜けて…
ん? 団地北…?
突然“ワンコイン”という字ヅラが思い出されたのである。

店頭の軽食&喫茶メニューの右下に、辛うじて“1コインパスタ”の文字が確認できる
喫茶コーナーの洋軽食が充実しているパン屋「BuFuUu(ぶーふーうー)」では、たしか“ワンコインパスタ“を提供していた。
それが“本日の○○”的に大きく掲示してあったはずだが、見当たらないので、パン販売窓口で聞いてみた。

「ワンコインパスタって、あったと思うんですけど…?」
「ありますよ」とお店のおばさま。「今日はミートソースです」
「それって日替わりみたいな感じで…?」
「いえ、だいたいミートです(笑)」

店内は懐かしの昭和の喫茶店の雰囲気そのまま。
創業37年という。

席に着いて、あらためて「ワンコインでよろしいですか?」と聞かれる。
そんなときグラつくことがないのが、テーマを決めていることの強みだ。ついミエを張って、あるいは食い意地に勝てずに、「セットで」とか日和ることがない。

ミートソースは野菜のフレッシュなところなどすごく手作り感があるが、後ろに残る業務用っぽさ? がまた懐かしい。
パスタはゆで上げだと思うが、マッシュルームが絡んでいるのが炒めてある証拠のよう。
なんでわざわざ炒めるかなぁ… と、いまなら思うけれども… ( ^ ^ )

粉チーズとタバスコ必須。
ミートソースのビジュアル&味も、お店の存在同様懐かし系。
そんな思いがけない出会いも1CLの副次効果といえる。
高いの安いのということではなく、お金では買えないものは、たしかにあるわけで。

[DATA]
BuFuUu(ぶーふーうー)
東京都小平市学園東町3-2-43
[Today's recommendation]

◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3 ◆


https://youtu.be/PiBX-ESFDF0


このところ遠征づいていて、久々に調布あたりまで行ってみるつもりで出発したが、暑いので自粛。
小平グリーンロード(多摩湖歩行者自転車道)の終点(起点)まで行って引き返した。

いまみたいに1CLの候補店を巡っていると動線がシンプルになる。
1CLのお店はごく限られるから、ここがダメならこっちというときに迷いようがない。調布ちょっとムリっぽい…? それじゃ鷹の台! みたいに動きがムダなく決まっていくのだ。

引き返すルートを考えると、鈴木街道をずっと行くのがよさそう。
その先は小平団地北口の商店街から一橋学園駅を抜けて…
ん? 団地北…?
突然“ワンコイン”という字ヅラが思い出されたのである。

店頭の軽食&喫茶メニューの右下に、辛うじて“1コインパスタ”の文字が確認できる
喫茶コーナーの洋軽食が充実しているパン屋「BuFuUu(ぶーふーうー)」では、たしか“ワンコインパスタ“を提供していた。
それが“本日の○○”的に大きく掲示してあったはずだが、見当たらないので、パン販売窓口で聞いてみた。

「ワンコインパスタって、あったと思うんですけど…?」
「ありますよ」とお店のおばさま。「今日はミートソースです」
「それって日替わりみたいな感じで…?」
「いえ、だいたいミートです(笑)」
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店内は懐かしの昭和の喫茶店の雰囲気そのまま。
創業37年という。

席に着いて、あらためて「ワンコインでよろしいですか?」と聞かれる。
そんなときグラつくことがないのが、テーマを決めていることの強みだ。ついミエを張って、あるいは食い意地に勝てずに、「セットで」とか日和ることがない。

ミートソースは野菜のフレッシュなところなどすごく手作り感があるが、後ろに残る業務用っぽさ? がまた懐かしい。
パスタはゆで上げだと思うが、マッシュルームが絡んでいるのが炒めてある証拠のよう。
なんでわざわざ炒めるかなぁ… と、いまなら思うけれども… ( ^ ^ )

粉チーズとタバスコ必須。
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ミートソースのビジュアル&味も、お店の存在同様懐かし系。
そんな思いがけない出会いも1CLの副次効果といえる。
高いの安いのということではなく、お金では買えないものは、たしかにあるわけで。

[DATA]
BuFuUu(ぶーふーうー)
東京都小平市学園東町3-2-43
[Today's recommendation]





https://youtu.be/PiBX-ESFDF0



猫使いとソーセージパン 【BuFuUu】
2018.11.08
チビ猫が具合を悪くして、いちばんの問題は、われわれには捕まえることができないこと。昨日は2人がかりで捕まえられず、かかりつけのお医者さんに連れていけなかった。
そして今日、木曜は休診日。
チビに回復の様子は見られない。
逃げ回る猫
仕方なく違う病院に行くことにしたが、問題はどうやってケージに入れるか。
ところが、それが実はたやすい。
うちには猫使いがいるのである。
長女はいとも簡単にチビを捕まえる。
なので、長女の出勤前にケージに入れておいてもらう。

注射2本で症状(嘔吐)はとりあえず落ち着いているので昼ごはんに出かけてみたものの、ゆっくり食べる気になれず、何か買って帰ることにした。

小平団地北の古い商店街にある喫茶店「BuFuUu(ぶーふーうー)」は、喫茶メニューのほか、洋食、手作り・無添加パンのサンドイッチと、食事メニューが充実している。おばさまのお茶目なキャラにも癒される。

煉瓦の外壁やメニューボードなど外づらはコジャレているが、創業36年。入ってみれば懐かしの昭和の喫茶店がいまなお息づいている。
お客さんもシニア層が多いという印象だ。

店頭のテイクアウトコーナーにはサンドイッチやスイーツが並ぶ。

定番のたまご200円、ハム+チーズ&レタス220円のほか、揚げパンのソーセージ150円を購入。

写真ではわからないが角型食パンではなく山食を使っているのは、サンドイッチとしてはちょっと珍しいかも。素朴で手作り感いっぱい。

ソーセージパンは、まさかの魚肉ソーセージ。
どうりでサイズのわりに安いわけだ。

こういうところも外見と違って中身が昭和、懐かしい味がする。
一般的な揚げパンの1/4切りソーセージではなく、豪快に丸ごと1本。食べきれずに半分残した(笑)。

チビ猫は夕方まで何も食べなかった。
8時ごろ長女が帰ってきてチビと遊んでる。見ると、さっきまでわれわれがどうやっても食べさせることのできなかった子猫が、すごい勢いでCIAOチュールをなめている。
どんな技を使っているのか、まるで謎。
チビは翌夕方までにすっかり回復した。

[DATA]
BuFuUu(ぶーふーうー)
東京都小平市学園東町3-2-43
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=JbqySviU4YQ


◆ 猫写真はこちら その1 その2 ◆
チビ猫が具合を悪くして、いちばんの問題は、われわれには捕まえることができないこと。昨日は2人がかりで捕まえられず、かかりつけのお医者さんに連れていけなかった。
そして今日、木曜は休診日。
チビに回復の様子は見られない。
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仕方なく違う病院に行くことにしたが、問題はどうやってケージに入れるか。
ところが、それが実はたやすい。
うちには猫使いがいるのである。
長女はいとも簡単にチビを捕まえる。
なので、長女の出勤前にケージに入れておいてもらう。

注射2本で症状(嘔吐)はとりあえず落ち着いているので昼ごはんに出かけてみたものの、ゆっくり食べる気になれず、何か買って帰ることにした。

小平団地北の古い商店街にある喫茶店「BuFuUu(ぶーふーうー)」は、喫茶メニューのほか、洋食、手作り・無添加パンのサンドイッチと、食事メニューが充実している。おばさまのお茶目なキャラにも癒される。

煉瓦の外壁やメニューボードなど外づらはコジャレているが、創業36年。入ってみれば懐かしの昭和の喫茶店がいまなお息づいている。
お客さんもシニア層が多いという印象だ。

店頭のテイクアウトコーナーにはサンドイッチやスイーツが並ぶ。

定番のたまご200円、ハム+チーズ&レタス220円のほか、揚げパンのソーセージ150円を購入。

写真ではわからないが角型食パンではなく山食を使っているのは、サンドイッチとしてはちょっと珍しいかも。素朴で手作り感いっぱい。

ソーセージパンは、まさかの魚肉ソーセージ。
どうりでサイズのわりに安いわけだ。

こういうところも外見と違って中身が昭和、懐かしい味がする。
一般的な揚げパンの1/4切りソーセージではなく、豪快に丸ごと1本。食べきれずに半分残した(笑)。

チビ猫は夕方まで何も食べなかった。
8時ごろ長女が帰ってきてチビと遊んでる。見ると、さっきまでわれわれがどうやっても食べさせることのできなかった子猫が、すごい勢いでCIAOチュールをなめている。
どんな技を使っているのか、まるで謎。
チビは翌夕方までにすっかり回復した。

[DATA]
BuFuUu(ぶーふーうー)
東京都小平市学園東町3-2-43
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=JbqySviU4YQ


◆ 猫写真はこちら その1 その2 ◆
手づくりサンドに軽食も充実の懐かし喫茶 【BuFuUu】
2018.06.16
小平市喜平町3丁目の小平団地の北側にある古い商店街を「小平団地北口商店街」という。北口という表現がおもしろいな、というのでずっと覚えている。
小平団地の入居開始が1965年、商店街は団地造成と同時期につくられたというから50年超の歴史がある。いちばん奥のコンパクトなL字形のアーケード街(団地北口通り)なんか文化遺産もの。いまや消滅しつつあるアーケード街だが、われわれの子ども時代は繁栄の象徴だった。
しかもここは魚屋、肉屋、ケーキ屋なんかがちゃんと現役で商売してる。


散歩の流れで団地中央の郵便局あたりから敷地内を“北口”に向かってみた。
1-1号棟(取り壊し)と1-11号棟の間の細い通路を下ると、正面に「肉屋の弁当」の看板。前述の肉屋「肉のマルサン」の裏口(というか、むしろ表口)である。
このようにやって来ると、たしかに“北口”という感じがする。

この商店街、裏サイドは北口通り以外に商店は残っていないが、南と西の表通り側には飲食店を中心にお店が並び、この年代の商店街としてはサバイバル係数が高いといえる。

とはいえいずれもかろうじて踏んばってる感が否めないなか、1軒だけ異質なコジャレた感じのお店がある。
肉屋の弁当屋の2軒横の喫茶店「BuFuUu(ぶーふーうー)」。
そんな感じなので、僕はこの店を、いわゆるリノベスタイルで最近若い人(それも女性)が始めたものと思い込んでいた。
もう一つの先入観として、店頭のショーケースにサンドイッチが並んでいることから、サンドイッチ屋メインで、ランチサービスなど飲食の看板はあるがイートインレベルだろうと思っていた。

入ってみると、意外に広く、落ち着いた雰囲気の立派な飲食店であった。

ただ、きれいではあるがはやりのカフェのようなつくりではない。お店の人は、女性ではあるがそれほど若くはない(失礼)。そういえば店名もいまどきのセンスとはいえないな… と、やっと気づいた。
これは昔の喫茶店の生き残りなのである。

小平商工会が運営する地域情報サイト「こだいらネット」のお店紹介には“手作り・無添加のパンと、そのパンを使ったサンドイッチを売っています”とある。

そのサンドイッチを食べてみることに。
相方が表に出てショーケースの品から、ハムカツ220円、レーズンパンの卵サンド200円、シナモンドーナツ110円をチョイス。
それとAランチ:ビーフカレー980円をオーダー。
こちらのおばさま、ノリが軽やか。
カレーが運ばれてきて、「写真、いいですか?」と聞いてみると…
「えっ? ワタシ?」
「あっ? いいスカ?(笑)」
「ウソウソ、冗談。チョー冗談(笑)」
ランチはオニオンスープ、サラダ、ラッキョウと、コーヒーor紅茶付き

ソースポットで提供のカレーは、そのスタイルにふさわしい欧風タイプの小麦粉でとろみのついたもの。

ビーフの塊がごろごろ入ってる。
ミルキーなコクが強く、ヨーグルトっぽい酸味が特徴的。
小平市喜平町3丁目の小平団地の北側にある古い商店街を「小平団地北口商店街」という。北口という表現がおもしろいな、というのでずっと覚えている。
小平団地の入居開始が1965年、商店街は団地造成と同時期につくられたというから50年超の歴史がある。いちばん奥のコンパクトなL字形のアーケード街(団地北口通り)なんか文化遺産もの。いまや消滅しつつあるアーケード街だが、われわれの子ども時代は繁栄の象徴だった。
しかもここは魚屋、肉屋、ケーキ屋なんかがちゃんと現役で商売してる。
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散歩の流れで団地中央の郵便局あたりから敷地内を“北口”に向かってみた。
1-1号棟(取り壊し)と1-11号棟の間の細い通路を下ると、正面に「肉屋の弁当」の看板。前述の肉屋「肉のマルサン」の裏口(というか、むしろ表口)である。
このようにやって来ると、たしかに“北口”という感じがする。

この商店街、裏サイドは北口通り以外に商店は残っていないが、南と西の表通り側には飲食店を中心にお店が並び、この年代の商店街としてはサバイバル係数が高いといえる。

とはいえいずれもかろうじて踏んばってる感が否めないなか、1軒だけ異質なコジャレた感じのお店がある。
肉屋の弁当屋の2軒横の喫茶店「BuFuUu(ぶーふーうー)」。
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そんな感じなので、僕はこの店を、いわゆるリノベスタイルで最近若い人(それも女性)が始めたものと思い込んでいた。
もう一つの先入観として、店頭のショーケースにサンドイッチが並んでいることから、サンドイッチ屋メインで、ランチサービスなど飲食の看板はあるがイートインレベルだろうと思っていた。

入ってみると、意外に広く、落ち着いた雰囲気の立派な飲食店であった。

ただ、きれいではあるがはやりのカフェのようなつくりではない。お店の人は、女性ではあるがそれほど若くはない(失礼)。そういえば店名もいまどきのセンスとはいえないな… と、やっと気づいた。
これは昔の喫茶店の生き残りなのである。

小平商工会が運営する地域情報サイト「こだいらネット」のお店紹介には“手作り・無添加のパンと、そのパンを使ったサンドイッチを売っています”とある。

そのサンドイッチを食べてみることに。
相方が表に出てショーケースの品から、ハムカツ220円、レーズンパンの卵サンド200円、シナモンドーナツ110円をチョイス。
それとAランチ:ビーフカレー980円をオーダー。
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こちらのおばさま、ノリが軽やか。
カレーが運ばれてきて、「写真、いいですか?」と聞いてみると…
「えっ? ワタシ?」
「あっ? いいスカ?(笑)」
「ウソウソ、冗談。チョー冗談(笑)」
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ランチはオニオンスープ、サラダ、ラッキョウと、コーヒーor紅茶付き

ソースポットで提供のカレーは、そのスタイルにふさわしい欧風タイプの小麦粉でとろみのついたもの。

ビーフの塊がごろごろ入ってる。
ミルキーなコクが強く、ヨーグルトっぽい酸味が特徴的。
![]() カレーの付け合わせもそうだが、サンドイッチは手づくり感いっぱい。 ハムカツサンドの甘酸っぱいソースが郷愁を誘う。全粒粉のレーズンパンに卵ペーストという組み合わせは新鮮な感覚。 デザートにしっとりドーナツとコーヒーで、しみじみ昭和感が漂う。 ![]() 「長くやられてるんですか?」と帰りしなに聞いてみた。 「36年になります」 そこまで長いと思っていなかったので、聞いておきながら驚いた。驚いた表情がおもしろかったのか、追い打ちをかけるおばさま。 「ワタシも昔は若かったの(笑)」 「そ、そりゃそうですよね…」 いまでも十分お若いですよ、とか気の利いたこと言ったほうがいいんだろうな… と、わかっちゃいるけど言葉にできない自分がもどかしい。 ![]() [DATA] BuFuUu(ぶーふーうー) 東京都小平市学園東町3-2-43 [Today's recommendation] ![]() ![]() Various artists 『Sing(Original Motion Picture Soundtrack Deluxe)』 https://www.youtube.com/watch?v=hNMMN46uFCc ![]() ![]() ◆ 猫写真はこちら ◆ |