気ままにふらっとクラフトビール 【Distant Shores Brewing】
2018.09.09
昼に食べた「ミノールマルシェ」のピザが期待以上のおいしさだっただけに、もやもやするものがある。
ノンアルコールビール、残念すぎ… ε~( ̄д ̄ ;)ゞ ハァー…
かたき討ちじゃないが、おいしいビールを飲みに行くことにした。

日曜日は「Distant Shores Brewing(DSB)」のテイスティングルーム営業日。
夕方、ぶらぶら歩いて向かう。

DSBは去年11月に東村山市秋津町に設立されたビールブルワリーで、毎日曜午後(1 PM- 6 PM)にテイスティングルームをオープンしている。
DSBは、いわゆるクラフトビールの醸造所。
クラフトビールとは何か。

――アメリカ合衆国における小規模なビール醸造所(マイクロブルワリー)の業界団体であるブルワーズ・アソシエーションは、クラフト・ブルワリー(craft brewery)を“小規模、独立、伝統的(small, independent and traditional)と定義している。(Wikipedia)
日本でも全国地ビール醸造者協議会(JBA)が「クラフトビール(地ビール)」の定義をしており、同様に「独立・小規模・伝統的」を要件としている。
つまり、四大メーカー以外の地域密着型の小規模醸造所で造られるビールと考えればわかりやすい。
品質が重視され、大手メーカーに比べ種類が豊富で、個性あふれる多様なビールを手掛けることが特徴とされる。

テイスティングルームでは新作が2品出ている。
せっかくなのでその新作、Sunset Wheat AleとMärzen(Oktoberfest)を頼む。

ビールを受け取るとき写真を撮らせてもらっていると、スタッフのおねえさんが絵づくりに泡を足してくれた。

たしかに、こちらのつぎ方は泡にあまり頓着しないように感じられるところが、個人的にはちょっと残念。
ブルワーはバーテンダーじゃないので… と割り切って考えていたが、改善ポイントはスタッフがいちばん認識しているということ。

Märzenはジャーマンラガーとある。
DSBの製品は、ペールエール、IPA、スタウト、ウィートエールなどエールビールが主体だと思うので、ラガーは珍しいかも。
長く日本のビールを飲んできた人間にはなじみのある苦みを感じる。クラフトビールらしい複雑なコクがうれしい。うまみがじんわりやって来る。
Sunset Wheat Aleは名前からして小麦のビールだと思うが、とろみを感じるやさしい味わい。
酵母という文字をあらためて考える。こんなにおいしいものをつくり出す、母は偉大なんだなぁ。

発酵&貯酒タンクの棟の窓が開いていて、中から音楽が漏れている。
日本酒の発酵を促進させるためとかでクラシック音楽を流している蔵があるという話を聞いたことがあるが、こちらはUKロック。
芯の通ったエールビールが醸し出されそうだ。
日曜の夕方、クラフトビールのお店に歩いてふらっと出かけられるぜいたく。

[DATA]
[DATA]
Distant Shores Brewing(ディスタント・ショアーズ・ブルーイング)
東京都東村山市秋津町3-14-2
https://distantshoresbrewing.com/
https://ja-jp.facebook.com/dsbrewteam/
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=1lyu1KKwC74


昼に食べた「ミノールマルシェ」のピザが期待以上のおいしさだっただけに、もやもやするものがある。
ノンアルコールビール、残念すぎ… ε~( ̄д ̄ ;)ゞ ハァー…
かたき討ちじゃないが、おいしいビールを飲みに行くことにした。

日曜日は「Distant Shores Brewing(DSB)」のテイスティングルーム営業日。
夕方、ぶらぶら歩いて向かう。

DSBは去年11月に東村山市秋津町に設立されたビールブルワリーで、毎日曜午後(1 PM- 6 PM)にテイスティングルームをオープンしている。
DSBは、いわゆるクラフトビールの醸造所。
クラフトビールとは何か。

――アメリカ合衆国における小規模なビール醸造所(マイクロブルワリー)の業界団体であるブルワーズ・アソシエーションは、クラフト・ブルワリー(craft brewery)を“小規模、独立、伝統的(small, independent and traditional)と定義している。(Wikipedia)
日本でも全国地ビール醸造者協議会(JBA)が「クラフトビール(地ビール)」の定義をしており、同様に「独立・小規模・伝統的」を要件としている。
つまり、四大メーカー以外の地域密着型の小規模醸造所で造られるビールと考えればわかりやすい。
品質が重視され、大手メーカーに比べ種類が豊富で、個性あふれる多様なビールを手掛けることが特徴とされる。

テイスティングルームでは新作が2品出ている。
せっかくなのでその新作、Sunset Wheat AleとMärzen(Oktoberfest)を頼む。

ビールを受け取るとき写真を撮らせてもらっていると、スタッフのおねえさんが絵づくりに泡を足してくれた。

たしかに、こちらのつぎ方は泡にあまり頓着しないように感じられるところが、個人的にはちょっと残念。
ブルワーはバーテンダーじゃないので… と割り切って考えていたが、改善ポイントはスタッフがいちばん認識しているということ。

Märzenはジャーマンラガーとある。
DSBの製品は、ペールエール、IPA、スタウト、ウィートエールなどエールビールが主体だと思うので、ラガーは珍しいかも。
長く日本のビールを飲んできた人間にはなじみのある苦みを感じる。クラフトビールらしい複雑なコクがうれしい。うまみがじんわりやって来る。
Sunset Wheat Aleは名前からして小麦のビールだと思うが、とろみを感じるやさしい味わい。
酵母という文字をあらためて考える。こんなにおいしいものをつくり出す、母は偉大なんだなぁ。

発酵&貯酒タンクの棟の窓が開いていて、中から音楽が漏れている。
日本酒の発酵を促進させるためとかでクラシック音楽を流している蔵があるという話を聞いたことがあるが、こちらはUKロック。
芯の通ったエールビールが醸し出されそうだ。
日曜の夕方、クラフトビールのお店に歩いてふらっと出かけられるぜいたく。

[DATA]
[DATA]
Distant Shores Brewing(ディスタント・ショアーズ・ブルーイング)
東京都東村山市秋津町3-14-2


[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=1lyu1KKwC74


地元ブルワリーにキッチンカー参戦! ――その1 【Distant Shores Brewing】
2018.07.15
ずいぶん前に『小商いのすすめ』を読んでから、相方は地元を意識するようになったらしい。
生協の集まりに顔を出すようになったし、インスタのフォローも近所が好き。
そもそもここに越してきたのは、都心へのアクセスがいいわりに自然が豊かでのんびりしているから。お互いに田舎の育ちなもので、都会暮らしは性に合わなかった。

「Distant Shores Brewing(DSB)」は去年11月、東村山市秋津町に設立されたビールブルワリー。今年3月にはテイスティングルームがオープンし、毎日曜午後(1 PM- 6 PM)に営業している。
今回はタイ料理のキッチンカーがやって来るという。

この暑さ続きにタイ料理はいいね! とばかりに、出かけたのは午後4時。日は傾き風が出ていても30℃近い。ビールにもってこいだと思ったが、案外人出は少な目。
駐車場に遠慮がちに緑のフードトラックが止まっている。
いそいそとビールを注文。
今回は“コンニチワマイケルデス! ver.2”と“Juice竜巻”。
ここのビールは本当においしい。発酵食品とか菌活とかがはやってるけど、そんな理屈を通り越して、体が素直に喜ぶような味。市販のビールが清潔で安定していてクリアなら、このクラフトビールは優しくて豊かで複雑…。

マイケルのほうは定番だけあってビールの王道をいく味と香り。
竜巻のほうは、マンゴーとかんきつ系の香りが感じられるフルーティな味わい。6.2%と度数も高く、なかなかのつわもの。

――全ての工程でHOPを大量に加えることで、豊かな風味を醸し出しています。苦すぎず、とてもジューシーなこのビール、もしあなたがHOPが好きなら、このビールはあなたのためにあるようなビールです! P.S.ちなみにジュースは入っていませんよ (Instagramより)
ジュースを使わずこの香り?
不思議だ。
――その2へつづく

[DATA]
Distant Shores Brewing(ディスタント・ショアーズ・ブルーイング)
東京都東村山市秋津町3-14-2
https://distantshoresbrewing.com/
https://ja-jp.facebook.com/dsbrewteam/
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=y-ViaFIjhGM


ずいぶん前に『小商いのすすめ』を読んでから、相方は地元を意識するようになったらしい。
生協の集まりに顔を出すようになったし、インスタのフォローも近所が好き。
そもそもここに越してきたのは、都心へのアクセスがいいわりに自然が豊かでのんびりしているから。お互いに田舎の育ちなもので、都会暮らしは性に合わなかった。

「Distant Shores Brewing(DSB)」は去年11月、東村山市秋津町に設立されたビールブルワリー。今年3月にはテイスティングルームがオープンし、毎日曜午後(1 PM- 6 PM)に営業している。
今回はタイ料理のキッチンカーがやって来るという。

この暑さ続きにタイ料理はいいね! とばかりに、出かけたのは午後4時。日は傾き風が出ていても30℃近い。ビールにもってこいだと思ったが、案外人出は少な目。
駐車場に遠慮がちに緑のフードトラックが止まっている。
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いそいそとビールを注文。
今回は“コンニチワマイケルデス! ver.2”と“Juice竜巻”。
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ここのビールは本当においしい。発酵食品とか菌活とかがはやってるけど、そんな理屈を通り越して、体が素直に喜ぶような味。市販のビールが清潔で安定していてクリアなら、このクラフトビールは優しくて豊かで複雑…。

マイケルのほうは定番だけあってビールの王道をいく味と香り。
竜巻のほうは、マンゴーとかんきつ系の香りが感じられるフルーティな味わい。6.2%と度数も高く、なかなかのつわもの。

――全ての工程でHOPを大量に加えることで、豊かな風味を醸し出しています。苦すぎず、とてもジューシーなこのビール、もしあなたがHOPが好きなら、このビールはあなたのためにあるようなビールです! P.S.ちなみにジュースは入っていませんよ (Instagramより)
ジュースを使わずこの香り?
不思議だ。
――その2へつづく

[DATA]
Distant Shores Brewing(ディスタント・ショアーズ・ブルーイング)
東京都東村山市秋津町3-14-2


[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=y-ViaFIjhGM


酒蔵の町にできたブルワリー 【Distant Shores Brewing】
2018.03.25
東村山にビール醸造所があることをご存じだろうか。
場所は、山崎製パンの埼玉第二東村山工場から所沢街道を柳瀬川に下る途中。コヤマドライビングスクールに取り囲まれる形の角地に位置する。

僕がその存在を知ったのは、3月17日に行われたイベント「のみむら」。
これは「都内有数の酒蔵『豊島屋酒造』で醸されたお酒を通じて、人と人のつながりを生み出し、まち全体の活性化および地域経済の振興を目的とした日本酒のバルイベント」(東村山市HP)で、第1部:久米川駅周辺の参加店の食べ飲み歩き、第2部:八坂神社境内でのライブの2部構成
その第2部の出店者のインスタ発信に、この新しいビールブルワリー「Distant Shores Brewing(DSB)」を見つけた。
最初の情報は、またもや相方からもたらされた。
茶道教室のインスタをフォローしていたところ、なぜか東村山市長のインスタにアクセスしてしまい、そこにビールグラスを掲げる満面の笑みの市長とガイジンのpicを発見、と。それがDSB。
調べてみると、工場併設のテイスティングルームがのみむら当日の3月17日にオープン、週末に営業するという。
以降、3月の営業日は25日と31日。
「豊島屋」の町・東村山にビール工場ができたと考えただけでワクワクする。
2度目の営業日にのぞいてみることにした。

南のセブンイレブン駐車場から見て左が工場、右の小屋がテイスティングルーム。
14:02――外に人があふれている。
簡易テーブルセットが設置してあるが、立ったまま飲んでいる人もいる。
テイスティングルームに入ると、テーブル3卓はいっぱい。

6種類のビールからイギリスペールエールとラズベリースタウトを選ぶ。
どちらも苦味がしっかり、濃厚な味わい。
立ったまま飲んでいたら、ふた口で酔いが回るくらいガツンときた。
クラフトビールが流行なのは知ってたけど、地元でこんなに簡単に飲めるのはすごくうれしい。

朝から天気が良く、気温はすでに15℃を超えている。
ビールをついでくれた、たぶんウィリアムスに「ビール日和ですね」と話しかけると、
「ビール… biyori ?」
「ビールにぴったりの日!」
「アリガト、ゴザイマス」

一般向け本稼働は今年3月から。
にもかかわらず、すっかり街に溶け込んでいる感じが、いまの若者気質なのかな。
今年の夏は暑いらしいですね。
(以上、ルポ部分は相方記す)

◆
4月の営業日は8日(日)、14日(土)、22日(日)、28日(土)。
所沢駅、新秋津駅より約1.6km、東村山駅より約2km。
グリーンバス久米川町循環 二柳橋南から徒歩0分、西武バス グランド入口から徒歩4分。
おつまみ持ち込み可。「セブンイレブン大もうけじゃん」と相方。

[DATA]
Distant Shores Brewing(ディスタント・ショアーズ・ブルーイング)
東京都東村山市秋津町3-14-2
https://distantshoresbrewing.com/
https://ja-jp.facebook.com/dsbrewteam/
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?hl=ja&gl=SN&client=mv-google&v=6hzrDeceEKc&p=65D0DF666166DF28&app=desktop


東村山にビール醸造所があることをご存じだろうか。
場所は、山崎製パンの埼玉第二東村山工場から所沢街道を柳瀬川に下る途中。コヤマドライビングスクールに取り囲まれる形の角地に位置する。

僕がその存在を知ったのは、3月17日に行われたイベント「のみむら」。
これは「都内有数の酒蔵『豊島屋酒造』で醸されたお酒を通じて、人と人のつながりを生み出し、まち全体の活性化および地域経済の振興を目的とした日本酒のバルイベント」(東村山市HP)で、第1部:久米川駅周辺の参加店の食べ飲み歩き、第2部:八坂神社境内でのライブの2部構成
その第2部の出店者のインスタ発信に、この新しいビールブルワリー「Distant Shores Brewing(DSB)」を見つけた。
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最初の情報は、またもや相方からもたらされた。
茶道教室のインスタをフォローしていたところ、なぜか東村山市長のインスタにアクセスしてしまい、そこにビールグラスを掲げる満面の笑みの市長とガイジンのpicを発見、と。それがDSB。
調べてみると、工場併設のテイスティングルームがのみむら当日の3月17日にオープン、週末に営業するという。
以降、3月の営業日は25日と31日。
「豊島屋」の町・東村山にビール工場ができたと考えただけでワクワクする。
2度目の営業日にのぞいてみることにした。

南のセブンイレブン駐車場から見て左が工場、右の小屋がテイスティングルーム。
14:02――外に人があふれている。
簡易テーブルセットが設置してあるが、立ったまま飲んでいる人もいる。
テイスティングルームに入ると、テーブル3卓はいっぱい。

6種類のビールからイギリスペールエールとラズベリースタウトを選ぶ。
どちらも苦味がしっかり、濃厚な味わい。
立ったまま飲んでいたら、ふた口で酔いが回るくらいガツンときた。
クラフトビールが流行なのは知ってたけど、地元でこんなに簡単に飲めるのはすごくうれしい。

朝から天気が良く、気温はすでに15℃を超えている。
ビールをついでくれた、たぶんウィリアムスに「ビール日和ですね」と話しかけると、
「ビール… biyori ?」
「ビールにぴったりの日!」
「アリガト、ゴザイマス」

一般向け本稼働は今年3月から。
にもかかわらず、すっかり街に溶け込んでいる感じが、いまの若者気質なのかな。
今年の夏は暑いらしいですね。
(以上、ルポ部分は相方記す)

◆
4月の営業日は8日(日)、14日(土)、22日(日)、28日(土)。
所沢駅、新秋津駅より約1.6km、東村山駅より約2km。
グリーンバス久米川町循環 二柳橋南から徒歩0分、西武バス グランド入口から徒歩4分。
おつまみ持ち込み可。「セブンイレブン大もうけじゃん」と相方。

[DATA]
Distant Shores Brewing(ディスタント・ショアーズ・ブルーイング)
東京都東村山市秋津町3-14-2
https://distantshoresbrewing.com/

[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?hl=ja&gl=SN&client=mv-google&v=6hzrDeceEKc&p=65D0DF666166DF28&app=desktop

