おいしさの秘密、いろいろ 【サンガム 3号店】
2018.05.25
久米川のモザーク通り、食品スーパー「おおた」の向かいのインドカレー店「サンガム」。
ちょっと調べていたら、ラーメン屋が出店してはつぶれてを繰り返した場所だったような違ったような… というようなあいまいな口コミを見つけた。
自分もまったく同じ勘違いをしていたので、念のため整理してみる。

その鬼門物件は3軒信号寄り(現在の居酒屋「青空」)。「麺屋 夢」「麺や小僧」「麺屋 黒琥」と、2014年以来ラーメン屋3軒が立て続けに1年もたずに撤退し、その小僧寿し迷走真っただ中の2015年9月に並びにオープンしたのが「サンガム」。タイミング的に混乱を招いていると思われる。
サンガムの場所は元は婦人洋品店。

こちらは「サンガム3号店」が正式名称のようだ。本店が新所沢にあり、狭山ヶ丘に続いて3店舗目ということ。
そういう都県境をまたいだエリア展開は意外に多く、たとえば久米川駅周辺なら焼き鳥「むらやま」は航空公園と久米川、タイ料理「サワディー」は所沢寿町と久米川。
東村山が埼玉県と間違えられるのも故なしとしない。
ちなみに東京都東村山市久米川町に所在する山崎製パンの工場の名称は、「埼玉第二東村山工場」。
うちのムスメに友だちから「埼玉県東村山市〇〇」というあて先の郵便物が届いたことがある。
ちゃんと届くので、間違ってる人、安心してください。
↑間違ってちゃダメだろ(笑)。
話がそれたがサンガム3号店、意外に広く、テーブル5卓のホールのほかに右奥のスペースにも客席があるようで、そちらから女性の話し声が聞こえる。僕のあとにも1人、奥のグループに合流していたが、ハイソ系の女性といった感じで、東村山の人気カレー店「ピアーズ」の客層に通じるものがある。
そういう層を押さえると強い、と僕は考えている。

注文は、ランチカレーセットからCチキンカレーセット780円。
ナン・ライスはナンを選択、辛さは唐辛子マーク2本の中辛、飲み物はラッシー。
壁に“おいしさの秘密”という紙が3枚張ってあって、うち一つが興味深い。
ナンやカレーに水を使わず、材料の持つ水分を活用し、そして多くの牛乳を使っている、とある。

ここで僕は疑問を抱きました。
インド人、というかヒンドゥー教徒が牛を神聖視し食さないことは有名だが、牛乳はどうなのか?

答え。
牛乳や乳製品は牛を傷つけずに得られるのでOK、むしろ貴重なタンパク源として積極的に消費される、そうだ。
ちなみに牛乳生産量、インドはアメリカに次いで世界第2位。飲用牛乳類消費量、バター生産量 乳牛の飼養頭数では、インドは世界第1位だ((一社)Jミルク データベースより)。

チキンカレーはたしかに濃厚かつまろやか。
中辛はけっこう辛いと思うが、書いてあるとおり食べやすい辛さと感じる。
チキンがごろごろと5~6個入ってる。
こういうランチにしてはかなり気前がよい。

そして、ナンがデカい。感覚的には、これまで見てきたナンの中でいちばん大きいかも。
おかわり自由って、ムリに決まってる。
サンガム3号店、はっきりいって良店です。
こちらはラッシーも自家製で、いろいろこだわりがあるようだ。
考えてみれば、ラッシーは乳製品だ。インドでチャイといえばミルクティーのこと。定番カレーにバターチキンというものがある。
長年何も考えずにインド流の乳製品をいただいてきたわけだ。
図らずも1枚の張り紙からいろいろ考えさせられた。

[DATA]
サンガム 3号店
東京都東村山市栄町2-22-24
[Today's recommendation]

https://youtu.be/nxWyAtA7-OY


久米川のモザーク通り、食品スーパー「おおた」の向かいのインドカレー店「サンガム」。
ちょっと調べていたら、ラーメン屋が出店してはつぶれてを繰り返した場所だったような違ったような… というようなあいまいな口コミを見つけた。
自分もまったく同じ勘違いをしていたので、念のため整理してみる。

その鬼門物件は3軒信号寄り(現在の居酒屋「青空」)。「麺屋 夢」「麺や小僧」「麺屋 黒琥」と、2014年以来ラーメン屋3軒が立て続けに1年もたずに撤退し、その小僧寿し迷走真っただ中の2015年9月に並びにオープンしたのが「サンガム」。タイミング的に混乱を招いていると思われる。
サンガムの場所は元は婦人洋品店。

こちらは「サンガム3号店」が正式名称のようだ。本店が新所沢にあり、狭山ヶ丘に続いて3店舗目ということ。
そういう都県境をまたいだエリア展開は意外に多く、たとえば久米川駅周辺なら焼き鳥「むらやま」は航空公園と久米川、タイ料理「サワディー」は所沢寿町と久米川。
東村山が埼玉県と間違えられるのも故なしとしない。
ちなみに東京都東村山市久米川町に所在する山崎製パンの工場の名称は、「埼玉第二東村山工場」。
うちのムスメに友だちから「埼玉県東村山市〇〇」というあて先の郵便物が届いたことがある。
ちゃんと届くので、間違ってる人、安心してください。
↑間違ってちゃダメだろ(笑)。
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話がそれたがサンガム3号店、意外に広く、テーブル5卓のホールのほかに右奥のスペースにも客席があるようで、そちらから女性の話し声が聞こえる。僕のあとにも1人、奥のグループに合流していたが、ハイソ系の女性といった感じで、東村山の人気カレー店「ピアーズ」の客層に通じるものがある。
そういう層を押さえると強い、と僕は考えている。

注文は、ランチカレーセットからCチキンカレーセット780円。
ナン・ライスはナンを選択、辛さは唐辛子マーク2本の中辛、飲み物はラッシー。
壁に“おいしさの秘密”という紙が3枚張ってあって、うち一つが興味深い。
ナンやカレーに水を使わず、材料の持つ水分を活用し、そして多くの牛乳を使っている、とある。

ここで僕は疑問を抱きました。
インド人、というかヒンドゥー教徒が牛を神聖視し食さないことは有名だが、牛乳はどうなのか?

答え。
牛乳や乳製品は牛を傷つけずに得られるのでOK、むしろ貴重なタンパク源として積極的に消費される、そうだ。
ちなみに牛乳生産量、インドはアメリカに次いで世界第2位。飲用牛乳類消費量、バター生産量 乳牛の飼養頭数では、インドは世界第1位だ((一社)Jミルク データベースより)。

チキンカレーはたしかに濃厚かつまろやか。
中辛はけっこう辛いと思うが、書いてあるとおり食べやすい辛さと感じる。
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チキンがごろごろと5~6個入ってる。
こういうランチにしてはかなり気前がよい。

そして、ナンがデカい。感覚的には、これまで見てきたナンの中でいちばん大きいかも。
おかわり自由って、ムリに決まってる。
サンガム3号店、はっきりいって良店です。
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こちらはラッシーも自家製で、いろいろこだわりがあるようだ。
考えてみれば、ラッシーは乳製品だ。インドでチャイといえばミルクティーのこと。定番カレーにバターチキンというものがある。
長年何も考えずにインド流の乳製品をいただいてきたわけだ。
図らずも1枚の張り紙からいろいろ考えさせられた。

[DATA]
サンガム 3号店
東京都東村山市栄町2-22-24
[Today's recommendation]

https://youtu.be/nxWyAtA7-OY

