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もう一座、村山未踏峰 【天津園】

2018.05.21

 一時期、ちゃんとお店を調べていたことがあった。街で見かけた気になる物件について後日食べログ等で確認するということが多いわけだが、なかにはネット情報が先というケースもある。そういうのは、個性が強く、そこそこ有名というお店。情報が上がりやすいのだ。


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武蔵村山の桜街道に面した「天津園」がそのケース。
こちらの個性はズバリ、量。かつて“武蔵村山三山”と称された。そういうグループ化も情報化社会では大事な要素となる。
三山のうち「暁」は閉店したが、いまも「忠豊」と並び立つ存在。


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武蔵村山三山「天津園」前から奥多摩三山の一つ大岳山を望む


2時近くでお客さんは2組4人、比較的若めの3人組と年配単独客。3人組はほぼ宴会だ。
席数は4人テーブル×4。カウンターは半分荷物置きと化しているが3席程度は使えそう。


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お店の人は年配のご夫婦。
こちらの店主は「忠豊」出身だそうだ。


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事前に調べてあるといってもずいぶん昔のことだし、こちらは量が多いという以外、何も覚えていない。
“山”といったらやっぱりチャーハンかな… ということで、注文はカニ炒飯810円。
なぜカニか、自分でも謎である。カニ炒飯は、おそらく人生初チョイス。あとで忠豊の記事を確認したところカニチャーハンに言及しているので、潜在意識に残っていたのかもしれない。


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まずスープときゅうりのキューちゃん的漬物。
スープは意表を突いて魚介系で、これでラーメンにしたら相当おいしいんじゃないだろうか。
で、炒飯。うわさにたがわぬ“山”でした。


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ところが、困ったことに、これくらいではビビらなくなった。
けっこう簡単に食べられちゃうのだ。
もちろん、このトシになって消化器が丈夫になっているはずがない。
あとで苦しむのだ。


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年をとると筋肉痛が遅れて出るとよくいわれるが、満腹中枢が働きだすタイミングも遅くなっている気がする。食後30分~1時間たって、いきなり来る。そこはきっちり食べた量に比例して、クチくなる。
この炒飯、1時間後にもだえ苦しんでいることは目に見えている。


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カニは、炒飯の山の上にのるカニ缶ほぐし身。
炒飯本体の具は、たっぷりの卵・ネギと、ここにもカニのカニカマ。
味付けはややしょうゆが強い焼き飯タイプ。
シンプルな内容なので、ひたすら食いまくる。


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お店を出て団地西通り商店街から「ピーデー熱帯魚センター」をのぞいてそのまま青梅街道に入り、奈良橋交差点を過ぎてズドンと来た。


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[参考写真]
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武蔵村山の山;「忠豊」と「天津園」

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今年食べた山系チャーハン;「珍来」「櫻華」


[DATA]
天津園
東京都武蔵村山市学園4-44-2





[Today's recommendation]


https://youtu.be/Q_L20FnJ1Nw



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