fc2ブログ

木曜日はレディースデイ! 【野口製麺所】

2022.03.03

 多摩湖方面へ自転車で出かけた帰り、野口町の「野口製麺所」で昼ごはんを食べることに。
ブログで確認すると1年半ぶりというので驚いてしまった。
ちょくちょく食べている感覚だったが、(閉店した)「本町店」と合わせて、ちょくちょく… だったみたいだ。


20220303 noguchiseimenjo-3220220303 noguchiseimenjo-33


フォローしているお店Instagramには昨秋くらいから新サービス? 情報がアップされていて気になっていたが、なかなか機会がなかった。
なぜなら僕一人で入ってもしょうがないから。


20220303 noguchiseimenjo-13


そのサービスとは“木曜日はレディースデイ”。
女性に1品サービスというもの。

サービス内容をインスタ投稿から拾ってみると、サーターアンダギー、おしるこ、大学芋… と、最近はデザート系が多いもよう。


20220303 noguchiseimenjo-1120220303 noguchiseimenjo-12


民家の庭に店舗が建てられているので、屋敷の門を通る。
その先に“今日のサービス「手作りあんみつ」”の張り紙。


20220303 noguchiseimenjo-14


その掲示板の後ろがテラス席になっていて、コロナ禍では使い勝手がよさげに映る。
僕らと入れ違いに出ていった人がそこを使っていて、つられるように外の席へ。
さすがにまだちょっと寒かった σ(^_^;)


20220303 noguchiseimenjo-15


注文は、東村山地粉肉汁うどんと“今月のお薦めうどん”のしっぽくうどん。


20220303 noguchiseimenjo-17-220220303 noguchiseimenjo-18


ほかに店内のセルフコーナー(天ぷら、おでん、etc.)から、紅しょうが天、上ちくわ天をピックアップ。


20220303 noguchiseimenjo-2820220303 noguchiseimenjo-29


紅しょうが天は定番。今日は食べなかったがおでんもうまいぞ。


20220303 noguchiseimenjo-16


こちらはゆで時間が長めで少し待つことになるが、それも織り込み済み。
農家の庭先で野鳥のさえずりに耳を傾けつつのんびり待つのもいいものだ。


20220303 noguchiseimenjo-35
ネギ畑


おもむろに店主さんが勝手口から出てきて、僕らの席の横の畑でネギ抜いてる。
香川県かっ…!! ゞ( ̄∇ ̄;)


20220303 noguchiseimenjo-19-20


しっぽくうどんは、とにかく具だくさん。
れんこん、ごぼう、にんじん、たけのこ、さといも、だいこん、スナップえんどう、水菜、こんにゃく、豆腐、油揚げ、鶏肉と、根菜たっぷり。
あっさりだし汁にほのかにごま油の香る素朴な味わい。
外で食べているからよけいおいしく感じるのかも。


20220303 noguchiseimenjo-21-22


こちらは基本、讃岐うどんのお店だが、それとは違う武蔵野系メニューが東村山地粉シリーズ。
実はこれがすごい。


20220303 noguchiseimenjo-23-24


見るからに香ってきそうなふすまの入った麺。実際、よく香る。
肉汁にはだいこんやにんじん、油揚げ。
そしてさっき収穫したと思われるねぎ。


20220303 noguchiseimenjo-25-26


そこに糧である青菜を入れるところまでは武蔵野スタイルだが、最後、薬味の小口ねぎで、さりげなく讃岐を主張する。


20220303 noguchiseimenjo-27


デザートのあんみつは手作りとのこと。
普通は角切りの寒天が入るところ、これが細切りの寒天すなわちところてんである。
オリジナリティあふれるおいしいあんみつに、ほかのサービス品が気になる。
次のレディースデイは何だろう… と、興味津々。


20220303 noguchiseimenjo-31


[DATA]
野口製麺所
東京都東村山市野口町4-46-1
https://www.facebook.com/%E9%87%8E%E5%8F%A3%E8%A3%BD%E9%BA%BA%E6%89%80-130454557067401/





[Today's recommendation]

wachat220303.jpg




https://youtu.be/uLRiGX3L-kw



20220303 noguchiseimenjo-34
狭山公園


あくなき探求心の… 【野口製麺所】

2020.08.28

 Instagramのある投稿に目がくぎ付けになった。
写真はぱっと見でもわかる、沖縄そば。好物なので、それだけで自分に訴えるものがあるが、そのお店、「野口製麺所」となっている。
野口製麺所で沖縄そば…?
アタマの中がぐーるぐる (ーー;).。oO


20200828 noguchiseimenjo-11


おさらいをしておこう。
ここ東村山はいわゆる武蔵野うどんの中心地の一つで、名店も少なくない。そんな“聖地”で「野口製麺所」は讃岐うどんを標榜している。いわば異端であるが、にもかかわらず人気トップクラス。まさに稀有な存在である。


20200828 noguchiseimenjo-12


そんな、武蔵野で讃岐… なお店が、今度は沖縄… というのである。
ぐーるぐる (ーー;).。oO もするわな。

しかしすぐに思考が整った。
うまいに決まってる👍


20200828 noguchiseimenjo-13


夏季限定らしいのでフォロワーさんに確認すると、「8月いっぱいという感じ?」とのこと。
ぐずぐずしてはいられないのだ。


20200828 noguchiseimenjo-14


投稿は市役所横の本町店のものだが、店のつくりがよりオープンな印象の本店でも食べられるのか、いちおう野口製麺所さんのFacebookを確認してみた。
すると、最近の投稿は沖縄そばが多く、そこからは試行錯誤の過程が見て取れる。


20200828 noguchiseimenjo-15


見方によっては、通常のうどんの麺を流用して“沖縄そば風”にしてみました… という展開を思い浮かべる人もいるかもしれないが、とんでもない。
麺もつゆもガチで本物を追求しているようなのだ。
「野口製麺所」が本気…!
ますます、うまいに決まってる👍👍


20200828 noguchiseimenjo-16


注文は沖縄そば×2。
いちおうお店の人に聞いてみると、「いちおう8月いっぱいだが、評判がよければそのあとも…」みたいなニュアンス。


20200828 noguchiseimenjo-18


沖縄そばはコーレーグースとともに提供。
「はじめそのまま召し上がってください。島とうがらしは辛いので気を付けて」と。


20200828 noguchiseimenjo-19


まずスープをすする。
かつおの香る濃厚だしなのに和風ではない。どこかエキゾチックというか、まさに沖縄。
Facebookによると、だしはベースに豚を使い、じっくりゆっくりと仕上げ澄んだ色にできあがったところに数種類のかつお節をふんだんに投入して深みを重ねていく… とのこと。
うーん、深い。


20200828 noguchiseimenjo-20


麺は薄いグレーの武蔵野うどん風で、粉の香りもあるからまさに地粉っぽい。
またまたFacebookによると、“同じ小麦粉なのに選ぶものと製法を変えるとまるで別物。言ってみれば中華とうどんの中間”と。


20200828 noguchiseimenjo-21


大きくて味の染みた角煮が3個。
紅ショウガで華やかムードも上がる。


20200828 noguchiseimenjo-22


麺、つゆ、肉の三拍子がばっちり決まったおいしい沖縄そば。
こだわりやチャレンジ精神が伝わってきて圧倒された。
本場で食べたことはないけれど、もしかして現地でもここまでていねいに作る店は少ないのではないだろうか。


20200828 noguchiseimenjo-23


[DATA]
野口製麺所
東京都東村山市野口町4-46-1
https://www.facebook.com/%E9%87%8E%E5%8F%A3%E8%A3%BD%E9%BA%BA%E6%89%80-130454557067401/





[Today's recommendation]

wachat20200828.jpg




https://youtu.be/Z9IODJdi3GA



20200830 shijukara
スマホのシャッター押しただけ。どういう理屈でこう写るの??


贅沢感いっぱい! テイクアウトうどん 【野口製麺所】

2020.05.05

 2週間前の「#東村山エール飯」の記事に“少なくともあと2週間以上緊急事態は続くわけであり、まだまだテイクアウトのお世話になるはず”と書いておきながら、その後2週間以上、パン屋と和菓子屋を除いてテイクアウトをしていない。
この状況は、やっぱり難しい。

しかし緊急事態宣言は延長された。
おそらくこのひと月の間、自分の意識は目まぐるしく変化してきているが、現時点で思うのは、この先、少しずつテイクアウトからでもお店の味を楽しむ機会を増やしていきたいということ。緊急事態措置期間の延長により経営環境がいっそう厳しさを増すものと予想される飲食店のわずかなりとも助けになればとも。


20200505 noguchiseimenjo-11


「野口製麺所」さんには先々月、ある記事にコメントをお寄せいただき、“近いうちにうどんを食べに伺おうと思います”と返信している。なのでちゃんとお店で食べる機会をうかがっていたが、ちょっと無理っぽいので、とりあえずテイクアウトすることにした。


20200505 noguchiseimenjo-12


このところSNS等でよく見る季節限定タケノコぶっかけうどんが食べたいとずっと思っていた。
いま本町店はお休み中とのことで、野口町の本店に電話。タケノコがまだ終わっていないことを確認し、もう1品はテイクアウトメニューを電話で教えてもらいつつ、鶏肉のとろろうどんというようなものを注文。


20200505 noguchiseimenjo-13


正式には朝採り竹の子うどんと伊達鶏とろろうどん、ともに920円。


20200505 noguchiseimenjo-14


タケノコは一昨年もいただいておいしかったのでよく覚えているが、おそらくお店敷地で採れるもので、たぶん孟宗竹ではない(不確かな情報で恐縮だが)。
甘辛く煮つけてあり、“美味しく炙りました”とある。これがふんだんにのっていて、しかも僕の好きな穂先や姫皮付きの部位だけでも5切れほどもあって、実にぜいたく。


20200505 noguchiseimenjo-15


伊達鶏は香ばしく焼いてあり、これもボリュームたっぷり。レモンを搾ることで、同じぶっかけでもタケノコとはぜんぜん違った爽やかテイストに。とろろも加わり、食が進む進む。


20200505 noguchiseimenjo-16


麺類のテイクアウト全般にいえることで、さらにこのお店はうちから近いというわけでもないので、どうしてもゆでたてとは違った状態でいただくことになる。そんなときこそ粉の素性が物を言うのであり、コシが少々落ちてよりしっかり咀嚼できるだけに、ごまかしが利かない。
自粛の日々に元気をもらえる、おいしいうどんでした。


20200505 noguchiseimenjo-18


[DATA]
野口製麺所
東京都東村山市野口町4-46-1
https://www.facebook.com/%E9%87%8E%E5%8F%A3%E8%A3%BD%E9%BA%BA%E6%89%80-130454557067401/





[Today's recommendation]

wachat20200505.jpg




https://youtu.be/N_ENSdLOblk


菖蒲まつりから、お約束的な 【野口製麺所】

2018.05.13

 昨日の予報より早まって昼すぎには雨が降りだすという。
やや遠方での街歩きを考えていたが、予定を変更して近場散歩に。

起点は東村山駅。
西口ロータリー~福寿司~トロル~弁天橋~弁天池公園~野菜直売所~ネギ畑~竹林~北山公園


180513 noguchiseimenjo-11

180513 noguchiseimenjo-13180513 noguchiseimenjo-14180513 noguchiseimenjo-15
180513 noguchiseimenjo-12

180513 noguchiseimenjo-16
180513 noguchiseimenjo-17180513 noguchiseimenjo-18


北山公園はハナショウブの名所として知られる。
当地はもともと、この地域では数少ない水田地帯。宅地開発が進みつつあった1976年、東村山市は自然環境保護の観点から都市計画公園としての整備を決定、ハナショウブの植栽を始めた。現在では300種・8000株(約10万本)の花が見られる。


180513 noguchiseimenjo-19

180513 noguchiseimenjo-20180513 noguchiseimenjo-21180513 noguchiseimenjo-22
180513 noguchiseimenjo-23180513 noguchiseimenjo-24180513 noguchiseimenjo-25


公園では毎年花の時期に「菖蒲まつり」が行われる。
今年は6月2日(土)~17日(日)と3週間先の開会だが、花はだいぶ咲いている。ほぼ“葉っぱまつり”だった「桜まつり」(4月7・8日、東村山市各地)のようなことにならないか、ちょっと心配。
というか、僕はこれくらいまばらなほうが好きかも。


180513 noguchiseimenjo-26


お昼ごはんは近くの「野口製麺所」へ。
なんか菖蒲まつりのモデルコースになっちゃってるが、商工会の手の者ではございません(笑)。


180513 noguchiseimenjo-61


武蔵野うどんの聖地・東村山にあって1、2の人気を誇る野口製麺所、実は讃岐系である。ちなみにやはり人気1、2の「こげら」も讃岐で、上位を独占され、このままじゃどこかの国技みたいになっちゃうから頑張れキセノサトじゃないけど、これまでこの店に入るのにためらいがあった。

しかし、このところ加須うどん吉田のうどんと続き、やっぱりいろんなタイプを食べれば楽しいに決まっているし、そういう流れで讃岐に対する警戒心も和らいでいるところへもってきて、予定外の北山公園。
そういうシンクロニシティは大事にしたい。


180513 noguchiseimenjo-30


11時7分で、店内にはすでに2組5人のお客さん。
複雑な形の一枚板のテーブルの端っこに着く。


180513 noguchiseimenjo-31


讃岐系とはいえ、東村山市で営業しているからには地粉のうどんは扱っている。東村山地粉肉汁うどんは外せない。温かいのか冷たいのを聞かれ、香りが立ちそうな温かいものを頼む。
もう1品はぶっかけうどん。


180513 noguchiseimenjo-28


注文をとりにきた感じのよいおじさんにシステムをひと通り聞いてみる。
天ぷらとおでんはセルフ・自己申告制だそうだ。
「もうすぐタケノコの天ぷらが揚がりますから、今日明日でタケノコ終わっちゃうのでぜひ召し上がってください」


180513 noguchiseimenjo-55180513 noguchiseimenjo-56


ほかのところで書かれているので覚悟はしていたが、たしかに時間がかかる。
うどんが出てくるまでの間、揚がってきたタケノコとナスの天ぷらをとってきて食べる。オススメのタケノコは孟宗竹ではなく細めで長いタイプ。香りがよく、軟らかくておいしい。


180513 noguchiseimenjo-60
180513 noguchiseimenjo-57180513 noguchiseimenjo-58
180513 noguchiseimenjo-59


せっかくなのでおでん鍋ものぞき、たまごと牛すじをピックアップ。しっかり濃いめで、お酒が欲しくなる味つけ。
うどんのゆで時間が長いから待ち時間に、というサービス精神のセルフシステムなんだろうな。
で、注文から32分でうどん提供。


180513 noguchiseimenjo-33


地粉うどんは、香りと食感は武蔵野系らしくほっとする味。


180513 noguchiseimenjo-38-2


肉汁には豚肉と煮込まれたにんじんと白菜が入り、ほかにトッピング的に水菜と油揚げ。
青菜の糧がつくのは武蔵野っぽいが、薬味が小口ネギなあたりは讃岐DNAか。


180513 noguchiseimenjo-40


ぶっかけは、まさに讃岐系の強烈なコシ。
われわれには新鮮にすら感じる。


180513 noguchiseimenjo-32-2


菖蒲まつりにお出かけの際は… って、回し者ではないけれども素直にお勧めしたい。
それ以外の季節でも、オープンな席があって、豊島屋酒造「屋守(おくのかみ)」などがラインアップ。
最高の昼飲み条件がそろっている。


180513 noguchiseimenjo-27


[DATA]
野口製麺所
東京都東村山市野口町4-46-1
https://www.facebook.com/%E9%87%8E%E5%8F%A3%E8%A3%BD%E9%BA%BA%E6%89%80-130454557067401/





[Today's recommendation]


https://www.youtube.com/watch?v=1H7Qfw33GKI



chat180513-22.jpg


Latest Articles
ファン歓喜の復活劇! 【ラーメン関口】 Jun 08, 2023
蜃気楼都市にトリップ 【ヒットカフェ】 Jun 07, 2023
私を○○につれてって 【東京競馬場】 Jun 06, 2023
多摩地域の家系草分け 【吉祥寺 武蔵家】 Jun 03, 2023
ラーメンと幸せの距離感問題 【九州ラーメン いし】 Jun 02, 2023
至れり尽くせりな酒蔵ツアー 【石川酒造】 Jun 01, 2023
第1回? 玉川上水ウォーキング🚶‍♀🚶‍♂ 【下の川緑地せせらぎ遊歩道公園】 May 30, 2023
トーホクの車窓から 【駅弁屋 旨囲門 ecute大宮】 May 28, 2023
80’s tasted 吉祥寺ブランド 【レモンドロップ 本店】 May 27, 2023
価値観の混迷する時代に 【天下一品 吉祥寺店】 May 26, 2023
衰え問題と中盛り問題と… 【ラーメンショップ YAMANAKA】 May 25, 2023
ちゃちゃっとクラシックコンサート!(後編) 【NHKホール】 May 23, 2023
Ranking
          
          
Category
Category-2