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立ち食いそばの脳科学的考察 【戸隠そば(一橋学園)】

2018.04.23

 LS社のHHさんとD社のIKHさんの仕事がかぶった。
どっちもレギュラーの仕事はないので来ないときは半年ぐらい音沙汰なしだが、来るとなると重なる率がきわめて高いという不思議…。
――というのは4月3日の記事の書き出しだが、今回はその不思議状態が続いている。

もともとこの2人は同僚で、HHさんはSC分野、IKHさんはHT・MI・AF… という別部門の担当。
なので、事情を伝えればわかってもらえるから重なってもなんとかなっているが、ときどき「HHさんの、やらなくてもいいよ」とか言われる。もちろん冗談だけど。

この一連の(まったく別々の2本の)流れの最後の仕事が、朝IKHさんから送られてきた。
ざっと見て頭の中で日程を組み立てて、少し気持ちに余裕ができたので昼ごはんに出かける。


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すぐにIKH社長から電話。
「1本頼んでおいて申し訳ないんだけど、別件でもう2本お願いできないかな」
気持ちの余裕、なくなる。
お昼ごはんは立ち食いそば(笑)。


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一橋学園駅の駅前。いまはすっかり見なくなった非チェーンの昔ながらの立ち食いそば屋「戸隠そば」。
同じ名前のお店が小川駅前にあって、以前そこのおやじさんが「こっちは街がすっかり変わった。一橋学園はまだまし」と話していたので、系列店と思われる。


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1時半すぎで、カウンター席には女性客1人とおばちゃん1人、カウンターの中におばちゃん1人。
日本語がわかりづらい。
言い直すと、お客さんは若い女性1人、スタッフはおばちゃん2人体制で、うち1人は客席で食事中。


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注文はコロッケそばに卵。で、僕はそばの薬味に白ネギは強すぎてあまり好きではないので、特に立ち食いの場合、体調によっては抜いてもらうことがある。
「ネギ抜きで」と申告。


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しかしこの立ち食いそばにおけるネギ抜き、成功率というのか達成率というのか、要求が通る確率が50%を切るという統計がある(当社調べ)。


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立ち食いそばの調理法は流れ作業で、アスリートに通じる無意識下の運動であるから、脊髄の運動指令の変換メカニズムを用いて制御されており、前頭葉の制止指令よりも早くおばちゃんの手をネギを投入するよう動作させる。

見ていると、まず個包装のゆで麺を開封。“ゆでたて”ではないが、“開けたて”である。(← 一応、褒められるところは褒めている、つもり)
で、温め時間は何秒だろう、ちょっと目を離したらもうネギがのっている。やっぱりー(笑)。


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でもおばちゃん、すぐに間違いに気づく。
「ごめんなさいね。おしゃべりしながら(←カウンターのおばちゃんと)やってたら、手が勝手に…」
「いいです、いいです。そのままで」と言ってるのに、ネギをよけ始めた。けっこうていねいによけてくれた。

で、出てきたのがこれ。


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これ、どう思います?
僕は「面倒かけちゃったな…」というのがまずあって、あとは普通に「おいしそうだな」ぐらいしか考えずに食べ始めた。
食べ終わるころ、ようやくそのことに気づいたのである。

卵は…?


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思い返せば、あまりに間が悪かった。
無意識下の運動で卵を投入するはずのタイミングで意識が追い付いて回路が混線した。
卵投入はネギよけという別の運動に取って代わられてしまったのだ。


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料金はコロッケそば360円+生玉子60円、支払い済み。
ほとんど汁しか残っていないどんぶりに卵を入れてもらうのもどうかと思うし…。
結局、立ち食いでめんどくさい注文をするほうが悪い、との結論に至る。

「ごちそうさま」と愛想よくお店を出る。
「ありがとうございました♪」と、屈託のない笑顔が返ってきた。


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[DATA]
戸隠そば(一橋学園)
東京都小平市学園西町1-20-22





[Today's recommendation]


https://youtu.be/ucgDi_8fbn4



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ホウチャクソウ(玉川上水 / 小平市学園西町)


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