宇宙展もタイカレーも、やっぱりココブンジ 【タラ】
2018.04.08
国分寺市は日本の宇宙開発発祥の地である。
1955年4月12日、“日本の宇宙開発・ロケット開発の父”糸川英夫博士が開発したペンシルロケットの発射実験が、国分寺市本町1丁目の南部銃製造所で行われた。
現在の早稲田実業学校の敷地内であり、学校の正門前広場には「日本の宇宙開発発祥の地」記念碑が建つ。

宇宙や天文に興味のある方で、糸川=イトカワという名前を知らない人はいないだろう。
史上初の小惑星サンプルリターンを成し遂げた探査機「はやぶさ」が鉱物の微粒子を持ち帰ったのが小惑星イトカワであり、その名はもちろん糸川博士にちなんだもの。
国分寺駅北口の再開発ビル「ココブンジ」(cocobunji)が完成し、昨日7日にはWEST 1~4階の商業施設「ミーツ国分寺」が開業を迎えたので見に行った。
というより、一足早く1日にオープンしていた市の施設「cocobunjiプラザ」(WEST 5階)で何か開館記念イベントが行われていたはず、と。

それは「『国分寺×宇宙』展示 日本の宇宙開発発祥の地国分寺で育む『宇宙への夢』展」という長いタイトルの展示であった。
ペンシルロケット実機(左)、ISS国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟模型(右)
ペンシルロケットの実機のほか、日本初の人工衛星「おおすみ」や国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の模型など、宇宙好きには一見の価値アリの展示となっている(4月26日まで)。

日本初の人工衛星「おおすみ」の模型(右のケース)
と、得意分野なので長い前振りになってしまったが、計画して動いているわけではなく行ったらやっていた、と。

実はもう一つ、はっきりした目的があって(もうちょっと前振りが続きます)、知り合いが関わった本が出版されたので紀伊國屋書店まで買いに来た。
僕はすでに読み終わっているが、非常におもしろい内容なので親戚の高校生に贈ってあげようと思ったのだ。こういうとき、僕はAmazonは使わない。
サブタイトルからもわかるように、宇宙の話も盛りだくさんで、現役のJAXA/ISASの研究者も登場する。
偶然の宇宙続きである。

『生命の起源はどこまでわかったか――深海と宇宙から迫る』 高井研 編
A5・並製・カバー・208頁、本体1700円+税、岩波書店
ところで、cocobunji EAST 1階、路面の位置に入った飲食店が「てんや」と「松屋」って、どうなのよ…。
その70m先。お昼ごはんは昔よく入ったタイ料理店「タラ」へ。
宇宙ネタは… さすがに関係ないか(笑)。

地下に潜る、店内はまるでスナック… となんとなく難易度が高そうなお店だが、地上の入り口に掲示してあるランチメニューの安さもあって、地域屈指の人気店である。
なにしろコーヒー付きで500円(+税)というメニューが3種類も用意されている(*日曜日はコーヒーは付かない)。

1989年開店と、タイ料理店としてはかなりの古株。
最初に入ったきっかけはテレビ番組だが、10年以上前のことなので放送内容はよく覚えていない。

国分寺での昼食はだいたいココ、という時期もあった。
僕が食べるのは必ず500円のゲァン ガイだった。

5年ぶりぐらいになるだろうか、注文はやはりゲァン ガイ(鶏肉とナス入り緑カレー)500円。もう1品はバーミー ナームーデン(焼豚ラーメン)700円に。

ちなみにこちら、メニュー表の撮影はNG。
「ネットに載っちゃうとマネされちゃうから」とお店の方。
「料理の写真? OK♪」「お店? OK♪」と、ほかはたいへんフレンドリー。

ゲァン ガイは、こんな辛かったかな…? というくらいにしっかり辛い。

でも個人的にはこれくらいがちょうどよいという辛さだ。
ココナッツミルクの芳香に、ナンプラー? の隠し味を感じる。

バーミー ナームーデンは、酸味は強いが甘味は控えめというバランス感覚が好き。
で、しっかり辛いが、これもちょうどよいレベル。
具は、「豚切らしちゃったから鶏でOK?」ということで蒸し鶏と、モヤシ、チンゲン菜、小口ネギ、パクチー、刻みピーナツ。麺はバミー(中華麺)。

店名は、タイ語で「清水」の意味という。
けど、昔見たテレビに映っていたのは、おぼろげな記憶ながら、たくましい女性の姿。
どうしてももう一つの“Tara”を連想してしまうのだ。

[DATA]
タラ
東京都国分寺市本町2-2-12 コムロビルB1
[Today's recommendation]

https://youtu.be/BUM_zT3YKHs


国分寺市は日本の宇宙開発発祥の地である。
1955年4月12日、“日本の宇宙開発・ロケット開発の父”糸川英夫博士が開発したペンシルロケットの発射実験が、国分寺市本町1丁目の南部銃製造所で行われた。
現在の早稲田実業学校の敷地内であり、学校の正門前広場には「日本の宇宙開発発祥の地」記念碑が建つ。

宇宙や天文に興味のある方で、糸川=イトカワという名前を知らない人はいないだろう。
史上初の小惑星サンプルリターンを成し遂げた探査機「はやぶさ」が鉱物の微粒子を持ち帰ったのが小惑星イトカワであり、その名はもちろん糸川博士にちなんだもの。
![]() | ![]() |
国分寺駅北口の再開発ビル「ココブンジ」(cocobunji)が完成し、昨日7日にはWEST 1~4階の商業施設「ミーツ国分寺」が開業を迎えたので見に行った。
というより、一足早く1日にオープンしていた市の施設「cocobunjiプラザ」(WEST 5階)で何か開館記念イベントが行われていたはず、と。

それは「『国分寺×宇宙』展示 日本の宇宙開発発祥の地国分寺で育む『宇宙への夢』展」という長いタイトルの展示であった。
![]() | ![]() |
ペンシルロケットの実機のほか、日本初の人工衛星「おおすみ」や国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の模型など、宇宙好きには一見の価値アリの展示となっている(4月26日まで)。

日本初の人工衛星「おおすみ」の模型(右のケース)
と、得意分野なので長い前振りになってしまったが、計画して動いているわけではなく行ったらやっていた、と。

実はもう一つ、はっきりした目的があって(もうちょっと前振りが続きます)、知り合いが関わった本が出版されたので紀伊國屋書店まで買いに来た。
僕はすでに読み終わっているが、非常におもしろい内容なので親戚の高校生に贈ってあげようと思ったのだ。こういうとき、僕はAmazonは使わない。
サブタイトルからもわかるように、宇宙の話も盛りだくさんで、現役のJAXA/ISASの研究者も登場する。
偶然の宇宙続きである。

『生命の起源はどこまでわかったか――深海と宇宙から迫る』 高井研 編
A5・並製・カバー・208頁、本体1700円+税、岩波書店
ところで、cocobunji EAST 1階、路面の位置に入った飲食店が「てんや」と「松屋」って、どうなのよ…。
その70m先。お昼ごはんは昔よく入ったタイ料理店「タラ」へ。
宇宙ネタは… さすがに関係ないか(笑)。

地下に潜る、店内はまるでスナック… となんとなく難易度が高そうなお店だが、地上の入り口に掲示してあるランチメニューの安さもあって、地域屈指の人気店である。
なにしろコーヒー付きで500円(+税)というメニューが3種類も用意されている(*日曜日はコーヒーは付かない)。

1989年開店と、タイ料理店としてはかなりの古株。
最初に入ったきっかけはテレビ番組だが、10年以上前のことなので放送内容はよく覚えていない。

国分寺での昼食はだいたいココ、という時期もあった。
僕が食べるのは必ず500円のゲァン ガイだった。

5年ぶりぐらいになるだろうか、注文はやはりゲァン ガイ(鶏肉とナス入り緑カレー)500円。もう1品はバーミー ナームーデン(焼豚ラーメン)700円に。

ちなみにこちら、メニュー表の撮影はNG。
「ネットに載っちゃうとマネされちゃうから」とお店の方。
「料理の写真? OK♪」「お店? OK♪」と、ほかはたいへんフレンドリー。

ゲァン ガイは、こんな辛かったかな…? というくらいにしっかり辛い。

でも個人的にはこれくらいがちょうどよいという辛さだ。
ココナッツミルクの芳香に、ナンプラー? の隠し味を感じる。

バーミー ナームーデンは、酸味は強いが甘味は控えめというバランス感覚が好き。
で、しっかり辛いが、これもちょうどよいレベル。
具は、「豚切らしちゃったから鶏でOK?」ということで蒸し鶏と、モヤシ、チンゲン菜、小口ネギ、パクチー、刻みピーナツ。麺はバミー(中華麺)。

店名は、タイ語で「清水」の意味という。
けど、昔見たテレビに映っていたのは、おぼろげな記憶ながら、たくましい女性の姿。
どうしてももう一つの“Tara”を連想してしまうのだ。

[DATA]
タラ
東京都国分寺市本町2-2-12 コムロビルB1
[Today's recommendation]

https://youtu.be/BUM_zT3YKHs

