最強こってりラーメン! 【パワー軒】
2020.01.31
すずかけ通りの「パワー軒」は創業30年、立川北部中エリアを代表する人気ラーメン店である。
人気といっても駅から遠いので行列ができることは(たぶん)ないが、昼どきはお店の前に車が並ぶ。…と、こんなこと書いていいかどうかわからないが、しょうがないのだ。駅トオなので。

ただ、車でラーメン屋に乗り付ける行為はいかがなものかと。路駐とか交通ルールの問題ではなく、摂取・消費カロリーバランス悪すぎないか…?
ちなみに自分は「パワー軒」まで片道10km、自転車移動。おかげでBMI 21.9(←自慢?)。

まあ、店の前の車の数は混み具合のバロメーターであり、混むのが苦手な自分的にはいい目安ではある。
今日は13:30で1台。楽勝っぽい。

券売機で塩豚骨らーめん並をポチッとな(780円)。

こちらは燕三条らーめん、超こってり塩豚骨らーめん、台湾混ぜそば、油そば… と幅広くカバーする。来店頻が高くはないので詳しくないが、以前は豚骨主体で、燕三条の幟が立ったのは移転(2006年)後しばらくたってからと記憶している。
保守的な僕は、ここではこの塩豚骨以外に食べたことがない。
スープはドロッとして濃厚、表面を油膜が覆う。
そのヴィジュアルのわりに、味はさっぱりしている。よけいな甘味がないからだ。

塩豚骨というのは、しょうゆを使っていないという意味だと思うが、濃厚なスープを生かすためのシンプルなタレというだけでなく、豚骨とは違った風味を感じるので、だしに煮干しあるいはタレに魚醤といったダブルスープになっているような気がする。
麺はボソッとした低加水の太麺で、ズズッではなくワシワシ… と食べる快感。
具はチャーシュー3枚、キクラゲ、モヤシ、ノリ、ワカメ、ネギと、値段に対して豊富。ただ、前回とは微妙に違っていて、ニンニクチップがなくなったのはちょっと残念。

前にも書いたが、ここの塩豚骨は自分史上最強こってり、店名どおりパワフルなラーメンである。小麦と脂と肉と… と、カロリー的にもパワフル。
10km離れていてよかった… と思わずにはいられない。

[DATA]
パワー軒
東京都立川市柏町2-46
https://twitter.com/powerkentatika1
https://www.instagram.com/pawerken0214/
[Today's recommendation]

◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3 ◆


他意はありません
https://youtu.be/02D2T3wGCYg



立川駐屯地の向こうの丹沢連峰の向こうの富士山…(さっきまで見えていたんだが…)

すずかけ通りの「パワー軒」は創業30年、立川北部中エリアを代表する人気ラーメン店である。
人気といっても駅から遠いので行列ができることは(たぶん)ないが、昼どきはお店の前に車が並ぶ。…と、こんなこと書いていいかどうかわからないが、しょうがないのだ。駅トオなので。

ただ、車でラーメン屋に乗り付ける行為はいかがなものかと。路駐とか交通ルールの問題ではなく、摂取・消費カロリーバランス悪すぎないか…?
ちなみに自分は「パワー軒」まで片道10km、自転車移動。おかげでBMI 21.9(←自慢?)。

まあ、店の前の車の数は混み具合のバロメーターであり、混むのが苦手な自分的にはいい目安ではある。
今日は13:30で1台。楽勝っぽい。

券売機で塩豚骨らーめん並をポチッとな(780円)。

こちらは燕三条らーめん、超こってり塩豚骨らーめん、台湾混ぜそば、油そば… と幅広くカバーする。来店頻が高くはないので詳しくないが、以前は豚骨主体で、燕三条の幟が立ったのは移転(2006年)後しばらくたってからと記憶している。
保守的な僕は、ここではこの塩豚骨以外に食べたことがない。
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スープはドロッとして濃厚、表面を油膜が覆う。
そのヴィジュアルのわりに、味はさっぱりしている。よけいな甘味がないからだ。

塩豚骨というのは、しょうゆを使っていないという意味だと思うが、濃厚なスープを生かすためのシンプルなタレというだけでなく、豚骨とは違った風味を感じるので、だしに煮干しあるいはタレに魚醤といったダブルスープになっているような気がする。
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麺はボソッとした低加水の太麺で、ズズッではなくワシワシ… と食べる快感。
具はチャーシュー3枚、キクラゲ、モヤシ、ノリ、ワカメ、ネギと、値段に対して豊富。ただ、前回とは微妙に違っていて、ニンニクチップがなくなったのはちょっと残念。

前にも書いたが、ここの塩豚骨は自分史上最強こってり、店名どおりパワフルなラーメンである。小麦と脂と肉と… と、カロリー的にもパワフル。
10km離れていてよかった… と思わずにはいられない。

[DATA]
パワー軒
東京都立川市柏町2-46


[Today's recommendation]





他意はありません
https://youtu.be/02D2T3wGCYg




立川駐屯地の向こうの丹沢連峰の向こうの富士山…(さっきまで見えていたんだが…)

最強こってりをダブルニンニクで! 【パワー軒】
2018.04.06
立川市のけやき台団地から砂川五番住宅あたりに抜けるすずかけ通りは、ちょっとしたラーメン激戦区。
っていうか、地味ながらも苛烈なサバイバル競争の様相を呈している。
人気店のように見えて長続きしないという状況が続いている。単に供給過剰との見方もあるが…。
この通りで長く続いているラーメン屋は、おそらく「パワー軒」だけ。

こちら、外観的には全力で燕三条ラーメンを推しているが、もともとのウリは豚骨だった。
以前はいまより1km東の、やはりすずかけ通りで営業しており、当時としてはかなり濃厚な雰囲気を漂わせていた。食べログによれば移転は2006年7月。
移転前は立川に行くルート上に位置したので認知していたが、気になりつつ入れないまま。移転直後くらいに4~5回入った。
で、ここの塩豚骨は自分史上、最強こってりのラーメンなのであった。

「このところ背脂が足りてないな…」と感じることってありますよね。
↑ねーよ!
そんなときに入っていたのが、こちら。
↑あったのか!?
食べるのは決まって塩豚骨で、それがお店イチオシだった。
ほかに支那そばや長浜らーめんにはなんとなく覚えがあるが、現在のイチオシの燕三条は当時やっていなかった。
要するに、豚骨ラーメンとしての存在感がすごかったのだが、それ一本ではなくあれこれ手を出していたという印象。
店主はインテリジェンス漂うおやじさんだった。
その後、前を通るたびに燕三条推しが強まっていって、そういうものに特に興味がない自分は足が遠ざかった。

今日、たまたまその方面を走っていて、様子をうかがってみようと思ったのだ。
その“様子をうかがう”には、“間違ってすいていたら入ろう”が含まれる。
で、間違ってすいていた。
12時50分で、客は僕1人。

券売機を見ると、燕三条らーめん、塩豚骨らーめん、支那そば、魚介豚骨醤油らーめんを4本柱に、各つけ麺、油そば、長浜らーめん、台湾まぜそば… とある。
塩豚骨らーめん並730円をポチッとな。“中太麺・超こってり”のただし書き。

思いっきりボケちゃったが、左から燕三条らーめん(黒)、塩豚骨らーめん(黄)、支那そば(赤)、魚介豚骨醤油らーめん(紫)、各つけ麺(緑)、台湾まぜそば(茶)、油そば・長浜らーめん・丼ほか(白)と色分けしてある
L字カウンター14席。
店員は、店主のおっちゃんと、もう1人のおっちゃん。
コーナーのテレビのワイドショーはたけし軍団。
いろいろお土産の張り紙があしてあるが、“刻み玉ねぎS 50円、W 100円”がおもしろい。燕三条だけに。
こういうのを工業生産や研究開発の現場では副生品という。
ラーメンを運んできたもう1人のおっちゃん、「よろしかったらニンニクどうぞ」と。
目の前に生ニンニクと搾り器が置いてある。
塩豚骨の見た目、以前より豪華になった気がする。
トッピングはチャーシュー2枚、キクラゲ、モヤシ、ノリ、ニンニクチップ、小口ネギ。

ひと口スープをすすって、不思議と10数年前を思い出す。ギトギト、ポタポタっていうんですか。やっぱり自分的に最こってり。
麺は、自分が食べるラーメンとしてはかなり太め、ゆで加減もかなり硬めで、ズルズルというよりワシワシ食べる感じ。
チャーシューはホロッととろける。キクラゲ、モヤシもたっぷり。
以前、僕が食べていたころにはニンニクチップはなかった気がするが、これがこってりによく合う。熊本系のマー油の役割だ。
めったに利用しないガーリッククラッシャーを使い、調子に乗ってやったことのない麺リフト(笑)
せっかくお勧めされたので生ニンニクを搾ってダブルニンニクに。
いやー、パンチが効いて、これぞパワー軒!

いつもこのようにすいていればもっと通いたいと思うのだが、それではお店はやっていけない、と一人モヤモヤする。
お店を出ると、2軒隣に見覚えのないラーメン屋さん。こっちはけっこう混んでいる。
調べてみると、この「林屋」というお店、以前東大和中央通りにあった「らの字」が2014年に移転してきたものらしい。そういえば、らの字もあっさりしょうゆと濃厚とんこつの二刀流だった。

今日はたまたますいていてラッキーだったと思っているが、これが勢力図の変化の表れとすれば… とモヤモヤ。
「パワー軒」のないすずかけ通りなんて考えられないわけで。

[DATA]
パワー軒
東京都立川市柏町2-39-46
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=-NMph943tsw


◆ 猫写真はこちら ◆
立川市のけやき台団地から砂川五番住宅あたりに抜けるすずかけ通りは、ちょっとしたラーメン激戦区。
っていうか、地味ながらも苛烈なサバイバル競争の様相を呈している。
人気店のように見えて長続きしないという状況が続いている。単に供給過剰との見方もあるが…。
この通りで長く続いているラーメン屋は、おそらく「パワー軒」だけ。

こちら、外観的には全力で燕三条ラーメンを推しているが、もともとのウリは豚骨だった。
以前はいまより1km東の、やはりすずかけ通りで営業しており、当時としてはかなり濃厚な雰囲気を漂わせていた。食べログによれば移転は2006年7月。
移転前は立川に行くルート上に位置したので認知していたが、気になりつつ入れないまま。移転直後くらいに4~5回入った。
で、ここの塩豚骨は自分史上、最強こってりのラーメンなのであった。

「このところ背脂が足りてないな…」と感じることってありますよね。
↑ねーよ!
そんなときに入っていたのが、こちら。
↑あったのか!?
食べるのは決まって塩豚骨で、それがお店イチオシだった。
ほかに支那そばや長浜らーめんにはなんとなく覚えがあるが、現在のイチオシの燕三条は当時やっていなかった。
要するに、豚骨ラーメンとしての存在感がすごかったのだが、それ一本ではなくあれこれ手を出していたという印象。
店主はインテリジェンス漂うおやじさんだった。
その後、前を通るたびに燕三条推しが強まっていって、そういうものに特に興味がない自分は足が遠ざかった。

今日、たまたまその方面を走っていて、様子をうかがってみようと思ったのだ。
その“様子をうかがう”には、“間違ってすいていたら入ろう”が含まれる。
で、間違ってすいていた。
12時50分で、客は僕1人。

券売機を見ると、燕三条らーめん、塩豚骨らーめん、支那そば、魚介豚骨醤油らーめんを4本柱に、各つけ麺、油そば、長浜らーめん、台湾まぜそば… とある。
塩豚骨らーめん並730円をポチッとな。“中太麺・超こってり”のただし書き。

思いっきりボケちゃったが、左から燕三条らーめん(黒)、塩豚骨らーめん(黄)、支那そば(赤)、魚介豚骨醤油らーめん(紫)、各つけ麺(緑)、台湾まぜそば(茶)、油そば・長浜らーめん・丼ほか(白)と色分けしてある
L字カウンター14席。
店員は、店主のおっちゃんと、もう1人のおっちゃん。
コーナーのテレビのワイドショーはたけし軍団。
いろいろお土産の張り紙があしてあるが、“刻み玉ねぎS 50円、W 100円”がおもしろい。燕三条だけに。
こういうのを工業生産や研究開発の現場では副生品という。
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ラーメンを運んできたもう1人のおっちゃん、「よろしかったらニンニクどうぞ」と。
目の前に生ニンニクと搾り器が置いてある。
塩豚骨の見た目、以前より豪華になった気がする。
トッピングはチャーシュー2枚、キクラゲ、モヤシ、ノリ、ニンニクチップ、小口ネギ。

ひと口スープをすすって、不思議と10数年前を思い出す。ギトギト、ポタポタっていうんですか。やっぱり自分的に最こってり。
麺は、自分が食べるラーメンとしてはかなり太め、ゆで加減もかなり硬めで、ズルズルというよりワシワシ食べる感じ。
チャーシューはホロッととろける。キクラゲ、モヤシもたっぷり。
以前、僕が食べていたころにはニンニクチップはなかった気がするが、これがこってりによく合う。熊本系のマー油の役割だ。
![]() | ![]() | ![]() |
せっかくお勧めされたので生ニンニクを搾ってダブルニンニクに。
いやー、パンチが効いて、これぞパワー軒!

いつもこのようにすいていればもっと通いたいと思うのだが、それではお店はやっていけない、と一人モヤモヤする。
お店を出ると、2軒隣に見覚えのないラーメン屋さん。こっちはけっこう混んでいる。
調べてみると、この「林屋」というお店、以前東大和中央通りにあった「らの字」が2014年に移転してきたものらしい。そういえば、らの字もあっさりしょうゆと濃厚とんこつの二刀流だった。

今日はたまたますいていてラッキーだったと思っているが、これが勢力図の変化の表れとすれば… とモヤモヤ。
「パワー軒」のないすずかけ通りなんて考えられないわけで。

[DATA]
パワー軒
東京都立川市柏町2-39-46
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=-NMph943tsw


◆ 猫写真はこちら ◆