記憶の彼方に…? 学生街の洋食店 【キッチンニュー早苗】
2018.03.31
午後、都心に用事がある。
といっても自分に用事があるわけではないが、一緒に昼ごはんに、そっち方面に出掛けることにした。
こういうのに便乗しないと街に出る機会のない生活を送っている。
このブログは個人的には日記機能を果たしているので、ちょっと見返してみると、去年電車で出掛けたのは8回のみ。引きこもりに近い。まあ、電車が苦手だからこういう生活に帰着しているというところもあるが。
今年はこれで6回目と、なかなか優秀。

高田馬場のさかえ通り商店街は学生のころときどき訪れた。
「清龍」という居酒屋が有名で、いまもクラス会の場所はそこだったりする。

そのほかのお店はまったく覚えておらず、実際入れ替わりの激しい場所だから閉店したところも多いとは思うが、かろうじて名前だけ記憶しているのが「キッチンニュー早苗」。正確には、「早苗」と名の付くお店があったことを覚えている。
入ったことがあったかどうかは定かでない。いくつかこういう感じのお店には覚えがある。桃屋「江戸むらさき ごはんですよ!」をキープできる定食屋っていうのを思い出したんだが(笑)、それはまた別だったかな…?

さかえ通りの中ほどを右折、神田川を渡る。
入り口の両サイドに「2014年、おかげさまで地元・高田馬場で創業45年」のポスター。

年配の団体さんと入れ替わりに入店。
おかみさんが「真ん中のテーブルにどうそ」と。
4人掛けテーブル3脚とカウンター6席の小さなお店。お客さんはカウンターに3人。
注文は、日替り定食:しょうが焼とかじきまぐろフライ(目玉焼、みそ汁)730円(妻)とカツカレー750円(僕)。
このところカツカレーばかり食べている気がする。体育会系の学生みたいでどうかと思うが、食べたいものはしょうがない。
まだまだカツカレーを食べたいお店はたくさんあるので、しばらく続くかもしれない。

常連客とおかみさんがテレビの功罪について論じ合っている。
「オレんとこの三ノ輪の鰻屋なんか、テレビでやったら大変だよ。もうぜんぜん入れなくなっちゃって」と常連さん。
「うちも『モヤさま』のときは1週間まったくダメだった」とおかみさん。
ダメとか言っているわりには表に番組出演時の写真が張ってある。
こちらはそれくらいの有名店である。
カツカレーにはサラダとコンソメスープが付く
目玉焼きで隠れているが、トンカツのサイズはけっこう大きく、厚みもある。

カレーは懐かし系の和式のタイプ。具はほとんど煮崩れているが、肉片は案外残っている。ご飯の量はそこそこ多い。
甘めのカレーとシンプルに塩・こしょうで味を調えたスープのバランスがよい。

日替りもボリューム満点。
どんぶりご飯に目玉焼きがのって、男子学生のたべもののようだ。

あとから入った親子連れのオーダーが、「日替り3つで、うち1つカレーで」と謎の日本語。
壁の日替りの張り紙を見ると、「プラス100円でライスがカレーライスになります」とある。

つまり、エッグカレーに、しょうが焼とかじきまぐろフライ、みそ汁が付いて830円ということ。
なんかそれってすごい。すごいけど、おじさんにはムリ(笑)。
まさに体育会系男子学生ご用達といったところ。

お店を出ると、街が煙っている。
見ると、煙のもとはいま出てきた店の換気扇。
衣服や髪の毛がかなり油煙を吸っているのが自覚できる。
実はこのあとの相方の用事とは、あるセレブなチャリティーイベントの受け付けを務めること。
揚げ物臭をプンプン漂わせて、セレブな受付嬢、大丈夫か…?

[DATA]
キッチンニュー早苗
東京都新宿区下落合1-3-19
[Today's recommendation]

https://youtu.be/GX3AnhefltM




3月31日、戸山公園
午後、都心に用事がある。
といっても自分に用事があるわけではないが、一緒に昼ごはんに、そっち方面に出掛けることにした。
こういうのに便乗しないと街に出る機会のない生活を送っている。
このブログは個人的には日記機能を果たしているので、ちょっと見返してみると、去年電車で出掛けたのは8回のみ。引きこもりに近い。まあ、電車が苦手だからこういう生活に帰着しているというところもあるが。
今年はこれで6回目と、なかなか優秀。

高田馬場のさかえ通り商店街は学生のころときどき訪れた。
「清龍」という居酒屋が有名で、いまもクラス会の場所はそこだったりする。

そのほかのお店はまったく覚えておらず、実際入れ替わりの激しい場所だから閉店したところも多いとは思うが、かろうじて名前だけ記憶しているのが「キッチンニュー早苗」。正確には、「早苗」と名の付くお店があったことを覚えている。
入ったことがあったかどうかは定かでない。いくつかこういう感じのお店には覚えがある。桃屋「江戸むらさき ごはんですよ!」をキープできる定食屋っていうのを思い出したんだが(笑)、それはまた別だったかな…?

さかえ通りの中ほどを右折、神田川を渡る。
入り口の両サイドに「2014年、おかげさまで地元・高田馬場で創業45年」のポスター。

年配の団体さんと入れ替わりに入店。
おかみさんが「真ん中のテーブルにどうそ」と。
4人掛けテーブル3脚とカウンター6席の小さなお店。お客さんはカウンターに3人。
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注文は、日替り定食:しょうが焼とかじきまぐろフライ(目玉焼、みそ汁)730円(妻)とカツカレー750円(僕)。
このところカツカレーばかり食べている気がする。体育会系の学生みたいでどうかと思うが、食べたいものはしょうがない。
まだまだカツカレーを食べたいお店はたくさんあるので、しばらく続くかもしれない。

常連客とおかみさんがテレビの功罪について論じ合っている。
「オレんとこの三ノ輪の鰻屋なんか、テレビでやったら大変だよ。もうぜんぜん入れなくなっちゃって」と常連さん。
「うちも『モヤさま』のときは1週間まったくダメだった」とおかみさん。
ダメとか言っているわりには表に番組出演時の写真が張ってある。
こちらはそれくらいの有名店である。
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カツカレーにはサラダとコンソメスープが付く
目玉焼きで隠れているが、トンカツのサイズはけっこう大きく、厚みもある。

カレーは懐かし系の和式のタイプ。具はほとんど煮崩れているが、肉片は案外残っている。ご飯の量はそこそこ多い。
甘めのカレーとシンプルに塩・こしょうで味を調えたスープのバランスがよい。

日替りもボリューム満点。
どんぶりご飯に目玉焼きがのって、男子学生のたべもののようだ。

あとから入った親子連れのオーダーが、「日替り3つで、うち1つカレーで」と謎の日本語。
壁の日替りの張り紙を見ると、「プラス100円でライスがカレーライスになります」とある。

つまり、エッグカレーに、しょうが焼とかじきまぐろフライ、みそ汁が付いて830円ということ。
なんかそれってすごい。すごいけど、おじさんにはムリ(笑)。
まさに体育会系男子学生ご用達といったところ。

お店を出ると、街が煙っている。
見ると、煙のもとはいま出てきた店の換気扇。
衣服や髪の毛がかなり油煙を吸っているのが自覚できる。
実はこのあとの相方の用事とは、あるセレブなチャリティーイベントの受け付けを務めること。
揚げ物臭をプンプン漂わせて、セレブな受付嬢、大丈夫か…?

[DATA]
キッチンニュー早苗
東京都新宿区下落合1-3-19
[Today's recommendation]

https://youtu.be/GX3AnhefltM




3月31日、戸山公園