新春の華やぎのランチずし 【旭鮨】
2018.01.08
秋津周辺を歩くことに。
前回の秋津散歩は、淵の森へ下って所沢市の上安松あたりをぶらぶらした。今回は、行政区画でいうと清瀬市。
秋津周辺は、埼玉県所沢市、東京都清瀬市・東村山市が入り組んでいる。
秋津駅北口から「いなげや 秋津駅前店」の前を通ってその先の分かれ道を直進。
空堀川を渡り、円福寺、野塩八幡神社にお参り。
その先は通ったことのない道なのでうまく説明できないが、目に留まったものを挙げると、清瀬第四中学校、上組稲荷神社、そして志木街道のラーメン「一元」の交差点に出た。

こうも端折るとどこをどう歩いたか、地元の人でもわからないだろうな(笑)。
ここまで来たら、そのまま清瀬の街に入って昼ごはんの店を探すことにする。
清瀬駅周辺、特に南口商店街には、気になるが入れていないお店がまだたくさんある。
一方、「みゆき食堂」や「キッチンスズキ」など、何度でも入りたいというお店も多い。
どうしようかとなると、やはりこういう機会には新規開拓のほうに傾いてしまう。というか、みゆき食堂もキッチンスズキも休みだったんだが。

数年前に謎の都市計画道路によって乱暴に分断された南口ふれあい通り商店街。
その南側区画に入ってすぐ右にある「旭鮨」。

店頭のにぎり・ちらしとも780円という格安ランチの看板が目に留まる。
落ち着いた外観だが、入り口横にはサンプルケース付きのテイクアウト用小窓があって、ぐっとハードルを下げている。

右手にカウンター5席と握り場、左手にテーブル2卓。さらに中央の衝立の向こうに2卓。
お客さんはカウンターに1人。

店主と2代目とみられる職人さん2人体制。
2人ともとても感じがよい。

「お好きな席へどうぞ」と言われ、衝立の先の5人掛けテーブルに。
壁には旭鮨のれん会的額縁が掛かっていて、こちらは下高井戸「旭鮨総本店」ののれん分けと思われる。

注文は、ちらし780円(ツレ)、にぎり大盛り1100円(僕)。
清潔そのものの店内は、松が生けられ、しめ飾りが掛かっていたりと、華やいだ雰囲気。
かと思うとポップな作風の絵画なんかも。
BGMのライトなジャズピアノが晴れやかな気分を高める。
にぎり大盛りは10貫と巻き物3個。普通盛りは7貫なので、+3。

中トロ、アジ、穴子とランチとは思えないネタが並ぶが、なかでも驚きはカスゴ(チダイ)の酢締め。
ここにも新春の華やぎの演出が。
穴子、カスゴ、タコ、玉子と、仕事してあるネタはどれもよい。甘くないシャリがシゴトを生かしていると思う。

ちらしは基本、にぎりと同じネタだが、マグロは1切れで、タコの代わりにイカ。

ここで注意したいのが、ほぼ同じという点。にぎりが普通盛りだったらネタが7種なわけだから、それ以上の分はサービスなんじゃないかな?
しかもちらしはほかに椎茸、酢ばす、カニカマがのる。

つまり、穴子、アジ、カスゴ等を含む12種のネタで780円。
このちらしはめちゃめちゃお得だ。

ネタも仕事も確かで、雰囲気・接客抜群という、こんなところにこんないいお店が。
都会の死角的事例である。

[DATA]
旭鮨
東京都清瀬市松山1-16
[Today's recommendation]

https://youtu.be/YKizNOQjhT8


秋津周辺を歩くことに。
前回の秋津散歩は、淵の森へ下って所沢市の上安松あたりをぶらぶらした。今回は、行政区画でいうと清瀬市。
秋津周辺は、埼玉県所沢市、東京都清瀬市・東村山市が入り組んでいる。
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秋津駅北口から「いなげや 秋津駅前店」の前を通ってその先の分かれ道を直進。
空堀川を渡り、円福寺、野塩八幡神社にお参り。
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その先は通ったことのない道なのでうまく説明できないが、目に留まったものを挙げると、清瀬第四中学校、上組稲荷神社、そして志木街道のラーメン「一元」の交差点に出た。

こうも端折るとどこをどう歩いたか、地元の人でもわからないだろうな(笑)。
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ここまで来たら、そのまま清瀬の街に入って昼ごはんの店を探すことにする。
清瀬駅周辺、特に南口商店街には、気になるが入れていないお店がまだたくさんある。
一方、「みゆき食堂」や「キッチンスズキ」など、何度でも入りたいというお店も多い。
どうしようかとなると、やはりこういう機会には新規開拓のほうに傾いてしまう。というか、みゆき食堂もキッチンスズキも休みだったんだが。

数年前に謎の都市計画道路によって乱暴に分断された南口ふれあい通り商店街。
その南側区画に入ってすぐ右にある「旭鮨」。

店頭のにぎり・ちらしとも780円という格安ランチの看板が目に留まる。
落ち着いた外観だが、入り口横にはサンプルケース付きのテイクアウト用小窓があって、ぐっとハードルを下げている。

右手にカウンター5席と握り場、左手にテーブル2卓。さらに中央の衝立の向こうに2卓。
お客さんはカウンターに1人。

店主と2代目とみられる職人さん2人体制。
2人ともとても感じがよい。

「お好きな席へどうぞ」と言われ、衝立の先の5人掛けテーブルに。
壁には旭鮨のれん会的額縁が掛かっていて、こちらは下高井戸「旭鮨総本店」ののれん分けと思われる。

注文は、ちらし780円(ツレ)、にぎり大盛り1100円(僕)。
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清潔そのものの店内は、松が生けられ、しめ飾りが掛かっていたりと、華やいだ雰囲気。
かと思うとポップな作風の絵画なんかも。
BGMのライトなジャズピアノが晴れやかな気分を高める。
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にぎり大盛りは10貫と巻き物3個。普通盛りは7貫なので、+3。

中トロ、アジ、穴子とランチとは思えないネタが並ぶが、なかでも驚きはカスゴ(チダイ)の酢締め。
ここにも新春の華やぎの演出が。
穴子、カスゴ、タコ、玉子と、仕事してあるネタはどれもよい。甘くないシャリがシゴトを生かしていると思う。

ちらしは基本、にぎりと同じネタだが、マグロは1切れで、タコの代わりにイカ。

ここで注意したいのが、ほぼ同じという点。にぎりが普通盛りだったらネタが7種なわけだから、それ以上の分はサービスなんじゃないかな?
しかもちらしはほかに椎茸、酢ばす、カニカマがのる。

つまり、穴子、アジ、カスゴ等を含む12種のネタで780円。
このちらしはめちゃめちゃお得だ。

ネタも仕事も確かで、雰囲気・接客抜群という、こんなところにこんないいお店が。
都会の死角的事例である。

[DATA]
旭鮨
東京都清瀬市松山1-16
[Today's recommendation]

https://youtu.be/YKizNOQjhT8

