ここにも“サッポロ”の灯が… 【ニューコタン】

2018.03.24

 ひばりが丘に買い物に行って、そのままお昼ごはんに。
ひばりがおかプラザ2Fの洋食店「ココット」に行ってみたら入り口に“ただいま満席”の札。われわれのあとにも続々と外階段を上ってくる人々。
自分が並ぶのも苦手だが、それ以上に後ろに付かれることが嫌い。


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あっさり見切りをつけて階段を下り、歩道をビルの後ろ側に回り込む。
すると、先ほどのココットどころじゃない長蛇の列。ひばりが丘一番の人気店「ラーメン二郎 ひばりヶ丘駅前店」、通称ヒバジ店先の20人超の行列である。
どうしよう…。


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「ラーメン二郎 ひばりヶ丘駅前店」の行列(右)の先、左奥に回り込んだ先に赤い“ラーメン”の看板がかろうじて確認できる


というのはフェイントで(笑)、これは見物に来ただけ。われわれのように戦闘能力に難のある人員が踏み入ってよい土地ではない。
少し戻って、古くさく殺風景な見た目のお店へ。
「サッポロラーメン ニューコタン」。はじめから目的はこっち。


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このように、このビルにはたべもの屋さんがいろいろ入っている。
ニューコタンの住所は、同業の超有名店ヒバジとまったく同じ「東京都西東京市谷戸町3-27-24 ひばりがおかプラザ1F」なのである。
得しているのか損しているのかはわからない。


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店の中央に調理場を囲んでコの字カウンター、左に4人掛けテーブルが3つ縦に並び、中央手前にも片側にだけいすを配したテーブル席と、フロアはけっこう広い。
お客さんはカウンターに2人、テーブルに1人。われわれのあとにも3組4人ほど入っているので、まあまあ活気はある。


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“コタン”とはアイヌ語で“集落”の意味という。
駅北口に「コタン」という居酒屋があって、どういうわけか系列店と思い込んでいたが、関係はないらしい。ちなみにビル2階にある店舗案内の掲示板は「サッポロラーメン コタン」となっている。
なんだろう… モヤモヤする。


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撮影:2017.09.09


こちらは麺のほかに定食、丼、一品と品ぞろえは幅広いが、いわゆるサッポロラーメンに位置づけられると僕はみている。“サッポロ”については、蝦夷えぞえぞ菊えぞふじピリカピリカ元祖札幌やを参照していただきたい。
サッポロの基本、味噌ラーメンは外せない。もう1品は、ちょっと迷って肉のあんかけチャーハンに。


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スタッフはご高齢のお母さんと、息子さんかな、比較的若い男性の2人体制。
お店のつくりとして、調理場がカウンター内とその奥と広く、出入りにはいったん奥のスペースを通過する形になっている。お母さんはできた料理を配膳台になっているカウンター左隅に載せ、ぐるっと回って出てくる。けっこう片道が長い。
各テーブルに配膳ののち、また中に入って盛り付けの手伝い。その繰り返しなので、この間だけでもけっこうな走行距離をカウントしている。ご高齢だが、かなりの働き者だ。


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味噌ラーメン550円は、ニンニクの効いたみそスープに炒めたモヤシがのる典型的なサッポロのスタイル。
ほかの具は、チャーシュー、メンマ、ノリ、ワカメ、ネギ。


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白ゴマの浮いたスープの味わい、最近食べたサッポロでは西荻窪の「コタン」がいちばん近いかな。
…ん?
関係筋としてはそっち方面ということかな…?


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肉のあんかけチャーハン700円は、お玉でしっかりかたどったチャーハンに豚肉とタマネギのあんがかかる。チャーハン自体の具は卵とネギ。
チャーハンもあんも甘めの味付け。
チャーハンそのものがかなりしっとり系なので、後半はおじや状態になってしまうのだった(笑)。味はしっかりチャーハンなので、それはそれでおもしろいとは思う。


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サッポロはいまやレッドデータ掲載種で、上記各店のうち花小金井「えぞふじ」は去年5月に閉店、また吉祥寺「ピリカ」もこの3月いっぱいで閉店する。
サッポロ好きとしては焦りのようなものを感じずにはいられない。
守備範囲のお店はできるだけ行ってみたいと思っている。


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[DATA]
ニューコタン
東京都西東京市谷戸町3-27-24 ひばりがおかプラザ1F



[Today's recommendation]

Vaughan Williams The Lark Ascending - Hilary Hahn, London Symphony Orchestra Sir Colin Davis
Ralph Vaughan Williams
『The Lark Ascending, etc.』
Hilary Hahn(Vn)/ Sir Colin Davis(Cond)London Symphony Orchestra

https://www.youtube.com/watch?v=IOWN5fQnzGk



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◆ 猫写真はこちら


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