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焼き肉屋さんのご苦労を慮る 【焼肉レストラン 樹苑】

2018.03.17

 小平霊園を歩いていたら、やたらと人出が多い。もう明日は彼岸の入りだ。
小平は霊園の駅なので、春秋のお彼岸は大混雑となる。駅前の人出というより、周辺道路が車で。


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駅北口から霊園正門に向かう表参道は、葬儀・法要・墓参需要に特化した街並みを形成している。
小平駅北商栄会HPに掲載されている法事関係会員の業態を並べると、ご葬儀、建墓、法要のご会席、御花・御線香、和菓子・おはぎ・だんご、など。


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これも“商店街”には違いないようだが、日常生活において消費行動につながるShopはまず存在しないMallというか…。
なので、小平駅周辺は食事するのに少し苦労する。


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正門を出て表参道を途中で渡り、狭い2号踏切を越えて多摩湖自転車道へ。
目当てのお店は土日の昼営業なし。第2候補へ向かう。


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「西友」脇のアーケード商店街を抜けた正面にある「焼肉レストラン 樹苑」。
小平商工会が運営する地域情報サイトこだいらネットによると、昭和63年創業。


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テーブル席が6卓で席数は24~26。2階に上る階段もある。
客はわれわれのみ。


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Aセット(ロース・ナムル・おつけ物・ご飯・スープ)980円とBセット(ロース・鶏モモ・おつけ物・ナムル・ご飯・スープ)980円を注文。


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店内は非常にきれいにしてある。
最近入った焼き肉屋はどこもそうで、昔のようなヌルヌルベタベタな状況は見なくなった。
とはいえ、汚れやすいことに変わりはないだろうから放っておけばたちどころにヌルベタで手が付けられなくなっているはず。飲食業界の中でも衛生活動にかかる手間ひま・コストは重いに違いない。
考えてみれば大変な職業だ。


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スタッフはおかあさん1人体制。
水を持ってきて、僕がぱらぱら眺めて縦に戻したメニュー表を横向きに置き直す。神経質そうな人だな…。
ロースターに点火して、「火が付いてますから気を付けてくださいね」と。
それでメニュー寝かせたのね。


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焼き肉屋は火を使う、というか客に火を使わせる商売。客もいろいろだし、アルコールが入ることも多い。子どものそばや酔っ払いに火を使わせるなんて、危なっかしくてしょうがない。
考えてみれば大変な職業だ。


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AとBの違いは、肉がロースオンリーかロース+鶏か。
「鶏は火の通りが遅いので最初にじゃんじゃんのせてください」とおかあさん。
客に生肉を扱わせるので、菌数管理にも気を使う…。(もういいか)


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ロースもカットが厚めなので、ややじっくり焼く。ちょっと筋張っているが、かみしめると「肉食べてる!」という充実感。たれは甘さ控えめで酸味が強い。
おつけ物はオイキムチ。ナムルはモヤシ、コマツナ、ダイコン・ニンジン。スープは牛だしワカメスープ。
副菜はどれも本格的で、特にナマス様の紅白ナムルはさっぱりしていて好み。
ご飯少なめなのが、食べでのある肉のカットなだけに、ちょっとつらい。


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お支払いのとき、お母さんが「お墓参りですか?」と。
そういうあいさつをされるのは、僕らが“よそ者感”を漂わせているからに違いない。
それは、地元客にない特性を備えているか、地元客に特徴的な性質を欠落しているか、その両方かのどれか。
何かと気苦労の多そうな焼き肉屋さんは、おのずと鋭い人間観察力も身に付くのかもしれないな…。


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[DATA]
焼肉レストラン 樹苑
小平市美園町1-31-2





[Today's recommendation]


https://youtu.be/4eEtsxAGxyg



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