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饅頭屋さんの“いばら餅” 【小山製菓】

2022.06.12

 前記事の続きで「吹上花しょうぶまつり」会場をぐるっと見て回って11:30。
腹が、減った……


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公園入り口で配られていた案内パンフレットに地元協賛店のクーポンが付いている。
「どれか1店は行ってみたいね」ということで園内休憩場所でじっくり眺め、帰りのルートにも近い和菓子店に寄って帰ろうとなっていた。


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公園出口を出た駐車場まわりにはフードカーが並んでいて、その中にクーポンの和菓子屋さんの幟が。
「ちょうどいいんじゃないの?」

(※吹上花しょうぶまつり会場出店でクーポンは使えません)


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41番目って…? 聞こうと思って聞き忘れた (・'・;)


青梅市大門の「小山製菓」は創業1970年。

“手作りの大切さを守り、添加物を使用せず安心安全なお饅頭を作り続けています”


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ずらっと並ぶおまんじゅうから、いばら餅(ゆでまんじゅう)を買う。


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いばら餅は三重県津市近辺で食べられる郷土菓子。
柏餅のカシワの葉をサルトリイバラに代えたもの… といえばわかりやすいだろうか。

サルトリイバラの葉の抗菌作用による保存目的や、カシワの葉のあまりとれない西日本でその代用として使われたなど、いばら餅の起源には諸説あるようだ。

農林水産省「うちの郷土料理」ほか参照)


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餅の中に入ったつぶし餡はどことなく塩気を感じるあっさりした味。
小さめサイズなだけに、2~3個は食べられそうだ。


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「小山製菓」は“お饅頭屋”を自称するだけにまんじゅうの種類が豊富で、見ているだけでいろいろ食べたくなる。
青梅の道に少しは詳しくなってきたので、次は店舗を訪ねてみたい。

(つづく)


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[DATA]
小山製菓
東京都青梅市大門1-570-3
http://www.koyamaseika.com/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/0p53gJgrf0E



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次号予告


熱々ふわふわの奥多摩名物 【へそまんじゅう総本舗】

2022.04.29

前記事の続き)

「そばと茸の里」を出てちょうど12時。細かい雨が降りだしていた。想定どおりの展開といえばそうだが、そのまま帰るのもなんか悔しい。
お土産でも買いに多摩川対岸の「ままごと屋」(澤乃井園)に寄ろうと思ったが、使い慣れないGoogleマップのナビ操作を間違えてだいぶ手前の橋を渡ってしまった。


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「しょうがないからこのまま帰ろうか…」
となったとき、前方にこれも有名な青梅土産の店が出現。


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ちょうど対向車が途切れるタイミングで、そのまま駐車場へ。


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へそまんじゅうとは、ずばりへその形をしたまんじゅう。
奥多摩路名物で、車や自転車の立ち寄りどころとなっている。


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まんじゅうは、白砂糖の“白”と黒糖の“茶”の2種類。
“全てつぶあんデス”と書いてある。


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翌土曜日に埼玉の相方の実家に行く予定なのでお土産に8個入りを買う。


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青梅産タケノコが300円と激安で売られているので、それも買う。


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「蒸したてを差し上げますね♪」と、お店のおばさまがカウンター上のせいろから茶まんじゅうをサービスで出してくれた。


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熱々ふわふわのまんじゅうを帰りの車の中でいただく。
粒あんが抜群においしい。
特選北海道小豆100%にこだわった自家製だそうだ。


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[DATA]
へそまんじゅう総本舗
東京都青梅市日向和田3-863





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/B-C6fZSKTSg


追憶の人形焼き 【栗原商店】

2022.04.18

 永福町のあたりで道に迷った。
わざと迷うような自転車の乗り方をするので、首尾よく迷った。

迷ったままふらふらしていると、和田二丁目という交差点に出た。
和田は昔住んだことのある地名で、あー、あのへんか… と、行ったり来たりしているうちに思い出されたのが、人形焼きである。


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いまから35年前… (  ̄ - ̄) トオイメ…

その部屋に住み始めのころ、僕は会社を辞めていた。
少し肩身が狭く、部屋にこもりがちだったが、ちょっとした買い物に出てそのまま2駅分ほど散策したことがあった。
そのとき見つけたのが人形焼きのお店。

こんなところに人形焼きとは…。
甘い物好きの妻を喜ばせようと買って帰った。

――あの人形焼き屋さんはいま…


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お店がまだあると思っていたわけではない。
仮にあったとして、街並みも地形も方角も、何一つ覚えていないのだから、探しようがない。
中野富士見町という駅の存在すら忘れていた。

駅前の商店街風の通りから、直感が働いて左の裏道に入る。
いきなり“人形焼”の置き看板が目に飛び込んだのである。


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庇テントには「ゼイタク煎餅」「重盛の人形焼」とある。
本店・人形町… と。

あとで調べたところ“重盛”は人形焼きを代表する銘柄で、こちらはその「重盛永信堂」の支店らしい。


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(甘い物好きの相方を喜ばせようと)
人形焼き10個入りの詰め合わせを買う。


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「どれくらいやられてるんです?」
「昭和42年にここに越してきてからずっと。もう55年になりますね(笑)」
「実は35年前にこのあたりに住んでまして…」


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ビニールパックを丁寧に包んでくれるから、その間お話を伺うことができる。
包装紙は昭和の職人の矜持を表すよう。


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こんな古くさい商売がこんな小さな商圏でこんなに長く続いていることが驚きである。


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「でももうトシですから、一年一年が勝負なんですよ」というおかあさんの言葉に「頑張ってください」と。
それしか返せなかった。


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[DATA]
栗原商店
東京都杉並区和田1-17-11





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/qGj2w1wJ8Qo



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ホウサイラン(自宅)


春色なおだんご♪ 【だんご屋本舗 狭山ヶ丘駅前店】

2022.03.30

 超スローペースでたまーに掲載している〈所沢おだんごmap〉シリーズだが、思っていた以上に広がりも奥行きもありそうな気がしていて、少しペースを上げていこうかと。

シリーズについては「村田屋」(閉店)「三上さんちの焼きだんご」「山口屋だんご店」「大ちゃん」をご参照いただきたい。

広がりというのは、知らない店がまだまだありそうという感触から。
たとえば今回の「だんご屋本舗 狭山ヶ丘駅前店」も、ついさっきまで知らなかったお店。


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↑こんな駅前で…


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↑こんなにでかでかと看板を掲げているにもかかわらず…?

まさしく白昼の死角!


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というか、僕はこの場所(狭山ヶ丘駅東口)を狭山市だと信じて疑わなかった。
つまり、存在は知っていたが、ずっと“狭山市のおだんご屋さん”だと思い込んでいた。
〈所沢おだんごmap〉対象外と。

お店の前を通り過ぎたあと何げなく道端の住宅地図看板に目をやると“所沢市東狭山ケ丘1・2・3丁目”と書いてある。
えー! そうだったの…!? w( ̄▽ ̄;)w

そのまま引き返しました。


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所沢や東村山あたりでだんごといえば、しょうゆ味の焼きだんごを指す。
すなわち、茶色い。

こちらは焼きだんごのほかにも、(壁面看板によれば)焼きそば、弁当、和菓子、いなり寿司、のり巻き、おにぎり、赤飯… と、品数豊富。
桃、緑、黄… と、ショーケースの色味華やか。


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「写真撮らせてもらっていいですか?」
「かまいませんけど、もう商品なくなっちゃってて…」とお店のおねえさん。
「えー!? なくなってコレ?」

だんごだけでも、みたらし、いそべ、やきの基本3種のほか、むらさきいも、桜あん、ずんだ… と甘味系も何種類もある。
「10時ごろだとケースいっぱいにあっていいんですけどね」と。


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ショーケースのほか右手には陳列ラックもあって、そっちはみごとに空っぽだ。
おそれいりました m(_ _;)m


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やきだんご2本と、デザートにずんだ、桜あんを買う。


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やき60円、ずんだ70円、桜あん80円と、どれもおそろしく安い。


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全体にしょうゆが回って冷めても香ばしい焼きだんご。ビールに合わせてもおいしい。
もっちりした生地でかみ応えもいい。


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しっかり甘いずんだとなめらかなあんの桜。
緑とピンクで春色の装い。

風が強くなければ戸外で食べてもよかったなぁ… と、あとから思った。


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[DATA]
だんご屋本舗 狭山ヶ丘駅前店
埼玉県所沢市東狭山ケ丘1-4-1





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/3x4y86PH4pQ



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春色の装い


こんなとこにも、昭和の残照 【中村屋宏林】

2022.03.19

 忙しい流れからようやく抜け出し、久々に自転車で所沢の田舎方面へ。
花の時期なのでチェックしておきたい場所がいろいろあるのだ。

西所沢駅近くで踏切待ちをしているとき、前方の和菓子屋さんの“おはぎ”の幟を見て思い出した。
昨日が彼岸の入りだった。そしてこの先に気になる和菓子屋さんがあった。

“花より団子”な展開…? σ( ̄、 ̄=) ンー


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気になる和菓子屋さんというか、気になる場所にある和菓子屋さん。

国道463号榎町交差点の北側のエリア、「島忠ホームズ所沢店」裏の住宅街に、商店街跡地っぽい一角がある。ほとんどシャッター化しているなか、和菓子店がなぜか2店も残っている。


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1店はいかにも和菓子屋という店構えだが、もう1店は和菓子屋というより駄菓子屋か雑貨屋かという雰囲気。気になるのは後者。
おはぎなど日配品を扱っているか怪しいものだが、もし扱っていたらせっかくの機会だし入ってみてもいいかな…。


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お店の名前は「中村屋宏林」。
和生菓子“製造”と書いてある。
日配品どころか自家製のもよう。たいへん失礼しました m(_ _;)m


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とはいっても、タバコの自販機といい、入り口のサッポロ一番といい、やっぱり和生菓子製造元には見えないんだが……。
入って右手にはショーケースが2つ並び、店構えからは想像もつかないほど品数豊富な色とりどりの和菓子。

そのギャップがすごい。


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お店には気さくな感じのご高齢のおかあさん。


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おはぎは4種類で、それを1個ずつ買う。


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木製のショーケースやサッポロ一番の積んである番重など什器のたぐいは相当古びている。

「年季入ってますよね」
「そう」
「どれくらいやられてるんです?」
「50年」
「すごいな…」
「でももう最後かねぇ…。年寄りだし、後継ぎいないし」


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この1~2年でも僕の知っている和菓子屋さんはずいぶん閉店した。やっぱりいちばん多い理由は後継者難じゃないかと思う。

「だっていまはこういう商売じゃ食べていけないよ」とおかあさん。「自分ちだからなんとかやってるけど、借りてなんかじゃとてもとても」


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サバサバした口調から伝わってくるのは嘆きや寂しさではなく、達観…?
それが救い。


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ふかしたもち米を少しついたおはぎ。
あんこの付け方なども好ましくムラがあったりして、たしかにホームメイドな感じ。


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50年ずっと作り続けられてきた。


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[DATA]
中村屋宏林
埼玉県所沢市青葉台1307-11





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/7a7027n6Duw



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西所沢


早咲き桜と老舗和菓子 【喜紫多屋 緑町店】

2022.03.13

 小金井公園に散策に出かけた。
公園の南を流れる玉川上水沿いには江戸時代にヤマザクラが植えられ、小金井橋あたりは関東一とも称された名勝“小金井桜”にあたる。


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それにちなんで小金井公園も有数のお花見スポットとなっているが、公園内には早咲きの桜や梅園などもあり、ソメイヨシノに先駆けてお花見が楽しめる。


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小金井市総合体育館の横に自転車を止めて反時計回りに歩く。
以前それほど感心が向かなかった「江戸東京たてもの園」だが、入ってみたいと思った途端(コロナで)休園で、今日も重点措置につき閉まっている。


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去年やはりこの時期に訪れ、外から古民家の写真を撮っていることを思い出し、同じ早咲き桜↑↑でパチリ。

ぐるっと一周して戻ると、あたりはすごい人出。


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“わんぱく広場”“わんぱく山”と公園売店「パークス」のある公園の中心地である。
日曜日なのでいくつかキッチンカーも出店している。

その中に“カー”ではない昔ながらのテント式出店を発見。
「喜紫多屋」とある。
あー、はいはい。知ってるわ。


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小金井街道と北大通りの交差点から少し路地を入ったところにある老舗和菓子店「喜紫多屋」から東に600m、緑中央通りにある支店「喜紫多屋 緑町店」の売店が土日祝日に小金井公園に出ると…。けっこうややこしい。
そういう話は知っていたが、実際に見たのは初めてかも。


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“いきなりまんじゅう”と“いきなりだんご”が目に留まる。たしか九州の特産品だ。
聞いてみると、「母が九州を旅行したときに食べておいしかったので再現してみたというものなんです」と売店のおねえさん。


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さつまいもまん、いきなり草だんご、いきなりいもまんじゅうを1個ずつ買う。


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さつまいもまんは生地を膨らませた“まんじゅう”で、いきなりの生地は小麦粉を練って蒸した“だんご”風。
どちらも素朴な感じがよい。


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いつも思うことだが、たぶんケーキなら1個も買えない金額でこちらは3個も買える。
和菓子のありがたさをしみじみ感じる春の一日。


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[DATA]
喜紫多屋 緑町店
東京都小金井市緑町5-20-26







[Today's recommendation]

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https://youtu.be/rMI62SBiQBM



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門前のにぎわいをしのばせる 【薬師 但馬屋】

2022.02.17

 前記事の続きで“薬師あいロード”商店街。

商店街HPによれば、新井薬師 梅照院はかつて“東の浅草寺、西の新井薬師”と称されるほど参詣寺として人々の信仰を集め、縁日には大変な人出があった。門前につきものの三業地も栄え、その需要を賄う商店街も必然的に潤ったと。


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その名残で商店街にはいまも老舗商店が点在している。
前記事の「冨士見野」が1934(昭和9)年、その斜向かいには1925(大正14)年創業の「薬師 但馬屋」。前記事に煎餅屋と書いているが、正確には豆菓子屋さんだ。


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店頭でザルに山積みの菓子や豆の中で目を引いたのが、ひなあられ。
前日、ちょうどそういう話をしていた。

うちは女子を2人育てたので、子どもが独立しても桃の節句は祝いたい。
大安の昨日、ささやかながらひな人形を飾った。


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ひな祭りの定番の地元「豊島屋酒造」の白酒は、江戸時代より続く逸品。
ひなあられは毎年西荻窪の煎餅屋さんで買っていたが、数年前に閉店してしまった。
江戸の白酒にスーパーマーケットのあられじゃバランス悪すぎるし、どうしようかな… と。


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さすがに江戸とはいかないが、大正なら文句あるまい。


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「豊島屋」は1596(慶長元)年創業で426年、「但馬屋」は97年。
足して2で割れば260年もの歴史あるお供え物。割らんでもいいとは思うが。


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薬師あいロード商店街ではいまも薬師縁日の八の日特売(毎月8・18・28日)が行われるようだ。
「但馬屋」では八の日だけの煎りたて“赤えんどう”などと。
赤えんどう好きには見過ごせない情報である。


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[DATA]
薬師 但馬屋
東京都中野区新井1-30-9





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/i27_nlb66eU



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「豊島屋」の白酒。行事食としても欠かせません ( ̄▽ ̄)b

華やぎの二乗 【創作和菓子 ほのか】

2022.02.16

 Instagramでまったく目新しい情報に接することがときどきある。
しかしそれが本当に新しいのかどうか、いつも悩む。
自分が知らなかっただけじゃないか?
情報メディア利用度の低い生活を長いこと続けていると、知らないことが多すぎて。


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今回のお題“いちご桜餅”が、まさにそう。
インスタで見たとき、すごいアイデアだなぁ… と思った。
ありそうでなさそうな品じゃないかと。


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用事でひばりが丘に出かけた帰り、思い出した。
いちご桜餅の和菓子屋さん「創作和菓子 ほのか」は、ひばりヶ丘から2駅先の清瀬駅近くにある。


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いちご桜餅しか頭になかったが、いちご関係や桜関係がいろいろそろっている。


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が、“密集を防ぐため3人までの入店”という張り紙がしてあるにもかかわらず僕のあとにお年寄りが2名入場して店内5人となってしまい、あたふたといちご桜餅2個だけ買って店を出る。


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で、買ってきて、この記事を書くにあたって、ふと考えた。
このものは本当に新奇な品だろうか?


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お店のショーケースにはいろいろなバリエーションが並んでいた。
いちご大福+桜餅… の展開は、必然的にすら思える。


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とまあ、ググればわかることだが、やめておいた。

このお菓子、あまりに美しい。
それだけでいいんじゃないかと。


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桜餅は道明寺タイプ。
食紅のグラデーションが美しい。
断面も、もちろん美しい。

見た目も香りも、華やぎの二乗 c( ̄▽ ̄)


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[DATA]
創作和菓子 ほのか
東京都清瀬市元町1-4-15
http://sousakuwagashi-honoka.com/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/3Vt0d9YlTC4



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創業安政二年! 【御菓子処 俵屋】

2022.02.03

 前記事の続きで、「サムタイム」を出たあと――

「『俵屋』って知ってる?」
「うん。よく知ってる」

10年以上前だったと思うが、和菓子に凝っていた時期があって、主に中央線沿線のお店に自転車で買いに行っていた。
西荻窪の「喜田屋」、荻窪の「高橋の酒まんじゅう」、阿佐谷の「うさぎや」などがそのころ開拓したお店である。


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有名和菓子屋というものが東京の西側には多くないこともあって、ブームはわりと早く収束。調べがついていながら行かずじまいのお店もあった。
吉祥寺の「御菓子処 俵屋」が、まさにそれ。


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「甘納豆が有名なんだって」
「え、そうなの? なら入っとけばよかった…」(←甘納豆好き)


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“創業安政二年”は、いつも前を通っているので(そのわりに入ったことなかったが…)承知している。
お店HPによれば創業の地は京都の福知山で、30数年前に移転してきたと。


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安政年間は人文科学的には大獄事件が有名だが、自然科学的には地震が多かったことで知られる。いま懸念されている南海トラフ地震の2サイクル前の安政東海/南海地震が起きたのが安政元年(1854)。
その翌年の創業… うーん、歴史を感じる ヾ(^o^;)


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甘納豆以外にも人気商品が多いもよう。
すぐ近くの井の頭自然文化園の動物園にちなんだ”どうぶつ最中”、昭和天皇行幸時に御用命という“御召列車”、俵形の“俵最中”など。


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甘納豆の五色詰め丸型、どうぶつ最中から選んだ“りす”と、御召列車を買う。


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五色とは、そら豆、栗、うぐいす豆、花豆、小豆。
きれいな発色でありながら、合成着色料や酸化防止剤などの添加物は使用していないという。


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おまんじゅうと最中は1個ずつなのに和菓子屋さんらしい丁寧な詰め方にうれしくなる。


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上野のパンダ焼じゃないが、どうぶつ最中を見ていまはコロナで休園中の井の頭の動物園にも行きたくなった。


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[DATA]
御菓子処 俵屋
東京都武蔵野市御殿山1-7-7
https://tawaraya-kichijoji.shop/
https://twitter.com/wagashitawaraya
https://www.instagram.com/tawaraya_kichijoji/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/9qwbY1pV2M8
1855(安政2)年作曲



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河津桜 / 東村山中央公園


昔ながらのシンプルな… 【手焼せんべい 都賀野】

2021.12.21

 昨日で丸々10日間まったく仕事をしていないワタシ。
そもそもムラのある働き方ではあるが、これほどヒマが続くとさすがに怖くなる。
仕事量と刻限(ケツ)が決まっていて、作業日数がどんどん減っていく、と。
しかも年末年始の休み分、もともと日にちが少なかったりする、と。

まあ、年明けにはブログどころではなくなっていることは容易に想像がつくわけで… (・Θ・;)

不安を紛らわすため自転車でやみくもに走りまわるワタシ。
比較的素直に東へ。富士見台まで行って南下して鷺ノ宮。中杉通りは通りたくないな… と少し東にずらしたらもう都立家政の駅なのだ。


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南口の商店街に既視感がある。
この先にたしか…。


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2年前に都立家政から高円寺まで歩いたとき、坂の途中にせんべい屋さんを見つけた。
すごくおいしかった記憶があるが、すごく古いお店でもあり、まだやってるだろうか…。

普通に営業しているので安堵し、自転車を止めた。


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砂糖がけのせんべいが好きになったのは年取ってから。
特に抹茶がけが好きで、小平の熊野宮近くにあったせんべい屋さんのがおいしかった。


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「茶と、かたやき、丸のり…、えーと」。めんどくさくなって「下の段全部、1枚ずつください(笑)」


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何年くらいやっているかとか、店のおかあさんにいろいろ聞けばよかったと、あとで思った。


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「写真撮らせてもらっていいですか?」
「あら…? オホホ♪」

交わした会話はこれだけ。


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デンプンや増粘剤、タンパク加水分解物といったものが使われていない、原材料うるち米のみと思われる、昔ながらのおせんべい。
さとうが素直に甘い。


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[DATA]
手焼せんべい 都賀野
東京都中野区若宮2-4-18





[Today's recommendation]

wachat211221 (2)




https://youtu.be/7jWoDNuCAIU



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別の店かと思って素通りした「丸長 阿佐ヶ谷店」


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