とっくに若くなく… 【ニューバーグ】
2021.11.28
先週、久々に都心を歩いて非常に楽しかった。
味を占めたワタシは今朝、面白そうな散策コースを思い付き、話してみると、「そのコースじゃ、いまから出掛けても遅いんじゃないですか?」と。
たしかにもう9時近かったし、そのコースは4~5時間はかかりそうだ。
すぐに修正の利くワタクシ。
「昔、住んでたあたり、歩いてみる?」
昔住んでいたあたりとは、結婚したばかりのころ1年ちょっと住んでいた丸ノ内線 新中野駅あたり。
西武新宿線の新井薬師前駅から中野経由で新中野へというざっくりした計画で、そのあとどうするかは成り行きで。
新井薬師 梅照院
昭和新道 中野駅南口
昔入ったことがある「中野大勝軒」と「いさわ」(閉店)
鍋屋横丁(鍋横)。中野通りのちゃんぽん「球磨」は昔、鍋横にあった
杉並区和田
上の写真の左奥の賃貸マンションに住んでいた。
道を挟んで右側は中野区本町。
相方がよくイシ○のミー○ボールを買っていたマンション斜向かいの「デイリーヤマザキ」は、最近まで残っていたが、今日行ってみると訪問看護ステーションに変わっていた。
そういう業態は35年前は存在しなかったと思う。
それだけに、マンションは名前もそのまま、外壁の様子などもきれいなままに残っているのはすごいことだと思った。

和田帝釈天

妙法寺参道入り口
妙法寺
ここまではだいたい予定のコースだが、この先は白紙である。
時刻は11時45分。
とりあえず、腹が、減った……

「ホープ軒本舗 杉並店」は環七通り高円寺陸橋近くにあった
せっかくだから昔入ったお店で食べたいが、覚えているのは「ホープ軒」(「ホープ軒本舗 杉並店」)ぐらいで、2017年に閉店している。まあ、残っていたとしても夜のみ営業だったんだけど。
この先は高円寺で、あまり縁のない街。
いや、一つだけ、昔なじみのたべものがある。
イ○イのミート○ールからの連想もあったかもしれない (〃 ̄ω ̄〃ゞ

セントラルロード
高円寺駅北口から西に伸びる商店街セントラルロードにあるハンバーグ専門店「ニューバーグ」。
1969年創業の老舗洋食店である。
高円寺のこちらのお店には過去1回しか入ったことがないが、かつて吉祥寺にも出店しており、「ニューバーグ」のハンバーグは学生時代にさんざん食べたたべものなのだ。
体の半分はニューバーグの謎肉でつくられていたと言っても過言ではない。
12時20分で先客5名ほどと予想外にすいていて、ラッキー❣
…と思っていたら、僕らのあとアッという間に席が埋まって、本当にラッキーだったみたいだ。
昔そればかり食べていたダブルメキシカンをポチッとな。
もう1品は、Aスタンダードハンバーグ。
これで合わせて1240円と激安である。
スタンダードハンバーグ(デミグラスソース)
あとで調べてみると前回とまったく同じ注文だったという、よくあるパターンだった。
ただし、値段は前回は1180円。
ダブルメキシカンハンバーグ
自社工場で作られたパテはお店でいったん油で揚げ置かれ、注文が入ってから電子レンジでチンして熱したプレートにスパゲティ・温野菜と一緒にのせてソースをかけ、最後に目玉焼きを添える… といった感じ。

ハンバーグというか、やっぱり“ニュー”バーグ。
つなぎの多いねっとりした歯応えで、肉を食べている気がしない。
昔も大豆だコーンスターチだといろいろうわさされていた。

変わらないハンバーグの味と食感。
モチモチのスパゲティも。
フォークでいただくみそ汁 (〃 ̄∇ ̄)ノ

それにしても、さすがにもたれた。晩ごはんまで響くくらいに。
前回は「苦には感じなかった」と書いている。「若いころの精神とシンクロすることで身体面でも消化機能が高まった、とか…」
それから4年近くたち、消化機能もその分低下していて当然ということに、いまだ気づいていないらしい。

[DATA]
ニューバーグ
東京都杉並区高円寺北3-1-14
http://osietesite.com/gourmet/tokyo/yosyoku/niku/newburg
[Today's recommendation]



https://youtu.be/IIOJdMdS56k


本日のゴール
先週、久々に都心を歩いて非常に楽しかった。
味を占めたワタシは今朝、面白そうな散策コースを思い付き、話してみると、「そのコースじゃ、いまから出掛けても遅いんじゃないですか?」と。
たしかにもう9時近かったし、そのコースは4~5時間はかかりそうだ。
すぐに修正の利くワタクシ。
「昔、住んでたあたり、歩いてみる?」
昔住んでいたあたりとは、結婚したばかりのころ1年ちょっと住んでいた丸ノ内線 新中野駅あたり。
西武新宿線の新井薬師前駅から中野経由で新中野へというざっくりした計画で、そのあとどうするかは成り行きで。
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上の写真の左奥の賃貸マンションに住んでいた。
道を挟んで右側は中野区本町。
相方がよくイシ○のミー○ボールを買っていたマンション斜向かいの「デイリーヤマザキ」は、最近まで残っていたが、今日行ってみると訪問看護ステーションに変わっていた。
そういう業態は35年前は存在しなかったと思う。
それだけに、マンションは名前もそのまま、外壁の様子などもきれいなままに残っているのはすごいことだと思った。

和田帝釈天

妙法寺参道入り口
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ここまではだいたい予定のコースだが、この先は白紙である。
時刻は11時45分。
とりあえず、腹が、減った……

「ホープ軒本舗 杉並店」は環七通り高円寺陸橋近くにあった
せっかくだから昔入ったお店で食べたいが、覚えているのは「ホープ軒」(「ホープ軒本舗 杉並店」)ぐらいで、2017年に閉店している。まあ、残っていたとしても夜のみ営業だったんだけど。
この先は高円寺で、あまり縁のない街。
いや、一つだけ、昔なじみのたべものがある。
イ○イのミート○ールからの連想もあったかもしれない (〃 ̄ω ̄〃ゞ

セントラルロード
高円寺駅北口から西に伸びる商店街セントラルロードにあるハンバーグ専門店「ニューバーグ」。
1969年創業の老舗洋食店である。
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高円寺のこちらのお店には過去1回しか入ったことがないが、かつて吉祥寺にも出店しており、「ニューバーグ」のハンバーグは学生時代にさんざん食べたたべものなのだ。
体の半分はニューバーグの謎肉でつくられていたと言っても過言ではない。
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12時20分で先客5名ほどと予想外にすいていて、ラッキー❣
…と思っていたら、僕らのあとアッという間に席が埋まって、本当にラッキーだったみたいだ。
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昔そればかり食べていたダブルメキシカンをポチッとな。
もう1品は、Aスタンダードハンバーグ。
これで合わせて1240円と激安である。
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あとで調べてみると前回とまったく同じ注文だったという、よくあるパターンだった。
ただし、値段は前回は1180円。
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自社工場で作られたパテはお店でいったん油で揚げ置かれ、注文が入ってから電子レンジでチンして熱したプレートにスパゲティ・温野菜と一緒にのせてソースをかけ、最後に目玉焼きを添える… といった感じ。

ハンバーグというか、やっぱり“ニュー”バーグ。
つなぎの多いねっとりした歯応えで、肉を食べている気がしない。
昔も大豆だコーンスターチだといろいろうわさされていた。

変わらないハンバーグの味と食感。
モチモチのスパゲティも。
フォークでいただくみそ汁 (〃 ̄∇ ̄)ノ

それにしても、さすがにもたれた。晩ごはんまで響くくらいに。
前回は「苦には感じなかった」と書いている。「若いころの精神とシンクロすることで身体面でも消化機能が高まった、とか…」
それから4年近くたち、消化機能もその分低下していて当然ということに、いまだ気づいていないらしい。

[DATA]
ニューバーグ
東京都杉並区高円寺北3-1-14
http://osietesite.com/gourmet/tokyo/yosyoku/niku/newburg
[Today's recommendation]



https://youtu.be/IIOJdMdS56k


本日のゴール
80's memory な W-Mex とは? 【ニューバーグ】
2018.02.25
今日は久々に高円寺へ。
高円寺くらいになるともう立派な街だから、散歩というより観光といったほうが適切な感じがする。中央線の中野~三鷹間で高円寺は最も縁の薄い街だったことから、アウェー→よそ者→通りすがりの観光客、という図式が成り立ったりもする。
実際、物珍しいからキョロキョロするし写真バシバシ撮るしで、すっかりオノボリサン状態だった。
目的は、昔懐かしいたべものを食べること。
アウェーなのに昔懐かし、とは?

西武新宿線の野方駅からぶらぶら高円寺に向かう。
先日の西荻窪もそうだが、西武線利用の自分が中央線沿線の街に遊びに行くときにはこのパターンをとることが多い。
平行して走る両路線の南北に対応する駅間は、だいたい片道20~30分と、ちょうどよい散歩コースとなる。

早稲田通りからあづま通り商店街に入ったとたんにテンションが上がる。
古いたべもの屋が立て続けに現れる。その先もそういう展開が続く。
高円寺って、こんなおもしろい街だったのか…!?
以前ときどき高円寺を歩いていたころの目的といえば、古本、中古CD。
そのころのターゲットと比べて、現在の主要な興味の対象である昭和食堂遺産は、出現頻度が圧倒的に高いのだ。
南口を新高円寺駅近くまで散策し、ルック商店街~パル商店街と戻って再び北口へ。

駅前から西に延びる中通り商店街に、目的のお店がある。
狭いが人通りの多い商店街に入って最初の十字路手前にあるハンバーグ専門店「ニューバーグ」。
当地に店を構えてもうすぐ50年という老舗洋食店だ。

ちなみに、僕がこの店に入るのはこれが初めて。
しかし若いころ、ここのハンバーグをさんざん食べていた。
学生時代に住んでいた吉祥寺に、当時「ニューバーグ」が出店していたのだ。

吉祥寺のお店の場所は、中道通りのいまの「一圓 本店」あたり。
向かいには輸入レコードショップ「芽瑠璃堂」があり、右に入るといまでは有名店の「まめ蔵」と「多奈加亭」。

「ニューバーグ」のハンバーグ定食は、よく覚えていないが500円でけっこうお釣りが来るレベルの激安がウリ。僕は“ダブルメキシカン”ばかり食べていた。
やはり激安の当時サンロード出口付近の五日市街道沿いにあった「一圓」のバカデカ餃子と並んで、当時最も多く食したたべもの。
自分にとってのまさにソウルフード、青春の味なのである。
「ニューバーグ」はそのころ吉祥寺以外にも出店していたように思うが、いまでは高円寺店しか残っていない。
12時すぎでほぼ満席。食券を買って少し待つ。
これは懐古趣味的イベントであるから、なるべく当時が忠実に再現されることが望ましい。よって、僕はこのトシにしてダブルメキシカンハンバーグ(辛口ソース)680円を選択した。相方はスタンダードハンバーグ(デミグラスソース)500円。
当時に比べれば値上がりしているものの、いまだ激安路線は踏襲されている。
ハンバーグの調理工程は、工場で作ったパテを電子レンジで温め、熱したプレートにスパゲティと一緒にのせてソースをかけ、最後に目玉焼きを添えるというもの。
これで“早い・安い・(うまい)”を実現している。
目の前のパテの山、まんま例のアニメなのでうれしくなってしまう。

もう一つ、こちらの企業秘密はつなぎにある。
ねっとりした歯応えで、肉を食べている気がしない。昔も大豆だコーンスターチだといろいろうわさされていた。いまなら逆にヘルシー志向でウケるんじゃないだろうか。

まったく変わらないメキシカンハンバーグの味と食感。
モチモチのスパゲティも懐かしい。

と、チープなたべものに感激するワタクシ。

この量に加えて、例によって相方のご飯を半分手伝い、それでも別に苦には感じなかった。
若いころの精神とシンクロすることで身体面でも消化機能が高まった、とか…。

シブい喫茶店もたくさんあるようなので、帰りがけにお茶でも飲んでいこうと庚申通りを歩く。しかしいざ探すと見つからないもので、そのまま野方に戻ってきた。
野方の商店街でみそ屋の看板が残るリサイクルショップでいい感じの漆塗りの小皿を50円で購入。
この日の観光の出費は、電車賃を除いて1230円でした。

[DATA]
ニューバーグ
東京都杉並区高円寺北3-1-14
http://osietesite.com/gourmet/tokyo/yosyoku/niku/newburg
[Today's recommendation]

https://youtu.be/VQnHAb_6sOs


今日は久々に高円寺へ。
高円寺くらいになるともう立派な街だから、散歩というより観光といったほうが適切な感じがする。中央線の中野~三鷹間で高円寺は最も縁の薄い街だったことから、アウェー→よそ者→通りすがりの観光客、という図式が成り立ったりもする。
実際、物珍しいからキョロキョロするし写真バシバシ撮るしで、すっかりオノボリサン状態だった。
目的は、昔懐かしいたべものを食べること。
アウェーなのに昔懐かし、とは?

西武新宿線の野方駅からぶらぶら高円寺に向かう。
先日の西荻窪もそうだが、西武線利用の自分が中央線沿線の街に遊びに行くときにはこのパターンをとることが多い。
平行して走る両路線の南北に対応する駅間は、だいたい片道20~30分と、ちょうどよい散歩コースとなる。

早稲田通りからあづま通り商店街に入ったとたんにテンションが上がる。
古いたべもの屋が立て続けに現れる。その先もそういう展開が続く。
高円寺って、こんなおもしろい街だったのか…!?
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以前ときどき高円寺を歩いていたころの目的といえば、古本、中古CD。
そのころのターゲットと比べて、現在の主要な興味の対象である昭和食堂遺産は、出現頻度が圧倒的に高いのだ。
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南口を新高円寺駅近くまで散策し、ルック商店街~パル商店街と戻って再び北口へ。

駅前から西に延びる中通り商店街に、目的のお店がある。
狭いが人通りの多い商店街に入って最初の十字路手前にあるハンバーグ専門店「ニューバーグ」。
当地に店を構えてもうすぐ50年という老舗洋食店だ。

ちなみに、僕がこの店に入るのはこれが初めて。
しかし若いころ、ここのハンバーグをさんざん食べていた。
学生時代に住んでいた吉祥寺に、当時「ニューバーグ」が出店していたのだ。

吉祥寺のお店の場所は、中道通りのいまの「一圓 本店」あたり。
向かいには輸入レコードショップ「芽瑠璃堂」があり、右に入るといまでは有名店の「まめ蔵」と「多奈加亭」。

「ニューバーグ」のハンバーグ定食は、よく覚えていないが500円でけっこうお釣りが来るレベルの激安がウリ。僕は“ダブルメキシカン”ばかり食べていた。
やはり激安の当時サンロード出口付近の五日市街道沿いにあった「一圓」のバカデカ餃子と並んで、当時最も多く食したたべもの。
自分にとってのまさにソウルフード、青春の味なのである。
「ニューバーグ」はそのころ吉祥寺以外にも出店していたように思うが、いまでは高円寺店しか残っていない。
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12時すぎでほぼ満席。食券を買って少し待つ。
これは懐古趣味的イベントであるから、なるべく当時が忠実に再現されることが望ましい。よって、僕はこのトシにしてダブルメキシカンハンバーグ(辛口ソース)680円を選択した。相方はスタンダードハンバーグ(デミグラスソース)500円。
当時に比べれば値上がりしているものの、いまだ激安路線は踏襲されている。
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ハンバーグの調理工程は、工場で作ったパテを電子レンジで温め、熱したプレートにスパゲティと一緒にのせてソースをかけ、最後に目玉焼きを添えるというもの。
これで“早い・安い・(うまい)”を実現している。
目の前のパテの山、まんま例のアニメなのでうれしくなってしまう。

もう一つ、こちらの企業秘密はつなぎにある。
ねっとりした歯応えで、肉を食べている気がしない。昔も大豆だコーンスターチだといろいろうわさされていた。いまなら逆にヘルシー志向でウケるんじゃないだろうか。

まったく変わらないメキシカンハンバーグの味と食感。
モチモチのスパゲティも懐かしい。

と、チープなたべものに感激するワタクシ。

この量に加えて、例によって相方のご飯を半分手伝い、それでも別に苦には感じなかった。
若いころの精神とシンクロすることで身体面でも消化機能が高まった、とか…。

シブい喫茶店もたくさんあるようなので、帰りがけにお茶でも飲んでいこうと庚申通りを歩く。しかしいざ探すと見つからないもので、そのまま野方に戻ってきた。
野方の商店街でみそ屋の看板が残るリサイクルショップでいい感じの漆塗りの小皿を50円で購入。
この日の観光の出費は、電車賃を除いて1230円でした。

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[DATA]
ニューバーグ
東京都杉並区高円寺北3-1-14
http://osietesite.com/gourmet/tokyo/yosyoku/niku/newburg
[Today's recommendation]

https://youtu.be/VQnHAb_6sOs

