新しい日常で魚屋増殖中? 【海鮮鮨 義 東村山店】
2020.07.15
新型コロナウイルスの感染拡大により魚介類特に高級魚の需要鈍化・価格低迷が深刻であるという。料亭やすし店、旅館・ホテルなどの休業や売り上げ減が直撃している形だ。
その影響かどうか、身近な鮮魚売り場でも珍しい魚種を見かけることが多くなった気がする。個人的にはちょっとうれしい… と言ったら漁業者に申し訳ないが、魚屋に行く機会が増えたのは確か。
普通、魚を買うのは「デポー東村山店」「佐藤水産」「角上魚類小平店」「ととや」で、この間、めちゃめちゃ混む角上以外は確実に利用頻度が増えている。

さらに興味深いことに、この間、魚屋そのものが増えた。それも2店も。
久米川駅南口の居酒屋「あごひげ酒場」は7月5日、店頭を魚屋仕様に改装し「あごひげ鮮魚屋台」としてリニューアルオープン。
また、緊急事態宣言下シンボルのマグロのオブジェの下で弁当と一緒に豊洲直送の鮮魚を販売していた「海鮮鮨 義 東村山店」も、店舗内で物販を継続中。

上記のようにもともと魚屋に恵まれた地域であるが、さらに選択肢が増えたのは、やっぱりうれしいことだ。

「義」をのぞいてみることに。

2カ月くらい前かな、店先で何やら準備作業中のところを通りかかり様子を眺めていると、スタッフが話しかけてきた。「魚屋、続けますよ」と。
暑くなってきて屋外販売は無理なので店内に冷蔵ショーケースを設営中とのことだった。

入店してテイクアウトメニューから海鮮丼を注文。

「で、魚屋というのは?」と聞いてみた。
「こちらから注文していただきます」と、おねえさんは入り口正面の料理写真を示す。それを見て注文すると調理場のほうから品を持ってきてくれるというシステムのようだ。


ショーケースに鮮魚が陳列してあると思っていたので予想と違っていたが、でもまあ、そこそこ品ぞろえは多い。
試行錯誤の途中と思われるので、引き続き要観察としておこう。

持ち帰りの海鮮丼は、マグロ、サーモン、エビ、アジ、イクラにトビコ、玉子、イカはアカイカ系? 青魚はカンパチ? えんがわはオヒョウ? という内容。

800円としたらネタ数が多く、たとえばアジは活魚か? というくらい鮮度抜群。
ただ、女性や年配客の多いお店ということもあってかシャリの量が少ないのが、男子的にはアレかな…。

ちなみにこちらはもともと広々とした店内レイアウトで個室席も多いので、密を気にすることなく店内飲食を楽しめると思う。

[DATA]
海鮮鮨 義 東村山店
東京都東村山市本町2-16-1
https://yoshihigashimurayama.gorp.jp/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/dbB-mICjkQM


ヤブミョウガ / 所沢市大字久米
新型コロナウイルスの感染拡大により魚介類特に高級魚の需要鈍化・価格低迷が深刻であるという。料亭やすし店、旅館・ホテルなどの休業や売り上げ減が直撃している形だ。
その影響かどうか、身近な鮮魚売り場でも珍しい魚種を見かけることが多くなった気がする。個人的にはちょっとうれしい… と言ったら漁業者に申し訳ないが、魚屋に行く機会が増えたのは確か。
普通、魚を買うのは「デポー東村山店」「佐藤水産」「角上魚類小平店」「ととや」で、この間、めちゃめちゃ混む角上以外は確実に利用頻度が増えている。

さらに興味深いことに、この間、魚屋そのものが増えた。それも2店も。
久米川駅南口の居酒屋「あごひげ酒場」は7月5日、店頭を魚屋仕様に改装し「あごひげ鮮魚屋台」としてリニューアルオープン。
また、緊急事態宣言下シンボルのマグロのオブジェの下で弁当と一緒に豊洲直送の鮮魚を販売していた「海鮮鮨 義 東村山店」も、店舗内で物販を継続中。

上記のようにもともと魚屋に恵まれた地域であるが、さらに選択肢が増えたのは、やっぱりうれしいことだ。

「義」をのぞいてみることに。

2カ月くらい前かな、店先で何やら準備作業中のところを通りかかり様子を眺めていると、スタッフが話しかけてきた。「魚屋、続けますよ」と。
暑くなってきて屋外販売は無理なので店内に冷蔵ショーケースを設営中とのことだった。

入店してテイクアウトメニューから海鮮丼を注文。

「で、魚屋というのは?」と聞いてみた。
「こちらから注文していただきます」と、おねえさんは入り口正面の料理写真を示す。それを見て注文すると調理場のほうから品を持ってきてくれるというシステムのようだ。


ショーケースに鮮魚が陳列してあると思っていたので予想と違っていたが、でもまあ、そこそこ品ぞろえは多い。
試行錯誤の途中と思われるので、引き続き要観察としておこう。

持ち帰りの海鮮丼は、マグロ、サーモン、エビ、アジ、イクラにトビコ、玉子、イカはアカイカ系? 青魚はカンパチ? えんがわはオヒョウ? という内容。

800円としたらネタ数が多く、たとえばアジは活魚か? というくらい鮮度抜群。
ただ、女性や年配客の多いお店ということもあってかシャリの量が少ないのが、男子的にはアレかな…。

ちなみにこちらはもともと広々とした店内レイアウトで個室席も多いので、密を気にすることなく店内飲食を楽しめると思う。

[DATA]
海鮮鮨 義 東村山店
東京都東村山市本町2-16-1
https://yoshihigashimurayama.gorp.jp/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/dbB-mICjkQM


ヤブミョウガ / 所沢市大字久米
意外にリーズナブル? な寿司ランチ 【海鮮鮨 義 東村山店】
2018.01.17
水曜の昼は難民化率が高い。このあたりのお店は水曜定休が多いからだ。
久米川駅近くに用事があり、そのままそば屋の「しなの」(木曜定休)で昼ごはんのつもりが、行ってみると“第3水・木は連休”と張り出してある。
その先、思い浮かんで向かった店がことごとく休み。

隣の東村山駅まで歩いて、なんか今日はそういう日みたいだからパンでも買って帰るか… みたいな諦めムードで通りすがりにふとこちらのランチメニューが目に留まった。
“握り寿司5貫”
5貫じゃなぁ…。
いやいや、その下の字ヅラがビミョーに引っかかる。
“山菜おろし蕎麦”

にぎり5貫にそばが付いて900円はまあまあなんじゃないの? “茶碗蒸し”ともあるし。
実はこちらの「海鮮鮨 義」でランチサービスがあるのは知っていたが、1000円超えと思い込んでいた。
なので900円、実際以上にリーズナブルに感じてしまったみたいだ。

コンビニの2階、でっかいマグロのオブジェが目印。
かつて「磯久亭」という和食店だったが、7~8年前に久米川駅近くの「海鮮鮨 義」の支店となった。
マグロは磯久亭時代からそのまま。

お店に入って驚いた。ものすごく広い。
入ってすぐのところのカウンター席に案内され、そこから半分見える店内の様子だけでも、広い厨房をぐるりとカウンター席が取り巻き、フロア中央に4人テーブルがゆったり5卓、カーブを描く窓際には暖簾が掛かった個室5部屋。

注文はもちろん日替わりランチ。
広いだけでなくスタッフも多い。厨房に料理人3人、バイト風フロアスタッフ3人。
客は僕1人…。
どうなんだろう?

いや、姿は見えないが声は聞こえる。
個室のほうからおしゃべり声。おばちゃんの声。
僕はときどき、おっさん1人ではふつう入らんわな… という店に間違って入る。
そういうのは、だいたいが寿司系。
ランチでにぎり5貫といわれて、このラインアップを思い浮かべる人はまずいない。
何が足りないかといったら、マグロ(赤身)とイカ。こういうクラスのセットメニューでマグロなしなんて、普通は考えられないだろう。

でも個人的にマグロに思い入れはないので、それは問題なし。
むしろ5貫中にタイとヒラメの白身2種にコハダというアンバランスな構成は、うれしい誤算。

締めすぎず、ほどよい脂とうま味を感じるけれども臭みのないコハダは鮮度のよさの表れ。
シャリのにぎりが緩くすぐ崩れるのはどうかと思うが、全体にネタのよさは感じられる。

そば、茶わん蒸し、小鉢(卯の花)、サラダは、まあ想像以上でも以下でもない和食チェーン的な味かな。
ドリンクはホットコーヒー。

この人材難の時代に余剰に思える人員配置は、謎のまま。
僕の背後に大きい水槽があるんだが、住人はサザエ3匹のみ。
なんだか店そのものの疎密感と似てるな…。

[DATA]
海鮮鮨 義 東村山店
東京都東村山市本町2-16-1
[Today's recommendation]

https://youtu.be/0vqgdSsfqPs


水曜の昼は難民化率が高い。このあたりのお店は水曜定休が多いからだ。
久米川駅近くに用事があり、そのままそば屋の「しなの」(木曜定休)で昼ごはんのつもりが、行ってみると“第3水・木は連休”と張り出してある。
その先、思い浮かんで向かった店がことごとく休み。

隣の東村山駅まで歩いて、なんか今日はそういう日みたいだからパンでも買って帰るか… みたいな諦めムードで通りすがりにふとこちらのランチメニューが目に留まった。
“握り寿司5貫”
5貫じゃなぁ…。
いやいや、その下の字ヅラがビミョーに引っかかる。
“山菜おろし蕎麦”

にぎり5貫にそばが付いて900円はまあまあなんじゃないの? “茶碗蒸し”ともあるし。
実はこちらの「海鮮鮨 義」でランチサービスがあるのは知っていたが、1000円超えと思い込んでいた。
なので900円、実際以上にリーズナブルに感じてしまったみたいだ。

コンビニの2階、でっかいマグロのオブジェが目印。
かつて「磯久亭」という和食店だったが、7~8年前に久米川駅近くの「海鮮鮨 義」の支店となった。
マグロは磯久亭時代からそのまま。

お店に入って驚いた。ものすごく広い。
入ってすぐのところのカウンター席に案内され、そこから半分見える店内の様子だけでも、広い厨房をぐるりとカウンター席が取り巻き、フロア中央に4人テーブルがゆったり5卓、カーブを描く窓際には暖簾が掛かった個室5部屋。

注文はもちろん日替わりランチ。
広いだけでなくスタッフも多い。厨房に料理人3人、バイト風フロアスタッフ3人。
客は僕1人…。
どうなんだろう?

いや、姿は見えないが声は聞こえる。
個室のほうからおしゃべり声。おばちゃんの声。
僕はときどき、おっさん1人ではふつう入らんわな… という店に間違って入る。
そういうのは、だいたいが寿司系。
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ランチでにぎり5貫といわれて、このラインアップを思い浮かべる人はまずいない。
何が足りないかといったら、マグロ(赤身)とイカ。こういうクラスのセットメニューでマグロなしなんて、普通は考えられないだろう。

でも個人的にマグロに思い入れはないので、それは問題なし。
むしろ5貫中にタイとヒラメの白身2種にコハダというアンバランスな構成は、うれしい誤算。

締めすぎず、ほどよい脂とうま味を感じるけれども臭みのないコハダは鮮度のよさの表れ。
シャリのにぎりが緩くすぐ崩れるのはどうかと思うが、全体にネタのよさは感じられる。

そば、茶わん蒸し、小鉢(卯の花)、サラダは、まあ想像以上でも以下でもない和食チェーン的な味かな。
ドリンクはホットコーヒー。

この人材難の時代に余剰に思える人員配置は、謎のまま。
僕の背後に大きい水槽があるんだが、住人はサザエ3匹のみ。
なんだか店そのものの疎密感と似てるな…。

[DATA]
海鮮鮨 義 東村山店
東京都東村山市本町2-16-1
[Today's recommendation]

https://youtu.be/0vqgdSsfqPs

