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こんなときだからこそ 【リヴィエル・ドール】

2020.05.23

 昼ごはんを食べてからだいぶたったころ、
「やだ…」と相方さん。「きょう、結婚記念日」

緊急事態下においてリズムが狂って失念した… かというとそうでもなく。
思い出したときにはとっくに過ぎていた、というのが毎年のパターンであり…。
いつもと違うステイホームで普段考えないようなこと考えていて思い出した… らしく。
当日中に思い出しただけだいぶマシなほうで、これでも。

一方、ワタクシはというと、
「……そうだっけ?」

何年か前、珍しく僕が先に思い出したことがあった。
「きょう結婚記念日」
「へえ、よく思い出したね。でもそれ、1週間前」
5月23日のところ、間違って30日と覚えていたのだ、わはは (〃 ̄ω ̄〃ゞ

いまとなっては23日説の根拠が何だったのか相方も思い出せないといい、それもアヤシイということになっている。

――以上、「5月23日は推定結婚記念日」の真相でした。


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せっかくだからお祝いしようとなった。
おすし… じゃ小学生の運動会みたいだし、もっとこうシニアっぽい。


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ということで考え付いたのが、ディナー。テイクアウト・ディナーである。
さっそく市内最古参のビストロ「リヴィエル・ドール」に電話。


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事前にお店のFacebookページに掲載されているテイクアウトメニューから、“オードブル3種盛り合わせ”と“和牛のカルパッチョ”の前菜2品とメインぽい“鴨もも肉のコンフィ”を選んだうえで、電話でメインもう1品を相談。サーロインステーキということに。


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3種のオードブルは、生ハム、スモークサーモン、鶏ハム、カプレーゼと、えー… 4種のような気もするけど…。


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生ハムもスモークサーモンもさすがにスーパーで買うようなものとは違っておいしく、鶏ハムはセージかタイムかのハーブ系が程よく効いたプロの味。


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和牛のカルパッチョは、いわゆるたたきの製法なのか火の通りが絶妙。ワンランク上のカルパッチョです。


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サーロインは炭焼きのような直火の香りが感じられ、脂がいい具合に落ちており、冷めてもおいしい。ガーリックの効いたソースがグッド。
鴨のコンフィは肉がほろほろに崩れるほど火が通っていて、ハーブと調理油の香りがよく、フレンチの醍醐味が味わえる。


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ステイホームのおかげというか、30数年来、初めてまともっぽい結婚記念日を過ごしたかもしれない。
テイクアウトという応急措置につきシェフとの距離感が近く感じられるのは、こういうのが不慣れな人間には実は得難い機会なのかもしれない。


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当初、鴨の字を鶏と空目して用意した白ワインのまま…


[DATA]
リヴィエル・ドール
東京都東村山市本町2-6-27
http://www.riviere-dor.sakura.ne.jp/
https://www.facebook.com/riviele/





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よく残っていたな… という希少映像
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ヒメザゼンソウ




インスタやってます (。-_-)ノ ヨロシク♪


団地の街の隠れ家フレンチ 【Bistrot Lierre】

2018.08.26

 東久留米 滝山・前沢地区の夏祭りで狂言の舞台があるという。
祭りのポスターを見ると屋外での開催のようで、薪能を彷彿させそれはそれでおもしろそうだが、この夏何度目かの猛暑のピークの本日、真っ昼間にそんなことやって大丈夫か?
やるのかやらないのか確認だけでもと、とにかく現場に行くだけ行ってみようとなった。


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現場に中止の案内はないので、やることはやるようだ。
とりあえず昼ごはんを食べ、狂言開演時間の14時に再度会場に。


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西部地域センター入り口前の階段を舞台に見立ててある。観客はほとんどおらず、まあ舞台真ん前の位置を確保したわけだが、開演が迫るなか、係の人が「前のほうの人は、できれば座ってください」と。いまは日陰になっているがアスファルトは日に焼けていて、とてもじゃないが尻を下ろせるものじゃない。
まさかのヤンキー座りで狂言を見るはめに。


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出演は、能楽師大蔵流狂言方・大藏彌太郎千虎さんの一門。
演目『寝音曲』
シテ(太郎冠者)大藏彌太郎、アド(主)吉田信海


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まず狂言について簡単なお話。600年の歴史があり武士たちが楽しんだ舞台芸術であること。重心を落としてすり足で進む独特の所作や、泣く、笑う、怒る… といった表現方法を軽妙なトークで説明。装束こそ浴衣に袴という略式であったが、能楽堂で見るのと遜色ない舞台だった。

「寝音曲」の筋は、前に見たことがある「伯母ヶ酒」によく似ている。
酒飲みというものはいつの時代も、あさましくも滑稽であるな ( ̄▽ ̄; )… と、久々に笑わせてもらった。


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時間が前後するが、昼ごはん。
祭りのメイン会場、滝山中央商店街の飲食店はどこも祭りの店頭販売モードで、中で食べられそうにない。
交番のある交差点を越え、中華料理「珍来」やそば「石倉家」のほうに向かう。


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そういえば、裏道の隠れ家的ビストロ店で意外にリーズナブルなランチの看板を最近見た。
ああいうお店は日曜はやってないだろうな… と期待せずに行ってみたら、やってました。


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ランチ A.カレーライス サラダ付き600円、B.ハンバーグステーキ サラダ・スープ・ライス付き1000円。
ビストロでこのお値段は、かなりオトクでは?


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一瞬カラオケスナックかと思った、というようなお店のつくりに、スナックママさんというか… マダムのお出迎え。
マダムの肩ひじ張らない庶民キャラに、たちまちリラックスムードに。


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小さいお店で、テーブル席が4人用と2人用の2つ。カウンターが2(+2 ?)席。
ランチのAとBをオーダー。
「とってもおいしいコーヒーゼリー、500円のところ400円でいかがですか(笑)」
もちろんお願いする。


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ずっと前から気になっていたお店で、その旨伝えると、
「ずっと前じゃ、うちじゃないと思います」とマダム。「うちはまだ2年なんですよ」


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この裏道は僕の自転車ルートで、ここにはずっと前から民家の一角を改造したようなビストロ店があった。以前のシェフはいまのご主人よりもっと高齢だったそうで、もう亡くなられていると。
同じフレンチでそのまま使いやすいということでこちらに入居、一昨年6月に開店。
ご主人は長くホテルのシェフを務めた方だそうだ。


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お子さんが市内八幡町に住んでいることも、この場所を選んだ理由。
撮影用(?)に料理写真のボードをわざわざ持ってきてくれたマダム。
「うちはすごい料理を出すんです。でも滝山じゃ、ぜんっぜん出ないですね(笑)」


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ハンバーグにかかるのは、「ちょっとこだわってます」と自信のソース・ドゥミグラス。
かすかに酸味があって香ばしい。ていねいにこしてあり、ホテルのフレンチらしさが感じられる。肉はふっくら外側がこんがり。


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カレーは、なかなかお目にかかれないような上品なビジュアル。


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こちらもたいへん滑らかな舌触りで、お味も濃厚。しっかりフォンをとりバターと生クリームで仕上げた、まるでフレンチのソースのよう。
そこいらの定食屋やそば屋のカレーとは別次元の、たとえてみればヴルーテ・ヴォライユのような一品である。見たことも食したこともないけど。


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…かと思うと、定食屋やそば屋のような福神漬け。
フレンチの名シェフに寄り添う梅干し… もとい、糟糠の… 一緒か(笑)。
そんなほほ笑ましくもある一皿だと思った。


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あっという間に取り壊された「ザ・プライス」(元 イトーヨーカドー)の跡地には埼玉の食品スーパー、その向かいの駐車場跡には電気屋ができるのが待ち遠しい、と。
「にぎやかになったら、うれしいですよ」
そうなったら、この場所は意外に好立地かもしれない。
滝山の名店として語られるようになる日も遠くないかも… と、こちらも想像を膨らませる。


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[DATA]
Bistrot Lierre
東京都東久留米市滝山5-8-9



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https://youtu.be/S7f0znK6Fso



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人気フレンチでお得なランチ 【ラ・フルール・ド・セル】

2018.01.14

 西武新宿線久米川駅近くの路地裏にあるフレンチレストラン「ラ・フルール・ド・セル」。2007年9月オープンというから、ちょうど10周年を過ぎたところ。

――フランス人シェフが創る本場のフランス料理を家庭的な雰囲気で楽しめるフレンチレストラン ~ 気軽にフランス料理をお楽しみいただけるよう、ランチタイムは色々なお味を召し上がって頂けるおまかせコースやお手軽なグラタンセット…、ディナータイムはコースの他に一品料理も多数ご用意しております。(HPより)


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フレンチというおよそ久米川界隈に似つかわしくないジャンルにもかかわらず、しっかり定着している感がある。
その要因の一つが、市のイベントなどに積極的に参加していること。
東村山市のどんこい祭や市民産業まつりには毎年欠かさず参加しているんじゃないだろうか。スタンプラリーなんかも。陽気なフランス人シェフはもはや市のイベントに欠かせない顔といえる。
そこで売られるキッシュやテリーヌ、スイーツなんかで評判が広まるという循環ができていそうだ。


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久米川駅界隈以上にフレンチに似つかわしくない性質を持つワタクシであるが、一度この店に入ったことがある。
一昨年11月、久米川周辺を散歩していてランチの看板を発見。“グラタンセット ¥850~”とある。それまでもランチサービスを提供していることは知っていたが、最低1780円のコース料理。ちょっと自分には無縁の世界だった。
850円で、しかもグラタンとなれば、グッと気軽なイメージ。で、半月後に入ってみたという次第である。


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そのグラタンランチ、HPによればまさにその11月に始めたサービスで、いまも続いている。
内容は、
・シェフの気まぐれクラタン(数種類のグラタンより1つ)
・小さなスープ(日替わり)
・プチデザート(日替わり)
・コーヒー or 紅茶
のセットで、850円より。
2度目の来店となる今回も、やっぱりグラタンランチしか頭にない。


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本日のシェフの気まぐれクラタンは、
A. 牛ひき肉トマトソースペンネグラタン¥850
B. 鶏肉とじゃがいものニョッキグラタン¥950
C. 生ハム&ボンレスハムのクロックグラタン¥1350
D. シーフードたっぷり!! ドリア¥1500


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毎日こういう価格帯の構成だが、本日はCが売り切れとのこと。
グラタンランチしか頭にないというより、AとB以外目に入っていない(笑)僕らは、Cがなくとも困らない。オーダーはもちろんAとB。
フロアマネジャーの奥さまがすぐに戻ってきて「ごめんなさい、Aも終わっちゃいました」
むむ… 退路を断たれるというか、なんか試されているようでシャクでもあるし、値段で決めてるわけじゃないからね、とミエを張って、本当はB 2つと言いたいところを…
「じゃ、BとD」


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われわれのほか、お客さんは3組6人。年齢層は広いがすべて女性。
この町のどこに潜んでた? と思わずにはいられないようなお上品そうな方ばかりである。
前回もまったく同じように感じたことを思い出した。
つまり出没エリアが重ならない。この場合、こっちが異質なんだが。


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シーフードたっぷり!! ドリア


まずスープはカボチャのポタージュ。なめらかでコクのある本格派。
メインのグラタン2種、ビジュアル的には残念ながら色合いがかぶったが、味はまったく違う。
言ってみれば、海の幸と大地の恵み。


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鶏肉とじゃがいものニョッキグラタン


ドリアのシーフードはエビ、アサリ、サーモン。アサリ由来と思われるアンチョビ様の強い匂いに、ハーブ(タイム)がアクセントをつける。
一方のニョッキグラタンのホワイトソース、乳そのもののあくまでも優しい味わい。


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プチデザートはキャラメルババロア。ラム酒の香りがしっかり感じられて苦味の効いたコーヒーによく合う。

しかしながら、いまのところグラタンだけなので「フランス料理をいただいた」とはいわない。
次はぜひ、おフランスを。


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[DATA]
ラ・フルール・ド・セル
東京都東村山市栄町2-5-9
http://www.r-lafleurdesel.com/index.html



[Today's recommendation]


https://youtu.be/E9FrJVPhR0o



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