ソースが決め手のご当地グルメ 【柳屋】
2017.10.26
このエリアではだいぶ認知度も高まっていると思うが、東村山のB級ご当地グルメ“黒焼きそば”なるものがある。
これは地元のソースメーカー「ポールスタア」のオリジナルソース“東村山黒焼そばソース”を使用した焼きそば。イカスミと鹿児島特産の黒酒をベースに作られた、文字どおり真っ黒なソースを使った、真っ黒な焼きそばである。
という単純なものでもなく、たとえば久米川の「ダイヤ寿司」の前に黒焼きそばののぼりが立っているのを発見して、「あ、今年もやってる」と思った。

東村山では例年“黒焼そば食べ歩きキャンペーン”が開催され、毎年多くの飲食店が参加する。そのジャンルが実に幅広く、中華・ラーメンはもちろん、その他ざっと挙げただけでも、すし、うどん・そば、とんかつ、もんじゃ、パン、居酒屋、カラオケ、フレンチ、イタリアン、ネパール、市役所…。
これらがすべて焼きそばを提供するのかというとそういうわけでもなく、たとえばダイヤ寿司は“寿司ドリヤ”というように、つまりポールスタアの黒焼そばソースを使用していればどんな料理でもかまわないという大らかで発展性のあるキャンペーンなのである。

で、「黒焼きそば食べたいな」と思いつつもぐずぐずしているうちにキャンペーンは終了してしまったんだが(7/10~9/6)、ポールスタアのホームページには“第9回黒焼そば食べ歩きキャンペーンは終了しましたが、引き続き各店舗にてお召し上がりいただけます”とある(http://pole-star.pro/kuroyakisoba/)。
地元の人間にとって黒焼きそばはもはや当たり前の食べ物なので、いつでも食べたいときに食べたい店で食べればいいということだ。

本日、黒焼きそばを食べに向かったのが、久米川辻を前川のほうに下って西武新宿線の踏切を越えてすぐの中華店「柳屋」。ずいぶん前から営業していると思うが、個人的には去年初めて入った店である。
角地に位置し入り口が2つある
イベントつながりになるが、入ったのは年末年始に行われた東村山市内および花小金井近辺の商店会のスタンプラリーのとき。そういうイベントに参加したのもわれわれとしてはそれが初めてで、楽しいことに気づき、その後いろいろなところに行ったりしている。
楽しいばかりでなく、もちろん特典が付いてくるからお得でもある。お店側としても、僕らのような新規客をつかめる。ちなみにそのラリーでは11店、初めての店を利用している。

このあたりは道が狭いので自転車は止められない。駐車場・駐輪場はT字路を所沢方面に少し行った「大森酒店」の向かいにある。角地の店舗で入り口が2つあるが、そのことを知らないと一応正面っぽいドラッグストア側まで回り込んでしまう。
ガラスブロックの壁が特にそうだが、まるで中華屋的ではなく、外観はスナックにしか見えない。カラオケののぼりがさらにその印象を強めている。
で、中に入ると、やっぱりスナックである。そういう居抜きなのかもしれない。
店内はカウンター10席、4人掛けテーブル3卓、回転テーブル1卓。店員は、年季の入った(失礼)女性2人体制。先客は年季の入った(失礼)女性と初老男性。
テレビではテレ朝のワイドショー。なんかこの1週間で民放4局制覇したような気がする。

イカ墨黒焼きそば700円は、スープ、小鉢(冷ややっこ)、お新香(カブの梅酢漬け、ダイコンの葉の浅漬け)付き。

焼きそばの具は、ハクサイ、モヤシ、ニンジン、ニラ、豚肉とシンプル。紅ショウガがのっている。
見た目、ソースの黒さはそれほど認められず、たとえば前回食べた 「さんらいず亭」 に比べると普通のソース焼きそばに近い色合い。しかし、このソースの特徴であるコクとスパイシーさ、イカスミ由来と思われる魚介系の風味はしっかり感じられる。

かなりボリュームがあって、後半単調さにダレぎみになるが、そんなとき手づくりっぽい素朴なお新香がいい箸休めに。

イベントついでに、ポールスタアでは毎年暮れに“いちょうまつり”という敷地解放のイベントを開催している。ソースやタレ類のアウトレット販売や各種出店、イベントも行われる。もちろん黒焼きそばも食べられる。
今年の開催は12月10日(日)とのこと。
黒焼きそばが好きな人も、まだ食べたことがない人も、ぜひ足を運んでみては?

ポールスタア(いちょうまつり会場)
[DATA]
柳屋
東京都東村山市諏訪町1-28-2
[Today's recommendation]

https://youtu.be/fG2seugAgnU


◆ 猫写真はこちら ◆
このエリアではだいぶ認知度も高まっていると思うが、東村山のB級ご当地グルメ“黒焼きそば”なるものがある。
これは地元のソースメーカー「ポールスタア」のオリジナルソース“東村山黒焼そばソース”を使用した焼きそば。イカスミと鹿児島特産の黒酒をベースに作られた、文字どおり真っ黒なソースを使った、真っ黒な焼きそばである。
という単純なものでもなく、たとえば久米川の「ダイヤ寿司」の前に黒焼きそばののぼりが立っているのを発見して、「あ、今年もやってる」と思った。

東村山では例年“黒焼そば食べ歩きキャンペーン”が開催され、毎年多くの飲食店が参加する。そのジャンルが実に幅広く、中華・ラーメンはもちろん、その他ざっと挙げただけでも、すし、うどん・そば、とんかつ、もんじゃ、パン、居酒屋、カラオケ、フレンチ、イタリアン、ネパール、市役所…。
これらがすべて焼きそばを提供するのかというとそういうわけでもなく、たとえばダイヤ寿司は“寿司ドリヤ”というように、つまりポールスタアの黒焼そばソースを使用していればどんな料理でもかまわないという大らかで発展性のあるキャンペーンなのである。

で、「黒焼きそば食べたいな」と思いつつもぐずぐずしているうちにキャンペーンは終了してしまったんだが(7/10~9/6)、ポールスタアのホームページには“第9回黒焼そば食べ歩きキャンペーンは終了しましたが、引き続き各店舗にてお召し上がりいただけます”とある(http://pole-star.pro/kuroyakisoba/)。
地元の人間にとって黒焼きそばはもはや当たり前の食べ物なので、いつでも食べたいときに食べたい店で食べればいいということだ。

本日、黒焼きそばを食べに向かったのが、久米川辻を前川のほうに下って西武新宿線の踏切を越えてすぐの中華店「柳屋」。ずいぶん前から営業していると思うが、個人的には去年初めて入った店である。
![]() | ![]() |
イベントつながりになるが、入ったのは年末年始に行われた東村山市内および花小金井近辺の商店会のスタンプラリーのとき。そういうイベントに参加したのもわれわれとしてはそれが初めてで、楽しいことに気づき、その後いろいろなところに行ったりしている。
楽しいばかりでなく、もちろん特典が付いてくるからお得でもある。お店側としても、僕らのような新規客をつかめる。ちなみにそのラリーでは11店、初めての店を利用している。

このあたりは道が狭いので自転車は止められない。駐車場・駐輪場はT字路を所沢方面に少し行った「大森酒店」の向かいにある。角地の店舗で入り口が2つあるが、そのことを知らないと一応正面っぽいドラッグストア側まで回り込んでしまう。
ガラスブロックの壁が特にそうだが、まるで中華屋的ではなく、外観はスナックにしか見えない。カラオケののぼりがさらにその印象を強めている。
で、中に入ると、やっぱりスナックである。そういう居抜きなのかもしれない。
![]() | ![]() |
店内はカウンター10席、4人掛けテーブル3卓、回転テーブル1卓。店員は、年季の入った(失礼)女性2人体制。先客は年季の入った(失礼)女性と初老男性。
テレビではテレ朝のワイドショー。なんかこの1週間で民放4局制覇したような気がする。

![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
イカ墨黒焼きそば700円は、スープ、小鉢(冷ややっこ)、お新香(カブの梅酢漬け、ダイコンの葉の浅漬け)付き。

焼きそばの具は、ハクサイ、モヤシ、ニンジン、ニラ、豚肉とシンプル。紅ショウガがのっている。
見た目、ソースの黒さはそれほど認められず、たとえば前回食べた 「さんらいず亭」 に比べると普通のソース焼きそばに近い色合い。しかし、このソースの特徴であるコクとスパイシーさ、イカスミ由来と思われる魚介系の風味はしっかり感じられる。

かなりボリュームがあって、後半単調さにダレぎみになるが、そんなとき手づくりっぽい素朴なお新香がいい箸休めに。

イベントついでに、ポールスタアでは毎年暮れに“いちょうまつり”という敷地解放のイベントを開催している。ソースやタレ類のアウトレット販売や各種出店、イベントも行われる。もちろん黒焼きそばも食べられる。
今年の開催は12月10日(日)とのこと。
黒焼きそばが好きな人も、まだ食べたことがない人も、ぜひ足を運んでみては?

ポールスタア(いちょうまつり会場)
[DATA]
柳屋
東京都東村山市諏訪町1-28-2
[Today's recommendation]

https://youtu.be/fG2seugAgnU


◆ 猫写真はこちら ◆