fc2ブログ

おいしいそばを存分に 【手繰りや 玄治】

2021.07.11

 昨日に続いて朝から天気がよいので近場を歩いてみたが、梅雨の晴れ間というのは高温多湿がお決まりで、マスクがつらいのなんの。
去年はどうしてたんだろう?


20210711 genji-11


東村山駅西口から空堀川の様子を見に浄水橋へ。そのままグリーンタウン美住一番街を抜けて買い物の用事のある久米川駅方面へ向かう。


20210711 genji-12


途中、ウイング通りを歩いているころはまだ10時半すぎで、多くのお店が活動前のなか、「手繰りや 玄治」はすっかり準備が整っているふうだ。
あ… おそばもいいね♪


20210711 genji-1320210711 genji-14


そのへんをぶらぶらして時間をつぶして開店時間の11:00に入店。


20210711 genji-15


こちらは市内屈指の人気そば店で、よく店頭に順番待ちの人が座っている。
今日も開店前に1組並んでいて、僕らが入って、程なくして席が埋まったという。
2018年10月にレトロモダンチックな外装にリニューアルしているが、個人的には改装後初入店となる。


20210711 genji-16

20210711 genji-17


注文は二色せいろと野菜天つき鴨汁せいろ。
そばは+100円で手挽きにできるというので鴨汁を手挽きに。


20210711 genji-1820210711 genji-19


二色せいろは普通のせいろと手挽きせいろの2枚で、僕はこれしか頼んだことがない。
値段が1100円と以前より200円上がっているが、そもそも手打ちそば2枚(2種)で900円という設定がまちがっているとしか思えなかったので、むしろ納得できる。1100円でも常識外れに安いことに違いない。


20210711 genji-22
二色せいろ1枚目

20210711 genji-23
二色せいろ2枚目


まず二色の1枚めと鴨汁の手挽きせいろ。
香りの強い挽きぐるみで、太めで不ぞろいの田舎そば風。もちっとした食感でかみしめるほどおいしい。
二色2枚目は緑がかった白いそばで、こちらも太めで食べ応えがある。


20210711 genji-2020210711 genji-21
野菜天つき鴨汁せいろ


天ぷらはカボチャ、ニンジン、ゴボウ、ナス、赤ピーマン、シシトウ、ヤングコーン、シソ。


20210711 genji-26


これに鴨ローストが付いて、つけ汁は鴨汁と、ぜいたく感いっぱい。


20210711 genji-25


手打ちそばは高くて量も少ないという先入観があると思うが、こちらの二色せいろ、実は1枚でもボリュームがあって、食の細い人にはお勧めできないほど。


20210711 genji-24


おいしいそばをおなかいっぱい食べたい。
そんなぜいたくな望みがかなえられるお店である。


20210711 genji-2820210711 genji-29


[DATA]
手繰りや 玄治
東京都東村山市栄町2-38-2





[Today's recommendation]

wachat210711.jpg




https://youtu.be/Z50Ooqv1GFg


20210711 genji-30
空堀川に流れがあるのは実は珍しい光景


香り高い手挽きそば 【手繰りや 玄治】

2017.05.03

 連休初日だが妻が着付けとのことで昼食の選択肢が狭まる。
こう言っちゃなんだが、僕の行くような飲食店できれいなところは多くない。脂ぎってる店も少なくない。煙ってたりもする。
そういう店に着物で入ることのほうが逆に失礼に当たる気もする。


genji31.jpg


検討の結果、市内で一番人気のそば店「手繰りや 玄治」ということに。


genji45.jpg


しかし11時40分に来店ですでに満席、順番待ち1組という状況。


genji34.jpg


だいたいいつも客は入っているが、ここまでとは思っていなかった。休日だから特別に混んでいるのだろうか。家族連れも見受けられる。
自分たちのあとにも次々とお客さんがやって来る。


genji36.jpg


妻が「春子鯛の潮汁せいろ」に興味を示すが、種がなさそうという理由で再考を求める。
なぜなら僕は二色せいろに決めているので、2人とも具なしだったらちょっと寂しい。ということで妻は野菜天せいろに。


genji39.jpggenji38.jpg


まず僕の二色せいろ(900円+税)1枚目の「せいろ」、すぐに妻の野菜天せいろ(900円+税)が出される。


genji40.jpg


そばはやや太めでしっかりした食感。
つゆはかつおだしにかえしが強めの辛口。つるつるとのど越しがよい。
野菜天は、ごぼう、さつまいも、春菊、かぼちゃ、なす、オクラ、パプリカ、ゴーヤと8種類もある。これで900円とは。


genji44.jpg


続いて2枚目「手挽きせいろ」の提供。1枚目を食べ終わるタイミングで出されるのがうれしい。いくら混んでいてもそういうところで手を抜かない。
こちらは挽きぐるみで、そばの風味をより感じることができる。


genji42.jpg
二色せいろ1枚目のせいろ

genji41.jpg
2枚目の手挽きせいろ


さて、この二色せいろは、つまりはせいろと手挽きせいろ(十割田舎蕎麦)の重ねである。これは単独ではそれぞれ700円と800円なのだが、重ねると900円…。この計算はどうなっておるのか!
その値段といい、当然量もあるわけで、おいしい手打ちそばの店は量が少なく割高という常識を覆す衝撃のメニューである。しかも手間のかかる手挽き製法でこのサービス価格。それには本当に頭が下がる。
本日の2人分の内容で、2000円でお釣りがくるのだ。


genji43.jpg


天ぷらをはじめ季節の料理が充実している。酒の種類も豊富だ。そして香り高いそば。
名店がそろう東村山・小平地域でも頭一つ抜けているのではないだろうか。


genji37.jpg


[DATA]
手繰りや 玄治
東京都東村山市栄町2-38-2







https://youtu.be/CqVgCapKfWM


Latest Articles
多摩地域の家系草分け 【吉祥寺 武蔵家】 Jun 03, 2023
ラーメンと幸せの距離感問題 【九州ラーメン いし】 Jun 02, 2023
至れり尽くせりな酒蔵ツアー 【石川酒造】 Jun 01, 2023
第1回? 玉川上水ウォーキング🚶‍♀🚶‍♂ 【下の川緑地せせらぎ遊歩道公園】 May 30, 2023
トーホクの車窓から 【駅弁屋 旨囲門 ecute大宮】 May 28, 2023
80’s tasted 吉祥寺ブランド 【レモンドロップ 本店】 May 27, 2023
価値観の混迷する時代に 【天下一品 吉祥寺店】 May 26, 2023
衰え問題と中盛り問題と… 【ラーメンショップ YAMANAKA】 May 25, 2023
ちゃちゃっとクラシックコンサート!(後編) 【NHKホール】 May 23, 2023
ちゃちゃっとクラシックコンサート!(前編) 【パークス代々木 野外ステージ前店】 May 22, 2023
ポストコロナのカオス 【昇龍】 May 21, 2023
国際博物館の日 【国立科学博物館】 May 19, 2023
Ranking
          
          
Category
Category-2