昭和的ドカ盛りカツカレー 【巌窟王】
2017.05.04
午前中、家の懸案事項に取りかかり、思いのほか作業がはかどったので気が楽になり、昼前にフラフラと自転車の旅に出た。
黒目川上流部の遊歩道が開通していたようなのでそこを視察し、小平霊園を通り抜け、大沼町一丁目アパート南の踏切を越えて多摩湖自転車道へ。花小金井手前から南下して武蔵小金井の街を抜け、崖線を下る。
このあたりで目的地を浅間山と定める。そろそろムサシノキスゲの季節だ。
しかし山に登ったところで1時を回り、空腹に耐えきれなくなってしまった。

東八道路まで引き返し、ラーメン、中華、とんかつ、ラーメンと並んでいる中からこのとんかつ「巌窟王」に。

まったく事前情報がない状況で入るには少々勇気が要る店構えだが、逆にこの店構えでカツカレーを訴求されるとあらがえないものがある。
先ほど武蔵小金井を通過してきたわけだが、ここはカレーの激戦区であり、街のいたるところにカレーの匂いが漂っていてかなり刺激されてもいる。

カウンターのみの店内。
目の前のおねえさんに「カツカレー」と申告すると、「ロースかヒレかメンチかチキンか」と聞かれ、「ロース」と答える。
前金で950円を支払う。

カウンター奥の右半分が調理場で、初老の男性がテレビのワイドショーにツッコミを入れながら仕事をしている。左側がやや年齢不詳のおねえさんの持ち場で、ご飯、みそ汁、漬物、サラダの盛り付けなどを行う。
まずサラダが提供される。

僕の直前に入った客の定食と僕のカツカレーが同時に上がるとの合図を受け、おねえさんがてきぱきとご飯の支度をする。
まず定食のどんぶり。これにてんこ盛りによそい、あろうことか盛り上がっている分をしゃもじでギューッと押し付けた。とんでもないことするなぁ… と思って見ていると、そのご飯を隣の皿にひっくり返した。
わしのご飯だったんかーい(笑)。

カレーは期待どおり、いろいろ具材を使っているがほぼ煮崩れているタイプ。ゴチャッとしてる。

ムサコあたりのおしゃれな欧風カレーとかインドカレーとかじゃなくて、こういうカレーが食べたかった。昭和のカレースタンドの味という感じ。
カツはロースだがほぼ脂身なし。けっこう厚めで肉質も良好。ただ、少し揚げすぎっぽくて食べづらい部分もある。
みそ汁は意外にも上品に豆腐とワカメ。と思ったら肉片が入っていた。しかも1個のみ。こういうのも豚汁というんだろうか?
福神漬けや紅しょうがの力も借りて、なんとかこのドカ盛りカツカレーを平らげた。
ここまでの量は要らないが、こういうタイプのカレーを出す店が近所にあったらうれしい、と個人的には思う。

[DATA]
巌窟王
東京都小金井市前原町5-9-4
[Today's recommendation]

https://youtu.be/yn3btUXmoeI

アオイスミレ、コミスジ(黒目川源流域)

シロバナタンポポ(鈴木街道の歩道)
ムサシノキスゲ、キンラン(浅間山公園)
午前中、家の懸案事項に取りかかり、思いのほか作業がはかどったので気が楽になり、昼前にフラフラと自転車の旅に出た。
黒目川上流部の遊歩道が開通していたようなのでそこを視察し、小平霊園を通り抜け、大沼町一丁目アパート南の踏切を越えて多摩湖自転車道へ。花小金井手前から南下して武蔵小金井の街を抜け、崖線を下る。
このあたりで目的地を浅間山と定める。そろそろムサシノキスゲの季節だ。
しかし山に登ったところで1時を回り、空腹に耐えきれなくなってしまった。

東八道路まで引き返し、ラーメン、中華、とんかつ、ラーメンと並んでいる中からこのとんかつ「巌窟王」に。

まったく事前情報がない状況で入るには少々勇気が要る店構えだが、逆にこの店構えでカツカレーを訴求されるとあらがえないものがある。
先ほど武蔵小金井を通過してきたわけだが、ここはカレーの激戦区であり、街のいたるところにカレーの匂いが漂っていてかなり刺激されてもいる。

カウンターのみの店内。
目の前のおねえさんに「カツカレー」と申告すると、「ロースかヒレかメンチかチキンか」と聞かれ、「ロース」と答える。
前金で950円を支払う。

カウンター奥の右半分が調理場で、初老の男性がテレビのワイドショーにツッコミを入れながら仕事をしている。左側がやや年齢不詳のおねえさんの持ち場で、ご飯、みそ汁、漬物、サラダの盛り付けなどを行う。
まずサラダが提供される。

僕の直前に入った客の定食と僕のカツカレーが同時に上がるとの合図を受け、おねえさんがてきぱきとご飯の支度をする。
まず定食のどんぶり。これにてんこ盛りによそい、あろうことか盛り上がっている分をしゃもじでギューッと押し付けた。とんでもないことするなぁ… と思って見ていると、そのご飯を隣の皿にひっくり返した。
わしのご飯だったんかーい(笑)。

カレーは期待どおり、いろいろ具材を使っているがほぼ煮崩れているタイプ。ゴチャッとしてる。

ムサコあたりのおしゃれな欧風カレーとかインドカレーとかじゃなくて、こういうカレーが食べたかった。昭和のカレースタンドの味という感じ。
カツはロースだがほぼ脂身なし。けっこう厚めで肉質も良好。ただ、少し揚げすぎっぽくて食べづらい部分もある。
![]() | ![]() |
みそ汁は意外にも上品に豆腐とワカメ。と思ったら肉片が入っていた。しかも1個のみ。こういうのも豚汁というんだろうか?
福神漬けや紅しょうがの力も借りて、なんとかこのドカ盛りカツカレーを平らげた。
ここまでの量は要らないが、こういうタイプのカレーを出す店が近所にあったらうれしい、と個人的には思う。

[DATA]
巌窟王
東京都小金井市前原町5-9-4
[Today's recommendation]

https://youtu.be/yn3btUXmoeI

![]() | ![]() |

シロバナタンポポ(鈴木街道の歩道)
![]() | ![]() |