FC2ブログ

大衆中華のカオスな味わい 【大連 本店】

2017.06.14

 最近いろいろなタイプのチャーハンを食べている。「珍来」の玉子炒飯のようにチャーシューの塊がゴロゴロ入っているもの、「みんみん」のあさりチャーハンのように具材が個性的なもの、「笑顔」のあんかけ炒飯のように上に何かをかけてあるもの。

そんな中で、まだ食べたことはないが気にかかるというのは、写真を見れば一目瞭然、名前もそのものずばりという、上に何かがのっている、かかっているというやつだ。


dairen30.jpg



「大連」の角煮チャーハンはまさにそのタイプ。
チャーハンの上に豚の角煮がドーンとのったビジュアルが魅力的だ。


dairen27.jpg


壁にびっしり張られたメニュー短冊には、まぐろぶつ、あじなめろう、冷やしトマト、枝豆といった飲み屋メニューが入り混じっている。
だからここは僕の中では中華屋というより飲み屋、それも朝飲み・昼飲み当たり前の店という位置づけ。


dairen26.jpg


それだけに今日のように飲んでいる人が1人もいないと逆に驚いてしまう。タバコで煙ってもいない。
まあ、このところそういう店にばかり出入りしているから、こっちがマヒしてきてるんだろうな。
初めてこの店に入ったときは、そのグダグダ感に衝撃を受けたものだが…。


dairen29.jpg


角煮チャーハン930円を注文。
日が浅いのか不慣れそうなパートのおねえさんが普通のチャーハン皿を用意すると、店主が「角煮チャーハンはこれじゃないの」と指摘する。そして指し示したのが棚のいちばん上。でかく深い皿。
「やっちまったかも…」と思いました。


dairen21.jpgdairen22.jpg


そりゃあ、チャーハンに角煮がのってるんだから、ボリュームに対してそれなりの覚悟はしてくるわけだけど、それもチャーハン普通盛りの場合で“それなり”なのであって、その前提が崩れたらただでは済まないことになる。
この段階ですっかりビビらされてる。


dairen23.jpg


で、実際に出てきたものはそれほど量が多いわけではなかったので、一安心。
写真ではそれほど多くないどころか半チャーハンぐらいに少なく見えてしまうかもしれないが、それは目の錯覚。皿が異常にでかいのである。
直径30cmはある。そして深い。なので、こう見えてもチャーハンの量は平均より多い。


dairen24.jpg


上にのった豚角煮も相当ボリュームがある。トロトロとまではいかないが、かなり軟らかめ。そして、あんをまとっているわけだが、このあんが甘い。
チャーハン自体はしょっぱめのオーソドックスタイプで、卵たっぷりでおいしい。その炒り卵に甘辛のあんが絡み、天津飯のニュアンスとなる。甘すぎるとも思うけど、口の中で混然一体となり、ジャンクで癖になる大衆中華ど真ん中の味わいだ。


dairen25.jpg


ちなみにスープがかなり油っこい。この店の麺類はとりそばしか食べたことがないが、普通のラーメンにこのスープを使うとしたらギトギトになるんじゃないだろうか。僕はチャーハンスープ→ラーメンというステップを踏むことが多いのだが、ここもそのパターンとなりそうだ。


dairen31.jpg


[DATA]
大連 本店
東京都東久留米市前沢3-10-19





[Today's recommendation]

chat170614-22.jpg




https://youtu.be/m1PzsQgLt0c


Latest Articles
日本の夏、カレーの夏 【大丸食堂】 Jul 29, 2021
焦がれてやまない… 【松ちゃん】 Jul 27, 2021
東京唯一の… 【やさいの食卓 八農菜】 Jul 25, 2021
いまも変わらぬ素朴な味 【内田酒まんじゅう】 Jul 24, 2021
夏の土用です 【うなぎ源八】 Jul 23, 2021
夏の休日 【ますも庵】 Jul 22, 2021
朝ラーふたたび 【十七代目哲麺】 Jul 20, 2021
あつがなついぜ! 【彩雅】 Jul 19, 2021
人と人が出会う… 【つむじ】 Jul 17, 2021
ゲリラ豪雨からの… 【鮮魚とゝや】 Jul 15, 2021
出口は見えるか…!? 【九州ラーメン いし】 Jul 13, 2021
4度目の宣言下で… 【鶏心】 Jul 12, 2021
Ranking
          
          
Category
Category-2