ご近所さん御用達は良店の証し 【中華料理 しまむら】
2020.02.09
久米川駅北口から花小金井方面へ散歩。
久米川北口商店街からそのまま線路沿いに下って小平霊園へ。霊園を突っ切り、正門から出て表参道を小平駅へ。ホーム西の踏切を渡って南口ロータリーから多摩湖自転車歩行者道に入り、そのまま緑道をひたすら南東へ、花小金井駅南口まで。
これで約4.9km。昨日の倍以上の距離である。
このコース設定が賢明でないのはちょっと考えればわかることで、北西の季節風の強いこんな日に南東にひたすら進んだら…。帰りのアゲンスト強すぎ… ΣΣ (ゝω …
「腹が、減った……」
駅舎を通過して飲食店の多い北口へ。

中華料理店「しまむら」は約3年ぶり。

ホール奥側のテーブルをくっつけて大人数の宴席らしい準備が整っていて、面食らわされた。
「大丈夫です?」
「大丈夫ですよ」とお店のおばちゃん。
「もう始まっちゃう感じ?」
「うーん。そろそろ来てもいいころだけど、ボウリングのお客さんだから時間がはっきりしないのよ。騒がしいのが嫌でなければ…」
まあ別に、さっと食べるだけだから。

このお店に入るのは日曜日と決まっている。なぜか必ず日曜日。
テレビで必ず『NHKのど自慢』が流れていて、あ、そうか… となるのだ。

あと、このお店では必ずランチ600円を注文することになっている。
ランチは、トンカツ、エビフライ、目玉焼き、ハム、マカロニサラダの盛り合わせのワンプレートごはんである。
…と、さらっと書いているが、それで600円。
すごくないですか?



ほかのメニューもおそろしく安く、ざっと挙げるとラーメン、ワンタンが400円、カレーライス、チャーハンが450円、チキンライス、玉子丼、ハムエッグライス、もやしソバ、みそラーメン、タンメン、ソース焼ソバ、堅焼ソバが500円、中華丼、ハンバーグライス、ワンタンメン、広東メンが550円と、1CL(ワンコインランチ=支払い額550円以下の食事メニュー)が16品もある。


そしてこの値段、3年前とまったく変わっていないのである。
消費増税を挟んでいるので、実質値下げ。もともと激安なのに、値下げ。
すごくないですか?


もう一品は五目ソバ600円。
五目ソバの具は、ハクサイ、タマネギ、ニンジン、干しシイタケ、チャーシュー、豚コマ、ハム、カマボコ、ナルト、ゆで卵、卵焼き、ノリ… の10種類以上と、これも600円とは思えない内容だ。
僕のイメージする五目ソバ(五目中華・五目ラーメン)は、澄んだ清湯スープだが、こちらのスープは白湯。マイルドでやさしい味わいである。

食べ終わるころ、予約客の先陣が来店。驚くことに小さいお子さんを連れた若いお母さんだ。てっきりベテラン軍勢と思っていたが…。
何世代にもわたって愛され続けてきたであろう駅前中華の実力の一端を垣間見る思いがした。

[DATA]
中華料理 しまむら
東京都小平市花小金井1-12-1
[Today's recommendation]



https://youtu.be/H7HmzwI67ec


小平市大沼町
久米川駅北口から花小金井方面へ散歩。
久米川北口商店街からそのまま線路沿いに下って小平霊園へ。霊園を突っ切り、正門から出て表参道を小平駅へ。ホーム西の踏切を渡って南口ロータリーから多摩湖自転車歩行者道に入り、そのまま緑道をひたすら南東へ、花小金井駅南口まで。
これで約4.9km。昨日の倍以上の距離である。
このコース設定が賢明でないのはちょっと考えればわかることで、北西の季節風の強いこんな日に南東にひたすら進んだら…。帰りのアゲンスト強すぎ… ΣΣ (ゝω …
「腹が、減った……」
駅舎を通過して飲食店の多い北口へ。

中華料理店「しまむら」は約3年ぶり。

ホール奥側のテーブルをくっつけて大人数の宴席らしい準備が整っていて、面食らわされた。
「大丈夫です?」
「大丈夫ですよ」とお店のおばちゃん。
「もう始まっちゃう感じ?」
「うーん。そろそろ来てもいいころだけど、ボウリングのお客さんだから時間がはっきりしないのよ。騒がしいのが嫌でなければ…」
まあ別に、さっと食べるだけだから。

このお店に入るのは日曜日と決まっている。なぜか必ず日曜日。
テレビで必ず『NHKのど自慢』が流れていて、あ、そうか… となるのだ。

あと、このお店では必ずランチ600円を注文することになっている。
ランチは、トンカツ、エビフライ、目玉焼き、ハム、マカロニサラダの盛り合わせのワンプレートごはんである。
…と、さらっと書いているが、それで600円。
すごくないですか?



ほかのメニューもおそろしく安く、ざっと挙げるとラーメン、ワンタンが400円、カレーライス、チャーハンが450円、チキンライス、玉子丼、ハムエッグライス、もやしソバ、みそラーメン、タンメン、ソース焼ソバ、堅焼ソバが500円、中華丼、ハンバーグライス、ワンタンメン、広東メンが550円と、1CL(ワンコインランチ=支払い額550円以下の食事メニュー)が16品もある。


そしてこの値段、3年前とまったく変わっていないのである。
消費増税を挟んでいるので、実質値下げ。もともと激安なのに、値下げ。
すごくないですか?


もう一品は五目ソバ600円。
五目ソバの具は、ハクサイ、タマネギ、ニンジン、干しシイタケ、チャーシュー、豚コマ、ハム、カマボコ、ナルト、ゆで卵、卵焼き、ノリ… の10種類以上と、これも600円とは思えない内容だ。
僕のイメージする五目ソバ(五目中華・五目ラーメン)は、澄んだ清湯スープだが、こちらのスープは白湯。マイルドでやさしい味わいである。

食べ終わるころ、予約客の先陣が来店。驚くことに小さいお子さんを連れた若いお母さんだ。てっきりベテラン軍勢と思っていたが…。
何世代にもわたって愛され続けてきたであろう駅前中華の実力の一端を垣間見る思いがした。

[DATA]
中華料理 しまむら
東京都小平市花小金井1-12-1
[Today's recommendation]



https://youtu.be/H7HmzwI67ec


小平市大沼町
駅前中華のお子さまランチ 【中華料理 しまむら】
2017.05.28
この店に初めて入ったのは10年ほど前だろうか。はっきり覚えていないが震災前だったことは確かだ。
そのときは日曜の昼で、テレビでは『NHKのど自慢』が流れていた。家族が見るからなんとなく眺めていた子どものころ以来、おそらく30年ぶりくらいののど自慢。

年のいってるおじさんが三橋美智也の『古城』を歌っていた。この人はこの曲とは生涯の付き合いなんだろうなと思った。
歌詞の深みが違う、こういう場所で聴くと。
NHKのど自慢は強力なタイムトリップツールであるが、家で見ても何も起こらない。しかるべきハコ(シアター)で視聴してこそ、昭和に飛ばされたりもする。

本日は妻と長女と3人で来店。
正午でほぼ満席。客層は雑多で、若い人もちらほら。
家族経営だと思われるが、ホール係のおねえさんが意外に若い。きびきびと、しかしマニュアル的でない気持ちのいい接客。

長女がみそラーメン500円、僕がチャーハン450円、妻がランチ(トンカツ、エビフライ、目玉焼、ライス、スープ)600円に。

われわれの位置から庇テントの文字が裏返しに透けて読め、「2階ご宴会、ご会合にご利用下さい」と書いてある。大きな柱時計の後ろが階段になっているようなのだが、アコーディオンカーテンに閉ざされ暗く閉塞感が漂っている。本当にご利用できるんだろうか?

まず妻のもとにナイフとフォークが用意される。
いきなり洋食スタイルと意表をついてきた。

配膳はみそラーメン、チャーハン、ランチの順で、やはり目を引くのはワンプレートのランチだ。
張り紙の内容よりハムとマカロニサラダが多い。
スープがチャーハンと同じ、つまり洋食なのにラーメンスープというところが面白い。

型抜きライスといい、トンカツの上のケチャップにグリーンピース添えといい、これは昭和のデパートのお子さまランチそのものだ。絵づくりに旗を持参すればよかった(笑)。
「揚げ物もマカロニサラダも手作り感マックスで好ましい」と妻の感想。

みそラーメンは懐かし系で、モヤシ、タマネギ、ニンジンなど炒め野菜がのったもの。
チャーハンの具はチャーシュー、ハム、ナルト、卵、ネギで、グリーンピース添え。ちょっとしょうゆっぽい味付け。オーソドックスなタイプでとてもおいしいが、量は少なめ。しかし450円でこの内容はかなり良心的といえる。

本日もテレビではのど自慢。
若い男性が知らない曲を上手に歌っている最中、柱時計が12時半を告げる。
「ボーン」
鐘一つかよ(笑)。

[DATA]
中華料理 しまむら
東京都小平市花小金井1-12-1
[Today's recommendation]



https://youtu.be/sSomGvA7CKE
この店に初めて入ったのは10年ほど前だろうか。はっきり覚えていないが震災前だったことは確かだ。
そのときは日曜の昼で、テレビでは『NHKのど自慢』が流れていた。家族が見るからなんとなく眺めていた子どものころ以来、おそらく30年ぶりくらいののど自慢。

年のいってるおじさんが三橋美智也の『古城』を歌っていた。この人はこの曲とは生涯の付き合いなんだろうなと思った。
歌詞の深みが違う、こういう場所で聴くと。
NHKのど自慢は強力なタイムトリップツールであるが、家で見ても何も起こらない。しかるべきハコ(シアター)で視聴してこそ、昭和に飛ばされたりもする。

本日は妻と長女と3人で来店。
正午でほぼ満席。客層は雑多で、若い人もちらほら。
家族経営だと思われるが、ホール係のおねえさんが意外に若い。きびきびと、しかしマニュアル的でない気持ちのいい接客。

長女がみそラーメン500円、僕がチャーハン450円、妻がランチ(トンカツ、エビフライ、目玉焼、ライス、スープ)600円に。

われわれの位置から庇テントの文字が裏返しに透けて読め、「2階ご宴会、ご会合にご利用下さい」と書いてある。大きな柱時計の後ろが階段になっているようなのだが、アコーディオンカーテンに閉ざされ暗く閉塞感が漂っている。本当にご利用できるんだろうか?

まず妻のもとにナイフとフォークが用意される。
いきなり洋食スタイルと意表をついてきた。

配膳はみそラーメン、チャーハン、ランチの順で、やはり目を引くのはワンプレートのランチだ。
張り紙の内容よりハムとマカロニサラダが多い。
スープがチャーハンと同じ、つまり洋食なのにラーメンスープというところが面白い。

型抜きライスといい、トンカツの上のケチャップにグリーンピース添えといい、これは昭和のデパートのお子さまランチそのものだ。絵づくりに旗を持参すればよかった(笑)。
「揚げ物もマカロニサラダも手作り感マックスで好ましい」と妻の感想。

みそラーメンは懐かし系で、モヤシ、タマネギ、ニンジンなど炒め野菜がのったもの。
チャーハンの具はチャーシュー、ハム、ナルト、卵、ネギで、グリーンピース添え。ちょっとしょうゆっぽい味付け。オーソドックスなタイプでとてもおいしいが、量は少なめ。しかし450円でこの内容はかなり良心的といえる。

本日もテレビではのど自慢。
若い男性が知らない曲を上手に歌っている最中、柱時計が12時半を告げる。
「ボーン」
鐘一つかよ(笑)。

[DATA]
中華料理 しまむら
東京都小平市花小金井1-12-1
[Today's recommendation]



https://youtu.be/sSomGvA7CKE