FC2ブログ

夏のそば屋は天ぷらと… 【文大陣】

2017.08.01

 東村山駅西口、大踏切を過ぎて西宿通りを北へ。スーパーヤオチュウの向かいの「文大陣」。
ごく普通の街のそば屋、いわゆる“街そば”である。


bundaijin11.jpg


高度成長期、都市部の人口増に伴って郊外がベッドタウン化し、その住宅地にも必要に応じて商業施設が建っていった。商店街の礎である。その基本的な構成要素として、まず床屋とクリーニング店ができ、飲食店ではすし屋、そば屋、中華屋が必須だったのではないかと、僕は推察している。この3部門はどんな商店街にもいまも残る、あるいは痕跡を残す。


bundaijin14.jpgbundaijin13.jpg


そんな街そばとの付き合い方としていちばんしっくりくるのが、昼飲み。存在そのものがたそがれ感をたたえているから、昼から飲むのに抵抗感が薄い。
この季節、天ぷらをアテにビールというのはこたえられない。僕の好きな“半ドンの土曜の昼”のイメージに通じる解放感。
ということで、天もりそば(えび天と野菜二品)850円。ビールはもちろん… 無理に決まってる(泣)。


bundaijin15.jpg


こちらの店主は料理人顔である。料理人顔とはどういうものかというと、この場合、単に神田川俊郎に似ているという意味なんだが。
でもそれは得しているはずで、たとえばいまカウンター席で丼ものを食べているおばちゃんなんかには、その面容だけで“デキる料理人”と刷り込まれているかもしれない。こういうおばちゃんは自分の思い込みを尾ひれはひれで吹聴するかもしれない。
店主は神田川顔で甚平白衣をまとっているからなかなか絵になる。ただし、ホールに出てきたら下はジーパンにスニーカー。出前への備えである。


bundaijin16.jpg


天もりそばの天ぷらは、えび、にんじん、なす。つゆの器は一つなので、そばも天ぷらもこれで食べる。僕にはこれが普通で、最近、都心の立ち食いそばチェーンでそばつゆと天つゆが別につくようになったのにうすら寒いものを覚えるほど。
ただし、ここのつゆはそばつゆとしてもかなり濃いめで、天ぷら用としてはちょっと…。

仕事の途中に軽く一杯という若いころの禁断の体験を思い出し、夏の天もりはテンションが上がるんだが、それもビールあってのこと。
1人ビールは抵抗あるし、仕事も気になるし…。
そのへんをうまくあしらえる余裕がほしいところではある。


bundaijin12.jpg


[DATA]
文大陣
東京都東村山市諏訪町1-21-12



[Today's recommendation]

jeanne_moreau.jpg
Jeanne Moreau
『Le Tourbillon』




chat170801.jpg


Latest Articles
門前の茶屋で大地の恵みを 【観音茶屋】 Nov 24, 2020
農村を巡り、体感するツーリズムとは Nov 23, 2020
ホッとする地元の… 【龍巳うどん】 Nov 21, 2020
関東(ry) ロード ―4 【つかさ】 Nov 19, 2020
意外に多い○○系 【うどんの讃輝】 Nov 17, 2020
丘を越えはるか 【村田屋】 Nov 15, 2020
軽く20kmほど歩いてみた 【村山温泉 かたくりの湯】 Nov 13, 2020
祝🎊 放映決定! 【ながしま 磯とり料理】 Nov 09, 2020
おもてなしの心 【ますや】 Nov 06, 2020
フワッフワのシフォンケーキ 【東村山シフォン】 Nov 05, 2020
紅の○○ ふたたび❗ 【大清かまぼこ店】 Nov 03, 2020
土用の丑の日に 【うなぎ源八】 Oct 31, 2020
Category
Ranking
          
          
Category-2