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新しい朝 【うな正 本町店】

2021.08.08

 前日から泊まりに来ている長女に晩ごはん何食べたいか聞いたところ、「うなぎ」という答え。
2週間前に次女が来たときうなぎを食べておきながら「それはちょっと…」とは言えない。

娘1人分というわけにもいかず、3人前ずつ買っている。
3×2回で都合6人前。
日にちを合わせてそろって来てくれれば1回4人前で済むんだが…。


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前日のワクチン接種の副反応で38℃の熱が出ている僕は動けないので相方が買いに行く。
本町の「うな正」に直接伺って注文したと。
台風10号の影響で夕方まで降ったりやんだり。


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台風でウナギといえば、子どものころ、台風のあと田んぼの様子を見に行ったときのこと。田舎の田んぼは海べりの棚田で自然の沢を用水路代わりに利用していて、心配したとおり増水した沢からうちの田に土砂があふれ出していた。母親と2人でスコップでかき出している最中、泥の中からウナギが出てきたのである。慌ててつかまえようとしたがクネクネと土手をよじ登り、沢に逃げられてしまった。
もっと昔、うちの田でウナギがとれたことが一度あって、病に伏していた名家の当主に精がつくようにと差し上げたそうだ。


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うなぎで精がついたおかげか熱も下がって、翌朝これを書いている。


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ひと夏に2度、うなぎ屋さんのうなぎを食べるというぜいたくは、うなぎ価格が高騰して以来、記憶にない。
娘たちに食べさせたいというのは言葉のからくりで、2度食べているのは実は親のほうという (・Θ・;)


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怖いのは、もっと食べたいと思ってしまっていること。
おいしすぎて。。。


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[DATA]
うな正 本町店(うなしょう)
東京都東村山市本町2-21-11





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/fND_Y6OgsDs



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いろんな意味で、新しい朝


夏の土用です 【うなぎ源八】

2021.07.22

 娘が来ているので夜ごはんにうなぎをテイクアウトした。
「うなぎ源八」は駅から近いので当初昼ごはん候補に挙がったが(前記事参照)、狭そうで混みそうという印象で、ワクチン接種を受けていない20代を連れていくのはちょっと不安… と。


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実際、昼ごはんのあと直接お店に予約に伺ったところ、店内かなりの混みよう。
夏土用の期間(7月19日~8月6日)である。


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うちには7月中旬生まれがいて、お誕生会はうなぎということが多かった。ごっちゃにしてイベント出費を1回分浮かそうという魂胆である。
食べる日は誕生日重視で決まるため、行事食の意味合いは希薄で、むしろ混雑必至の土用の丑の日は積極的に回避してきた。
うなぎはざっくり7月の食べ物ということになっている。


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そんなことから、たまには土用の丑の日にうなぎ食べたいよね… ということで去年、秋土用の丑の日にうなぎを食べたのが、この「うなぎ源八」。
ちなみに秋土用は辰の日に“た”のつく食べ物(大根、鯛、たこ…)を食べるというものらしいが。


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夕方、あらためてお店にとりに伺う。
その前に炊飯器をセット。
あ… 奈良漬け買うのを忘れずに。


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うなぎ蒲焼きの並×2、上×1。
並と上ではサイズが違う。
蒲焼きの枚数ではなく、うなぎのサイズそのものが違う。厚みももちろん違って見える。


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炊きたてご飯にのせて、うな丼に。


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実食――
厚みもあってふっくらやわらかく、香ばしいうなぎ(並)、んまー!


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蒲焼 並


炭の香りが鼻に抜け実にかぐわしい。
一心にうちわを動かすご主人の横顔が思い浮かぶ。
臭みのまったくない脂のおしいさ、夏の滋養を存分に味わいました。

今年の夏土用の丑の日は7月28日(水)。


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蒲焼 上


[DATA]
うなぎ源八
東京都東村山市野口町1-15-4





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/XQdjgyzJufY



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土用の丑の日に 【うなぎ源八】

2020.10.25

 土用の丑の日といえば、ウナギ。
例年その日には必ずウナギを食し、そういえば今年は2回あって2回とも食べたなぁ… なんて思い出している人もいるかもしれないが、実は土用の丑の日、2回どころか毎年6回ほどある。
知ってました?

――「土用」とは五行思想に基づく季節の変わり目を意味する雑節(ざっせつ)で、四季の四立(立春、立夏、立秋、立冬)の直前の約18日間を指す。この期間中の丑の日は、年に平均6.09日あることになる。(Wikipedia)

ということで、秋の土用の丑の日にウナギを食べに行ったという話。


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実はこれは夏のころから計画していた。
ウナギは食べたいが、夏の土用丑は混むに決まってる。だいいちそのころはまだ店内飲食自粛を継続中だった。


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決行日は10月25日。
お店は東村山駅西口の「うなぎ源八」。


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このお店は3年ほど前に持ち帰りで買ったことがあるが、店内で食べるのは初めて。
11時半の開店と同時に入り、2つあるテーブル席の一つに座らせてもらった。


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注文は、鰻重並×2と、事前に調べてあったお店オススメの鰻串物から肝焼き・くりから・赤ばらを各1本。
串物にはやっぱりお酒。地元・豊島屋酒造の屋守(おくのかみ)純米中取り無調整生。


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お通しのセリのおひたしでちびちびやりながら料理を待つ間、ひっきりなしに予約の電話がかかってくる。壁の向こうは座敷席のようである程度キャパはあると思われるが、おかみさんの応対は、しまいには「カウンターでよろしければ…」
「今日は混んでるの?」とお店のおねえさんに尋ねると、「はい。なんか土用の丑の日とかで」と。
「あ、そうなんですよねー(笑)」


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串物はどれも驚くほどおいしいが、特に背中の肉という“くりから”は経験のない食べ方かも。
脂ののった部位の塩焼きをワサビでいただくこれが絶品。


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鰻重は、並とは思えないサイズ感。
厚みというか、ふっくら感がすごい。
やや辛口のタレも、ちょうど好みの味である。


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うなぎ屋さんと考えると敷居が高いが、夜にちょっと飲むお店として、この鰻串物で一杯となったら、これは相当利用価値が高いのではないだろうか。


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ちなみに今年の秋の土用は二の丑まであって、11月6日が土用丑。
うなぎ好きは夏といわず…👍


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[DATA]
うなぎ源八
東京都東村山市野口町1-15-4





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/US8zoKCxFO4



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串物くりからの語源は不動明王像が右手に持つ倶利伽羅剣で、炎に包まれた龍が巻き付くその意匠の見立てである。うなぎ屋さんに入る前、僕らは空飛ぶ白龍を目撃した。(龍の動画はInstagramをご覧ください)


もう一つの応援イベントで、秘密のお店へ 【うなぎ・天ぷら いしい】

2020.07.12

 市内飲食店応援イベントとして、ホストタウンテイクアウトグルメラリー in 東村山というものが行われている。
ホストタウンとは東京オリンピック・パラリンピックに向け参加国・地域との人的・経済的・文化的な交流を図ろうという自治体で、東村山市は中国のホストタウン。
イベントは、参加店でスタンプシールを集め、数に応じて景品のクリアファイルや缶バッジがもらえるという、いわゆるスタンプラリーである。

一方、やはり飲食店支援プロジェクト #東村山エール飯。こちらはSNSを通じてテイクアウト情報を共有しようというもので、よりボトムアップ的性質が強い。

エール飯で応援したいお店はいくつもあるが、SNSを使った発信という手段を持たない古いお店は特に気になる。
昭和から続く古びたたたずまいのお店で、いまも変わらず厨房に立つ店主は、インターネットを通じたPRなど思いもよらないだろう。代わりに客が発信するというところが、エール飯の骨子だと思っている。


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青葉町星ヶ丘の「うなぎ・天ぷら いしい」も情報の極端に少ないお店。


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焼き鳥の持ち帰りができそうなので、エール飯で応援できるタイミングがあればと考えていたが、店の前を通るといつも閉まっている。おかみさんが1人で切り盛りする店だから、そのへんはしょうがないが…。
そんなタイミングで店先にホストタウン企画のポスターが張ってあるのを発見したのだ。


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さっそく昼ごはんに利用しようとお店に電話。
「テイクアウト? そうねぇ、天丼とかとんかつとか…。親子丼、しょうが焼きなんかもあります。あと、うなぎね」
はじめは気だるそうだった声が、話していくうちに商売気を帯びてくる。今日はあまり客がなく、人と話していなかったのかもしれない。
天丼としょうが焼き定食を注文。
「うちの場所わかりますか? それなら20分くらいで」


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「表のホストタウンのポスター見たもので。反響はどうです?」と聞いてみた。
「そりゃ常連さんはね…。でも電話して来てくださったのは初めてですよ。第一号(笑)」


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エール飯のことを話すと、なんとなく知っているふうな反応で、「そこにメニューあるから写して載っけちゃって」と。
かしこまりました ( ・Θ・)ゞ ラジャ


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夜はほとんどが常連で、遠くから来る客もいるが、そういう人が来られなくなっていまは近場の客だけという。
「こんな場所だから…。でもよくうちがわかりましたね。見つけてくれてありがとう!」


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しょうが焼きは豚肉に付けた粉がいい具合にとろみとなって下に敷かれたレタスにからみ、添えたきゅうりやトマトでさっぱりいただける。
ケチャップ味のスパゲティも好感度高し。


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ご飯の量がすごい。
おいしく炊かれていて、もしかして20分はご飯を炊く時間だったかも。


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天丼は、容器の幅いっぱいの大きいエビが2本に、さつまいも、しいたけ、ししとう。


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コロモがぼってりで甘めのつゆをよく吸っていて、古い門前商店街なんかで出てきそうな懐かしさいっぱい、なんかほっこりする天丼。


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先刻、お店でお会計のとき、イベントの景品を並べて「好きなの持ってって」と。
「え…? でもこれってスタンプとかなんとか…」
「いいのよ、ウチは(笑)」
気さくで楽しいおかあさんなのである。


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[DATA]
うなぎ・天ぷら いしい
東京都東村山市青葉町3-13-65





[Today's recommendation]

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https://www.youtube.com/watch?v=gyntl24zkZs


都下では得難いクォリティ 【天喜】

2018.12.21

 久米川駅南口の飲食店は地元に近いこともあって訪問率が高くなっているが、そんな中で未訪の店というのは、ちょっと前にも書いているが、やはりお高いイメージのところが多い。
夜に活動することはほとんどないので、ランチ営業のない店は、(すし屋を除いて)そもそも対象外。ここで“お高い”というのは、昼に開いていて、かつランチサービスもやっていたりして、でも決して安くはないという意味。


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バス通りにある天ぷら店「天喜(てんよし)」もそんな印象のお店。


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ランチメニュー(お昼の御献立)の最安値が1080円である。
この数字は980円と100円しか違わないにもかかわらず字づらから受ける印象にはもっと大きな隔たりがあり、解剖学的に“四ケタの壁”と呼ばれている。
さらにはその次に安いのが1280円と、一足飛びに“1250円の壁”も越え…。


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注文はもちろん、もみじ膳1080円×2。
「ご飯は軽めになっております」とご主人。
「はい」と、わたくし。
ご飯大盛り150円増しと書いてある。それだと1200円の壁を越えてしまうわけで… \( ̄  ̄*) モオエエワイ!


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客席は掘りごたつ式のお座敷カウンター13席。
僕は見ていないが、奥は広い座敷になっているとのこと。


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掘りごたつでくつろぎながら目の前で揚げたての天ぷらに舌鼓を… という趣向である。
ただ、おそろしく無口なご主人の放つヒリつくような職人オーラに、あんまりくつろげないかも… (; ^ ^ A アセアセ…


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もみじ膳は、天然海老1、いか1、野菜3という天ぷらの定食。


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まず野菜3種、なす、かぼちゃ、さつまいもが出される。
ご飯が本当に軽めなので、普通のペースで食べたらナス1品で「おかわり!」となりそうだ(笑)。


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続いてエビとイカ。
天然海老の火の通しはばっちし、シソ巻きのイカ天ぷらも軟らかでシソの香りが失われていない逸品。
コストパフォーマンスという用語の本来の意味からすれば、決して低いわけではない。


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ランチサービスというのはある意味、お試しコースである。特に敷居が高いイメージの日本料理店では、広く客を呼び込むために有効な手段といえる。
このお店ではその手法がうまく機能していないように思われるのだ。

まず価格設定からして正直すぎないか?
たとえば税抜き980円という書き方にすれば、実質価格はあまり変わらず格安感をアピールできる。
“ご飯は軽め”という設定を取っ払っただけで、僕のような量を欲する単純人間の目を欺ける。
あえてそういうことをしないのだと思うが、せっかくクォリティの高い天ぷらランチという、都下では得難い存在ではあるので、広く知られていないのはもったいない。


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お会計で、「よくおいでくださいました」というおかみさんに、「ずっと知らなかったんです」と言うと、「見つけてくださってよかったです(笑)」と。
おかみさんの横にはご主人もわざわざ出てきていただいて、でも何を言うでもなく本当に無口な職人さんなんだと思った。

寡黙なご主人の代わりにおかみさんは人の3倍くらい明るくフレンドリーである。
「またいらしてくださいね♪」と、それだけでまた来ようと思ってしまう。
調和はとれているようだ。


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[DATA]
天喜(てんよし)
東京都東村山市栄町2-32-7
https://www.kumegawashoutenkai.jp/tenyoshi/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/p2C5mC4y-tk


星降る丘に 【うなぎ・天ぷら いしい】

2018.09.22

 青葉町3丁目は、東京都の辺境・東村山市のそのまた辺境である。
清瀬市梅園に隣接し、三方を空堀川、所沢街道、多磨全生園に包囲された陸の孤島。
見るからに古い宅地造成区域で、住宅密集度は高く、道路は迷路状。

その一角が「星ヶ丘」という美しい名で呼ばれていることを、ほとんどの市民は知らない。
そういえば久米川―秋津のバスに乗っていてバス停アナウンスで聞くなぁ… という人がいるかいないか。


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このラビリンスをさまよっていると藪から棒に商店や飲み屋に出くわす。
ひと目で遺構とわかるものが多いが、なかにはビミョー… という物件も。


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“星ヶ丘自治会会長”のステッカーが張られた「幸寿司」は、出前専門と書いてある。ホントに出前してくれるのかな…?
その100m南に現役の食料品店「丸八商店」、そして現役感のないうなぎ・天ぷらの「いしい」。

…と、気になる物件を線で結ぶように通るわけだが、2カ月ほど前に「いしい」の入り口ドアに定食の品書きの紙が張られているのを初めて見かけた。
いちおう現役であったらしい、と、その後何度か忍び寄ってみたが、品書き1枚では心もとない。まだまだ非現役感が勝っているのだ。


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このルートは清瀬に行く抜け道の一つ。
パン屋「あいらんど」に行く途中に通りかかったら、「いしい」に暖簾がかかっている。しかも店内がにぎやか。
しばし逡巡… そして、思い切って入ってみた。


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お客さんはなし。にぎやかなのは、テレビの八代亜紀と五木ひろしであった。
ただし、4人予約が入っている、とおかみさん。だからテレビが付いてるのね。
真ん中に4人用の予約席が設けられていて、僕らはその手前、入ってすぐ左の小上がり席へ。


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しょうが焼定食800円(相方)とやきとり丼600円(僕)を注文。


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「いつもやってるんですか?」と聞いてみた。「よく前を通るんですが、暖簾が出てるの初めて見ました(笑)」
「1人でやっているので、開けていたりいなかったり」とおかみさん。「ちょっとした用事で出かけるときも閉めちゃいますしね」


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店のつくりというか席の配置がユニーク。
もともと右にカウンター、左に小上がりというつくりだが、その真ん中に畳ベンチが置いてある。
これはカウンターにも小上がりにもイスの役目をして、掘りごたつ感覚で使えるようになっている。うまいこと考えられているのだ。


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入ってすぐ右手が焼き場になっていて、いまはふさいであるが表側に焼き鳥などの販売窓口が付いていたようにみえる。
僕の焼き鳥のために焼き場に火が入る。


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カウンターの中の調理場の壁には、あゆ塩焼き、新さんまといった現役バリバリ感のある札が下がっている。
そして、看板のうなぎや天ぷらは各種メニューに載っていて、1人で切り盛りしているというおかみさん、うなぎまでやるのか…? と、意外に謎は奥深いのであった。


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しょうが焼きは厚めの肉4枚。甘めのたれに焦げ目が付いて香ばしく、ご飯によく合う。
つけだれにショウガ、ニンニクのほか、タマネギのすりおろしを使っているのか、肉が軟らかい。


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やきとり丼は、とり、かわ、つくねという感じ。火の通りが絶妙で、ふっくらとしてジューシー。
照りのあるしょうゆだれがごはんに染みて、これまたおいしい。


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みそ汁はしっかりかつおだしがとられて豆腐、三つ葉と上品なところに、うなぎ・天ぷらのDNAを感じる。


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予約のおばちゃん4人組は、天丼3、天ぷら定食1という予約内容。この天ぷらが実においしそうなのだ。
4人分盛り付けの最中に、おばちゃん連中から「慌てなくていいのよ、ゆっくりね」と声がかかる。
今日は異質な客(わしら)がいて、おかみさんもいつものペースでないのかも…。


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帰りしなに、どれくらいやっているのか聞いてみた。
「40年!」とおかみさん。ドッと笑いが起こる。
「外観、滅びてるから(笑)」と、おかみさんは余裕の自虐ネタをかます。


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[DATA]
うなぎ・天ぷら いしい
東京都東村山市青葉町3-13-65





[Today's recommendation]

https://youtu.be/rEY64fNG_3g



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街外れの豪勢ランチ膳 【食彩酒房 たきび】

2018.04.27

 東村山市本町の本町都営住宅、通称“本町都営”は、昭和20~30年代に“久米川団地”として低層の連棟住宅(長屋建て)が建設され、2004年までに現在の高層住宅に建て替えられた。
団地の南、空堀川の氾濫原低地に広がる本町商店街は、住宅の老朽化とともにさびれていったような衰退商店街で、いまはまばらに店舗を残すのみとなっているが、見た目とは裏腹に妙に集客力のある不思議な空間である。


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住宅の建て替え事業のころ、そんな土地に開店した和食店「たきび」。
妙なところにまたずいぶんと立派なお店ができたものだ、と遠巻きに見ていたが、これが人気店としてすっかり定着しているようなのだ。


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本日は相方と13時に久米川駅で落ち合って行ってみることにしていた。その前に、一応開いているかどうか見ておこうとお店の前を通った。
通ったついでに外観写真を撮っていると、お客さんが出てきた。6人組。そのあとも立て続けに2組5人。


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あたりは夕方にパン屋「松屋」に子どもが集まっていることはあるが、日中はほとんど人けがない。それが写真を2~3枚写している間に10人以上も。異世界に通じる空間のひずみのようである。
ちなみに皆さんちゃんとした勤め人風で、市役所方面へぶらぶら歩いていった。


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10分後に入店。


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驚くことにまだけっこう混んでいて、テーブル5席中4席まで埋まっている。
今度は全員高齢者。たしかにこの手のお店の客層としてはしっくりくるが、こんな街外れにどこから集まってくるのか謎である。


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空いているテーブル席に着き、ランチメニューから日替り850円と刺身・天ぷら膳1150円を注文。


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BGMはJAZZ。しかしながらテレビのワイドショーのほうが音声的に優勢ぎみ。
厨房は板さん2人と女性1人、ホール係は和装女性2人という体制。
お店はけっこう広く、ほかにカウンター8席、奥は座敷席になっている。


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店舗裏にははなれの「たきび庵」があって、HPによればそちら独自のランチメニューがあるもよう。
HPの更新頻度は怪しいものがあるが、和牛丼、焼肉ランチ、和牛寿司膳などラインアップはなかなか魅力的で、今後通りかかったら注意して見ておこうと思う。


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日替わりは、冷製パスタと鶏筍ごはん。
キャベツのサラダと切り干し大根、お新香、ワカメの赤だしが付く豪勢な膳である。


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パスタは細めのアルデンテで、トマトやキュウリ、タマネギの小さい賽の目切りのソースを絡めてある。


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鶏筍ごはんは釜飯風の上品な薄味。
鶏の照り焼きのタレ自体が甘さ控えめの上品な味付けで、筍の風味を殺さずおいしくいただける。


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刺身・天ぷら膳の刺し身はタイとアジ、天ぷらはエビ、キス、タケノコ、サツマイモ、カボチャと、青菜はイタリアンパセリかな?


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お椀、サラダ2種とお新香付き。
小鉢の一つが日替わりと違うあたり、ランチといえども細やかな心配りが感じられる。


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茶わん蒸しも注文が入ってから蒸すものと思われ、遅れての配膳。
できたて熱々がうれしい。


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ランチは全品にコーヒーが付く。


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程よい高級感があって、値段はまあまあ手ごろ。
ランチの仕事はていねいで、味もよい。
街外れの知る人ぞ知るお店として人気なのもうなずける。


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[DATA]
食彩酒房 たきび
東京都東村山市本町4-12-86
http://www.takibi.co.jp/





[Today's recommendation]


https://youtu.be/gntpCY8Kfr8



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会っちゃった! ○○に会っちゃったー!! な一日 【浜富】

2017.12.17

 駅の階段がきつくて、しばらくまともに歩いていないことに気づき、今日も引き続き散歩。どちらかというと散歩メインで、その途中でお昼ごはんというスケジュール設定に。って、気持ちの持ちようだけど。

家を出たのが10時ごろ。
秋津の街の西側の商店街から新秋津駅前ロータリーに出て、パン屋「サントアン」の前の道に入る。秋津神社を右に折れて割烹「浜富」のほうに抜けるコースだが、ふと気が向いて神社裏の斜面をまたぐ陸橋を下った。
この先には「淵の森」が広がる。


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淵の森――
東村山市と所沢市の堺にある約4800平方mの緑地。アニメーション・映画監督の宮崎駿氏が散策に訪れ、『となりのトトロ』のアイデアを練ったという。
1996 年、「安松橋付近の貴重な緑地を保全する連絡協議会」(現「淵の森の会」、会長:宮崎駿)結成、宮崎監督の寄付金などで森が公有地化され開発から守られる。
例年、会長参加のもと淵の森の会による下草刈りが行われ、その様子が報道されるのでご存知の方も多いと思う。


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西武池袋線の橋梁横の歩行者橋から上流側に、柳瀬川と左岸の保護林を望むことができる。
橋脚に張ってあるアユの放流事業の記事に目を通す。
「ここには監督の名前はないな…」
と振り返ると、出合い頭に当の本人と目が合った。

「え…!?」
あまりに不意の出来事に、固まったまま散歩途中のその人を凝視してしまった。
こっちの表情がおもしろかったのか、相手は軽く会釈してくれた。


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世界的映画監督(左)と草壁サツキさん・メイさん(右)


大トトロのごとく悠然と橋の階段を上る後ろ姿をボーゼンと見送っていると、
「マンガの人だよ」と居合わせた老人。
「で… ですよね?」
「そりゃそうだ。だって家、すぐそこだもん」
てっきり三鷹とか小金井とか、あっちのほうに住んでるものと思ってた。

最近いろんなことに出くわすが、とびきりのサプライズ。
犬も歩けばイイコトあるなぁ。


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そのまま上安松の、駅から直線距離でそれほど離れていないにもかかわらずオソロシク昭和な(トトロな)風景が広がる細道を抜けて、上安松地蔵尊の交差点から上って秋津の街に戻った。


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昼食は「浜富」に。
この通りには似たような割烹が2軒あるが、浜富は人通りの少ない立地のほう。
店頭に惣菜のパックとランチの看板。


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店内はかなり広く、きれいである。通路の右に5席ほどのカウンター、左がぐるりとL字形に座敷になっている。2階も客席のもよう。
先客はなく、「奥にどうぞ」と仲居さんに正面の座敷席に案内される。


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注文は、かす漬定食900円と刺身定食(マグロ・鯛)900円。


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座敷の向こう側には10人程度の宴席の準備が整っている。それ以外にわれわれの席ともう1卓、いずれも天然銘木の分厚い一枚板テーブルだ。
BGMはご当地演歌的な夕時の気配を漂わせる有線チャンネル。


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定食は予想外に盛りだくさんな一汁四菜。

まず一汁がたいへん気に入ったのだが、つみれ汁かと思ったらすいとんである。白菜をメインに人参、椎茸などの入ったしょうゆ味の素朴な味わいで、魚主菜に合わせる汁物としてバランスがよいと思う。


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副菜、副々菜はマグロの角煮とワカメ・ユズの酢の物で、これも量をケチってない。
香の物は大根のつぼ漬け。


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刺し身はマグロ3切れ・鯛4~5切れと少なめだが、モノがよい。
ゴロッとした角切りのマグロは赤身2と中トロ1で、赤身の濃厚さからは本マグロかインドマグロを思わせる。


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かす漬けはアコウダイの半身。ほどよい漬け加減でプリっと身が締まり、いい塩梅。

ご飯の茶わんはツレのと僕のとでサイズが違う。
「おかわりしてください」と言われたが、十分な量だ。汁はすいとんだし。


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このランチはたいへんお値打ちだと思う。それで客が入っていないのはまったくナゾ。
秋津-新秋津乗り換えルートからちょっと外れるだけなんだが?

もっとも、このお店は宴席や会食の団体客主体なのか、店員さんは皆さん、余裕の表情である。


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[DATA]
浜富
東京都東村山市秋津町5-13-1





[Today's recommendation]


https://youtu.be/ZTe503ezYLI



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◆ 猫写真はこちら




 UFO!?

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帰りにケーヨーデイツー跡地に入ったコープ秋津町店でお米を購入。
駐車場に日清UFO無料試食会のキッチンカーが止まっていて、寒風吹きすさぶなかバイトちゃんの声掛けもむなしく誰も立ち止まろうとしないので、かわいそうで1食いただいた。僕らと親子連れが呼び水となって、そのあと一気に盛況に。
2~3口分のUFOを食べ、欲求不満の客でコープではカップ焼きそばが売れたはずだが、銘柄がすべてUFOであるかは保証の限りではない。


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意外な“新店”の驚き寿司ランチ 【光琳亭】

2017.09.01

 偶然ではあるがこのところ萩山町づいていて、そう考えながら萩山駅あたりを流していたら、割烹「光琳亭」でリーズナブルなすしランチを出していたことを思い出した。
この店は小平霊園に近いこともあって法事と思われる団体客が出入りするのを見かけたりして、自分には縁がないと思っていたが、流れというかこの際だから値段だけでも確認しておこうと多摩湖自転車道を外れてそちらに向かった。

ところが、店があったあたりにそれらしい物件は見当たらず、たしかここのはずというビルの1階はがらんどう。つぶれちゃったのか… と思って引き返そうとしたら、“新店舗に移転しました”の立て看板を発見。


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移転前の場所


その看板には“4月1日オープン”“徒歩3分”とある。この情報はかなり意外である。
なぜならこの場所は毎日のように通る自転車道から100mほどしか離れていない。わざとルートを外れてここの前を通ることだってある。なぜ5カ月も気づかなかったんだろう? しかも、ここの徒歩3分圏内に新店ができていたとしたら、いくらなんでも気づきそうなものである。
半信半疑のまま、徒歩3分の矢印の指し示す方向に向かった。


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来た道を戻り、自転車道を通り越して少し行くと、圓龍寺の向こうのビルの外壁に“光琳亭P入り口”の看板が。
そのビルの1階で、たしかに真新しいお店が営業していた。


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新店舗


この場所は、以前の店舗とは自転車道を挟んで正反対という位置関係になる。
そして旧店舗よりずっと自転車道から近いのであるが、このわずかな区間こそ、自分がほとんど通ることのない空白地帯にあたるのだ。
気づかないはずである。


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店先のランチの看板には“にぎり寿司(並)650円(税別)”。
もはや入るしかない流れになっていた。


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引き戸を開けると玄関であった。普通の民家の玄関のような。
思いっきり面食らいつつ、式台の上の仕切り戸の開いている右側から向こうをのぞき込んでみると、フローリングの部屋がゆるく2つに仕切られ、奥のテーブルにおばちゃんが4人、不思議そうにこっちを見てる。これはどうやら客だ。
正面が調理場のようで、そちらに人の気配はあるが、こっちに気づいてくれそうにない。


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これは困った。
上がっていいものかどうか。そもそも営業中なのかどうか。何か聞こうにも誰も出てきてくれそうにないから靴を脱いで上がらないことにはどうにもならないし。でも上がっていいものかどうか…。
しかし、おばちゃん連中はヒソヒソ僕のことをうわさし始めた気配で、このまますごすご帰るのも、なんか悔しい。
もうええわ! とスリッパに履き替え、ずかずかと進み、奥の暖簾をくぐる。けっこう年配の板さん風とおかみさん風。

「えーと… 大丈夫ですか?」
「あ… はい。やってますよ」とおかみさん。「気づかなくてすみませんねぇ」

ということで、どうにかおばちゃんたちの横のテーブルに通される。


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店内は、いちばん奥がおばちゃんたちが使っている6人掛けテーブル、その左側のコーナーが僕の座っている4人掛けテーブル、ほかには入り口側の玄関と厨房の間に10人掛けの大テーブルという配置になっている。
ランチは表の看板とは少し内容が違うとのことだが、あらためて吟味する気持ちの余裕はすっかり失われているので、最初決めたままにぎり寿司(並)を注文。


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おかみさんは優しそうな方だが、それにしても居心地が悪い。久々に“やっちまった”感をかみしめる。
おばちゃん連中のおしゃべりは途切れることがない。会話中のキーワードを列挙すると、コーラス、ソプラノ、カセットテープ、五木ひろし、坂本冬美、サン=テグジュペリ、チボー家の人々、長男の嫁、3番目の嫁、育ちが知れる……。

とっとと食べてさっさと出たくなる。しかしなかなか料理が出てこない。


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15分近く待って、ようやく先付けが出る。
「こちらは鱧の、えーと…」
「え? 煮こごりですか?」
「そうそう。よくご存じで」
「いやー、そんな感じかなぁ、と(笑)」

え? 650円ランチでハモっすか? と、こっちは内心相当驚いている。
それによってたちどころに食べ物に関心が集中したのである。


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続いてにぎり。マグロ、イカ、海老、白身、穴子、玉子、鉄火巻きとかっぱ巻きと、立派な内容だ。
そしてお椀。そうめんの入ったお吸い物で、白いひらひらしたものが沈んでいる。口に入れるとほろっと崩れる。百合根であった。
650円ランチで鱧や百合根に出くわすとは思ってもみなかった。


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玄関マットには“光琳亭 すしたつ”の文字が入っている。食べログのマップで「光琳亭」「寿司龍」の2店名が同位置にポイントしてあるように、こちらの本職はすし屋なんだと思う。
これはランチのにぎり寿司(上)1000円は相当期待できるんじゃないだろうか。

支払いのときおかみさんはすまなそうに「ちょっと騒がしくて…」とおっしゃる。
いやいや、なかなか面白かったです。


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[DATA]
光琳亭
東京都東村山市萩山町1-4-38





[Today's recommendation]


https://youtu.be/q7P-pixJR0g



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ゲンノショウコ(多摩湖自転車道 / 東村山市萩山町)


1000円以下で本格うな丼 【うな正 本町店】

2017.07.28

 うちはそんなにうなぎを食べない。というように、うなぎというものは“僕は”じゃなく“うちは”が主語の家庭の行事食である、うちでは。
かつては年に数回食べていたが、価格高騰を受け年々回数が減り、ここ5年ほどは年1回ペースが続いている。


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ものすごい勢いで値上げしていたころ、納得いかなかったのがその理由。品薄。
正確には資源量の減少を背景として漁獲減となり、その結果流通の末端が品薄になるわけだが、そういっているわりにはどこのスーパーでもうなぎは扱っていた。
資源問題以前、うなぎは夏場のスーパーの目玉商品だった。安売り競争において。そのころメディアではスーパーのうなぎをおいしく食べる方法、アイデアレシピが盛んに紹介されていた。つまりおいしくないってこと。
そこが納得いかない。資源量が減って品薄なのに、なんでおいしくない製品にするところにわざわざ回してるのさ、と。ドイツのマイスター制度に倣って親方制度を導入しろ、と。経験30年等を資格要件とする“親方”を設置しない食品関連事業者へのうなぎまたはうなぎ加工品の流通を禁ず。


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ということで、うちは頻度を減らした。スーパーはもちろん、デパ地下などもやめて、年に1回、本当においしいうなぎを食べようと。それが東村山栄町の「はや幸」だった。
いつもかば焼きを持ち帰っていたが、たまにはお店にということで夜に出かけたのがちょうど2年前。それが最後のはや幸の絶品うなぎとなった。その年の12月、惜しくも閉店。
なのでうちは去年、うなぎを食べていない。


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目下、うなぎ屋さんを探索中である。その有力候補の一つが本町の「うな正」。
とても趣のある店構えで、おそらく新しい建物に古い建具や庇が組み込まれている。初めて入ったとき、引き戸があまりに古びているので一瞬手が止まったほどだ。風鈴と打ち水用の漬物だるが涼しげ。


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店内は、入って右手に4人テーブルと2人テーブル、左手が座敷、奥の右手が長テーブルで、左がカウンター席。それほど広くないスペースでも適切に仕切られていて、それぞれ居心地がよさそうだ。入ってすぐの2人用テーブル席に座る。


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平日数量限定 うな丼980円を注文。


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いまどき専門店で1000円以内は貴重だ。しかも見ているとちゃんと蒸し工程も入る。白焼きを蒸し器に入れて10数分、そのあと焼きと、当然といえば当然かもしれないが、ちゃんと作られている。


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ふた付きお椀での提供で、うなぎは尾側半身。肝吸いと香の物、とろろが付く。
うなぎは蒸したてでふわふわ、臭みもない。たれは甘辛ほどよいバランス。


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以前食べたときはご飯の少なさが気になったが、普通のどんぶりご飯にうなぎちんまり、に比べてよっぽど正直で誠実だ。この値段で肝吸い付きがうれしい。


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ここは府中街道バイパスの道路予定地をかろうじて外れているようだ。まだ若い(50前後か)大将とおかみさんが明るく切り盛りしている様子が印象的。真面目な仕事ぶりで、この先が楽しみ。
今回は“僕が”お試し的にいただいたが、次は“うちで”ゆっくり伺いたい。


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[DATA]
うな正 本町店
東京都東村山市本町2-21-11





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https://youtu.be/tEjrkHAnzVs



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