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王道! 大衆食堂 【三喜食堂】

2023.09.23

 陸上自衛隊朝霞駐屯地は余裕で自転車圏だが、今回は車で行った。
相方の自転車がボロく、それくらいの距離(直線距離で12.5km)乗れる仕様になっていないからだ。
「買い替える」と言ってから5年は乗り続けてるんじゃないだろうか😅

で、食事の店を探す段になると、車だとガクッと機動力が落ちるワタシ。
自転車感覚からすると、クルマは小回り利かなすぎ。
彼岸の中日で思いもよらぬ場所(霊園ですね)で渋滞が発生し殺気立った雰囲気も漂っていたりして、おとなしく来た道を地元方面に戻る。


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東久留米の下里本邑通りを走っていて、ふと思い浮かんだのが「三喜食堂」。
駐車台数の多そうなロードサイド店で、こんなとき使い勝手がよさそう。


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「三喜食堂」は過去に一度、取り上げさせてもらっている。
入ったのがその1回だけなのか思い出せないが、記事から6年以上も空いているのには理由があって、煙かったという印象だけが残ってしまっている。
健康増進法改正によりいまどきそんな店はないだろうから、あらためて訪れてみたくなったと。


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テーブル席が5卓ほど、奥の小上がりに4卓。
小上がりの1卓がかろうじて空いていた。


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こんな王道まっしぐらな大衆食堂では、やはり定食といきたい。
あじ・イカミックスとニラレバ炒め。


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「ご飯は普通? 少なめ?」と、相方に聞くホール係のおばちゃん。
「多いの?」と聞き返す相方に対し、食べている最中の隣のお客のを指さして「あれくらい」
「普通で大丈夫じゃないかな…」と言う僕に、「大丈夫? ほんと食べられる?(笑)」と念を押す (;^_^A


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ふだん相手しているであろうガテン系のガッツリなツワモノどもに比べ、この者(わし)はいかにもナヨッちく頼りなさげに映ったことであろう。
こちらのおばちゃんはどのお客にもこのように気さくに接し、場を和ませている。

しかし運ばれてきたご飯を見て、忠告に従わず2人とも普通盛りにしたことを後悔したのであった💦


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あじ・イカミックス定食とニラレバ炒め定食。
写真ではわかりづらいが、ご飯の量はかなりのもの。


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全体に、手づくり感いっぱいな家庭的なようでいて、毎回決まった人数分作る家庭料理と違って都度都度青天井対応なリミットを外した勢いを感じるというか、なに言ってんだかもはや自分でもよくわからないが、これぞ昭和の大衆食堂! 的な?😅


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おばちゃんの接客といい、タバコの煙のベールが晴れれば、実にいいお店なのであった。


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[DATA]
三喜食堂
東京都東久留米市下里1-7-2





[Today's recommendation]


https://youtu.be/JkjoFpqe6JQ?si=lgoxfuwHCD2zJEbj



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名将の人心掌握術とは…? ―RWC直前緊急企画-2 【明喜屋】

2019.09.11

 昨日の記事は後半いっぱいいっぱいで書ききれないまま、ま、いっか… なんてアップしたが、寝て起きたらモヤモヤする ( ̄ω ̄;) モヤモヤ~…
しょうがないので続きを書くことにした。

もともと書こうと思っていたネタが書ききれなかったという話だから書く分には困らないんだが、問題はお店。急いでそっちを仕込まなきゃならない。
いちおう食べ歩きブログのつもりなので、たべもの屋をメインに据える組み立ては崩したくないので。


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で、そのネタというのが前報でちょっと触れた東伏見グラウンドでのラグビー体験。当時早大は体育が必修で、僕は2年生のときにラグビーを選択した。
受け持ちの先生が、日比野弘さん。
日本代表のウィングとして活躍した元ラグビー選手で、早大ラグビー部監督、ラグビー日本代表監督などを歴任、ラグビー中継の解説者としても広く知られた日本ラグビー界のレジェンドである。


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まずは昼ごはんから。
「アオヤギ」と並んで検索結果上位に表示される早大ラグビー部御用達のお店が、西武柳沢駅前の定食屋「明喜屋」。


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間口が狭く細長いつくりで、通路の右にカウンター11席、いちばん奥にテーブル1卓と大型テレビ。そのテレビ鑑賞席に店主らしき高齢男性、カウンターの中におばちゃん2名という配備。


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注文は、上記サイト等で調べてあった一番人気の豚肉とキャベツの唐辛子味噌炒め定食。注文が通り、店主のおとうさんはおっとり刀で持ち場に就く… というオペレーションである。


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カウンター越しに提供された定食、うわさにたがわぬ重量級で、実際トレーの重いこと…。
僕は若いころあまり炒め物系は食べなかったけど、男子ってこういうのよく食べてたなぁ… という光景が思い出される。その延長の炒め物好きのおじさんも、一定数いますよね… ( ̄∇ ̄*)ゞ


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材料は豚肉とキャベツのみ。味付けは唐辛子の辛さはあまり感じられず、かなり甘め。
あまり食べてこなかったので適切かどうかわからないけど、これっていわゆる回鍋肉ですよね…?
油っこい甘みそ味は、ご飯が進む進む。進んでも進んでも、なくならない… (o ̄∇ ̄)o …


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上記リンクサイトに「明喜屋」は30年ほど前からラグビー部がお世話になっている定食屋、とある(2013年の記事)。早大ラグビー部の練習場が東伏見にあった時代であり、たしかにそれなら歩いてこられる距離ではある。


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以下、日比野弘先生の印象を少し。
Wikipediaによれば、日比野先生が企業を退職され早稲田大学の体育局専任講師に就いたのが1981年で、ちょうどその年に僕は履修している。いわば教え子1期生(笑)。


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練習で驚いたのが、学生を名指しで指導すること。「○○君、そこでパス」とか「△△君、ちゃんと走る!」みたいな感じで、全員の名前と顔が一致しているのである。
講義1日目に顔写真付きのプロフィールを提出させられたのだが、あとでラグビー部の友人に聞いた話では、それを“徹夜する勢い”で覚え込むのだとか。


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その最初の講義、先生が一人一人順番にプロフィールを見ながら質問をするという流れだったと思うが、僕の番になってかけられた言葉をいまでも覚えている。

「きみはI高校ということはM大のKHと同期かね?」
なんで知ってるの…? ∑(・ω・ノ)ノ !!

宿命のライバル校とはいえ、他校のレギュラークラスにまだ届かない2年生部員の、決して強豪とはいえない出身高校までこの人は把握しているのか…?
代表監督まで務められる人はやっぱり人事掌握能力が並みではないと思い知らされた次第である。


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なんだかビジネス本みたいな内容になってしまって落としどころが見つからず、自分でも困ってしまっているんだが… ゞ( ̄∇ ̄;) ヲイヲイ
少なくともワールドカップのテレビ中継を日比野さんの名解説で見てみたいと思っているオールドファンはたくさんいるはずだ。


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[DATA]
明喜屋
東京都西東京市保谷町3-11-3





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/2TdyNL0y0Jw


https://youtu.be/q3cpOrB1GW8


選べるワンコインランチ ――1CLシリーズ⑥ 【風の色】

2019.08.27

 ワンコインランチ(1CL)を特集するにあたって既知の優良店を外すわけにはいかない。ワンコインだけに苦しいときにお世話になってきたわけで、早い段階で取り上げるのがスジというもの。


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ということで、青梅街道沿い(最寄り駅も「青梅街道」駅)の定食屋「風の色」。


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ランチタイム(11:30~14:00)のメニューは500円と750円の2群で構成される。


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500円ランチが豚肉の生姜焼き、鶏肉の唐揚げ、手造りコロッケ、チキンカツ、ベーコンエッグ、サバ唐揚げの6種。
750円ランチがハンバーグ、肉野菜炒め、豚キムチ炒め、トンカツ、ポークソテー、アジの開き、ホッケの開きの7種。


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これに日替わりとして500円と650円の定食が1品ずつ加わる。
つまり昼のメニューのほぼ半分がワンコインである。


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1CLを提供するお店は、もう少し上の価格帯に多くの品をラインアップしそちらをメインに訴求しつつ、1種類または2~3種類のみ“特別サービスとして500円で提供!”的スタンスをとることが多いが、このお店はワンコインがむしろ主力。
これまで5回以上入っているが、500円以外支払ったことがないという ( ̄ω ̄;) ンー…


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豚肉の生姜焼き(2017.07.12)

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鶏肉の唐揚げ(2017.12.19)


上記のとおりこちらの1CL部門はバリエーションも豊富だが、僕はほぼ生姜焼きと唐揚げ(とチキンカツ)で回している。
生姜焼きの予定で入店。


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カウンターの右のほうの席に座ると目の前に日替わり定食のホワイトボードが掛かっている。
――イカフライ(3コ)とコーンコロッケ(2コ)定食500円
イカ好きであり、何より“3コ+2コ”という潤沢感がよい。
急きょオーダー変更。


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全品ご飯・みそ汁・お新香・小鉢付き。本日の小鉢はカリフラワーのピリ辛炒め。
主菜の調理はもちろん、付け合わせのキャベツの切り出しもそのつど行う。みそ汁の温め直しも副菜の盛り付けも、注文ごと。


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コロッケはミニサイズでお弁当のおかず的。
イカフライはゴロッとした予想外の形状だ。厚みのあるイカだが軟らかでおいしい。
看板にあるようにきわめて家庭料理的な一膳で、僕はいつも昔の下宿屋の夕ごはんを連想する。


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お財布に優しいだけでなく、安定感がありかつ広い選択肢から選べるところがポイント。
毎日通える、毎日通いたい、街の定食屋の一つの理想形じゃないだろうか。


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[DATA]
風の色
東京都小平市小川町2-1290





[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3




https://youtu.be/St6jyEFe5WM


謎も多いが魚はうまい! 【俺のめし】

2019.04.23

 えー… 俺の株式会社とは関係ございません。たぶん… σ(^_^; ) ポリポリ


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場所は清瀬市役所の北、柳瀬川の河岸段丘の上を走る柳瀬川通りという道沿い。
写真の案内標識は旭が丘交番前交差点のもので、右に上れば旭が丘団地、左に下れば台田団地。
はっきりいって、辺ぴな土地である。


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この旭が丘通りの坂の途中にいくつか気になるお店があって、たまに様子見にやって来ていて、この「俺のめし」を発見したのが去年。
俺の…? ネタ系? ヾ(^o^; ) ォィォィ
というのが第一印象。誰だってそう感じると思うけど。

北多摩には無人野菜スタンドが多いが、以前、青梅街道小平上宿三叉路あたりに「俺の_直売所」という継ぎはぎの幟が出てたな(笑)。


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あとでちょっと調べたところ魚料理中心のお店らしく、こんな内陸の奥地で…? と、それはそれで意外性があって印象に残っていた。
今日は魚を食べたい気分で、こちらを思い出した次第。


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第一印象のままに、やんちゃ系のニーチャンまたはオッチャンがやってるものと思い込んでいた。誰だってそう思うと思うけど。
入ってみると、おばちゃん2人体制。


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店内は小ぎれいで、4人掛けテーブルが2卓、小上がりに座卓が2つ、変則のカウンターに4席。
海鮮丼920円を注文。


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立地的には郊外型だが、駐車スペースはほんの数台分しかなさそう。先客・後客ともご近所さんっぽい常連客だ。
何かとお店のイメージがつかみづらいのは、僕自身にこのあたりの土地勘がないから。後背地の人口動態や産業構造がわからなければ出店背景も見えてこない。


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しかし魚のおいしさは確かなものがあった。
海鮮丼はネタ数も多く、覚えているだけでマグロ、白身(タイ?)、サーモン、エビ、赤エビ、サバ、コハダ、イカ、アナゴ、玉子、かんぴょう…。どれも鮮度抜群である。


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これまた意外なことに、この記事を書きながら写真をチェックしていて、ホームページの案内の張り紙を見つけた。で、案内に従って“清瀬市_俺のめし”で検索すると、ちゃんとしたHPなのである。意外だ…。


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HPには「静岡手石港/伊豆高原/千葉銚子港の漁師さんの一本釣りでの契約をしており網取りとは違う味を堪能してください」とある。なるほどなぁ…。
魚のおいしさの理由はわかったが、でもなぜこんな場所で…?


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調理担当のおばちゃんがTVの旅番組を見ながらこう語った。
「でもね、江の島のシラス、おいしいと思ったことないの。あそこのはセグロイワシのシラスだから苦味があるのよ。シラスはマイワシじゃないと」
目利きのスキルを物語っているんじゃないだろうか。


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[DATA]
俺のめし
東京都清瀬市旭ヶ丘1-232-1
https://www.orenomeshi.info/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/vx2u5uUu3DE


熱々麺2018-19秋冬コレクション、はじめました 【八重ちゃん】

2018.10.17

 今日も自転車でプチ遠出。
産業道路沿いの新座市片山農産物直売所の横を入り、坂を下って関越道の向こうに抜け、畑中公民館通りから保谷志木線へ。旧川越街道を右折。黒目川を渡って坂を上り、朝霞中央公園入口の交差点から川越街道側を引き返し、再び旧街道たびやの坂を上って野火止大門交差点へ。


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Gメール受信。仕事入る。
いまから帰ってもちょっと無理なので明日やればいいか… と決めても、テンションはがた落ち。
毎月ルーチンの仕事の中で2番目に苦手なやつだから。
すごすご志木街道を引き返す。


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テンションが落ちてもハラは減るわけで…。
志木街道の清瀬日枝神社・水天宮横に、気になるが入りづらいオーラ全開な食堂がある。もうそこ入ってみるかぁ…。
店名「八重ちゃん」とおっしゃる。


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道の向かいにすし屋があり、以前はT字路の反対側にもラーメン屋があってちょっとした門前町風だったが、ラーメン屋の一帯はいつの間にか神社の駐車場になってしまった。


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店内は意外に狭く、左手にカウンター5席、右が小上がりで2卓のみ。
先客は、奥の座卓に1人。その隣に上がらせてもらう。
お店の人は年配のおばちゃん1人。


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ご飯ものが食べたかったが、定食はたとえばコロッケ定食760円など、意外に高いのだった。
っていうか、ものすごく品数が多いので迷ってしまった。


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定食のほかに、中華そばの部、そば・うどんの部、季節の部、ご飯の部、お料理の部、スープの部…。
木札の品書きのほかに短冊も張ってあって“美味”とアピールしているニラ玉ラーメン650円を食べてみることに。


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まもなく、おとうさんが出前より帰還。
そういえば、こちらのおとうさんが出前に出かけるところを何度か見かけたことがある。出前の需要は多そうだ。
まず隣のテーブルにトレーが運ばれてきて、焼きそば? と思ったらご飯も付いている。おかずのボリュームがものすごい野菜炒め定食であった。


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続いてワタクシのラーメン。
ビジュアルが予想と異なる。なんとなく天津飯のようなものを想像していたが、これはあんかけかき玉だ。
たっぷりのニラのほかにニンジンと豚コマ。シンプルな材料構成に、ご主人のセンスの高さがうかがえる。


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途中、ふと、あることを思い付く。あんかけかき玉スープ系の麺料理といえば?
ということで、酢とラー油をドボドボと。
おー…! 局所的に酸辣湯麺風。


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このラーメン、期待以上のおいしさで、しかもリーズナブル。


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前の冬、突発的に熱々ラーメンシリーズというのをやっているが(「燕京」ほか参照)、もうそういう季節だ。
思わぬ熱々麺の秀作との出会い。これを機に2018-19シーズン編を始めようかと思う。

次号予告、ドロリ系もやしそば。


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[DATA]
八重ちゃん
東京都清瀬市上清戸2-1-2





[Today's recommendation]


https://www.youtube.com/watch?v=p47fEXGabaY



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“山”に挑む、タテマエとホンネ 【富士力食堂 小平】

2018.08.02

 ブロ友さんで僕のことをがっつり系と思い込んでいる方が一部いらっしゃるようだが、いまの時代、ガッツリとかドカ食いとかというのは一つのカテゴリーであり、その旨宣告しないと認めてもらえないようなところがある。逆にいえば、言ったもん勝ちであり、「自分、がっつりです」と言えば誰でもそうなれちゃうところがある。
いっときの“オタク”と同じ、自己申告制。

どっちにしろ僕はそんなに食べるほうじゃないが、なぜそのような誤解が生じるか考えたところ、どうもこのブログの読者層に理由があるように思われる。
ヤングの方、少ないんじゃないかなぁ… ( ̄▽ ̄; )アハハ…

ということで、現代社会において若者層がどのようなものをガッツリ系と称しているか、ここにその実例を示し↓↓ 普段のワタクシの昼食スタイルとの違いを明確にすることで、疑惑の解消を図ろうと考えた次第である。


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このように、いまどきの大盛りは縦に盛る。
いや、昔から盛るといえば縦に盛るものだが、いまは極端に高く盛る。
そのほうがバエるというインスタグラムの影響もあるかもしれない。
そして、普通縦に盛らないようなものまで縦に盛る。盛るというか、積む。

こういう写真ばっか見てたら食べたくなってしまったではないか!(笑)


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青梅街道小川町交差点の「富士力食堂」の看板メニューの一つにマウンテンカツカレーというものがある。
ネットで写真を見ると、その名のとおりの山盛りメニューで、まさに積層型。


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表のディスプレイ類のいたるところに富士山のデザイン。
もちろん店名を表しており、上記メニューもそのようなコンセプトで開発されたものと思われる。
置き看板に“まるで山のようです”と書いてある。


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「富士力食堂」は際コーポレーションの外食チェーン。
ここ小平店は近隣3店(立川柏、瑞穂、新座)とともに最近改名しているが、元の名前が「富士ノ山食堂」「富士山食堂」「三珍富士山食堂」とばらばらだったのでわかりやすくはなった。

ただし、小平店と立川柏店は最近まで同グループの中華料理店「万豚記」であり、短期間に2度の改名で、利用する側にすればいまだ混乱は収まっていない。


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要するに「万豚記」からの業態変更であるが、中華系は依然中心メニューであり、ステーキやカレーで幅を広げた感じ。
この展開をもう少し推し進めればいまや衰退した“ドライブイン”の復活となるので、興味深い流れだと思う。


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「万豚記」時代の初期はけっこう利用したが、もう15年ぶりぐらいというくらい久しぶり。
店内のつくりはあまり変わっていないと思うが、記憶していたより広く、ゆったり配置してあるテーブルに60席ほどある。
1時で先客は約15人。ほとんどが肉体系。


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マウンテンチキンカツカレーの並を注文。
「大」と告げないところが非ガッツリのゆえんであり、つまり今回の趣旨はビジュアル重視のナンチャッテがっつりといったところ。


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マウンテンチキンカツカレー並の第一印象は、えーと、普通ぅ?
切り分けたチキンカツをご飯の上に井桁状に組み上げてあるが、盛り付けがきれいすぎて威圧感がない感じ。


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困ったのが、どう食べ始めたらいいか。
これは一種の積み木崩しである。それにスプーン1丁で臨まなければならない。
途中解体に失敗してカツの構造物が雪崩をうってカレーの海に崩落するさまを想像するだに恐ろしい。
てっぺんから上手にスプーンに乗せて、静かに着水させていくしかないのである。


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見た目、威圧感はないが、食べ始めるとカツが分厚かったり、ご飯が思った以上に多かったりもあって、後半はきつくなる。
ただ、きつさの主因は単調さ。スパイシーだが、かなり甘味の強いカレーがもたれぎみに。これほど福神漬けを切望したことはない。
このカレーには付け合わせは必須だと思う。


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結局、量的には難なく食べられるが、想定外の上記問題(甘いし味濃いし)により、おじさんにはハードルの高い食べ物なのであった。

ところで、“並”とはいえ難なく食べていたらガッツリ疑惑の解消にはならないんじゃないかと思われるかもしれない。
そのとおりです(笑)。
なんだかんだいって、このトシで大食いのように思われたら、ある意味健康な男子とみなされているようで悪い気はしない。
ならばひとつ挑んでみようか、という気持ちなきにしもあらずなのであった。


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[DATA]
富士力食堂 小平
東京都小平市小川町2-1133
https://kiwa-group.co.jp/fujiriki_kodaira/





[Today's recommendation]


https://youtu.be/s_mebsK-_Rw



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昼下がりの“食定つかんと” 【食事処 かぎ山】

2018.07.30

 用事で西東京市役所保谷庁舎に出かけた。
元の保谷市役所である市庁舎周辺は、ちょうど3年前、2015年8月2日に全線開通した伏見通りがすぐ西を通っており、もともとのメイン通りの保谷新道が斜め北北東に進路をとっているところを南北に太い道路が貫通したため、東西に移動するとき方向感覚が狂う。2本の道で入射角が30度違っていることに感覚的に対応できないのだ。


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さらに、市庁舎の北を東西に都道234号まで中途半端に道が通り、一方234号は保谷新道とは逆傾斜の北西-南東方角の道だから、ここでのアクセスも-30度ずれる。プラスマイナスゼロで、元に戻った (・・∂) アレ?
もうぐしゃぐしゃ。
最近、なんちゃらノミクスだかで新しい道路がバカバカでき、いたるところ町が分断されているけど、こういうのを都市計画というのかね?


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保谷新道を保谷駅に向かうと、駅前の商店街に入る手前がクランクになっていて、そのあたりから駅東の大泉学園7号踏切まで、さらにはその先、隣の大泉学園駅手前まで、この保谷新道(保谷街道)は道幅が狭く交通量の多い、人にも自転車にも優しくないルートとなる。
なので裏道を通ることが多く、クランク部分にある食堂「かぎ山」の存在につい最近まで気づかなかった。


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2~3カ月前のこと。
その古びたたたずまいが目に留まり、いつもは真っすぐ保谷高校のほうに抜けるところ、そば屋「辰巳庵」の前を左に折れて様子を見に行った。店名は“鍵の手”に位置するから?


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店先に掛かっている品書きを見て、クラッ… となる。
ホワイトボードに縦組みで記された文書で、その表題がヘッダー部に。
「食定」
右横書きなのである。


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わざわざ大げさに調べてみました(笑)。

――…1940年ころからは左横書きによる方向統一の動きが各所で散見されるようになり、 (中略) しかし、国粋主義的な論調の高まりの中で、「米英崇拝」であるとして左横書き排除を唱える者も現れ、左横書きを用いる商店への投書運動も展開された。
戦後、GHQ/SCAPによるアメリカ教育使節団報告書中のローマ字採用勧告や漢字の廃止運動などの社会運動により、西欧の記法に倣う左横書きが革新的、「1行1文字の縦書き」および「右横書き」は保守的、というイメージは決定的なものとなり、 (中略) 新聞の見出しの横書きは『読売報知新聞』が1946年1月1日号から左横書きに切り替わったのを初の例として、1948年までに『日本経済新聞』を除く全紙の見出しが切り替わっている(日本経済新聞は1950年9月に切り替え)。
Wikipediaより)

1940~50年の間に、終戦を挟み、右横書きは一気に衰退していったということ。
まさか平成の世も終わろうとしている21世紀の空の下、このような表現方法に出くわすとは思ってもみなかった。


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店内はL字カウンターのみ10席ほど。
カウンターの中にはかなりのご高齢の(食定だもんな…)おかみさん。先客は営業職っぽい中年男性。
調理に忙しいらしく、おかみさんは僕には目もくれない。いや、目はくれたがしばらく放置される。


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調理場の3つのシングルコンロの真ん中に、野菜炒め的なものが入った中華鍋がのっている。しかしいま取り組んでいるのは右のみそ汁で、中華鍋の火は消えている。豆腐に危うい軌道で包丁を入れ、鍋に投入。塩抜きワカメを刻んで直接おわんに。
ここでようやく「何にします?」と聞かれ、「とんかつ定食」と申告。
左の揚げ物用の鍋に火を入れ、中華鍋にも点火、ピーマンを投入して炒めを再開。
――と、独自の考えに基づく合理的な調理手順を採用しているもよう。


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で、今日のおすすめ:肉ピーマンみそ炒め(たぶん)を先客に提供したのち、フリーザーからロース肉を取り出しレンジで解凍、衣を付けて油に投入。
僕のみそ汁分のワカメを刻み、酢の物のキュウリをスライサーでカット。

と、まあこんな感じで、合理的というか一般家庭とあまり変わらない光景が調理場で繰り広げられている。


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提供されたとんかつ定食、しっかりお店の味であるところが不思議だ。
何も特別なことはしていないし、バーナーの火力も家庭用と違っているようには見えない。
年季というやつでしょうか…?
とんかつの衣はクリスピーだが分厚い肉の火の通りはまあまあよい感じ。だしの効いたみそ汁にほっとする。


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こちらのおかみさんはおしゃべりをするタイプではないようで、先客が出たあとは1人黙々と、高校野球北神奈川大会決勝にときどき目をやりながら食事をする。


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1時45分、おかみさんが表に出て暖簾を片付け始める。
品書きには昼11時半~1時半と書いてあるので、思わぬ来客で店じまいが遅くなったようだ。

「それでもずいぶん暑くなってきたわよ」
「蒸してきそうですね」

会話はこれだけ。


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[DATA]
食事処 かぎ山
東京都西東京市東町2-14-10





[Today's recommendation]


https://youtu.be/YWWtBjyUAF4



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町外れに不意に暖簾 【食処 とく】

2018.02.04

 空堀川流域を歩く。
東村山の秋津町は道路整備が進んでおらず、ちょっと脇にそれるとあぜ道みたいな古い道に踏み込んだりする。まだけっこう雪が残っているが、それでも春一番に咲くナズナ、ホトケノザ、オオイヌノフグリなどは花をつけている。
暦の上では今日から春。


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空堀川は渇水期に水がなくなることがあるからそう名づけられたというが、それにしてもこの冬の枯れ方はすごい。日にさらされて真っ白になった河床が延々と続く光景は異様。タリム川か? と。


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対岸は東村山市青葉町~清瀬市梅園の古い住宅地で、その先は医療・福祉街区(旧 結核療養地帯)。
東京病院をはじめとする医療施設群と竹丘団地のはざま、少しくたびれた住宅地が途切れるあたりに不意に暖簾が下がっている。


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「食処 とく」は、店構えは小料理屋だが、昼どきにはランチの看板を出す。
その唐突さというか、知ってる人以外絶対知らないだろうな… という隠伏的存在には惹かれるものがあるが、入りにくいことこのうえない。


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散歩の流れで通りかかり、付近にお店は少ないので、ここで昼食をとることにした。


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店内は予想以上に狭い。
右手に4人テーブル1脚と奥に調理場。左は小上がりで4人座卓×2。先客はない。


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奥の座卓に着き、ひる飯メニューから梅定食(海鮮丼)600円と竹定食(さしみ盛合せ定食)900円を注文。


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われわれの席と通路を挟んで元カウンター席だったらしい棚がある。2人掛けサイズで、その向こうが調理場なので、すし屋のような対面接客を想定したのかもしれない。


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調理場には60代くらいの大将。
ざっと店内を見回していたら、壁に張ってあるイラストが大将にクリソツではないか。
本人を前に噴き出しそうになった。


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ちなみにおかみさんは普通の人です(笑)。
っていうか、大将もあんなアホアホなコスチュームではなく、襟に「徳」と漢字で入れた半纏でいなせにキメてるんだが。


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さし盛りはマグロ、タイ、アジ。
海鮮丼はタイとアジ。


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僕はここをよく通るのでこの店のメニューをそれとなくチェックしているが、以前は海鮮丼の内容が書いてあって、タイ+カンパチかタイ+アジのどちらかだった。
今日はタイ+アジの日で、個人的にはうれしい。全体のネタの中でもアジは出色。


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細かく飾り包丁が入り、小骨の処理も完璧。小ぶりなアジだが鮮度良好で、身がプリッとして臭みもない。
ご飯がおいしいので刺し身が生きる。


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さし盛り900円は普通だが、海鮮丼600円はコスパ抜群といえる。
1人で入りにくいことに変わりはないが、アホの師匠、基本的に客との距離感のセンシング能力に優れたタイプ。気楽に使っていい店なんだと思う。


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[DATA]
食処 とく
東京都清瀬市竹丘2-1-1





[Today's recommendation]


https://youtu.be/TVAetFthS9Y



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 サステイナブルな…
2018.02.04 あいらんど/東京都清瀬市梅園3-2-21

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清瀬市梅園のまじめなパン屋さん「あいらんど」。
前日の売れ残りのパンを捨てることなく値下げして並べている。
フードロスを出さないための努力であり、環境にもやさしい。


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小倉あんぱん120円、クリームパン(本日のサービス品)100円、抹茶メロンパン(昨日の)80円を購入。


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局地的唐揚げ戦争勃発? 【風の色】

2017.12.19

 空前の唐揚げブームらしい。
世の中のことに疎い自分にもビシビシ伝わってくるぐらい、ブームらしい。

身近なところでの直近の動向だけでも――
所沢プロペ通りで長くやっていた「てんや」が唐揚げの店に変わっているのを見て、軽いショックを受けた。
閉店(移転)した八坂の「図南丼丸」のあとに唐揚げ専門店が入った。
そして、唐揚げ戦争が勃発した。

――とんかつ店チェーン「かつや」を展開するアークランドサービスホールディングスは15日、外食大手のすかいらーくに対し、から揚げ専門店の看板などの表記を使わせないよう求める仮処分を東京地裁に申し立てた。(朝日新聞DIGITAL、2017.11.16付)

アークランド側は、すかいらーくが10月に出店を開始した唐揚げ専門店「からよし」の看板が、自社が展開する「からやま」のものと色使いや字体が似ており不正競争防止法などに抵触していると主張。


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なぜそれが“身近”かというと、そのすかいらーくの新業態の最初の店がよく通るルートにできたから。
開店前から「こんな店できるんだ…」と見ていたらテレビでニュースが流れ、「開店できるかなぁ…?」と。

申し立て内容の続きを読むと、なんというか…。

看板デザインだけでなく、唐揚げの数を4・5・6個から選べる(約100円ずつ上がる)定食メニューの内容も酷似している、との訴え。
選べるかどうかは別として、世の中の唐揚げ定食の唐揚げの数はたいがい4~6個だ。
定食の構成って、だいたいどこも似たようなものだと思うし。
唐揚げは、ふつう茶色くて丸っこいものだし。カレーは、黄色くて辛くて…。
なんか訴訟社会って、アホくさい。


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青梅街道を走っていると、くだんの「から好し」が順調に営業しているもよう。
から揚げ定食590円。
おー、安いな。

しかし、もっと安いの、ある。
すぐそこに。


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青梅街道斜め向かいの定食・喫茶「風の色」は、ランチタイムに500円と750円の定食を提供する。
すごいのが、“本日の500円ランチ〇〇”というのでなく(それもあるが)、レギュラーで6品も500円ランチをそろえていること。
その中に鶏肉の唐揚げ、ちゃんとある。


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「から好し」の590円を見て、こっちにもともと500円あるし、と勝手に対抗心を燃やしちゃったわけです。
くだらない異議申し立てはどうでもいいけど、ここに唐揚げの局地戦の気配の察知しちゃったわけですね。


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「風の色」の鶏肉の唐揚げ定食500円(税込み)は、唐揚げ6個。
ほら見ろ。
敵の590円は3個、しかも税抜き価格だ。6個だと790円(税抜き)になる。

まあ、いちいち比べても仕方ないが、庶民派の優良店への配慮に欠く大資本って何なんだろう、と思ってしまった。


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500円の唐揚げ定食の内容は素晴らしい。
付け合わせのキャベツ、注文入ってから刻んでる。
シャクシャクやまいもと青菜とカニカマのあえ物とか、手づくり感いっぱい。
みそ汁もちゃんとだしをとっている。


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2時近くでお客さんがけっこう入っているのは救いのようだ。
その理由は安いからだけじゃないと思う。


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[DATA]
風の色
東京都小平市小川町2-1290





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素朴なふる里の味わい 【ふる里】

2017.11.04

 秋から冬へ… 輝かしいナベの季節!
わが家では鍋シーズンの入りに暗黙のルールがあって、やはり最初は秋の季節感を味わいたいので第一弾は芋煮とする。次がおでん。
しかし今年は天候不順で、突然寒くなったりしたため、半月前ぐらいに急きょ鍋となった。心構えも材料の準備もできておらず、ありものをかき集めて寄せ鍋。そういうのをもう3回もやっている。

それではいかんということで、おでんの儀式を執り行うことにした。
まずメインのタネ・練り物を買いにひばりが丘の「大清かまぼこ店」へ。その並びの「栄屋うどん店」へ。ひばりが丘からの帰路、ルート上の東久留米八幡町「魚沼屋豆腐店」でがんもや厚揚げを調達。その他、不足分は生活クラブ「デポー」などで。ロールキャベツや餅巾着は自作。
――以上がおでんの日の段取りとなる。


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ひばりが丘で買い出し前に昼食をとる。
いつも通る路地にあって、ずっと気になっていた「ふる里」。


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店内は照明が暗く、昔の居酒屋の雰囲気。
実際、僕はこの店を“昼のランチサービスも行う居酒屋”というふうに見ていた。


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ただし、雰囲気は居酒屋でも壁のお品書きを見ると定食類が充実している。
昭和の大衆食堂がそのまま続いてきたという風情である。


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カウンター7席に4人掛けテーブル1卓という狭い店内。テーブル席に初老男性2人組、カウンターに初老女性と若い男性。
店主のお父さんは、居酒屋の大将というより、やはり食堂のコックさん風で、黙々と炒め物に取り組んでいる。おかみさんは、気さくながら丁寧で温かい接客をする。


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肉しょうが焼定食800円と肉入りナス味噌いため定食700円を注文。
待っている間に品書きを眺めていると、品ぞろえがなかなか興味深い。
ワカメいため定食、目玉焼・納豆定食がシブい。どちらも650円だ。
マーボ豆腐・シューマイ定食、揚ギョーザ定食と中華方面にも展開している。
湯豆腐ナベ500円、肉豆腐ナベ550円は単品だと思うが、めし(みそ汁・お新香付き)300円と合わせれば、豪華でリーズナブルな定食になりそう。


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まずしょうが焼きのできあがり。
背後からの配膳に妻のほうを指さすと、「あ、こっちなの? ご飯多いかしら?」とおかみさん。
僕がご飯1.5人分ぐらい食べることになるのはいつものことなので、そのままにしてもらう。


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どっちがどっちと決めずに注文してシェアすることが多く、いまも何げなく「そっち」となったにすぎないのだが、こういうケースではしょうが焼きがおやじ、が普通なのかな?
でもご飯の量を微調整するきめ細かな対応は好感が持てる。


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しょうが焼きもナス味噌も甘めの素朴な味わい。
豆腐とワカメのみそ汁は、やはり素朴な白みそ仕立て。お新香は千枚漬け風。味付け海苔が懐かしい。


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このようにご飯が進む陣容であるが、1.5人分はさすがに最後きつくなった。デフォルトがご飯もおかずもボリューミーなのだ。


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こちらのお父さん、はじめ寡黙な料理人タイプかと思って見ていたが、ただ忙しかっただけらしい。一段落ついたら常連さんと世間話をしている。いかにも人のよさそうな笑顔を見せる。
誰だったか関西の役者か芸人に似ているんだが、テレビにすっかり疎くなったので思い出せない。オール巨人でもなく夢路いとしでもなく、でもそういう系統の顔立ち。
白みそに千枚漬けって、こちらのふる里は関西方面だったりして。


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[DATA]
ふる里
東京都西東京市谷戸町2-16-2





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 おでんの流儀

2017.11.04 大清かまぼこ店/東京都西東京市ひばりが丘北4-2-25

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うずら玉子巻90円、ウインナー巻90円、いんげん揚90円、いか巻90円、ごぼう巻90円(各3)


2017.11.04 栄屋うどん店/東京都西東京市ひばりが丘北4-1-29

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田舎うどん90円(×2)


2017.11.04 魚沼屋豆腐店/東京都東久留米市八幡町2₋12-12

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がんも大110円(×2)


うちではおでんはぜいたく品扱いで、メインの練り物はひばりが丘の「大清かまぼこ店」と決めている。しめはご飯に豆腐をのせて汁をぶっかける日本橋「お多幸本店」の“とうめし”風、またはうどん。
うどんというのは珍しいかもしれないが、それには理由があって、あるとき「大清かまぼこ店」の買い物帰りに並びの「栄屋うどん店」のゆでうどんが目に入り、ピンとくるものがあった。これをおでん鍋に投入したらイケるんじゃないか? そのままそれが定番となっている。


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