FC2ブログ

孤独の道玄坂を疑似体験 【長崎飯店 高田馬場駅前店】

2017.07.15

 3連休の初日、電車に乗って高田馬場までちゃんぽんを食べに行く。

本日午後、妻は都心に用事があるとのことで、行きがてら高田馬場あたりまでわしもついていって、一緒に昼食にしたらどうかと提案。
電車には約1カ月乗ってないが、もし馬場に行くのであればぜひ入ってみたいお店がある。自分の用事のついででも何でもないが、こういう機会を逃すと次いつまた訪れるかわからない。

そのお店というのが「長崎飯店」。知っている人も多いと思うが、『孤独のグルメ』Season 6 第07話に登場した渋谷道玄坂の「長崎飯店」の系列店だ。
番組のちゃんぽんがおいしそうで渋谷店を調べているうちに高田馬場駅前店に行き当たったという次第。高田馬場なら、死ぬまでにもう一度行く機会があるかどうか… という渋谷とは心理的距離感が違うから、がぜん現実味を帯びてくる。


nagasakihanten14.jpg


事前に地図を調べたところ、意外にもなじみ深い場所だった。駅前交差点の稲門ビルと西武新宿線の高架の間の路地を神田川に下る坂道の途中。2つある半地下飲食街のうち駅から遠いほう。
ここはよく知っているはずだが、地下に下りたらまったく見覚えがない。どうやら、かつて何度か利用した「河童軒」という中華屋が入っていたもう一つの地下街(稲門ビル)とごっちゃになっていたらしい。


nagasakihanten15.jpgnagasakihanten21.jpg


長崎飯店は、表の構えも内部のつくりも、昔の“飯店”そのものである。中国格子の窓や六角中華ランタンがノスタルジックだ。
もちろん、飯店に回転テーブルは欠かせない。本日は奥の回転テーブルで大人の男女が5~6人、何かの会を催している。
ほかに4人掛けテーブルが7脚の店内はほぼ埋まっている。


nagasakihanten11.jpgnagasakihanten20.jpg


ホール係はご高齢のお母さん1人だけのようだ。けっこう客入りがよく、一部宴会も執り行われていたりするのに、これでスムーズに回転しているから不思議だ。背中が曲がりぎみのお母さんが、テキパキ、シャキシャキと動き回っている。ときどき滞ったとしても、厨房の男性のフォローが速い。皿うどんをつくってそのまま持ってくる。
われわれはころあいをみて、ちゃんぽん800円、皿うどん(軟麺)800円をオーダー。


nagasakihanten19.jpgnagasakihanten18.jpg


まずちゃんぽん。思ったよりも早く、5~6分で提供。
ちゃんぽんの具は、キャベツ、モヤシ、キクラゲ、豚肉、紅かまぼこ、揚げかまぼこ、エビ、タコ、アサリ、カキ。「カキという長崎ストロングスタイル、でもそこにちゃんと安っぽいピンクのかまぼこも同居してる安心感」(by 井之頭五郎)
スープは白濁せずけっこう透き通っており、さっぱりしているが野菜の甘味が強いタンメンタイプ。
麺は意外に軽めというかモチモチ感が少ない、これまで食べたことのないタイプだ。でもこの麺は何かに似てるな、と考えて、思い至ったのが沖縄そばなんだが、違うかな…?


nagasakihanten13.jpg


皿うどんの具はちゃんぽんと同じ。麺も同じ。
あんの味付けは意外に甘味が強い。こういう場合、酢をかけると絶妙の甘酸っぱさになるはずだが、そのことがすっかり飛んでいた。
というのも、卓上に置いてある長崎の「金蝶ソース」なるものが目に留まり、これはもしや川上麻衣子が五郎さんにお勧めした皿うどんにかける地元の食べ方というアレじゃないか? ということで頭がいっぱいになってしまったからだ。
で、皿うどんの終盤にちょこっと試してみました。うーん、ソース焼きそばかな…。

高田馬場といういわばテリトリーの、もろ好みのこの店をこれまで知らなかったのは不思議だ。
確かに以前とはアンテナの張り方が大きく変わっているから、引っかかる店も違ってくる。また、たとえこういう店を見つけたとしても、以前は惹かれつつも尻込みしていた。
いまはあまり抵抗なく入り、入ってみれば昔からのなじみのようにすっかりリラックスしている。地元の最近のなじみの店となんら雰囲気が変わらないからだ。もはやこれが僕の日常になりつつあるということか。


nagasakihanten12.jpg
nagasakihanten16.jpgnagasakihanten17.jpg


[DATA]
長崎飯店 高田馬場駅前店
東京都新宿区高田馬場2-18-6 柳屋ビルB1F



                                         

2017.07.15 heureux(ウルー)/東京都東村山市本町3-8-14

heureux2-11.jpg
モンブラン380円、フランボワーズ370円、いちじく400円


Latest Articles
○○カレーがワンコイン…!? 【サティー】 Jan 21, 2020
老舗中華料理店の名物つゆそば 【翠蘭】 Jan 20, 2020
えっ あのお店…!? という意外な展開 【ラーメン専門店ザボン 立川店】 Jan 19, 2020
失われた時を求めて…? 【ベルン 立川高島屋S.C.店】 Jan 18, 2020
本気度がハンパない超濃厚スープ 【とんこつらーめん いちの屋】 Jan 17, 2020
見た目も味もこだわりを感じる居酒屋ランチ 【魚菜酒笑 吉】 Jan 16, 2020
市役所横に実力派な洋食屋さんオープン! 【Kitchen blue grove】 Jan 14, 2020
2駅近くなってうれしい三鷹進出 【熊本ラーメンひごもんず 三鷹店】 Jan 12, 2020
変わらずおいしいラーメン、だが… 【珍来】 Jan 10, 2020
W富士から、知る人ぞ知る焼き肉+αな名店へ 【あらはた】 Jan 09, 2020
忽然とだるま市 ――久米水天宮の初御縁日 Jan 07, 2020
古びた倉庫に、時を忘れる異空間 【カフェバー ブレッソン】 Jan 06, 2020
Category
Ranking
          
          
Category-2