わらじタンタンとは? 【中国味界 海燕】
2023.09.18
飯能美杉台の植物園「生活の木 薬香草園」に行ってみようということで(次回掲載)、入間台の住宅地を上って仏子駅に下る加治丘陵越えルートから富岡入間線。
昼ごはんどうするという話になり、そういえば先日、岩蔵温泉に行くのに同じ道を通ったとき、道々、何度か“わらじタンタン”? という看板を見たことを思い出した。
「たしかこの先のガードの手前にも看板が…」とか言いながら運転していると、「このまま信号を通過し○○メートル先を右折」とナビさん。
「え… なんで右折?」
すると次の交差点に「阿須ガードは工事のため通行できません」という捨て看板。
とっさに左にハンドルを切った。
結果、再び加治丘陵を越え、三たび加治丘陵を越えて富岡入間線に復帰。
通常なら620mのところ、ビッタシ10倍の6.2kmを要すこととなったのである。


上が埼玉県HPに掲載されている迂回ルートで、下が今回通ったルート。山の迫る川沿いという狭い地域を分断する線路なので、迂回路は山越えか川越えの大ごとになる
あとで調べると、このガード拡幅工事は2028年3月までの長期事業で、通行止めも27年9月まで4年強に及ぶ(埼玉県HP「阿須ガード拡幅事業」参照)。
けっこう通る道だけに、これは困った… ( ̄. ̄;) エート…

さて、くだんの“わらじタンタン”、店舗自体はルートに復帰した阿須交差点から西にビッタシ620m。
なんかモヤモヤする偶然の一致 ( ̄- ̄;) ンー…

お店の名前は「中国味界 海燕(ハイエン)」。
看板メニューは正確には、わらじタンタン麺。

12時ちょうどで駐車場の空きは1台のみ、順番待ち1組と、なかなか繁盛している様子。

中華料理店というよりカフェのような小ぎれいなつくりで、入り口のショーケースなど中華惣菜よりケーキが並べられているほうがしっくりくるようなデザインだ。

注文は、わらじタンタン麺(単品)と海燕チャーハン(ミニ麺付き)。
まずチャーハン来る。

パッと見、非常にシンプルというか白っぽい。
その見た目にたがわず、味もスッキリしていて油のくどさもない。
本格中華料理店のチャーハンはこんな感じ…? という、いわゆる街中華とは一線を画す料理である。

セットのラーメンも同様で、澄んだスープに細切りにしたザーサイとネギの香りが徐々に移る。
上品な汁そばといった感じ。

タンタン麺もベースのだしはかなりスッキリしていて、練りごまのコクがダイレクトに。コクはあるが甘味はない、ごまかしが利かない味の組み立てというか。

わらじとは豚ロースの唐揚げ、いわゆる排骨(パーコー)である。
気になっていた“わらじタンタン”の正体は、パーコー麺とタンタン麺を合体させた、個人的には好物×2という超ぜいたく麺であった。

しかも排骨は特に好きなカレー風味(このへんを参照ください)。
すっきり系坦々スープとカレーの香りが渾然一体となっていく。

まわりはほとんどがファミリー客で、お年寄り連れも多い。…って、敬老の日のお祝いかな。
小さい子ども連れも同じくらい多く、地域に愛されている感が伝わってくる。

[DATA]
中国味界 海燕(ハイエン)
埼玉県飯能市落合259-3
[Today's recommendation]

https://youtu.be/xxTxaFz6YU8?si=TCtoA1nonxhAG64z




次号予告
飯能美杉台の植物園「生活の木 薬香草園」に行ってみようということで(次回掲載)、入間台の住宅地を上って仏子駅に下る加治丘陵越えルートから富岡入間線。
昼ごはんどうするという話になり、そういえば先日、岩蔵温泉に行くのに同じ道を通ったとき、道々、何度か“わらじタンタン”? という看板を見たことを思い出した。
「たしかこの先のガードの手前にも看板が…」とか言いながら運転していると、「このまま信号を通過し○○メートル先を右折」とナビさん。
「え… なんで右折?」
すると次の交差点に「阿須ガードは工事のため通行できません」という捨て看板。
とっさに左にハンドルを切った。
結果、再び加治丘陵を越え、三たび加治丘陵を越えて富岡入間線に復帰。
通常なら620mのところ、ビッタシ10倍の6.2kmを要すこととなったのである。


上が埼玉県HPに掲載されている迂回ルートで、下が今回通ったルート。山の迫る川沿いという狭い地域を分断する線路なので、迂回路は山越えか川越えの大ごとになる
あとで調べると、このガード拡幅工事は2028年3月までの長期事業で、通行止めも27年9月まで4年強に及ぶ(埼玉県HP「阿須ガード拡幅事業」参照)。
けっこう通る道だけに、これは困った… ( ̄. ̄;) エート…

さて、くだんの“わらじタンタン”、店舗自体はルートに復帰した阿須交差点から西にビッタシ620m。
なんかモヤモヤする偶然の一致 ( ̄- ̄;) ンー…

お店の名前は「中国味界 海燕(ハイエン)」。
看板メニューは正確には、わらじタンタン麺。

12時ちょうどで駐車場の空きは1台のみ、順番待ち1組と、なかなか繁盛している様子。

中華料理店というよりカフェのような小ぎれいなつくりで、入り口のショーケースなど中華惣菜よりケーキが並べられているほうがしっくりくるようなデザインだ。

注文は、わらじタンタン麺(単品)と海燕チャーハン(ミニ麺付き)。
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まずチャーハン来る。

パッと見、非常にシンプルというか白っぽい。
その見た目にたがわず、味もスッキリしていて油のくどさもない。
本格中華料理店のチャーハンはこんな感じ…? という、いわゆる街中華とは一線を画す料理である。

セットのラーメンも同様で、澄んだスープに細切りにしたザーサイとネギの香りが徐々に移る。
上品な汁そばといった感じ。

タンタン麺もベースのだしはかなりスッキリしていて、練りごまのコクがダイレクトに。コクはあるが甘味はない、ごまかしが利かない味の組み立てというか。

わらじとは豚ロースの唐揚げ、いわゆる排骨(パーコー)である。
気になっていた“わらじタンタン”の正体は、パーコー麺とタンタン麺を合体させた、個人的には好物×2という超ぜいたく麺であった。

しかも排骨は特に好きなカレー風味(このへんを参照ください)。
すっきり系坦々スープとカレーの香りが渾然一体となっていく。

まわりはほとんどがファミリー客で、お年寄り連れも多い。…って、敬老の日のお祝いかな。
小さい子ども連れも同じくらい多く、地域に愛されている感が伝わってくる。

[DATA]
中国味界 海燕(ハイエン)
埼玉県飯能市落合259-3
[Today's recommendation]

https://youtu.be/xxTxaFz6YU8?si=TCtoA1nonxhAG64z




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