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The Year of the Dragon 【龍巳うどん】

2024.01.04

 年末から娘(長女)が来ており、今日帰るという。
この間、外食しておらず、最後に何か食べに行こうと思ったが、やっているお店はまだ少ない。
ようやく見つけたのが東村山駅西口のうどん屋さん「龍巳うどん」。


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“年明けうどん”もだいぶ浸透してきた印象だし、辰(龍)年の初めに「龍巳うどん」と、ぴったしハマッた感じ。


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お正月で… というか娘が来ているとどうしても酒量を過ごし、休み期間(12/29~1/3)に焼酎1.8Lを2パック空けたりしてしまっているワタクシ。次女は都合がつかず来られなかったが、みんなそろっていたらどうなっていたことか。


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世のムスメのオヤには身に覚えのある向きもあろうかと思われるが、年明けうどんという風習はそんな悲しきオトーサン方のために提唱されたと言っても過言ではない。
お疲れの胃腸がうどんを欲している。
というか、うどんくらいしか食べたくない😅


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「龍巳うどん」はこれまで4回取り上げさせてもらっているが、お店に入るのはこれが初めて。すなわち過去4回はすべてテイクアウトである。
やはりテイクアウトの軸足の比重が高そうな、イートイン的にコンパクトなつくりの店内。
4人がけテーブル席1卓とカウンター10席ほど。


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注文は、L肉汁(天なし)、L天付きカレー汁、3L肉汁のり付き(天なし)
胃腸お疲れモードにつき、天なし(天ぷらなし)が2名💦


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L肉汁(天なし)

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L天付きカレー汁

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3L肉汁のり付き(天なし)


毎度のおさらいだが、“L”とは「きくや」系共通のカウント法で、L=3玉を起点に、LL(4玉)、3L(5玉)、4L(6玉)、… と増えていく。基本単位“L”が3玉ということからわかるように、1玉の量は多くない。


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地粉を使ったゴツゴツした食感の武蔵野うどんはやはり独特。
幼いころからこの地で育った娘は故郷感を呼び覚まされる様子。


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生まれがよその僕らでも、正月に土地の文化に触れるというのは、特別な機会に違いない。


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[DATA]
龍巳うどん
東京都東村山市野口町1-4-66





[Today's recommendation]


https://youtu.be/iCUHrJL-qIw?si=AIZkAfpPeS0Xjrbw



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おいしい要素 【ますや】

2023.03.12

 史上最大級に忙しかった先週。

朝イチにその日予定していた仕事に取りかかるとすぐ違う仕事が入り、そっちのほうが急ぎなのでそっちを先に片付けようと取りかかると、また違うもっと緊急性の高い仕事が入り… で、最初の仕事はどんどん後回しで蓄積されていく… という状況が月曜 to 金曜。
そうやって残った超急ぎではないがボリュームのある仕事を、腰を据えて土曜日に。

1週間あまり外出していないので、ブログ記事の日付(👆左上)も1週間スキップしている。

そんな状況もなんとか先が見えてきたので、気晴らしに観光するつもりで高尾山に向かった。
知らなかったが「火渡り祭」だとかなんだとかで駐車場事情がすさまじく、すごすご退散した。
帰り、「立川シティハーフマラソン」だとかで交通規制の渋滞に巻き込まれ、裏道を通ろうとしたら通行止めで大山団地から昭和記念公園の南回りに迂回させられた。


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気晴らしのつもりがストレスをためるだけで帰ってきたわけで、やさぐれた心は癒やしを求める。
うどんプリーズ ~(>_<。)\


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久米川辻のうどん店「ますや」。
御年93にして現役バリバリ職業婦人の神山マスさんの営む奇跡のうどん屋さん。


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「冷たいの2つ」と注文。
けっこうすぐ提供される。
ゆで置き・揚げ置きスタイルですから。
それでうまいんだから、いまどきの価値観と違ったところにこちらのうどんの真価がある。


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「ますや」のうどんはなぜこんなにおいしいのだろう。
もちろん主観である。


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まず僕のほうに配膳されたが、盛り付けのおばちゃんが「そっちは女の人の」と言う。
うどんの量が違うのである。
25年は通っているが、そういうサービス? は初めてだ。


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天ぷらも、男の人のはゴボウとタマネギ、女の人のはゴボウとニンジンと差別化。
25年は通っているが、毎回なにかしら新機軸が打ち出される (* ̄∇ ̄)


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サービスのポテトサラダ(りんご入り❢)


マスおばちゃんが見えないな… と思っていたら、そのうち奥からお出ましに。


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支払いのとき「ごちそうさま」とあいさつすると、「おや? どうもどうも😊」と、昔からの知り合いに向けるような笑顔を見せる。
マスクをしていても気づくくらい、顔を認識してもらっているようなのだ前報を参照ください)


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そういうもろもろの要素を含めて、うどんのおいしさ。
やっぱり主観なのである。


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[DATA]
ますや
東京都東村山市久米川町4-33-10





[Today's recommendation]


https://youtu.be/VV1XWJN3nJo



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庭のアズマイチゲ。20年くらい育てているが、花をつけたのは初めてかも


満足度100%超え! 【ますや】

2022.05.04

 久米川町の園芸店「立川造園」が最近リニューアルオープンしたらしい。
オシャレ路線にかじを切り、なんでもカフェまでつくっちゃったらしい。

昔、久米川町に住んでいたので立川造園といえば町内会みたいなもので、知り合いがパートで働いていたり、建設現場の親方みたいな風貌の社長が気安く話しかけてくれたりと、そんな気の置けない存在だったお店が、カフェぇ…!?
同じ久米川町のうどん店「ますや」が‘udon cafe’とかに変わったくらいのインパクトかも。
気になってしょうがない。

植物に凝っている長女が泊まりに来ているタイミングで見に行ってみることに。


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「立川造園」


実際には改装というよりニューオープンで、敷地内の以前の店舗とは別の場所に新しい店舗棟が建っていた。商品構成もガラッと変わり、路線的には、うまく言えないが、たとえばBGMがクレモンティーヌ(たぶん)だったりと、そういう路線。
園芸店としては縁遠くなった気がするが、カフェには近いうちに入ってみたい。


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昼ごはんは「ますや」へ(笑)。


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こちらは悠久の時の流れ。

「冷たいの3つ」
「はいよっ」

(“肉汁うどん”と書いてあるものを注文したつもり)


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座った小上がり席の横に感謝状みたいのがあって“卒寿”と書いてある。娘がググると90歳と。
店主のマスおばちゃんのことだが、知ってはいても、やっぱりすごいなぁ… と。
いまも目の前でしゃきしゃきお店を取り仕切るアラナイ。


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そのマスおばちゃん、席の横の火鉢に炭を焚べに来て、そのままジーっと僕を見つめている。

「どこかで会ったことあるね」
「ん? 👇…?」(この店で…? の意味)
「そうじゃなく、外で」

なんだろう。70年前の東宝ニューフェイスでも思い出したんだろうか、男前が来て(笑)。


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「役でもやってたかい? 町内の」
と、マスおばちゃん。
「ないない!」
「そんないいもんじゃない!」
と、すかさずツッコミを入れる妻と娘 ヾ(ーー ) ォィ


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「ますや」のうどんはいつ食べてもおいしい。
このようなどうでもいいやりとりが、実は大事な要素として… (・Θ・;)


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ここはサービスのおかずが出てくることがよくあるが、今日はフキの酢みそあえ。
つまりヌタで、フキのこういう食べ方は初めてだが、これがおいしい。
日本酒ほしい。


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やはりサービスのうどんの端っこも、たっぷり盛ってくれる。
一緒につゆも糧のコマツナ入りで追加。


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このようにさまざまな指標から顧客満足度指数を計算するならば、100%を超えるんじゃないかという希有な存在。

「今度来るまでにどこで会ったか思い出しとくから」
と、お店をあとに。


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[DATA]
ますや
東京都東村山市久米川町4-33-10





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/4fndeDfaWCg



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ヒメコウホネ(自宅)


木曜日はレディースデイ! 【野口製麺所】

2022.03.03

 多摩湖方面へ自転車で出かけた帰り、野口町の「野口製麺所」で昼ごはんを食べることに。
ブログで確認すると1年半ぶりというので驚いてしまった。
ちょくちょく食べている感覚だったが、(閉店した)「本町店」と合わせて、ちょくちょく… だったみたいだ。


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フォローしているお店Instagramには昨秋くらいから新サービス? 情報がアップされていて気になっていたが、なかなか機会がなかった。
なぜなら僕一人で入ってもしょうがないから。


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そのサービスとは“木曜日はレディースデイ”。
女性に1品サービスというもの。

サービス内容をインスタ投稿から拾ってみると、サーターアンダギー、おしるこ、大学芋… と、最近はデザート系が多いもよう。


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民家の庭に店舗が建てられているので、屋敷の門を通る。
その先に“今日のサービス「手作りあんみつ」”の張り紙。


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その掲示板の後ろがテラス席になっていて、コロナ禍では使い勝手がよさげに映る。
僕らと入れ違いに出ていった人がそこを使っていて、つられるように外の席へ。
さすがにまだちょっと寒かった σ(^_^;)


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注文は、東村山地粉肉汁うどんと“今月のお薦めうどん”のしっぽくうどん。


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ほかに店内のセルフコーナー(天ぷら、おでん、etc.)から、紅しょうが天、上ちくわ天をピックアップ。


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紅しょうが天は定番。今日は食べなかったがおでんもうまいぞ。


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こちらはゆで時間が長めで少し待つことになるが、それも織り込み済み。
農家の庭先で野鳥のさえずりに耳を傾けつつのんびり待つのもいいものだ。


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ネギ畑


おもむろに店主さんが勝手口から出てきて、僕らの席の横の畑でネギ抜いてる。
香川県かっ…!! ゞ( ̄∇ ̄;)


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しっぽくうどんは、とにかく具だくさん。
れんこん、ごぼう、にんじん、たけのこ、さといも、だいこん、スナップえんどう、水菜、こんにゃく、豆腐、油揚げ、鶏肉と、根菜たっぷり。
あっさりだし汁にほのかにごま油の香る素朴な味わい。
外で食べているからよけいおいしく感じるのかも。


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こちらは基本、讃岐うどんのお店だが、それとは違う武蔵野系メニューが東村山地粉シリーズ。
実はこれがすごい。


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見るからに香ってきそうなふすまの入った麺。実際、よく香る。
肉汁にはだいこんやにんじん、油揚げ。
そしてさっき収穫したと思われるねぎ。


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そこに糧である青菜を入れるところまでは武蔵野スタイルだが、最後、薬味の小口ねぎで、さりげなく讃岐を主張する。


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デザートのあんみつは手作りとのこと。
普通は角切りの寒天が入るところ、これが細切りの寒天すなわちところてんである。
オリジナリティあふれるおいしいあんみつに、ほかのサービス品が気になる。
次のレディースデイは何だろう… と、興味津々。


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[DATA]
野口製麺所
東京都東村山市野口町4-46-1
https://www.facebook.com/%E9%87%8E%E5%8F%A3%E8%A3%BD%E9%BA%BA%E6%89%80-130454557067401/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/uLRiGX3L-kw



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狭山公園


小麦香るもちもちうどん 【東村山肉汁うどん メリケン】

2022.01.10

 うどんどころだけに意外な場所に意外な形で突如うどん屋さんが出現する東村山――と以前書いているが、意外な業種が参入してきたりもする。
昨年9月にオープンした「東村山肉汁うどん メリケン」。
こちらの運営元は、久米川町「GREEN STORE」、秋津町「SPROUT 3rd」など古着屋を中心に展開する㈲スプラウト


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久米川駅北口、2年前に閉店した割烹「小千谷」の跡地。
外観はほぼそのままに、正面に「AMERICAN」の看板が掛かった。


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店名の「メリケン」とはもちろんうどんに使う小麦粉の別称“メリケン粉”のことで、語源は“American”が訛ったものだ。


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以前から店頭で呼び込みをしていたが、最近テイクアウトうどんの販売も始め、入りやすい雰囲気。


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店頭の写真を撮らせてもらう流れから、店内券売機まで丁寧に案内していただく。
券売機が苦手でオロオロしていると、「店内でゆっくり決めていただいて大丈夫です」と男性スタッフ。
で、ホール係の女性スタッフがテーブルで注文をとってくれる。

至れり尽くせりの接客 (o ̄∇ ̄)/ アリガトォ♪


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さすが原宿にも出店しているという古着屋さんのセンスというか、うどん屋とは思えないおしゃれな店内。
スタッフも皆さん若く、トシ全員分足しても「ま○や」の○スおばちゃんにかなわないかも… ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ


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注文は、やはり外せない肉汁うどん並盛り800円。
もう1品は濃厚胡麻汁うどん小盛り700円。


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本日の天ぷらから、ちくわとわさび菜。


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うどんは極太角麺。
よじれや不ぞろい感のない整ったビジュアル。


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メリケン粉は全粒粉かな、ホシというかふすまがはっきり見て取れる。
かなりコシが強いが反発することなく、かみしめると小麦の甘さや香りが広がる。


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肉汁は甘めだが甘すぎず、だしがよく効いている。
具は豚肉のみとシンプル。
糧のコマツナが付いて武蔵野風。


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胡麻汁はとてもクリーミーでなめらか。
花椒を勧められたので卓上の瓶をガリガリ擦って入れてみると… これは坦々麺のスープだ!
うどんにもよく合って、おいしくいただける。


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ほかにも卓上味変アイテムが充実。
ゆず風味の割り湯がおいしい(2種類あり)。


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久米川はうどん店がなかなか定着しないエリアだが、こういう若い感性は大事かも。
もちろんクオリティが伴っているからこそ。


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[DATA]
東村山肉汁うどん メリケン
東京都東村山市栄町1-1-18
https://www.instagram.com/nikujiruudon_american/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/5Z_fsdWYXMA


100%地粉! 手打ちうどん 【さかえ】

2021.10.02

 うどんどころだけに意外な場所に意外な形で突如うどん屋さんが出現する東村山。
空堀川沿いの野菜無人販売所でうどん弁当を売り始めた… みたいな情報をInstagramで目にしたのがGWのころ。
武蔵野うどんは糧うどんとも呼ばれ、“糧(かて)=野菜”とは切っても切れない関係にある。興味深い展開だと思った。

よく通る場所だったので物件はすぐに特定できたが、営業していることが少ないのと入りづらそうなのとで、そこからの進展はないままに時が過ぎる。


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“入りづらそう”と書いたように、弁当だけでなく食堂機能も備えているらしい。
野菜販売所ではなく、ときどき玄関先で野菜を売っている民家。
いわゆる自宅系うどん屋さんなのであった。


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空堀川右岸、上堀橋と天王森橋の間。
久米川駅南口から約360m。


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用事で富士見町に行った帰り、ダメモトで寄ってみたら幟が出ている。
角地に位置し、川沿いの道路に面した側に野菜スタンド、その後ろにテイクアウト用窓口。そこが調理場のようで、仕込みに忙しそうな若い女性の姿。
小窓の下に“店内でも食べられます”の張り紙。


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奥まった側に家の玄関があり、食堂の入り口にもなっている。
そのしるしに暖簾が掛かっているが、これが位置的にも色的にもぜんぜん目立たないのであった (;^_^A

ドアを開けて物腰の柔らかい女性が出迎えてくれる。調理場の女性とは母娘だろうか。
たたきで靴を脱ぎ、「おじゃましまーす」みたいな(笑)。


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すぐ左手が飲食用の部屋で、ちゃんと造り付けのカウンター席もある。
カウンター4席、それと背中合わせに壁にくっつけたテーブルに2席。および、付属しているサンルーム風の小部屋にテーブル席が設置してある。


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当初は土日月のみだったらしいが、現在は水~日の営業。
メニュー表には平日限定ランチというものも。
あ、平日じゃないわ。残念…。


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普通盛り天ぷらつき×2。
「汁は肉汁にできますが?」とおかあさん。
1つ肉汁にしてもらう。


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“100%地粉”とあるように、うどんは無漂白の灰色がかった色合い。
天ぷらは、さつまいも、四角豆、ちくわ。
糧は小松菜、薬味に長ねぎ。七味の小袋が付いてくる。


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うどんは手打ちらしく太さはやや不ぞろいだが、よじれていない平打ちの端正なフォルム。
コシは強いが平打ちで食べやすく、かむほどに小麦の甘い香りを感じることができる。


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「野菜はなるべくたくさん使っていきたいと思ってまして」と娘さん。
天ぷらの四角豆は本日スタンドでも売られていたもの。いんげんの一種らしいが、莢が四角く肥大している分、普通のいんげんよりみずみずしく、甘みが強くおいしい。


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野菜販売は以前からやられていて、畑作地域でもないのにと不思議に思っていた。
聞いてみると、実家筋が野口町と多摩湖町で農園をやられていて、そちらの野菜という。
「ここに並べているものは農薬を使っていないんです」とおかあさん。「見た目が悪くて申し訳ないんですけど」
いえ、大事なことだと思います。


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お支払いで、肉汁にチェンジは無料ということが判明。それで「1つだけ肉汁」と言ったとき不思議そうな表情だったのね。
肉の分、○○円コストアップというのはパッと見、僕にもわかる。そのあたり、おおらかで好ましくはあるが…。
と恐縮しつつ、素直にうれしいサービス (≧∇≦)b

使いよい場所にいいお店を見つけた!


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[DATA]
さかえ
東京都東村山市栄町2-14-5





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/9ew5Ux7g_UQ



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台風一過的な?


ちょっぴり寂しい… 【野口製麺所 本町店】

2021.09.03

 9月に入っていきなり涼しくなった。普通なら残暑真っただ中のはずなので非常に助かるが、雨続きは困る。自転車に乗れないし散歩でも長距離歩けないから運動不足が亢進する。
問題は、運動不足にもかかわらず食欲も亢進すること。体重増加は捗るばかり (〃 ̄ω ̄〃ゞウーム

そうです。秋といえば食欲。
輝かしい鍋の季節到来!


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ということで、鍋物はじめました!
…かというと、さすがにまだ半信半疑で、このまますんなり秋に突入するとも思えず、とりあえず試運転的におでんを買ってくることにした。
前日インスタ投稿を見て頭に引っかかっていた「野口製麺所 本町店」へ。


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市内屈指のうどんの人気店「野口製麺所」は、おでんも人気である。
3年前に本町店ができてより近くなり、ちゃちゃっと買いに来られるなと思いつつ、これが初めて。いつでも買えると思っていると、いつまでも買わないもの。


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16時すぎで店じまいに入っている感じで、おでんも「つゆなしでよければ」ということで奥から出してきてもらった。
大根、がんも、牛すじ、卵、ちくわを各2個買う。


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“鍋の季節”と書いたが、おでんを鍋物と呼ぶことには異論もあるだろう。
僕自身、家でおでんを食べるのは秋冬だが、外で食べるシーンで真っ先に思い浮かぶのは海の家だったりする。夏の終わりのちょっぴり寂しい渚… 感を伝える食べ物だったりする。昔は子どものおやつだったりもしたんじゃなかったっけ?

そんな茶屋や駄菓子屋感覚でいつでもおでんが買えるこちらの存在は貴重… と思っていたら。


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「野口製麺所 本町店」は今月いっぱいで閉店するそうだ。
詳しくはこちらで。


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本店もそんな遠いわけではないので、個人的に衝撃度は最小限とは思いたいが…。
ちょっぴり寂しい夏の終わり。


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[DATA]
野口製麺所 本町店
東京都東村山市本町4-6-13
https://www.facebook.com/%E9%87%8E%E5%8F%A3%E8%A3%BD%E9%BA%BA%E6%89%80-130454557067401/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/6RUIeX6UCT8
“ヴォイス・オブ・ホテル・カリフォルニア”→前記事



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ニューノーマルな日常とは 【ますや】

2021.07.03

 昨日夕方に来た仕事を朝イチで終わらせ、10時前に家を出て駅隣接「サンパルネ」の行政窓口で都議選の期日前投票を済ませ、西宿通り→第2号踏切→白山神社の通り… と歩いて、府中街道の「つむじ」へ。

なんか日常的だ。
2年前と同じような感覚で行動してる… と思った。

ワクチン接種券が届いたらどうしても安心して油断する。ところが予約受け付け開始ですらまだ2週間以上も先だ。第5波の兆候が顕著ないま、これまでで最も危険な状況にさらされているのかもしれない。


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毎月第一土曜日に開催される「つむじ市」で野菜を買い、もう一つの用事が終わって11時。
そのまま久米川辻近くのうどん店「ますや」へ。
「つむじ」と「ますや」は150mほどとごく近い。


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ちょうど暖簾がかかったところで、先客はゼロ。
もちろんそれを狙っての行動であり、自分の“コロナ慣れ”もそう深刻ではないと思いたい。


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右手にカウンター、左に小上がりというつくりだが、座敷の様子がいつもよりこざっぱりしていて、お店っぽい(笑)というか、“よそんち感”が薄れている ( ̄ー ̄;
各テーブルに備え付けてある飛沫防止パネルが空々しさの要因かも。


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と思ったら、水を持ってきたおばちゃん、あっさりパネルをどかす。
「この店のお客さんはこんなの使わないけどね(笑)」
たしかに、僕ら夫婦だしいまさらこんなことしてもなぁ… というのは常々感じるところで。

そしておばちゃんと世間話が弾み、どんどん日常的になっていく。


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「冷たいの2つ」と注文。
「肉汁2つ」とおばちゃんが翻訳して厨房へ伝達。

こちらは手伝いっぽい人が何人もいて正確な人員配置を把握しかねるが、いまは調理担当と接客担当の中堅くらいのおばちゃん2人体制。
店主のマスおばちゃんの姿が見えないが、奥のほうには慌ただしい気配があって、ちょうどうどんをどんどんゆでている時間帯と思われる。
接客のおばちゃんが奥からうどんの載ったせいろを2枚持ってくる。


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肉汁うどんは天ぷら3種付き。
ネギ&タマネギ、ニンジン、ゴボウ… と、インゲンで、天ぷら4種付きに訂正。
こういうのも都度都度かなぁ…?


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やっぱりおいしい、ますやのうどん。
開店直後だとゆでたてのうどんが食べられる。
最近、このブログでは朝ラーメンの効能についていろいろ書いているが、通じるものがあるかも。


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他人とのギャップをつくることでメリットが生じるというのはコロナの教訓。
ニューノーマルはもはや体に染み付いていると思いたい。


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[DATA]
ますや
東京都東村山市久米川町4-33-10





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/kTP246fnKAI


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大きな被害をもたらした豪雨も、ようやく雲が切れ…

心のよりどころ 【龍巳うどん】

2021.05.13

 いまやっている仕事の一つはかなり厳密に期日が決まっていて、今月は17日月曜日がおしり、仕事用語でいうと校了日だ。現実には今日明日でほぼ終わらせないといけない状況だが、動きが鈍く大丈夫か…? と気をもんでいたら、いきなり動きだした。まだ明日もあるから今日はこれくらいでいいんじゃないの…? と思っても止まらず、今日中にけりをつけようという勢いなのだ。そういう工程上のゆらぎのしわ寄せはすべて僕のところに来る仕組みになっているから非常にストレスフルなのである。


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気晴らしに歩いて昼ごはんを買いに。


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高架化工事の巨大クレーンのあたりに旧店舗があった


「龍巳うどん」はいろいろあっていまの「龍巳うどん」になっているが、そのいろいろの一つが西武鉄道の「新宿線東村山駅付近連続立体交差事業」(高架化工事)。
線路沿いから道の反対側のいまの場所に移転している。


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店名変更後も変わらず繁盛しているようで、けっこうなことだが、混むのが苦手な僕は移転後店内で食べたことがない。すっかり“持ち帰りの店”になっちゃってる。
それもこのあたりのうどん文化の一側面で、このお店は今も昔もテイクアウト用の小窓のあるつくりなのだ。図らずもコロナ禍にマッチしていると。


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注文は3L 天付肉汁。


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毎度のおさらいだが、“L”とは「きくや」系共通のカウント法で、L=3玉を起点に、LL(4玉)、3L(5玉)、4L(6玉)、… と増えていく。3玉がベースということからもわかるように、1玉の量は多くない。


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半年ぶりの来店で、この間大きな変化があって、つゆ用のカップが付いてきた。


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それまではただビニール袋に入っていたんだが、考えてみればそれだと外で食べられない。
車等でカップ麺食べてる人っていますよね。ああいうニーズへの対応?


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久々の地元系うどんだからか、いつにもまして地粉の香りが強く感じられる。
店舗や店名が変わっても、たぶん変わらぬ味わい。
激動の時代、地域の人々の心のよりどころもいえる存在に違いない。


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[DATA]
龍巳うどん
東京都東村山市野口町1-4-66





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/Yy2uHAS-el0


ウワサにたがわぬおいしさ 【手打ちうどん 漕】

2021.04.11

 前記事の続きで、東伏見から東村山まで歩いて帰るという計画である。

東伏見公園を出発したのが11時15分で、いつ昼食にしてもいいというタイミングだが、結局東村山市まで食べずに来てしまった。地元愛の表れと言いたいところだが、決断力の欠如以外のなにものでもない。

小平のあたりで思い出し、多摩湖自転車歩行者道を萩山へ。
萩山駅南口にユニークなうどん店がオープンしたという情報があちこちで上がっていた。


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駅構内を通って南口に出ると、殺風景な駅前広場に“手打ちうどん”の幟が一竿。背後には「あまいけ」の看板。
「手打ちうどん 漕(そう)」は食品スーパー「あまいけ」店内にある讃岐うどんのお店である。


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1月20日オープン。
当初から注目度が高かったのは、オープン直後に続けざまに発せられた「こげら」ご主人のツイートの影響が大きいと思う。
「漕」店主は富士見町の人気うどん店「こげら」で修行した方なのだそうだ。


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外からのぞくと席数は多くなさそう。
1時半すぎだが3~4人お客があり、それでもう余裕がない感じ。


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外で待つことにして、ガラス壁に張ってある品書きを眺めながら回り込むと、スーパー店内からも入れるようになっている。


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そちらから見ると、カウンターの端っこに2席続きの空きがある。
気配を察知したお店のおねえさん(奥さんかな)がアクリルの間仕切りをどかして招き入れてくれた。


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スーパー店内の入り口


逆J形カウンターのみ5~6席。
いすの配置に余裕があるので密な感じはない。


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かけうどん(温)×2。それぞれ、ちくわ天セット(ちくわ+茄子+大葉)、えび天セット(えび+れんこん+大葉)。セットはどちらも“茄子またはれんこん”の選択制。


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四角い断面の中太のうどんは、強烈なコシはないが、温かいうどんでもしっかりしたかみ応えがある。「こげら」ご主人のツイートによると、粉は日清製粉の特雀と府金製粉のネバリゴシのブレンドとのこと。


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いりこと節の香る優しいつゆ。
昆布だしの自然なうま味が効いていて、思わず飲み干すおいしさ。


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天ぷらは軽い揚げ上がりで、ボリュームはあるが胃に負担を感じない。
えびはプリプリで香りもよく。


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お会計のとき、「もしよかったら…」と、だし昆布をいただいた。
一番だしをとったあとのもののようで、手にずっしり重く、肉厚で等級の高いものであろうことは素人にも想像がつく。

しょうゆと酒とみりんで軽く炊いてみると、これが驚くほどおいしい。思うに、昆布自体のおいしさはもとより、このものはだしをとる過程でいりこのうま味もたっぷり吸収しているのではないだろうか(笑)。


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この昆布の一番だし。
とてもぜいたくだし、なるほどおいしいはず…! と、激しくナットク (≧∇≦)b


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[DATA]
手打ちうどん 漕
東京都東村山市萩山町2-2-1 スーパーあまいけ萩山店内
https://teuchiudon-sou.amebaownd.com/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/xKQhteVqa84



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キンラン


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