峠&門前の茶屋 【日の出家】
2023.07.30
アメダス全国トップの猛暑の中、そそくさと「岩殿観音」にお参りし、足早に駐車場に向かうわしら。
駐車場の向かいに食事処があり、あわよくばそこに逃げ込みたい。
駐車場に着いた10時15分には開いていなかったが、もう(11:05)開店しているかもしれない。
お店がやっていなかったらやっていないで、クルマの冷房装置でいいから速やかにクールダウンしないと危険が危ない。

裏参道のトンネルを抜けると“営業中”の幟。
助かった ヽ( ̄▽ ̄;)

「お休み処 日の出家」。
表に張ってある品書きによれば、そば・うどん、定食・カレー・丼物、天ぷら・揚げ物のほか、飲み物・甘味・氷… と取りそろえる。

道はちょっとした山越えルートになっており、まさに“峠の茶屋”といった風情であり、岩殿観音の“門前の茶屋”でもある。

手前にたたきのホールで、奥に小上がり5~6卓。
「お好きな席へ」ということで、小上がり座卓へ。

注文は、稚鮎の天ぷらそばセットと冷たいうどん・かき揚げ付き。
あとお土産に天ぷらまんじゅう2コ。

腰を落ち着けたら汗が噴き出した。
冷房が効いていないのである。
たしかに山の涼しげな風の吹き抜けそうなロケーションで、強力なエアコンは必要ないかもしれない。
まあ、2kmほど歩いてきましたという客はほかにいないと思うので、僕らが異常なんだが、汗さえ止まればテーブル備え付けの団扇の風も気持ちいいもので (;^_^A

同時にやって来たそばとうどんのお膳。
ひと言で言えば“惜しみなく潤沢”。

稚鮎の天ぷらは、アユだけかと思っていたら、ほかにニンジン、カボチャ、ナス、シュンギク。
しかもアユは3尾も。

しまった。
「ビ、ビール… ヽ(´д`)ノ ハァハァ…」

一方、かき揚げはニンジン、カボチャ、ナス、シュンギク、タマネギ。
タネは稚鮎の盛り合わせと共通するが製法が違うので手間がかかっているし、これほど具だくさんのかき揚げも珍しい。しかも3個も。

決してきれいな切りとはいえない手打ち感いっぱいの、ちょっと素人っぽいそば。
それだけに風味も強く、そば粉の粗さを感じるネットリした食感と相まって素朴な田舎そばの風合い。

うどんは逆にツルッとのど越しのよい上品な味わい。
全体に家庭料理的とでも言おうか、手間ひま惜しまない感じが伝わってくる。
煮物と一緒に盛り付けてある焦げぎみの甘い玉子焼きの懐かしいこと。

天ぷらまんじゅうとは、いわゆる揚げまんじゅうである。

小豆とかぼちゃのダブル餡と、こちらもひと手間加えてある。
小豆の粒あんも自家製風で、神田須田町の某老舗の揚まんじゅうよりうまいと思いました。


巌殿観音参道のかつてのにぎわいがしのばれる、門前の茶屋。

[DATA]
日の出家
埼玉県東松山市岩殿242
[Today's recommendation]

https://youtu.be/VzEgzOAronQ




(岩殿観音編おしまい)
アメダス全国トップの猛暑の中、そそくさと「岩殿観音」にお参りし、足早に駐車場に向かうわしら。
駐車場の向かいに食事処があり、あわよくばそこに逃げ込みたい。
駐車場に着いた10時15分には開いていなかったが、もう(11:05)開店しているかもしれない。
お店がやっていなかったらやっていないで、クルマの冷房装置でいいから速やかにクールダウンしないと危険が危ない。

裏参道のトンネルを抜けると“営業中”の幟。
助かった ヽ( ̄▽ ̄;)

「お休み処 日の出家」。
表に張ってある品書きによれば、そば・うどん、定食・カレー・丼物、天ぷら・揚げ物のほか、飲み物・甘味・氷… と取りそろえる。

道はちょっとした山越えルートになっており、まさに“峠の茶屋”といった風情であり、岩殿観音の“門前の茶屋”でもある。

手前にたたきのホールで、奥に小上がり5~6卓。
「お好きな席へ」ということで、小上がり座卓へ。

注文は、稚鮎の天ぷらそばセットと冷たいうどん・かき揚げ付き。
あとお土産に天ぷらまんじゅう2コ。

腰を落ち着けたら汗が噴き出した。
冷房が効いていないのである。
たしかに山の涼しげな風の吹き抜けそうなロケーションで、強力なエアコンは必要ないかもしれない。
まあ、2kmほど歩いてきましたという客はほかにいないと思うので、僕らが異常なんだが、汗さえ止まればテーブル備え付けの団扇の風も気持ちいいもので (;^_^A

同時にやって来たそばとうどんのお膳。
ひと言で言えば“惜しみなく潤沢”。

稚鮎の天ぷらは、アユだけかと思っていたら、ほかにニンジン、カボチャ、ナス、シュンギク。
しかもアユは3尾も。

しまった。
「ビ、ビール… ヽ(´д`)ノ ハァハァ…」

一方、かき揚げはニンジン、カボチャ、ナス、シュンギク、タマネギ。
タネは稚鮎の盛り合わせと共通するが製法が違うので手間がかかっているし、これほど具だくさんのかき揚げも珍しい。しかも3個も。

決してきれいな切りとはいえない手打ち感いっぱいの、ちょっと素人っぽいそば。
それだけに風味も強く、そば粉の粗さを感じるネットリした食感と相まって素朴な田舎そばの風合い。

うどんは逆にツルッとのど越しのよい上品な味わい。
全体に家庭料理的とでも言おうか、手間ひま惜しまない感じが伝わってくる。
煮物と一緒に盛り付けてある焦げぎみの甘い玉子焼きの懐かしいこと。

天ぷらまんじゅうとは、いわゆる揚げまんじゅうである。

小豆とかぼちゃのダブル餡と、こちらもひと手間加えてある。
小豆の粒あんも自家製風で、神田須田町の某老舗の揚まんじゅうよりうまいと思いました。


巌殿観音参道のかつてのにぎわいがしのばれる、門前の茶屋。

[DATA]
日の出家
埼玉県東松山市岩殿242
[Today's recommendation]

https://youtu.be/VzEgzOAronQ




(岩殿観音編おしまい)