いざ総本山へ! 【永福町大勝軒】
2022.11.18
前記事の続きで… というか、時系列ではこっちが先だが、永福町といえば「大勝軒」。
なぜかいつも立ち寄るポイントになっている井の頭公園の「ジブリ美術館」横のトイレのあと、今回はそこで玉川上水をそれ、井の頭公園駅の先で神田川を渡って立教通りへ。
このまま行くと井ノ頭通りと合流するはずだが、井ノ頭通りといえば「永福町大勝軒」。
たしか11時開店で、このタイミングだと開店直前に着けそうで、もしかしたら行列しないで入れるかも。そう考えればめったにない機会であり、今日入らなかったら一生入れないかも…
――と思ったのである。
創業1955年の「永福町大勝軒」。
昭和のころより行列店の代名詞的存在である。

11時5分前に到着。順番待ち1人。
読みは当たった… というか、食べ終わって出てくる人もいて、とっくに営業していた気配。
あとでHPを確認すると営業時間はやっぱり11:00~ で、どうなってるの? (・・∂)

近くの駐輪場に自転車を止める。
ちなみに僕は、(1~3時間無料の)駐輪場の位置はけっこう広域で把握しており、こういう一刻を争う場合にそれが役立つ。トイレとともに都会のちゃりんこライダーに欠かせない情報スキルといえよう。

で、お店に戻ると順番待ち2人で僕が3番目。
僕の後ろに行列はみるみる伸びていき、なかなかの見ものであった。
待っている間、人数と麺量を確認される。
「麺少なめもできますが?」
こちらは量が多いので有名なのだ。
「いえ、普通で大丈夫です」

入店までに7~8分。
L字形カウンターの端の席で、ラッキー。
注文は中華麺。


意外なことに、いつも横目に見ながら通り過ぎている大行列の印象とは対照的に、店内はゆったり落ち着いた雰囲気。BGMはクラシック音楽だ。
いすの配置に余裕があるのに加え、カウンターの天板に奥行きがあるため、1人当たりのテーブル面積がすごく広い。土地持ちになった気分である。
若い店員さんの接客も物腰柔らかく洗練されている。

約5分で中華麵来る。
ステンレストレー&でっかいどんぶりというのが、こちら系統のスタイルだ。

こちら系統とは、同じ「大勝軒」でも、この20年ほどの間に大きく勢力を伸ばした“東池袋系”ではなく、当店をおおもととする“永福町系”のこと。
そのへんの事情についてはこちらの記事を参照いただければ。

中華麺はスープの表面に油膜が張られ、いつまでも熱々。
煮干しの香りが記憶中枢を刺激する。

初めて食べるのに懐かしい。
昔よく食べた「一ツ橋 大勝軒」や「保谷大勝軒」が思い出されるだけでなく、そのもっと先にも何かありそうな。

「EIFUKUCHOTAISHOKEN RAMEN STORY」, 2022 May(創刊号)より
麺がやわいのも、こちらの特徴とされている。
麺がやわいと条件反射的に急いで食べようとする。
熱々を急いで食べたらどうなるか。
最後、汗だくに ( >▽< ;;

食べ終わってお店を出ると、ご覧のとおり
ラーメンとは、個人的な体験。
わがラーメン人生が走馬灯のごとく…。

時刻は11時30分
[DATA]
永福町大勝軒
東京都杉並区和泉3-5-3
http://eifuku-taishouken.com/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/wolO4fJr70Y


前記事の続きで… というか、時系列ではこっちが先だが、永福町といえば「大勝軒」。
なぜかいつも立ち寄るポイントになっている井の頭公園の「ジブリ美術館」横のトイレのあと、今回はそこで玉川上水をそれ、井の頭公園駅の先で神田川を渡って立教通りへ。
このまま行くと井ノ頭通りと合流するはずだが、井ノ頭通りといえば「永福町大勝軒」。
たしか11時開店で、このタイミングだと開店直前に着けそうで、もしかしたら行列しないで入れるかも。そう考えればめったにない機会であり、今日入らなかったら一生入れないかも…
――と思ったのである。
創業1955年の「永福町大勝軒」。
昭和のころより行列店の代名詞的存在である。

11時5分前に到着。順番待ち1人。
読みは当たった… というか、食べ終わって出てくる人もいて、とっくに営業していた気配。
あとでHPを確認すると営業時間はやっぱり11:00~ で、どうなってるの? (・・∂)

近くの駐輪場に自転車を止める。
ちなみに僕は、(1~3時間無料の)駐輪場の位置はけっこう広域で把握しており、こういう一刻を争う場合にそれが役立つ。トイレとともに都会のちゃりんこライダーに欠かせない情報スキルといえよう。

で、お店に戻ると順番待ち2人で僕が3番目。
僕の後ろに行列はみるみる伸びていき、なかなかの見ものであった。
待っている間、人数と麺量を確認される。
「麺少なめもできますが?」
こちらは量が多いので有名なのだ。
「いえ、普通で大丈夫です」

入店までに7~8分。
L字形カウンターの端の席で、ラッキー。
注文は中華麺。


意外なことに、いつも横目に見ながら通り過ぎている大行列の印象とは対照的に、店内はゆったり落ち着いた雰囲気。BGMはクラシック音楽だ。
いすの配置に余裕があるのに加え、カウンターの天板に奥行きがあるため、1人当たりのテーブル面積がすごく広い。土地持ちになった気分である。
若い店員さんの接客も物腰柔らかく洗練されている。

約5分で中華麵来る。
ステンレストレー&でっかいどんぶりというのが、こちら系統のスタイルだ。

こちら系統とは、同じ「大勝軒」でも、この20年ほどの間に大きく勢力を伸ばした“東池袋系”ではなく、当店をおおもととする“永福町系”のこと。
そのへんの事情についてはこちらの記事を参照いただければ。

中華麺はスープの表面に油膜が張られ、いつまでも熱々。
煮干しの香りが記憶中枢を刺激する。

初めて食べるのに懐かしい。
昔よく食べた「一ツ橋 大勝軒」や「保谷大勝軒」が思い出されるだけでなく、そのもっと先にも何かありそうな。

「EIFUKUCHOTAISHOKEN RAMEN STORY」, 2022 May(創刊号)より
麺がやわいのも、こちらの特徴とされている。
麺がやわいと条件反射的に急いで食べようとする。
熱々を急いで食べたらどうなるか。
最後、汗だくに ( >▽< ;;

食べ終わってお店を出ると、ご覧のとおり
ラーメンとは、個人的な体験。
わがラーメン人生が走馬灯のごとく…。

時刻は11時30分
[DATA]
永福町大勝軒
東京都杉並区和泉3-5-3

[Today's recommendation]



https://youtu.be/wolO4fJr70Y

