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惣菜店のイートイン的な? 【すし魚河岸】

2017.06.10

 JR新秋津駅と西武池袋線の秋津駅を結ぶ商店街。ここは駅の乗り換え連絡通路のようなものなので、いつも人であふれている。
そのほとんどが乗り換え客だから、よその人である。だから地元色が薄く、ここだけ特異的に都会的空気感を漂わせる。
まあ、言い換えればよそよそしくてギスギスしてるんだが。


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人通りが多いから飲食店も非常に多いが、ほとんどがチェーン店。そのへんもなんだかしらじらしい。
そんななか、異彩を放っているのが、ルートの中ほどのクランクに構える古めかしい割烹、というか定食屋、というか惣菜屋、「すし魚河岸」である。


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焼き魚や煮魚を中心とした惣菜の店頭販売が人目を引くので、たまに通るという人でもその存在は認識しているんじゃないだろうか。
ただし、入ったことがある、もしくは、入ってみたいと思う、という回答が多いかどうかは微妙である。アンケートとってないけど。
あくまでも主観であるが、こういう店構えは好き嫌いが分かれ、「どちらともいえない」という人の割合は少ないような気がする。


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ずいぶん前に一度入ったことがあって、これが2回目。
右手がカウンターで、左に4人掛けテーブル3脚、奥は座敷になっているようだ。
昔の小料理屋や割烹の雰囲気。


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店員は女の人ばかりで4人くらいいる。家族経営とすれば3世代(4世代目予定)という感じだ。
店の真ん中の作業台で、けっこう若いおねえさんが大鍋からトレーにせっせと煮魚を移している。カウンターの向こうの調理場のお母さんから大量の焼き魚のトレーが渡される。それらが次々と店頭のショーケースに運ばれていく。なんだか惣菜が主役で、客はかまってもらえなそうな気配だ。
全品750円の定食メニューから、刺身定食(私)、海鮮丼定食(妻)を注文。


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お客さんはちらほら出たり入ったりという感じ。
地元のおばあさん風から、こういう特異な立地を反映して通りすがりっぽい人まで、さまざま。


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まず海鮮丼が出される。
丼というほど器は大きくない。続いてやって来た刺身定食のご飯も少なめ。


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その代わりというか副菜が多く、それぞれの量も多い。
卯の花の煮物、切り昆布の煮物、里芋とたまねぎのみそ汁、漬物、食後のバナナ。


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刺し身はマグロの中おち、カンパチ、甘エビ、ボイルホタテ。海鮮丼はそれに加え、タコ、とびこ、玉子、かまぼこ、ガリときゅうり。
それぞれの量は少ないが種類が多い分、海鮮丼のほうがお得感がある。逆に言うと、定食の刺身は彩り的にちょっと寂しい。まあ、750円だから不満はないが。
「端っこや筋っぽい部位を使ってコストを抑えているのでは」と、妻の海鮮丼を食べての分析。


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こちらのおねえさん方は、不愛想というわけではないがフレンドリーでもない。女性ばかりなのに、おしゃべりするでもない。皆さん、いたってクールな印象だ。
古いネタで恐縮だが、お品書きに「スマイル0円」と書き加えたらとてもいいお店になるんじゃないだろうか。


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[DATA]
すし魚河岸
東京都東村山市秋津町5-13-12





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/0ie4x8hWYYE



 小豆にこだわりの
2017.06.10 あずきや/東京都東村山市諏訪町1-29-34


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水まんじゅう80円、水ようかん80円、わらび餅100円(いずれも特売日[第2土日]価格)


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