越すに越されぬ? 【白河中華そば 孫市】
2022.08.25
やや日にちがたってしまったが、3日前の検索ワードランキング1位が“白河の関越え”。
白河といえば、白河ラーメンってこれまでちゃんと食べたことなかったなぁ… って、何でもそっちにもっていくんかーい ヾ(・ε・。) ォィォィ
というように、今回のお店選びはきっぱりネタです。
“白河の関越え”は、もちろん夏の甲子園の結果を受けてのキーワードである。
東北の人間にとってこれは世間一般が考えているよりはるかに大ごとで、どれくらい大ごとかというと、高校野球にまったく関心のない自分でもこうやってネタにしたくなるくらい、オオゴト。
東北人は劣等感が強いとか、他人に言われるまでもなくそんなことは個々人がよく自覚しており、その象徴がなかなか頂点に立てない甲子園だったわけである。
時代の転換にも等しい白河越え――

あやかってやろうじゃないの… ということで、「白河中華そば 孫市」。
ネタ扱いしちゃいけないような名店だが、東京で白河ラーメンというのは意外に少ないのだった。
それに、気になりつつも名店のたぐいは苦手で、こういうネタでもない限り…。

西国分寺の内藤橋街道沿いという地味な立地だが、個人的には国立に行くルート上にあり、古いショッピングセンターに掛かる看板をさんざん横目で眺めてきた。

が、いざ入るとなると、お店自体は奥まっているうえイチイの古木が立ちはだかり、戸惑うくらい隠れ家感いっぱい。

店先はロッジのバルコニー風で、ここのベンチに座って順番待ちができるようになっている。

時間をずらして13:20の来店で待たずに入れたが、それはたまたま運がよかっただけで、そのあと何人も順番待ちが発生していた。
コロナ対策で入店数をかなり制限しているようでもあったが。

玉子入りワンタンめんをポチッとな。

たまたま順番で4人掛けテーブルに通され、縮こまってしまう東北人 (・Θ・;) アワワ…
やはりコロナ対策でカウンターには半分ほどしかいすが配置されていないのだ。

玉子入りワンタンめん来る。
スープをひと口。
いまどきのダブルとかトリプルとかひたすら濃厚なのと違って、うま味は強すぎず、シンプルなしょうゆラーメンという印象。
かんきつ? というかすかな酸味が爽やか。
――化学調味料は一切使用しないというスープは鳥ガラと豚ガラのみで、スッキリとした後味を実現している。(国分寺市商工会HPより)
手打ちの縮れ麺、炭火で焼くという縁の紅いチャーシュー、びろびろつるんとおいしいワンタン… と、高いレベルでバランスのとれた一杯。

人気店ということでこれまで尻込みして入れなかったが、いまどきとは一線を画すシンプルなラーメン。
店員さんの接客も親身で居心地がよく、通いたくなるお店。

[DATA]
白河中華そば 孫市
東京都国分寺市日吉町3-31-2
https://soh.sci-kokubunji.jp/magoichi/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/L8eRzOYhLuw
やや日にちがたってしまったが、3日前の検索ワードランキング1位が“白河の関越え”。
白河といえば、白河ラーメンってこれまでちゃんと食べたことなかったなぁ… って、何でもそっちにもっていくんかーい ヾ(・ε・。) ォィォィ
というように、今回のお店選びはきっぱりネタです。
“白河の関越え”は、もちろん夏の甲子園の結果を受けてのキーワードである。
東北の人間にとってこれは世間一般が考えているよりはるかに大ごとで、どれくらい大ごとかというと、高校野球にまったく関心のない自分でもこうやってネタにしたくなるくらい、オオゴト。
東北人は劣等感が強いとか、他人に言われるまでもなくそんなことは個々人がよく自覚しており、その象徴がなかなか頂点に立てない甲子園だったわけである。
時代の転換にも等しい白河越え――

あやかってやろうじゃないの… ということで、「白河中華そば 孫市」。
ネタ扱いしちゃいけないような名店だが、東京で白河ラーメンというのは意外に少ないのだった。
それに、気になりつつも名店のたぐいは苦手で、こういうネタでもない限り…。

西国分寺の内藤橋街道沿いという地味な立地だが、個人的には国立に行くルート上にあり、古いショッピングセンターに掛かる看板をさんざん横目で眺めてきた。

が、いざ入るとなると、お店自体は奥まっているうえイチイの古木が立ちはだかり、戸惑うくらい隠れ家感いっぱい。

店先はロッジのバルコニー風で、ここのベンチに座って順番待ちができるようになっている。

時間をずらして13:20の来店で待たずに入れたが、それはたまたま運がよかっただけで、そのあと何人も順番待ちが発生していた。
コロナ対策で入店数をかなり制限しているようでもあったが。

玉子入りワンタンめんをポチッとな。

たまたま順番で4人掛けテーブルに通され、縮こまってしまう東北人 (・Θ・;) アワワ…
やはりコロナ対策でカウンターには半分ほどしかいすが配置されていないのだ。

玉子入りワンタンめん来る。
スープをひと口。
いまどきのダブルとかトリプルとかひたすら濃厚なのと違って、うま味は強すぎず、シンプルなしょうゆラーメンという印象。
かんきつ? というかすかな酸味が爽やか。
――化学調味料は一切使用しないというスープは鳥ガラと豚ガラのみで、スッキリとした後味を実現している。(国分寺市商工会HPより)
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手打ちの縮れ麺、炭火で焼くという縁の紅いチャーシュー、びろびろつるんとおいしいワンタン… と、高いレベルでバランスのとれた一杯。

人気店ということでこれまで尻込みして入れなかったが、いまどきとは一線を画すシンプルなラーメン。
店員さんの接客も親身で居心地がよく、通いたくなるお店。

[DATA]
白河中華そば 孫市
東京都国分寺市日吉町3-31-2

[Today's recommendation]



https://youtu.be/L8eRzOYhLuw