お食事は府中宿の“大店”で 【Restaurant&Café 美蔵】
2022.05.22
前記事の続きで、昼ごはん編。
2回にわたって「府中市郷土の森博物館」のすごいところを伝えてきたつもりだが、極め付き? が飲食部門。食べるところが3つも4つもある。
昭和記念公園や小金井公園といった国営や都立というならともかく、事業主体が府中市で東京の端っこ(川べりという意味)の施設で… である。
それがいかに特異的であるか、施設食堂好きとしてはその点も強調しておきたい。
今回は「旧田中家住宅」内にある「Restaurant&Café 美蔵」へ。
――旧田中家住宅(府中宿の大店):江戸後期から明治にかけての甲州街道府中宿を代表する商家を復元。明治天皇の兎狩りの際には、休憩所や宿泊所として使われた。
実は前々記事でも何枚もの写真に写り込んでいる立派な建物で、まさに大店と呼ぶにふさわしい。
建物の一部がカフェ「Restaurant&Café 美蔵」として使われ、ほかの和室(4部屋合計44畳)も茶会や句会などに貸し出している。
運営は(一社)コミュニティワークで、博物館の外の「観光物産館」内にある「ことみ食堂」と同じ団体による。
メニューはスイーツやドリンクが中心かな。
でもちゃんとした食事もできるようだ。
あと“美蔵ブランド”の瓶詰が、ちょっと気になる。
古民家と発酵食品で蔵つながり… というネーミングかな。
中に入ると奥行きのある土間で、右が物販コーナー、左が食堂スペース。
食堂は襖を外してある続きの2間がメインで、畳敷きにテーブル席という仕様。
その奥には家族向け? に座卓仕様の小部屋も。
階段下に立ち入り禁止の張り紙のある2階も、大人数団体は普通に通していた。
店頭の品書きで地粉うどんと決めて入ったが、席であらためて見直すと季節限定の梅そばというものがある。
前記事「ハケの茶屋」情報からも、ウメ関連は外せないんじゃないだろうか。

聞いてみると、“梅そば”とは、玉子焼きやかまぼこといった具があって、真ん中に梅干しがのる。温かいのと冷たいのがあると。
ということで、注文は梅そば(冷)と、自慢の万能調味料を使った塩れもん豚丼。
豚丼は、豚肉に粉をまぶしてカリカリに焼いたものに、爽やかな塩れもんがのる。
お店のスタッフが皆さん女性のようで、豚丼といえど洗練された印象。
そばは平打ちでやや不ぞろいな感じも。
それっぽさが楽しめます c( ̄▽ ̄)
気温が上がったせいか、塩れもんの塩気、梅干しの酸味が心地よい。
入場料300円でがっつり楽しめ、歴史や地学を学ぶこともできる。
食べ物もおいしい。
かなり充実した時間を過ごせたと思う。
[DATA]
Restaurant&Café 美蔵
東京都府中市南町6-32 府中市郷土の森博物館 旧田中家住宅
https://kotomicommunity080.wixsite.com/comunitywork/mikura
http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/yPX-lLB5IeQ


赤い暖簾には後ろ髪引かれるが
前記事の続きで、昼ごはん編。
2回にわたって「府中市郷土の森博物館」のすごいところを伝えてきたつもりだが、極め付き? が飲食部門。食べるところが3つも4つもある。
昭和記念公園や小金井公園といった国営や都立というならともかく、事業主体が府中市で東京の端っこ(川べりという意味)の施設で… である。
それがいかに特異的であるか、施設食堂好きとしてはその点も強調しておきたい。
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今回は「旧田中家住宅」内にある「Restaurant&Café 美蔵」へ。
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――旧田中家住宅(府中宿の大店):江戸後期から明治にかけての甲州街道府中宿を代表する商家を復元。明治天皇の兎狩りの際には、休憩所や宿泊所として使われた。
実は前々記事でも何枚もの写真に写り込んでいる立派な建物で、まさに大店と呼ぶにふさわしい。
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建物の一部がカフェ「Restaurant&Café 美蔵」として使われ、ほかの和室(4部屋合計44畳)も茶会や句会などに貸し出している。
運営は(一社)コミュニティワークで、博物館の外の「観光物産館」内にある「ことみ食堂」と同じ団体による。
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メニューはスイーツやドリンクが中心かな。
でもちゃんとした食事もできるようだ。
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あと“美蔵ブランド”の瓶詰が、ちょっと気になる。
古民家と発酵食品で蔵つながり… というネーミングかな。
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中に入ると奥行きのある土間で、右が物販コーナー、左が食堂スペース。
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食堂は襖を外してある続きの2間がメインで、畳敷きにテーブル席という仕様。
その奥には家族向け? に座卓仕様の小部屋も。
階段下に立ち入り禁止の張り紙のある2階も、大人数団体は普通に通していた。
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店頭の品書きで地粉うどんと決めて入ったが、席であらためて見直すと季節限定の梅そばというものがある。
前記事「ハケの茶屋」情報からも、ウメ関連は外せないんじゃないだろうか。

聞いてみると、“梅そば”とは、玉子焼きやかまぼこといった具があって、真ん中に梅干しがのる。温かいのと冷たいのがあると。
ということで、注文は梅そば(冷)と、自慢の万能調味料を使った塩れもん豚丼。
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豚丼は、豚肉に粉をまぶしてカリカリに焼いたものに、爽やかな塩れもんがのる。
お店のスタッフが皆さん女性のようで、豚丼といえど洗練された印象。
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そばは平打ちでやや不ぞろいな感じも。
それっぽさが楽しめます c( ̄▽ ̄)
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気温が上がったせいか、塩れもんの塩気、梅干しの酸味が心地よい。
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入場料300円でがっつり楽しめ、歴史や地学を学ぶこともできる。
食べ物もおいしい。
かなり充実した時間を過ごせたと思う。
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[DATA]
Restaurant&Café 美蔵
東京都府中市南町6-32 府中市郷土の森博物館 旧田中家住宅


[Today's recommendation]



https://youtu.be/yPX-lLB5IeQ


赤い暖簾には後ろ髪引かれるが