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名物豆腐・ゆば料理をカジュアルに 【豆らく】

2022.06.26

 前記事の続きで、多摩川河畔の御岳渓谷遊歩道を500mほど歩いて“澤乃井”小澤酒造の庭園施設に戻り、そのまま昼ごはんにする。


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澤乃井ではこれまで清流ガーデンの「軽食処」でしか食事したことがなく、今回もそのつもりでいたが、立ち食いそば好きはそれでいいかもしれないが、もっと落ち着いて食事をしたいという人もいるわけで。
ただ、澤乃井といえば豆腐料理の「ままごと屋」が有名だが、予約制だったり、お高かったり…。


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「ままごと屋」


ほかにも食事処があったような気がするが… と、園内案内図を見つつ「ままごと屋」の上の建物に行ってみると、開店待ちのお客さんが数名。


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こちらは「豆らく」というお店で、“ままごと屋姉妹店”と書いてある。
ままごと屋をカジュアルな感じにして、予約なしで気軽に入れるというのがコンセプトのようで、メニューも思ったほど高くない。


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11時開店で、現在10時55分。
そのまま並ぶ。


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通された窓際の席は、澤乃井園を2~3階の高さから一望できる位置どりで、さらには寒山寺など多摩川対岸も間近に見渡せる、眺望の素晴らしいレストランであった。


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注文は、おぼろ豆腐膳と、とろ湯葉出しがけ膳。


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2品とも同じような注文になったが、要はどんぶりに盛られた具とご飯にそば徳利に入っただし汁をかけていただく、お茶漬けまたはぶっかけご飯である。
もっといろいろ呼び方が上品ではあるが。


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おぼろ豆腐膳


どちらもメインの丼のほかに、小鉢・小皿がたくさん。
副菜3種(キュウリとワカメのあえ物、卯の花、蒸し鶏)、揚げ大豆、香の物(やまごぼう、水菜)、お椀は共通で、ほかにそれぞれの膳に畑のお肉かおぼろ豆腐が付く。


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とろ湯葉出しがけ膳


おぼろ豆腐のどんぶりは、角切りベーコンとお揚げがアクセント。
おろしわさびが奥多摩の清流を連想させ涼やか。


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とろ湯葉は、青梅といえば梅… の梅干しがどーんと1個。
どちらもだし汁は同じものだと思うが、濃厚すぎず上品なお味。


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副菜は多彩だけれどもよく見ると大豆ずくめ的で、精進料理に通じるヘルシー志向を感じる。


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食べ終えてお店を出るころ、ロビーは順番待ちの人であふれていた。
施設の上を走る青梅街道に面した駐車場は3つとも満車。
早起きは三文の… じゃないが、先手先手で動けばやっぱり得をする… と実感。


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[DATA]
豆らく ~ ままごと屋の姉妹店~
東京都青梅市沢井2-748
http://www.sawanoi-sake.com/mameraku/
http://www.sawanoi-sake.com/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/b5nv_RdyR_Q



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その足で、チビ猫の保護親さんが出品している「SOCOLA武蔵小金井クロスてづくり市」へ。Tシャツなどを買う


山ほととぎす… 【ながしま 磯とり料理】

2022.06.11

 前々記事のホタルじゃないが、最近季節感がおかしい。
時の移ろいについていけてない感じがする。
思い返せばいまに始まったことじゃないんじゃないかとブログ記事をさかのぼってみると、GW、青梅の愛宕神社にツツジを見に行ったときすでに違和感があった。
それ以前となると感覚を思い出すことすらできない。
そのようにヒトの認知機能は損なわれていく。


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午前中、昨日の続きの仕事をする。
来週いちばんキツい仕事が来ることがわかっているので、こまごましたものを残しておきたくないからだ。


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昼ごはんに久米川駅北口の「ながしま」へ。


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注文はカツオ刺定食。初ガツオである。
初ガツオの“初”はもちろん“初物”の意味だが、自分的には“今年お初”でもある。
遅くないか…?


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目には青葉 山ほととぎす 初鰹 (山口素堂[1642-1716])

季語の月ごとの分類では、“初鰹”は5月の季語。
やっぱり遅いのだ。
(冒頭に戻る)


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ちなみにこの店では以前も初ガツオを食べており、ブログ記事の日付は5月11日と、今回とちょうどひと月違い。
その記事にも書いているが、カツオ好きは父親譲りであり、これもまた供養。


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ねぎ大葉 山ほど盛って 初鰹


もう1品は焼鳥重。


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カツオ刺と並ぶわしらの定番メニューで、必然的にこの組み合わせの記事が頻出する。
上のリンクの記事がまさにそう (;^_^A


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腿肉、レバー、つくねの3串で、タレは甘すぎない絶妙な甘辛。
上品な炒り玉子との相性も抜群で、ご飯が進むススム!


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今年、ホトトギスの声を聴いていない。山に行っていないからだ。
山といっても裏山レベルの八国山や鳩峯でもホトトギスの声は聴けるわけで、そんなレベルにも行ってないらしい。
忙しさにかまけていると、アッという間に老け込むぞ。


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[DATA]
ながしま 磯とり料理
東京都東村山市栄町1-11-1





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/IigRv6B763k


地域に根ざし 【ひら川】

2022.02.26

 先週、ワクチン接種の関係書類が届き、市からなんか送られてきたなぁ… くらいな感じでしばらく放ってあったが、ふとPCで特設サイトに行ってみると簡単に予約がとれた。
月曜時点で最短が土曜日と、けっこうスイスイ。
モデルナだからだ。

ファイザー組の相方は、交互接種による激しい副反応の話を人に聞かされモデルナを回避したため、あと1カ月近く待たされる。
こうなると、最初モデルナでラッキーだったかも。


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で、今日が接種日。
2回目のときは翌日38℃の熱が出たので、明日は動きがとれない前提でいまのうちに運動しておこうと、接種前の午前中に八国山を散歩。
東京白十字病院の横を上り、八国山の社のところに下る。

腹が、減った……


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ルート的に東村山駅西口エリアにあたり、相方の要望により和食店「ひら川」へ。


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2013年10月オープンと比較的新しいお店だが、人気店というイメージ。
相方的にも好印象らしくこのところずっと入りたがっていたが、おっさん的には気持ちの整理が必要な系統というか…。


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12時前の入店時点ではそれほどでもなかったが、その後どんどん混んでいった。
やはりというか女性率が高いが、カウンターには常連風のおっさんがいたりと、地元コンシャス感は高まっているかも。


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このお店に入るのは2回目。
前回からずいぶんたった感覚だが、そのときすでにコロナ禍だった。
つくづく長いと感じる。


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前回と違うものを食べてみようということで、焼魚ご膳(さわら西京)と、からあげご膳(おろしポン酢)に。
人気の“おばん菜プレートご膳”については前報をご覧いただければと。


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焼魚ご膳は、さわらの切り身が大きく、食べ応え十分。
ぱりぱりに焼けた皮までおいしくいただけた。
ごはんは筒形の器に入っているので意外とボリュームがある。


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唐揚げは、そのままかおろしポン酢かの選択制。


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マスキング感の少ない上品な下味で、そのままでもさっぱりいただけると思うが、おろしポン酢がいい仕事してる。
付け合わせの野菜のドレッシングとも同系統の味付けで、酸味で食欲がいや増す感じ。


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食後にサービスでコーヒーが付くが、あまりに忙しそうだったので遠慮申し上げた。

さて、しっかりエネルギーチャージできたところで、ワクチン接種に臨みますか。。。


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[DATA]
ひら川
東京都東村山市野口町1-16-1





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/W_cyHA4o24Y



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オオハナワラビ / 八国山(ひどい写真だが、一応記録として)


古きよき時代の… 【ながしま 磯とり料理】

2022.01.08

 前記事の「貯水池 鳥山」はかなり古い時代の遊興施設を思わせるものがある。
子どものころ、つまり高度成長期、次々とボウリング場が新設されていたような時代に、とんでもない場所にとんでもない娯楽施設ができたりしていた。河川敷の動物園とか、山奥の射撃場とか。炭鉱跡のハワイなどその最たるもの。


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「鳥山」は東京から日帰りの観光気分でお食事を… というコンセプトだったんだと思うが、狭山丘陵にはほかにも同様の施設があったらしい。
六地蔵の下、いまの野山北・六道山公園インフォメーションセンターの場所に、かつて「村山砦」という料理屋があったらしい。元横綱が下足番をしていたりと、カオスな世界観だったらしい。
そういう欲望渦巻くというか制御不能というか、いろいろエネルギー過剰な時代を考察するのが好きだ。


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という前振りで、この記事が「ながしま」というのは、まったくの偶然です (・Θ・;)


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4カ月ぶりくらいの「ながしま」さん。


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ランチのホワイトボードがわかりにくく、何年も通っていてもいまだに悩む。
この場合、ミックスフライはその左の揚物定食の内容説明になっている。
その要領で下へいくと、本日の焼き魚定食は生サケ焼き、煮魚定食はさばみそ煮ということになる。


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注文は揚物定食800円(ミックスフライ)。
もう1品は、シンプルにマグロづけ丼。


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卓上には名物ともいえるイカの塩辛。
スルメイカの不漁続きで去年一昨年と、塩辛をあまり見かけなかった。
いまどきこれほどおいしい塩辛はめったに食べられないので、それだけでもう満足… みたいな (^0^ゞ


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ミックスフライのカキフライがデカい!


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何年ものとかの大きいカキを使っているかというとそうではなく、カキ3~4個を束ねて一個のフライにしてある。
ならば1個1個が小さく味も貧相なのかというと、そういうわけでもなくモノがよいので、非常にぜいたくなカキフライなのである。


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づけ丼も安定のおいしさ。
タレのベースはしょうゆ・酒・みりんだが、カウンターのおじさんとマスターの会話によれば、だしの効いた土佐じょうゆで、普通のしょうゆでは味が出ないという。


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マスターと常連さんのやりとりを聞くのもまた一興。

話題は、鶏わさ、塩辛… と展開する。
BGMは朝ドラのサッチモ。


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[DATA]
ながしま 磯とり料理
東京都東村山市栄町1-11-1





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/Sz6fMGpe37k



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近場で味わう非日常 【貯水池 鳥山】

2022.01.04

 COVID-19の波状攻撃をかいくぐり、去年はむしろアクティブに行動していた。閉塞感の反動ともいえるが、8月上旬に2回目のワクチン接種を終えた時点で意識が変わった。1年半の経験から、基本的感染対策を講じさえすればいろんなことができるという感触が得られたように思う。

コロナ禍のなかマイクロツーリズムが注目されている。世の中のトレンドというものに疎い自分の場合、それはコロナ以前からの志向性の延長線上にある。
要するに“Go To 近場”であるが、ブログ記事を見ても9月以降は青梅市、あきる野市、福生市、飯能市、川越市、長瀞町… と、それまであまり登場していないエリアに行動範囲が広がっている。


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狭山公園と多摩湖堰堤


それでも行きたい近場はまだまだたくさん。
去年中に行きたかったが都合がつかず持ち越しとなったのが、多摩湖外周道路(多摩湖通り)沿いの料理店「貯水池 鳥山」。
飲食店をランチ利用するという話だが、それだけで観光気分を味わえそうという狭山丘陵の名物スポットである。


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多摩湖(村山貯水池)


多摩湖通りは自転車道と同一ルートで、昔は毎日のように店の前を通っており、ずっと気になっていながら入ったことはない。
敷居が高そうだから。


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狭山緑地


比較的リーズナブルな平日ランチを提供していることを知ったのは最近のこと。SNSの効能であろう。
「鳥山」行きがにわかに現実味を帯びたと思ったら、平日で僕らの行けそうな木曜日、なんとお店は定休日なのだった。


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「貯水池 鳥山」入り口


HPで年末年始の営業日を調べたところ、年明けは3日から営業している。
3が日にランチサービスを出すとは思えないが、4日ならどうだろうと年末に電話で問い合わせ、ランチをやっていることを確認。


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正月でおっくうになってポシャりかけたが、考えてみれば僕ら2人の都合がつくめったにない機会であるうえに娘も来ている。この機を逃したら後悔すると、当日電話して、「1時でしたら…」ということで、なんとか予約がとれたと。


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――以上、経緯説明が長くなって恐縮だが、説明はまだ続く ( ̄ω ̄;)

一生に一度かもしれない「鳥山」で、ランチメニューだけではもったいない。
いろり焼きも試したい。
ビール必須。

普通、車で行くようなお店だが、歩きました (〃 ̄ω ̄〃ゞ


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ここが入り口かなぁ…

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と思ったら、こっちが正面でさっきのは勝手口的な?

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受付の建物

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受付では土産物も売られている

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渡り廊下でお部屋へ案内

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しらさぎの間


「貯水池 鳥山」は1964(昭和39)年創業。
全室が離れ個室になっている野鳥・川魚のいろり焼きの料理店である。


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下から見ると、しらさぎはこんな感じ(中央)。持ち家もこのくらいかなぁ (・Θ・;)


受付でチェックイン的な照会のあと、案内されたのは端っこの“しらさぎ”という部屋。
意外といったら失礼だが、手入れの行き届いたきれいな部屋である。


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注文は、平日限定ランチメニュー 麦とろ定食から手羽先×2とわかさぎ、ちょいとお試しいろり焼(いろり焼串物5本)


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単品で、鶏はらみ串、うずら(肉)串、らっきょうを追加。


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仲居さんがオガ炭をいろりに並べてくれる。
それがたいへんな量で、お試しなのにと恐縮してしまう。


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炭持て渡るも、いとつきづきし


狭山丘陵の森の中で炭火を囲むこの雰囲気。
「キャンプしてるみたいだね!」「旅館に来てるみたいだね❢」と、近場で味わえる非日常感に大感激なわれわれ。


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まずビールとらっきょう。


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家から狭山公園まで4km強、そこまで自転車で行った2人と合流して「鳥山」まで3km弱。片道7kmのウォーキングのあとのビールのうまいこと🍺


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続いて焼き物の串の皿、そのあとランチのお膳。


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1月3日にとろろを食べる風習のある地域があるらしい。
偶然ではあるが、ランチメニューは行事食のようでもある。


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室内は焼き物の煙でいぶされるが、個室で窓が多いので簡単に換気ができる。
少し寒風が入り込むのも一興か。


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うずら肉は「ワイルド!」と、長女


途中で入り口の戸が開き、見知らぬ人が…。
「間違えました…」と静かに帰って行かれました(笑)。

…というくらい個室の配置はわかりづらい。
デイキャンプ施設もあり、施設内の探索も楽しいかも。


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炭の燃える様子を見ていると、飽きない。
ずっと居座ってしまいそうなところだが、ご利用は3時間までだそう。


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食後のコーヒーで現実に戻る。


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来るときは穏やかに晴れていたが、食事を終えて外に出てみると風が出ている。
冬枯れの森を吹き抜ける風の音をじっくり聞くのは何十年ぶりだろう。


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波立つ多摩湖もまた、をかし。


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[DATA]
貯水池 鳥山
東京都東大和市蔵敷1-391
https://toriyama.owst.jp/
http://toriyama1.web.fc2.com/
https://twitter.com/toriyama_3rd
https://www.instagram.com/chosuichi_toriyama/?igshid=vpjvdign8k2i





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/EcjvvBbZhn4


ポストコロナの新機軸!? 【葉月】

2021.10.28

 週末に祝いの席を予定していて、お店候補の日本料理店「葉月」へ。
先日ランチタイムに暖簾が掛かっているのを遠目に確認しているので緊急事態宣言下の長期の休業から再開はしているようだが、営業時間はどうか、コース料理はやっているかといった様子うかがいである。


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メニュースタンドのメニュー表が真新しい。
“ランチメニューが変わりました”とある。
隠れたランチの名店と思っていたので、衝撃の展開。


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以前3種類あったランチメニューのうち、残っているのは華御膳のみ。
新たに、そば+αのメニューが加わった。
彩り手開き御膳と天丼がなくなったのは残念だが、そばというのは気になる。
「じゃあ、いま入ってみる?」


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変わったのはランチメニューだけでなく、店内のつくりもリニューアル。
入って左手の小上がりが取り払われて、たたきが広くなり、テーブル席が3席設置されている。
このお店で、足が悪く座敷席を使えないというお年寄りを見かけたことが2回もある。そういうある意味バリアフリー的意図からの改装だと思うが、個人的にもランチで小上がりはおっくうではあるので、“改善”と感じる。


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この写真と上の写真のテーブルの位置が小上がりだった


注文は、新メニューから蕎麦(冷)+ いか天ぷら+野菜3点(小ごはん付)。
もう1品は華御膳。


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まず華御膳。
お店の人の説明によれば、茶碗蒸しが玉子焼きに変わり、アイスクリームがなくなった。値段はちょっと安くなっている。


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刺し身3点はマグロ、しめサバ、酢だこ。
マグロも含めひと手間かけてあり、そのへんのランチとはひと味違う感じ。


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一品料理は鶏の竜田揚げ。
熱々揚げたてで、カリッと油切れよく、中はジューシー。
甘めの玉子焼きも温かいのがうれしい。


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そばはエッジが立ってきれいに切ってあるように見えて微妙に不ぞろいで、手打ち感がある。


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香りよく、期待以上にクオリティの高さを感じる。
わさびは本わさび。


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野菜天は、かぼちゃ、なす、ピーマン。分厚く軟らかいいか天。もちろん揚げたてアツアツ。


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そばというバリエーションの広がりはポストコロナへの意気込みの表れのよう。今後試行錯誤はあるだろうが、定着してほしいと思う。
そのうえで、以前のランチメニューが復活すれば、もっとうれしいな ♪(* ̄∇ ̄)/


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[DATA]
葉月
東京都東村山市本町2-24-4





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/N2TIFSvYFjs



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「葉月」のコース料理まだ始まってなかったけど、松茸はどうかなぁ…


門前の宿坊料理 【山香荘】

2021.09.23

 前記事のつづきで、武蔵御嶽神社にお参りしたあと石段を下って茶屋の通りを抜け、左に下って御岳山駅へ向かう。
ここの茶屋が全部閉まっていては、確実に昼ごはんにありつくには、来るときに営業しているのを確認しているケーブル駅前の茶屋をめざすしかない。


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神代ケヤキの写真を撮っていると、すぐ横に食べ物屋さんっぽい置き看板が出ている。
“御昼食 営業中”
これはラッキーかも。


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天ざる 千五百円也、釜飯 千五百円也

パチパチ…(頭の中でそろばん弾く音)

“可也(オッケー)”と出ました。


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“民芸の宿”というキャッチから、いわゆる宿坊的なニュアンス。
駅前の土産物屋より深く参拝文化に通じる付加価値を考えれば、観光地価格としてもさほど高くないという算用。


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古民家風の重厚なつくり。
靴を脱いで上がり框の段差をまたいだ先は、売店兼ロビー風。


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民芸風の物販と、古道具などが飾られた広い空間。あちこちに置かれた和風テーブルセットに思い思いにくつろぐ人たち(前客2組)。
ゆっくり流れる順番待ちの時間が、なんともぜいたく。


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順番が来て通された食事の部屋は、つくり込まれたロビーとは対照的に素朴な民家の座敷風。
10畳か8畳の部屋を襖を外して4つつなげたような広い空間に座卓がゆったり配置してある。


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注文は予定どおり昼の膳の手打ちそば天ざる、釜めし梅。


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待っている間、スマホで調べたところ、こちらの建物のバックグラウンドがすごい。

――直木賞作家浅田次郎氏の母の実家でもあり、今でもたびたび滞在し、当館で多くの小説が生まれています。御岳山商店組合HPより)


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日替わりの食前酒はさくらんぼのお酒。


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そばはホシの入った本格手打ち。
わさびは本わさびで、うま味の感じられる爽やかな辛味がいい。
天ぷらは、えび、さつまいも、なす、まいたけ、ししとう、みょうが。


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2セット合わせると6鉢にもなる潤沢な小鉢は山菜メイン。


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わらびの煮物やまいたけの天ぷらがおいしいのはさすがに山ならでは。
また、刺し身こんにゃくは御岳の名物とか。宿坊によって違いがあるそうだが、こちらはぷるぷるで軟らかい新感覚。


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素朴ながらも手の込んだ小鉢をつつきながら、釜めしが炊き上がるのを待つ。
この静謐な時間がなんとも…


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ふらりと入ったところが江戸時代から続く由緒ある宿坊だったというのも、御岳ならではかもしれない。


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[DATA]
山香荘
東京都青梅市御岳山137
http://musashimitakejinja.jp/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/HxB1MKOo9FI



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帰りのケーブルカー


日帰り旅 【大もりや】

2021.09.15

 少し前の記事に書いているように、田舎(故郷)に行ってきた。
目的はコロナ禍でまったく会えていない高齢の父親に顔を見せること。
僕らは2人とも8月上旬までに2回のワクチン接種を終えており、長距離移動も可能と判断した。

とはいえ、上のリンク先にも書いているが、地方では当然“東京の人”への拒絶反応は強いだろうから多摩ナンバーの車で行ってあおり運転でもされたら怖いし、そこまでしなくとも快く思わない人は多いだろうというのと、ちょうど計画段階で宮城県にも緊急事態宣言が発令されたことも踏まえ、当初予定の車で1泊から新幹線で日帰りに変更。


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やまびこ127号@大宮駅

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蔵王連峰 青麻山

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仙台駅

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鳴瀬川


JR武蔵野線むさしの号 新秋津07:50→大宮08:15
東北新幹線やまびこ127号 大宮08:33→仙台10:11
宮城交通高速バス仙台~石巻線 仙台駅前10:37→石巻駅前11:50

この3便・乗り換え2回で、家を7時半に出て(家~新秋津は自転車)正午前に石巻駅に着いてしまう。


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石巻駅


駅前で昼ごはんを食べてから実家へという段取りである。実家といっても、高校のときに住んでいた家から2回引っ越しているので(2回目は津波で全壊して)、ほぼよそんちだが。


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妹が車で迎えに来てくれて、昼食は3人に。
僕ら2人だったら何でもいいからラーメン屋とか大衆食堂チックなところを考えていたが、いい大人3人(うち2人が女性)ではそういうわけにもいかず(笑)、もっとちゃんとしたお店に。


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駅前大通りにどーんとビルを構える「大もりや」。
創業1893(明治26)年の老舗食堂。
うーん、名前ぐらいは覚えているような、いないような…。石巻には高校までしか住んでおらず、こういうタイプのお店には縁がなかった。


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――戦後から石巻駅前で「おおもりや」として営業してきた当店は、当時から和食堂、宴会場、結婚式場として永らく地元の方から親しまれてきました。震災後1年半は仮設店舗にて営業してきましたが、平成25年1月20日に駅前にて再開することができました。(石巻観光協会HPのグルメ・おみやげページより)


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新しくきれいなビルの2階が食堂になっている。
中庭があったり長い廊下の奥に床の間付き広間? が見えたりと、いろいろ立派なつくりである。


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(ハコの)ちゃんとしたお店は選んでも、観光じゃないし、食事はウィークデーランチで簡単に済ませた。
欲張りセットとAセット×2。


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Aセット(温かいそば)

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Aセット(冷たいそば)

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欲張りセット(冷たいそば)


そのあと父親に会って母親に線香を上げて、長居をせずに帰路に就く。
その家に住む父親と姉夫婦はワクチン接種済みだが、未接種の甥一家も同居している。食事をしたりあちこち触ったりというのははばかられる。


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ご覧のように新幹線まで使ってほとんどお楽しみのない東北行きだが、親の面倒を姉・妹に見てもらっている以上、ときどきこのような経費が発生するのは致し方ないことである。


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久喜付近(帰路はやぶさ32号より)


[DATA]
大もりや
宮城県石巻市穀町12-25





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/svFA-m62iks



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家に帰って駅弁食べる。旅の醍醐味(笑)


○○の恋しい… 【ながしま 磯とり料理】

2021.09.04

 雨雲に厚く覆われ日が短くなった感が際立つ9月初旬。
赤提灯が恋しくなる季節である。
これは活動ベクトルが内向きに切り替わったことによって起きるイメージ空間の赤方偏移現象なのだね。ナンノコッチャ ヾ(・ω・o)

実際、いいイメージとして残っている居酒屋の記憶は秋と結び付いている。
おいしい食材がそろってくることとも無関係ではないだろう。


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とは言っても飲食店には長いこと時短&酒類の提供停止要請。
現政権のコロナ対策って、それ以外に何かあったかね? だいたい総理大臣の仕事に専念するため総理大臣辞めるってリクツ、初めて聞いたわ。どうでもいいけど。
酒飲みの皆さん、秋の夜長をどのように過ごされるのだろう。


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外で飲むことはめったにない自分が年に1~2回夜に行く数少ないお店「ながしま 磯とり料理」。
もう2年近く夜には入っていない。
そりゃそうだ。緊急事態宣言の間、夜はおろかランチ営業も基本休んでいたのだから。


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先日、久々に開いているのを見て、夜じゃないが、赤提灯が恋しくなったと。


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刺身定食と焼鳥重を注文。
あとでブログを見返すと、直近(といっても10カ月前)と同じ注文であった。


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そういえばこの間、『吉田類の酒場放浪記』の放映もあった。
まさに秋の夜長の赤提灯的な番組で、「ながしま」さんを伝えるに最適なコンテンツなのであった。


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刺身はマグロとタイとタコ。


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マグロは中トロに近い、いい感じで脂ののった部位。
タイ… というか白身は、真鯛とは色味も食感も違って感じられ、あちこちに短冊が張ってある(八丈)尾長鯛だったりするのかな? クセがなくうま味が強い。


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焼鳥重は、たぶん入るたびに食べている。
辛めのキレのあるタレがツボです。


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ちょうど1カ月後、家族の祝い事があるらしいのだが、そのころ世の中がどうなっているか、まったく予測不能である。


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[DATA]
ながしま 磯とり料理
東京都東村山市栄町1-11-1





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/KZr4tRO4Q_Y



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アマクサコラン(天草小蘭)


お高いようで、意外に…? 【たかはしや】

2021.08.01

 午後に所沢の松が丘に用事のある人がいて車で送っていくことになっており、早めに出て青梅街道を西へ。
東村山駅から2.5kmほどの目的地へ30km以上の大回りで向かおうというわけである。

なんというか、家にいるのがキツい。
「オリンピックはとてもステイホーム率を上げている」と都知事は言うが、関心のない人間はどうせよと。もともとテレビはあまり見ないが、ニュースや天気予報の枠にまでオリンピック中継に食い込んでこられるのはストレスである。
平時であれば新宿や吉祥寺に出かけているところ、そうもいかないので、車で少し遠いところへごはんを食べに行くというケースが多くなっていると。


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青梅街道・箱根ケ崎交差点に割烹風の日本料理店がある。


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ときどき書いているが、昨年来、こっち方面に自転車で来ることが多くなっていて、当然、街の情報にも詳しくなっていく。
日本料理「たかはしや」は、交通の要衝・箱根ケ崎宿の昔の賑わいをしのばせるかのような古い街並みの外れに位置し、由緒あるふうな構えもあって気になる存在。
1人では入りづらい雰囲気で、まさにこんなシチュエーションのためにとっておいたようなお店である。


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1974年創業。
1573(天正元)年創建という圓福寺の門前に位置することもあってか法要など会食需要が多いようで、店のつくりもそれなりに格式高い。お値段もややお高い (;^_^A


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きのこおろしそばとヒレかつ重を注文。


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ざっと通路を挟んで右がテーブル席、左が座敷席というつくりで、テーブルは1つずつボックスに仕切られプライバシーに配慮されている。
その点はコロナ禍において大きなアドバンテージになるので強調しておきたい。


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ちなみに見える範囲で座敷席は畳用テーブルセットとなっていて、足の悪いお年寄りへの配慮も行き届いている。
女性店員さんの接客は、丁寧かつ親身&すごく気さく (≧∇≦)b


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そばはぶっかけタイプ。
写真ではいまひとつ豪快さが伝わらないが、盛り付けは30cmかそれ以上という大皿に、どぉーんと。


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きのこはブナシメジとエリンギ。
そばは国内産そば粉使用の自家製とのこと。


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ところかまわず手繰ってはズズッとすする。つけそばのように粋とはいかないが、痛快である。


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ヒレかつ重は見るからにボリューミーだが、食べてみると見た目よりもっと重量級。分厚いカツが、面積の大きい浅鉢の表面をびっしり覆っているのだから。ご飯の量もきっぱり多く。


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かつはデカいが脂身のないヒレかつだからペロッと食べられる。味付けもくどくなく上品。


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“お高い”という印象は間違いで、このヒレかつ重などオトクと言っても過言でない。


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高いわけではなく、安い選択肢の少ない… としたほうが的確。
今回の組み合わせはお値段以上の満足度といえる。
これなら、たとえばうな丼2350円(持ち帰りなら2070円)も、かなり期待できるかも。


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[DATA]
たかはしや
東京都西多摩郡瑞穂町箱根ケ崎135
https://mizuho.shop-info.com/takahashiya/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/UIArwjfCClk



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ハラビロ? カマキリ 3齢? 幼虫


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