春は海 ――荒崎公園
2022.03.12
前記事に書いているように忙しい流れだったが、金曜日に大きいのが3つ同時に終わり、残り1つとなった。締め切りが水曜日で、すべての時間を充てられるので月曜に取りかかっても丸々2日は使える。たぶん大丈夫… ということで、土日は思いっきり遊ぶことにした。
「春といえば海でしょう」と相方。
海辺で生まれ育った僕は、まず漁や採集を考えるので、海といえば春である。
貝や海藻の収穫期に当たり、潮干狩りや磯遊びが春の行事になっているのはそのためだ。
思いつく“海”をスマホのマップに入力して車の所要時間を調べると、茨城方面も千葉方面も神奈川方面もだいたい同じで3時間ほど。
そんなことをしているうちに思い出したのが三浦半島西海岸。長女が小さいころに行った横須賀市の海遊びスポットで、古いアルバムを見ると「荒崎」と書いてある。
大洗に決まりかけていたが、思い出したらこっちのほうがよさげだ。やはり昔行った大洗は岩場が少なかった印象だが、荒崎はもろに磯である。上記理由から、僕にとって海といえば磯なのである。
日常のペースで朝ごはん食べたりして7時40分に出発。
それでは遅かったらしく、環八通りは大渋滞だった。
神奈川の海は都内・川崎・横浜を抜けなければならないのがネック。三浦半島となるとさらに鎌倉も回避しなければならず、嫌いな高速を使わざるを得ない。
第三京浜はしょうがないとして、そのあとも土地勘がないためナビさんの言うがままに三浦縦貫道路 林ICまでずっと高速で、4回も料金払わされた ( ̄- ̄;) ムム…

環八 高井戸北陸橋

第三京浜 港北IC

農業体験型公園「ソレイユの丘」あたりから海が見え始める

いきなり漁村風景に

広場から海岸に降りると…
公園駐車場に車を止めて、まずエントランス広場下、西に開けた海岸へ。
磯遊びをする親子連れがちらほら、磯の先端には釣り人の姿も。
――このあたりの海岸の岩石は、数千万年前、まだ三浦半島が海底であったころに堆積した黒くて硬い凝灰岩と、白くて軟らかい砂岩・泥岩の層により形成されています。またこの2種類の岩石の層は洗濯板のような凸凹をした特殊な地形となっています。(案内板「荒崎の奇勝と歴史」より)
リアス式海岸の荒々しい光景が広がる
波は穏やかで絶好の磯遊び日和
生態系豊かな潮だまり。イシダタミなど巻き貝やヤドカリ、イソギンチャクなどのほか、イソスジエビ(写真中央やや右下)もたくさんいた

ハマダイコン
西海岸だけに有数の夕景ビューポイントで、北の高台はその名も“夕日の丘”。
シルエットの富士山を背景にした相模湾の夕景は絶景とのこと。
展望台からは180度の眺望が広がる。
“夕日の丘”に上る
展望台からパノラマ撮影(手ブレで水平線が波打ってるが… ^^;)
夕日の丘より、北西方向の眺望。春がすみで伊豆方面はまったく見えず、右前方にかすかに写っているのはもしかしたら江の島
今度は南側の海岸へ。
以前訪れたとき、こちら側を磯伝いにだいぶ先のほうまで歩いたことを覚えているが、今回は途中の入り江で阻まれた。貝拾いもしたはずだが、そういう雰囲気でもない。
ちなみに今日は小潮で干満差が小さいため、以前とは違った様子に感じられたものと思われる。
逆に言うと、小潮で潮だまりがたくさん出現する西の海岸はすごい。
“どんどんびき”
荒崎を代表するジオサイト“弁天島”

ウミウ
昼ごはんのお店探しも兼ねて長井漁港まで歩いてみることにした。
漁村で生まれ育ったため、ひなびた漁村風景に心が晴れる思いがする。日差し、波音、潮の匂い… すべてが懐かしい。
ワカメが特産品らしく、ちょうど収穫時期で、あちこちで天日干しされている。その海藻くささが特別強く記憶中枢に訴えかける。
長井荒井漁港

熊野神社にお参り

宮の前浜

ワカメの天日干し
長井漁港
長井漁港の長井水産直売センターをのぞいてみる。
新鮮な魚介がズラッと並んでいて壮観。クーラーボックスを積んでこなかったことを後悔。
でも乾物なら大丈夫。
ちょうど新物のワカメが売られている。
長井水産直売センター

キンメダイ1尾2000円、など

カキ8個1000円、など

カットわかめ780円を購入!
腹が、減った……
来る途中に見つけたお店にぶらぶら引き返す。
(つづく)
[DATA]
荒崎公園
神奈川県横須賀市長井6-5320-3
https://www.seibu-la.co.jp/arasaki/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/MdQyN7MYSN8
前記事に書いているように忙しい流れだったが、金曜日に大きいのが3つ同時に終わり、残り1つとなった。締め切りが水曜日で、すべての時間を充てられるので月曜に取りかかっても丸々2日は使える。たぶん大丈夫… ということで、土日は思いっきり遊ぶことにした。
「春といえば海でしょう」と相方。
海辺で生まれ育った僕は、まず漁や採集を考えるので、海といえば春である。
貝や海藻の収穫期に当たり、潮干狩りや磯遊びが春の行事になっているのはそのためだ。
思いつく“海”をスマホのマップに入力して車の所要時間を調べると、茨城方面も千葉方面も神奈川方面もだいたい同じで3時間ほど。
そんなことをしているうちに思い出したのが三浦半島西海岸。長女が小さいころに行った横須賀市の海遊びスポットで、古いアルバムを見ると「荒崎」と書いてある。
大洗に決まりかけていたが、思い出したらこっちのほうがよさげだ。やはり昔行った大洗は岩場が少なかった印象だが、荒崎はもろに磯である。上記理由から、僕にとって海といえば磯なのである。
日常のペースで朝ごはん食べたりして7時40分に出発。
それでは遅かったらしく、環八通りは大渋滞だった。
神奈川の海は都内・川崎・横浜を抜けなければならないのがネック。三浦半島となるとさらに鎌倉も回避しなければならず、嫌いな高速を使わざるを得ない。
第三京浜はしょうがないとして、そのあとも土地勘がないためナビさんの言うがままに三浦縦貫道路 林ICまでずっと高速で、4回も料金払わされた ( ̄- ̄;) ムム…

環八 高井戸北陸橋

第三京浜 港北IC

農業体験型公園「ソレイユの丘」あたりから海が見え始める

いきなり漁村風景に

広場から海岸に降りると…
公園駐車場に車を止めて、まずエントランス広場下、西に開けた海岸へ。
磯遊びをする親子連れがちらほら、磯の先端には釣り人の姿も。
――このあたりの海岸の岩石は、数千万年前、まだ三浦半島が海底であったころに堆積した黒くて硬い凝灰岩と、白くて軟らかい砂岩・泥岩の層により形成されています。またこの2種類の岩石の層は洗濯板のような凸凹をした特殊な地形となっています。(案内板「荒崎の奇勝と歴史」より)
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ハマダイコン
西海岸だけに有数の夕景ビューポイントで、北の高台はその名も“夕日の丘”。
シルエットの富士山を背景にした相模湾の夕景は絶景とのこと。
展望台からは180度の眺望が広がる。
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今度は南側の海岸へ。
以前訪れたとき、こちら側を磯伝いにだいぶ先のほうまで歩いたことを覚えているが、今回は途中の入り江で阻まれた。貝拾いもしたはずだが、そういう雰囲気でもない。
ちなみに今日は小潮で干満差が小さいため、以前とは違った様子に感じられたものと思われる。
逆に言うと、小潮で潮だまりがたくさん出現する西の海岸はすごい。
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ウミウ
昼ごはんのお店探しも兼ねて長井漁港まで歩いてみることにした。
漁村で生まれ育ったため、ひなびた漁村風景に心が晴れる思いがする。日差し、波音、潮の匂い… すべてが懐かしい。
ワカメが特産品らしく、ちょうど収穫時期で、あちこちで天日干しされている。その海藻くささが特別強く記憶中枢に訴えかける。
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熊野神社にお参り

宮の前浜

ワカメの天日干し
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長井漁港の長井水産直売センターをのぞいてみる。
新鮮な魚介がズラッと並んでいて壮観。クーラーボックスを積んでこなかったことを後悔。
でも乾物なら大丈夫。
ちょうど新物のワカメが売られている。
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キンメダイ1尾2000円、など

カキ8個1000円、など

カットわかめ780円を購入!
腹が、減った……
来る途中に見つけたお店にぶらぶら引き返す。
(つづく)
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[DATA]
荒崎公園
神奈川県横須賀市長井6-5320-3
https://www.seibu-la.co.jp/arasaki/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/MdQyN7MYSN8