完璧な武蔵野スタイル! 【田舎うどん 古奈家】
2020.02.17
新青梅街道・三光院西交差点のうどん屋「古奈家」は、自分的には五分五分のお店である。
入れるか入れないか、五分五分。
人気店なので、混むのが苦手な自分は遅い時間に行く。
すると、「うどん、終わっちゃいましたー」となってる確率が50%。人気店なので。
一応、昼の営業時間は2時までとなっているが、1時半を過ぎるとあやしくなる。
つい3週間前も終わっちゃいました宣言されてる。来店時間は13:33だった。

本日は13:27と、なかなか微妙な時刻に到着。混んでるかもしれないし、あるいは終わっちゃってるかもしれないし… という二重の意味で、ビミョー。
だが店の前の駐車場には1台しか止まっていないし、銘木看板は“営業中”だし、今日はツキのある回のようだ。

うどんで「こなや」といえば巣鴨のカレーうどんが有名だが、あちら様とは関係ございません。たぶん。
だいいち字が違う。あっちの「古奈屋」に対し、こっちは「古奈家」と、家系である。

やれやれ… と安心して油断していると、↓↓どうよ、この品書きの店名… (-ω-;) ウーム

この不統一状態は少なくとも2年9カ月、修正されることなく連綿と続いてきた。
のれんとスタンド看板は「古奈家」、メニュースタンドは「古奈屋」という表記は、前報の時点とまったく変わっていない。
じっと写真を眺めていると揺るぎない自信のようなものすら感じられ、こちらが何か重大な見落としをしているような気にさせられるんだが、どうだろう…?
まあ、テキトーというかユルイというか、そういうおおらかなの嫌いじゃないからいいけど(←むしろ楽しんでる ( ̄▽ ̄)δ)。

そして前報の写真と比べていただいた方はお気づきかもしれないが、品書きは一字一句違わない。店名が古奈屋のままなら、値段もそのまま。
つまり、少なくとも2年9カ月、価格据え置き。税込み表示なので実質値下げなのである。
店名表記はどっちでもいいけど、そういう企業努力には頭が下がります。

注文は田舎うどん(野菜天ぷら2品付き)650円。
注文ごとにうどんをゆで釜に投入し天ぷらを揚げ始めるという、正真正銘のゆでたて・揚げたてシステムである。

うどんは太さ不ぞろいで強くよじれ、耳ものってくる。
汁は肉汁がデフォルト。
天ぷらは長ネギ2個とジャガイモ。ほかに天かすも。
糧(かて)にゆでた大根と小松菜、薬味に刻みネギとおろしショウガ、卓上にはゴマすり器。
…と、武蔵野うどん好きの要求項目を完璧に満たす内容である。

でもこのあたりのうどんとしては細めでやや平たく、それがツルッとした特徴的なのど越しを生んでいる。豚バラ&かつおだしの汁とよく絡んでバランスよくおいしいうどんである。

それほど古いお店ではないと思うが、昔の農家の土間を連想させる大きい厨房など、まさに田舎的要素がいっぱいの店内。家族経営の気持ちよい接客。
心のこもったたべものと、それをおいしくいただける条件の整ったハコと。

[DATA]
田舎うどん 古奈家
東京都東大和市清水4-1107
[Today's recommendation]



https://youtu.be/UT8Wwohbdqc


東村山中央公園
新青梅街道・三光院西交差点のうどん屋「古奈家」は、自分的には五分五分のお店である。
入れるか入れないか、五分五分。
人気店なので、混むのが苦手な自分は遅い時間に行く。
すると、「うどん、終わっちゃいましたー」となってる確率が50%。人気店なので。
一応、昼の営業時間は2時までとなっているが、1時半を過ぎるとあやしくなる。
つい3週間前も終わっちゃいました宣言されてる。来店時間は13:33だった。

本日は13:27と、なかなか微妙な時刻に到着。混んでるかもしれないし、あるいは終わっちゃってるかもしれないし… という二重の意味で、ビミョー。
だが店の前の駐車場には1台しか止まっていないし、銘木看板は“営業中”だし、今日はツキのある回のようだ。

うどんで「こなや」といえば巣鴨のカレーうどんが有名だが、あちら様とは関係ございません。たぶん。
だいいち字が違う。あっちの「古奈屋」に対し、こっちは「古奈家」と、家系である。

やれやれ… と安心して油断していると、↓↓どうよ、この品書きの店名… (-ω-;) ウーム

この不統一状態は少なくとも2年9カ月、修正されることなく連綿と続いてきた。
のれんとスタンド看板は「古奈家」、メニュースタンドは「古奈屋」という表記は、前報の時点とまったく変わっていない。
じっと写真を眺めていると揺るぎない自信のようなものすら感じられ、こちらが何か重大な見落としをしているような気にさせられるんだが、どうだろう…?
まあ、テキトーというかユルイというか、そういうおおらかなの嫌いじゃないからいいけど(←むしろ楽しんでる ( ̄▽ ̄)δ)。

そして前報の写真と比べていただいた方はお気づきかもしれないが、品書きは一字一句違わない。店名が古奈屋のままなら、値段もそのまま。
つまり、少なくとも2年9カ月、価格据え置き。税込み表示なので実質値下げなのである。
店名表記はどっちでもいいけど、そういう企業努力には頭が下がります。

注文は田舎うどん(野菜天ぷら2品付き)650円。
注文ごとにうどんをゆで釜に投入し天ぷらを揚げ始めるという、正真正銘のゆでたて・揚げたてシステムである。

うどんは太さ不ぞろいで強くよじれ、耳ものってくる。
汁は肉汁がデフォルト。
天ぷらは長ネギ2個とジャガイモ。ほかに天かすも。
糧(かて)にゆでた大根と小松菜、薬味に刻みネギとおろしショウガ、卓上にはゴマすり器。
…と、武蔵野うどん好きの要求項目を完璧に満たす内容である。

でもこのあたりのうどんとしては細めでやや平たく、それがツルッとした特徴的なのど越しを生んでいる。豚バラ&かつおだしの汁とよく絡んでバランスよくおいしいうどんである。

それほど古いお店ではないと思うが、昔の農家の土間を連想させる大きい厨房など、まさに田舎的要素がいっぱいの店内。家族経営の気持ちよい接客。
心のこもったたべものと、それをおいしくいただける条件の整ったハコと。

[DATA]
田舎うどん 古奈家
東京都東大和市清水4-1107
[Today's recommendation]



https://youtu.be/UT8Wwohbdqc


東村山中央公園
ゆったりくつろげる田舎うどん 【田舎うどん 古奈家】
2017.05.23
この店は新青梅街道に面し、車利用の客が多い。いつも店の前に3~4台止まっており、それが2トントラックだったり電気工事用ワンボックスだったりするから、なぜか気後れして素通りしたことが何度かあった。
ちょっと前に来たときは、自転車を止めていたらお店のおとうさんが出てきて、「すいません、麺終わっちゃいました」

去年入ったときは2時直前にしてかなりの混み具合。
いろいろ間が悪いようで、どんなもんかなとおそるおそるのぞいてみる。本日は1時前でもすいていそうな気配。
かなり気楽に入店。

店内はけっこう広く、ゆったりした席の配置で、カウンター5席と6人テーブル2卓、小上がりに4人テーブル2卓。
6人テーブルの端に座って田舎うどん(冷たい汁)650円を注文。

こちらは家族経営のようだ。おとうさんは元気がよく愛想もよい。おかあさんは物静かで優しそう。若い人は息子さんだろうか。
おとうさんはうどんのゆで担当、おかあさんは天ぷら担当、若い人は薬味その他担当と分業制が敷かれている。

うどんは白っぽく、小麦粉は無漂白ではないようだ。でもよじれ具合や食感は武蔵野の系統。
自分の好みからすると若干コシが強すぎのゆで加減だが、不ぞろいだが基本的に麺は太すぎずピロピロに細いのもけっこう混じっているので、ちょうどよい感じになる。耳ものっている。

つゆはかつおだしが効いていて、甘すぎもしない。
天ぷらはインゲンとジャガイモ。このジャガイモが面白く、ペーストにして揚げているようなのだが、ポテトチップの香りがする。ほかにサービスっぽい揚げ玉が付く。
糧・薬味は青菜、大根おろし、おろししょうが、ネギ。卓上のごますり器を使うのを忘れたことをいま悔やんでいる。

窓が全開で通り抜ける風が気持ちいい。新青梅街道を車がビュンビュン走っているが、植え込みが目隠しとなって気にならない。
今日のような暑い日にこの雰囲気で食べるこのうどんはとてもおいしい。
ものすごくビールが飲みたくなった。って、仕事の途中なんですけど(笑)。

[DATA]
田舎うどん 古奈家
東京都東大和市清水4-1107
[Today's recommendation]

https://youtu.be/ruvBg0J5f04
この店は新青梅街道に面し、車利用の客が多い。いつも店の前に3~4台止まっており、それが2トントラックだったり電気工事用ワンボックスだったりするから、なぜか気後れして素通りしたことが何度かあった。
ちょっと前に来たときは、自転車を止めていたらお店のおとうさんが出てきて、「すいません、麺終わっちゃいました」

去年入ったときは2時直前にしてかなりの混み具合。
いろいろ間が悪いようで、どんなもんかなとおそるおそるのぞいてみる。本日は1時前でもすいていそうな気配。
かなり気楽に入店。

店内はけっこう広く、ゆったりした席の配置で、カウンター5席と6人テーブル2卓、小上がりに4人テーブル2卓。
6人テーブルの端に座って田舎うどん(冷たい汁)650円を注文。

こちらは家族経営のようだ。おとうさんは元気がよく愛想もよい。おかあさんは物静かで優しそう。若い人は息子さんだろうか。
おとうさんはうどんのゆで担当、おかあさんは天ぷら担当、若い人は薬味その他担当と分業制が敷かれている。

うどんは白っぽく、小麦粉は無漂白ではないようだ。でもよじれ具合や食感は武蔵野の系統。
自分の好みからすると若干コシが強すぎのゆで加減だが、不ぞろいだが基本的に麺は太すぎずピロピロに細いのもけっこう混じっているので、ちょうどよい感じになる。耳ものっている。

つゆはかつおだしが効いていて、甘すぎもしない。
天ぷらはインゲンとジャガイモ。このジャガイモが面白く、ペーストにして揚げているようなのだが、ポテトチップの香りがする。ほかにサービスっぽい揚げ玉が付く。
糧・薬味は青菜、大根おろし、おろししょうが、ネギ。卓上のごますり器を使うのを忘れたことをいま悔やんでいる。

窓が全開で通り抜ける風が気持ちいい。新青梅街道を車がビュンビュン走っているが、植え込みが目隠しとなって気にならない。
今日のような暑い日にこの雰囲気で食べるこのうどんはとてもおいしい。
ものすごくビールが飲みたくなった。って、仕事の途中なんですけど(笑)。

[DATA]
田舎うどん 古奈家
東京都東大和市清水4-1107
[Today's recommendation]

https://youtu.be/ruvBg0J5f04