料理にも北欧の世界観 【カフェ・プイスト】
2022.03.06
前記事の続きで、昼ごはん編。
簡単におさらいすると、「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」は1997年開園の飯能市の児童公園で、ムーミンの世界観を再現するというコンセプトのもと運営されている。
有名な「ムーミンバレーパーク」とは別施設で、こちらのほうが20年以上も歴史が長く、知る人ぞ知る的人気スポットである。

園内にある「Cafe Puisto(カフェ・プイスト)」は2018年オープン。
ほかの建物とともに丘陵の自然に溶け込み、ムーミン谷の景観をつくり出している。

ちなみに“Puisto”はフィンランド語で“公園”を表すとのこと。
東京都立公園売店も“Parks”だが、こっちのほうがだいぶハイセンスっぽい。

前記事に書いたようにハイキングコースを断念し、午前11時とちょっと早いがランチにしようと。
やはり前記事のように園内他施設同様こちらも土足禁止。
飯能の特産 “西川材”が内装に使われ、足の裏から木のぬくもりを感じてもらおうとの配慮かと。
店内は、入って右手がテーブル席のあるホールで、左はキッズスペースになっているもよう。
入店時点で先客はキッズスペースに1組で、ホールは貸し切り状態。
ラッキー♪
注文は、テリヤキチキンのオープンサンドと、ヤンソンフレステルセ(北欧のアンチョビグラタン)。
コンセプト的には一貫性を感じるが、ほかの建物のおとぎ話的要素の強さに比し、こちらは装飾やBGMなど現実世界っぽい。
ハイファンタジーとローファンタジーの違いというか、そもそも食べ物を扱っているというリアリティかも。
オープンサンドは“スモーブロー”と呼ばれる北欧の伝統料理。
北欧ブームのなか、料理の世界でも北欧文化は注目されつつあるらしい。

付け合わせはレタスサラダとキャロットラペ。
シンプルなサワードレッシングとラペのクミンの香りが食欲をそそる。

ヤンソンフレステルセ(“ヤンソンさんの誘惑”の意)のネーミングは、菜食主義の宗教家であったヤンソンさんが、あまりにおいしそうで誘惑に負けて食べてしまったことから(諸説あり)。

アンチョビとじゃがいもという鉄板コンビで、北欧の家庭料理らしくシンプルで素朴な味わい。
ライ麦のパンがよく合う。

もう少しゆっくりしたくなったので、追加で飯能産和紅茶とラムレーズンのシフォンケーキを頼む。

香り高い紅茶だが味は穏やかで、和紅茶とはこういうものかと知る。
大きなマグカップにたっぷり。
ケーキは甘さも食感も軽いので、食後でも難なく食べられる。

ソーサーに使われている皿がイッタラ;Iittalaだったり、ケーキを食べ終わるとムーミンのイラストが現れたり…。
楽しめるポイントいろいろ。

お店を出たのが12時近くで、結局、最後まで貸し切り状態。
外はずいぶん人出も増えているだけに不思議な感じがする。

目に見えない魔法がかかっているかのように。
[DATA]
カフェ・プイスト(Cafe Puisto)
埼玉県飯能市大字阿須893-1
https://cafepuisto.hiyorifarm.com/
https://www.facebook.com/cafepuisto/
https://www.instagram.com/cafe_puisto/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/d3SEJSK_jqg
前記事の続きで、昼ごはん編。
![]() | ![]() |
簡単におさらいすると、「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」は1997年開園の飯能市の児童公園で、ムーミンの世界観を再現するというコンセプトのもと運営されている。
有名な「ムーミンバレーパーク」とは別施設で、こちらのほうが20年以上も歴史が長く、知る人ぞ知る的人気スポットである。

園内にある「Cafe Puisto(カフェ・プイスト)」は2018年オープン。
ほかの建物とともに丘陵の自然に溶け込み、ムーミン谷の景観をつくり出している。

ちなみに“Puisto”はフィンランド語で“公園”を表すとのこと。
東京都立公園売店も“Parks”だが、こっちのほうがだいぶハイセンスっぽい。

前記事に書いたようにハイキングコースを断念し、午前11時とちょっと早いがランチにしようと。
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
やはり前記事のように園内他施設同様こちらも土足禁止。
飯能の特産 “西川材”が内装に使われ、足の裏から木のぬくもりを感じてもらおうとの配慮かと。
![]() | ![]() |
店内は、入って右手がテーブル席のあるホールで、左はキッズスペースになっているもよう。
入店時点で先客はキッズスペースに1組で、ホールは貸し切り状態。
ラッキー♪
![]() | ![]() |
注文は、テリヤキチキンのオープンサンドと、ヤンソンフレステルセ(北欧のアンチョビグラタン)。
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
コンセプト的には一貫性を感じるが、ほかの建物のおとぎ話的要素の強さに比し、こちらは装飾やBGMなど現実世界っぽい。
ハイファンタジーとローファンタジーの違いというか、そもそも食べ物を扱っているというリアリティかも。
![]() | ![]() |
オープンサンドは“スモーブロー”と呼ばれる北欧の伝統料理。
北欧ブームのなか、料理の世界でも北欧文化は注目されつつあるらしい。

付け合わせはレタスサラダとキャロットラペ。
シンプルなサワードレッシングとラペのクミンの香りが食欲をそそる。

ヤンソンフレステルセ(“ヤンソンさんの誘惑”の意)のネーミングは、菜食主義の宗教家であったヤンソンさんが、あまりにおいしそうで誘惑に負けて食べてしまったことから(諸説あり)。

アンチョビとじゃがいもという鉄板コンビで、北欧の家庭料理らしくシンプルで素朴な味わい。
ライ麦のパンがよく合う。

もう少しゆっくりしたくなったので、追加で飯能産和紅茶とラムレーズンのシフォンケーキを頼む。

香り高い紅茶だが味は穏やかで、和紅茶とはこういうものかと知る。
大きなマグカップにたっぷり。
ケーキは甘さも食感も軽いので、食後でも難なく食べられる。

ソーサーに使われている皿がイッタラ;Iittalaだったり、ケーキを食べ終わるとムーミンのイラストが現れたり…。
楽しめるポイントいろいろ。

お店を出たのが12時近くで、結局、最後まで貸し切り状態。
外はずいぶん人出も増えているだけに不思議な感じがする。

目に見えない魔法がかかっているかのように。
![]() | ![]() |
[DATA]
カフェ・プイスト(Cafe Puisto)
埼玉県飯能市大字阿須893-1



[Today's recommendation]



https://youtu.be/d3SEJSK_jqg