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絶品! しお味らーめん 【ラーメン 中本】

2017.05.19

 昭和の時代、「ラーメン×中本」といえば、蒙古ではなく有楽町だった。
有楽町ビルヂングの地下、昭和27年創業の老舗ラーメン店。極太麺と牛骨ベースのスープが異彩を放っていた。2013年に惜しまれつつ閉店している。
その暖簾分け的な存在が多摩地区にある。東大和市駅近く、青梅街道沿いのラーメン店「中本」だ。


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だいぶ昔のことだから記憶が定かでないが、この地域に移り住んで間もないころ、たしか古いラーメンガイド本だと思うがその中本暖簾分けの店が載っていた。こんな田舎にそんなものがあるのか、と興味を引かれ行ってみた。
たぶんしょう油ラーメンを食べ、ほとんど覚えていないが、野菜のうま味の強いスープというイメージが残っている。


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去年、実に久しぶり行ってしょう油ラーメンを食べ、同じような感想、というか十数年前のイメージの裏づけをとった程度で、たしかにノスタルジック鶏ガラ中華そば系とだいぶ違うとは思ったが、特に強いインパクトは受けなかった。一緒に食べた半高菜チャーハンはかなり好みの味だったが。


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本日、約半年ぶりの来店。
古いけれどもきれいにしている店は少なくないが、この店ほど徹底しているのも珍しい。テーブル・カウンターの天板、厨房のステンレス製品群までピカピカだ。


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塩ラーメンがおいしいとの情報があり、なるほど牛骨スープは塩味が正しそうなので「しお味らーめん」と、前回と同じ「半高菜ちゃーはん」の組み合わせの「ラーメン半チャーハン」850円に。
この店のラーメン半チャーハンは組み合わせ自由で、ラーメンはしょう油味、みそ味、しお味から、チャーハンはノーマル、高菜、キムチから選べる。


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牛骨のだしは鶏ガラ、豚骨の動物系・肉っぽい雑味やにおいが少ない分、うま味も細ると思うのだが、そこを野菜や牛肉も加えて補うのがプロの仕事、と勝手に解釈している。


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で、このしお味らーめんは非常においしい。例えはよくないが、牛タン屋のテールスープをふくよかにして油っこくした感じ。油っこいからスープが麺によく絡む。
そのもちもち中太麺がもろに自分好み。やわらかチャーシュー、トッピングに水菜というのもこのスープに合わせた感じ。


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そして、やはりおいしかった高菜ちゃーはん。その組み合わせは一発で定番登録となった。
ちなみにチャーハンはお母さん担当。音を聞いていると、ずいぶんしっかり炒められている。


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去年久しぶりに入ったときに味以外に思い出したことが2つある。
一つはお父さんの容貌。“東池袋の神様”によく似てる。
あと、ほぼ初めてでも「まいど」と言われること。この近くの「ひさご」のお母さんもそうだが、こういうお店でそう言ってもらえるのは客としては案外うれしい。
今日も帰るとき「まいど」コール。

それにしても、これで3連続のわし(ら)以外に客なしの昼食。
孤独のグルメ週間なのであった。


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[DATA]
ラーメン 中本
東京都小平市小川町1-363-9





[Today's recommendation]


https://youtu.be/6Qe9-z24LMc



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