直売所には、うどん 【武州めん あぐれっしゅ川越】
2022.07.18
家でナス漬けをつくるのにどこかで無農薬のナスを買えないものかと調べているうちに行き着いたのが、川越市の「伊佐沼農産物直売所」。
地図で見ると伊佐沼という大きめの沼の近くで、沼自体が古代蓮の名所らしかったりとなかなか面白そうなエリアである。
ノーチェックだったが、ふだん川越を通過するルートからわずか1km東にずれているだけの、まさに灯台下暗し。
午前中、車の点検の予約を入れてあって、ちょっと遅くなってしまったが、そのまま上福岡、南古谷経由で伊佐沼へ。
が、当の農産物直売所は臨時休業。ガーン…。
こちらにはうどん店も併設されているという情報で、すっかりうどん食べたいモードだっただけに、さらにガーン ( ̄▽ ̄;)!!ガーン
すでに1時半を回り、腹は減るわ、可及的速やかな意思決定は求められるわで…
「うーん… あぐれっしゅ!」
と、目的地を1km西にスライド。

「あぐれっしゅ川越」では小川町「武州めん」のうどんが食べられる。
うどんアタマの判断として必然的帰結といえましょう。

一昨年自転車で走っているときに見つけたJAいるま野の直売所「あぐれっしゅげんき村」が気に入って同じような直売所を探し、系列の「あぐれっしゅ川越」も何度か利用している。
上記「伊佐沼農産物直売所」はその「あぐれっしゅ川越」からわずか1kmという位置関係にありながら気づかなかった。
地図上でも灯台下暗し現象は起きるのである。

「あぐれっしゅ」正面側の入り口

裏駐車場からの入り口

「あぐれっしゅ」店内からの入り口
「武州めん」のおさらい。
――1910(明治43)年創業の埼玉県小川町の製麺会社で、本社敷地内に直営部門「武州めん本店」を開業し、小川町の「農協直売所店」、川越市の「あぐれっしゅ川越店」と展開している(あぐれっしゅ川越店は2019年3月オープン)。

セルフ方式で、うどんを注文し好みで天ぷらを皿にとり、その場でお会計、番号札を渡されて席で待つ。


注文は、ざるうどん並、冷しきんぴらうどん並。
ちくわ天、紅生姜天をピックアップ。

はじめ店内ほぼ満席で、農産物販売所をぶらぶらして時間をつぶしてから出直したんだが、僕らが入って見る見る客足が引いた。
あとで見るとイートインは14:00までと、のんびりしてる場合じゃなかったらしい。

冷しきんぴらうどん

ざるうどんと天ぷら(ちくわ、紅生姜)
太めでよじれが入り一本一本が長いところは、北埼玉の加須うどんに通じるかも。
コシが強いがしっかり咀嚼を受け止める食感で、かみしめると小麦の香りが広がる。
おいしいからじっくりかみながら味わっていると、途中でアゴが疲れてくる(笑)。




冷しきんぴらうどんは期間限定。
けんちんうどんはよくあるが、同じく根菜を使った田舎くさいうどんとして、ありそうでなさそうなマッチング。
考えてみれば武蔵野うどんにいちばん相性がよい“糧”はごぼう天とにんじん天であり、きんぴらが合わないはずがない。
たっぷりのった揚げ玉と大根おろしと合わさってなかなかおいしい。

食後に直売所で買い物。
「伊佐沼農産物直売所」にも近いうちに行ってみたい。
できればハスの咲いているうちに。

[DATA]
武州めん あぐれっしゅ川越
埼玉県川越市城下町45-3
https://www.busyuumen.co.jp/
https://twitter.com/busyu_men
[Today's recommendation]



https://youtu.be/qKRle7mgadk


今日のお買い物
家でナス漬けをつくるのにどこかで無農薬のナスを買えないものかと調べているうちに行き着いたのが、川越市の「伊佐沼農産物直売所」。
地図で見ると伊佐沼という大きめの沼の近くで、沼自体が古代蓮の名所らしかったりとなかなか面白そうなエリアである。
ノーチェックだったが、ふだん川越を通過するルートからわずか1km東にずれているだけの、まさに灯台下暗し。
午前中、車の点検の予約を入れてあって、ちょっと遅くなってしまったが、そのまま上福岡、南古谷経由で伊佐沼へ。
が、当の農産物直売所は臨時休業。ガーン…。
こちらにはうどん店も併設されているという情報で、すっかりうどん食べたいモードだっただけに、さらにガーン ( ̄▽ ̄;)!!ガーン
すでに1時半を回り、腹は減るわ、可及的速やかな意思決定は求められるわで…
「うーん… あぐれっしゅ!」
と、目的地を1km西にスライド。

「あぐれっしゅ川越」では小川町「武州めん」のうどんが食べられる。
うどんアタマの判断として必然的帰結といえましょう。

一昨年自転車で走っているときに見つけたJAいるま野の直売所「あぐれっしゅげんき村」が気に入って同じような直売所を探し、系列の「あぐれっしゅ川越」も何度か利用している。
上記「伊佐沼農産物直売所」はその「あぐれっしゅ川越」からわずか1kmという位置関係にありながら気づかなかった。
地図上でも灯台下暗し現象は起きるのである。

「あぐれっしゅ」正面側の入り口

裏駐車場からの入り口

「あぐれっしゅ」店内からの入り口
「武州めん」のおさらい。
――1910(明治43)年創業の埼玉県小川町の製麺会社で、本社敷地内に直営部門「武州めん本店」を開業し、小川町の「農協直売所店」、川越市の「あぐれっしゅ川越店」と展開している(あぐれっしゅ川越店は2019年3月オープン)。

セルフ方式で、うどんを注文し好みで天ぷらを皿にとり、その場でお会計、番号札を渡されて席で待つ。


注文は、ざるうどん並、冷しきんぴらうどん並。
ちくわ天、紅生姜天をピックアップ。

はじめ店内ほぼ満席で、農産物販売所をぶらぶらして時間をつぶしてから出直したんだが、僕らが入って見る見る客足が引いた。
あとで見るとイートインは14:00までと、のんびりしてる場合じゃなかったらしい。

冷しきんぴらうどん

ざるうどんと天ぷら(ちくわ、紅生姜)
太めでよじれが入り一本一本が長いところは、北埼玉の加須うどんに通じるかも。
コシが強いがしっかり咀嚼を受け止める食感で、かみしめると小麦の香りが広がる。
おいしいからじっくりかみながら味わっていると、途中でアゴが疲れてくる(笑)。




冷しきんぴらうどんは期間限定。
けんちんうどんはよくあるが、同じく根菜を使った田舎くさいうどんとして、ありそうでなさそうなマッチング。
考えてみれば武蔵野うどんにいちばん相性がよい“糧”はごぼう天とにんじん天であり、きんぴらが合わないはずがない。
たっぷりのった揚げ玉と大根おろしと合わさってなかなかおいしい。

食後に直売所で買い物。
「伊佐沼農産物直売所」にも近いうちに行ってみたい。
できればハスの咲いているうちに。

[DATA]
武州めん あぐれっしゅ川越
埼玉県川越市城下町45-3


[Today's recommendation]



https://youtu.be/qKRle7mgadk


今日のお買い物
直売所で老舗のうどん 【武州めん あぐれっしゅ川越】
2021.12.26
しばらくクルマ乗ってなかったし最強寒波だというので、ちょっと動かしておこうか、というかエンジンかかるか…? みたいなノリで、車で出かける。
行き先は川越だが、自転車で開拓しているルートを車で走ってみようという目的で、寒いし年末の日曜で人出も多そうだし、市内観光はなし。
「蔵造りの町並み」を避けて西回りに宮元町交差点→R254池袋方面。
博物館入口交差点を左折、農産物直売所「JAいるま野 あぐれっしゅ川越」の駐車場へ。

以前、川越観光をしたときもここに止めているが、「あぐれっしゅ」の裏手は“川越市内観光・農産物直売所 共同駐車場”となっている(無料)。
前回見つけた直売所併設のうどん屋さんで昼ごはんにしようと。

直売所正面左手を回り込んだ先に共同駐車場があるが、その途中、建屋側面の出っ張りがうどん屋さん。
裏手にも入り口があって駐車場から直接入れるようになっている。
正面側の入り口
裏側の入り口
あぐれっしゅ店内からの入り口
入り口に“麺づくり一筋 創業100年 ㈱武州めん”とある。
これが店名のようだ。
調べてみると「武州めん」は1910(明治43)年創業の埼玉県小川町の製麺会社で、15年前(とHPにあるが、いつの15年前かは不明)に直営部門「武州めん本店」を開業。
その後、小川町の「農協直売所店」、川越市の「あぐれっしゅ川越店」と展開している(あぐれっしゅ川越店は2019年3月オープン)。
立ち食いそばやフードコートのようなセルフ方式。
うどんを注文し好みで天ぷらを皿にとり、その場でお会計、番号札を渡されて席で待つ。
席はすべて壁向きに15席ほど。

温まりたかったので、かけうどん並を注文。
ちくわ天と、川越だけにさつまいも天をピックアップ。


相方は、もり肉汁うどん小と野菜かき揚げ。
うどんは太く少しよじれの入った武蔵野に近いフォルム。
かけうどんではコシは期待しないことにしているが、こちらはかなりしっかりしている。なので、もりは相当硬め。レベルの高いうどんだと思う。

天ぷらが大きい。
芋は分厚く、かき揚げはソフトボールほどもあろうか(つまり丸い)。

肉汁の具は豚肉、長ネギ、油揚げがたっぷり。
つゆは甘辛の田舎風。かけでもかなり濃いめで、太麺やデカい天ぷらとはちょうどよいバランス。
こういうファストフード感覚でおいしいうどんが食べられるあたり、“うどん県 埼玉”の底力を見る思いがする。

[DATA]
武州めん あぐれっしゅ川越
埼玉県川越市城下町45-3
https://www.busyuumen.co.jp/
https://twitter.com/busyu_men
[Today's recommendation]



https://youtu.be/yoLs7vRHIU4


しばらくクルマ乗ってなかったし最強寒波だというので、ちょっと動かしておこうか、というかエンジンかかるか…? みたいなノリで、車で出かける。
行き先は川越だが、自転車で開拓しているルートを車で走ってみようという目的で、寒いし年末の日曜で人出も多そうだし、市内観光はなし。
「蔵造りの町並み」を避けて西回りに宮元町交差点→R254池袋方面。
博物館入口交差点を左折、農産物直売所「JAいるま野 あぐれっしゅ川越」の駐車場へ。

以前、川越観光をしたときもここに止めているが、「あぐれっしゅ」の裏手は“川越市内観光・農産物直売所 共同駐車場”となっている(無料)。
前回見つけた直売所併設のうどん屋さんで昼ごはんにしようと。

直売所正面左手を回り込んだ先に共同駐車場があるが、その途中、建屋側面の出っ張りがうどん屋さん。
裏手にも入り口があって駐車場から直接入れるようになっている。
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入り口に“麺づくり一筋 創業100年 ㈱武州めん”とある。
これが店名のようだ。
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調べてみると「武州めん」は1910(明治43)年創業の埼玉県小川町の製麺会社で、15年前(とHPにあるが、いつの15年前かは不明)に直営部門「武州めん本店」を開業。
その後、小川町の「農協直売所店」、川越市の「あぐれっしゅ川越店」と展開している(あぐれっしゅ川越店は2019年3月オープン)。
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立ち食いそばやフードコートのようなセルフ方式。
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うどんを注文し好みで天ぷらを皿にとり、その場でお会計、番号札を渡されて席で待つ。
席はすべて壁向きに15席ほど。

温まりたかったので、かけうどん並を注文。
ちくわ天と、川越だけにさつまいも天をピックアップ。


相方は、もり肉汁うどん小と野菜かき揚げ。
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うどんは太く少しよじれの入った武蔵野に近いフォルム。
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かけうどんではコシは期待しないことにしているが、こちらはかなりしっかりしている。なので、もりは相当硬め。レベルの高いうどんだと思う。

天ぷらが大きい。
芋は分厚く、かき揚げはソフトボールほどもあろうか(つまり丸い)。

肉汁の具は豚肉、長ネギ、油揚げがたっぷり。
つゆは甘辛の田舎風。かけでもかなり濃いめで、太麺やデカい天ぷらとはちょうどよいバランス。
![]() | ![]() |
こういうファストフード感覚でおいしいうどんが食べられるあたり、“うどん県 埼玉”の底力を見る思いがする。

[DATA]
武州めん あぐれっしゅ川越
埼玉県川越市城下町45-3


[Today's recommendation]



https://youtu.be/yoLs7vRHIU4

