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暑いときほど、アツアツ💦 【さんらいず亭】

2022.08.04

 暑い夏に食べたいものとして、このブログで必ずといっていいほど挙げているのが、タンメン。

暑いときには冷たいものという指向性がないらしく、“暑いほど熱い”だろうが… と、ときどき体育会系なワタシ。
熱いといえば、アツアツ炒め野菜をアツアツ汁麺にのせる、アツアツ命の麺料理 タンメンと。

ところが実際、暑い夏に熱いタンメンを食べているかというと、どうだろう…。


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そんなことを考えていたらタンメンが食べたくなった。
食べたくなったら食べないと収まらないのが、タンメン。


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押し出しが強くなく万人向けのイメージのタンメンだが、ハクサイvsキャベツ論争のごとく具材等に対する個々人のこだわりは意外に強い。
自分的にも食べるお店が決まっていたりする。
そのうちの一つが久米川町の「さんらいず亭」。


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タンメン680円と激安。
そしてタンメンに限らずこちらの麺全般、量がすごい。
そのあたりも選ぶ理由には違いないが。


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タンメン来る。
スープをひと口。
あっつ~!! (>▽< ;;


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スケール代わりに割り箸を置いてみました


具は豚肉、モヤシ、ニンジン、ニラ、キクラゲと…、キャベツとハクサイ。
キャベツもハクサイも入ってるから、論争になりようがない。
おいしければ(この部分は)どっちでもいい派の自分としては、なにかと気が楽だ(笑)。


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熱々タンメンにあるまじき伸びやすい細麺で、すごくせかされるようなそのギリギリ感も、意外に好きかも (>▽<) b


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強いて挙げれば熱々でしょっぱいスープかなぁ。
タンメンのポイント。


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[DATA]
さんらいず亭
東京都東村山市久米川町1-57-8





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/t4H_Zoh7G5A



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真夏のアツアツ主義者 【さんらいず亭】

2021.08.19

 雑誌のインタビューなんかで主義・信条や座右の銘を聞かれすらすら答えているのを読むと、自分はそんなの考えたことないなぁ、すごいなぁ… といたたまれない気持ちになるが、考えてみると僕の身分でそんなこと聞かれる場面はまずないので心配無用である。せいぜい、好きなラーメンは何ですか? くらいに備えておけばよいのである。

はい、夏こそ熱々ラーメン! のアツアツ主義です (・`ω´・) キリッ


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所沢街道の「さんらいず亭」は昼どき混むので時間をずらして行くことが多い。今日は10時までに仕事が片付いたので、11時の開店時間に合わせて入店。
先客はなかったが、程なくして立て続けに3組。いずれも肉体系と見受けられる。


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注文は五目うま煮そばとヤキソバ。


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ざる中華というメニューが気になっている。
しかるに“主義”に反するため頼んだことはない。
隣のテーブルの4人組は全員、ざる中華のセット。
むむ… 軟弱者めー!


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五目うま煮そばは、ハクサイ、コマツナ、ニンジン、タケノコ、キクラゲ、豚肉、エビ、イカ、ハム、ナルト、カニカマ… と具だくさん。


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同じあんかけ系の人気メニュー・海老ソバが塩味なのに対し、こちらは甘辛しょうゆ味。
濃いめだが昔ながらのシンプルな味付けで、ホッとなる一杯。


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どんぶりの大きさが伝わるだろうか


量的にそれほどと思われないかもしれないが、どんぶりが異常にでかくスープ表面積が広い分、まばらに見えるのであって、具の量はかなり多い。麺もまたしかり。


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焼きそばは普通のソース焼きそばのようなビジュアルだが、やはり具だくさん。


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イカ、ナルトに、写真ではわからないがエビも埋もれていて、ちょい豪華版海鮮ソース焼きそばという感じ。
何にでもナルトが入ってくるところがおもしろい。ほのぼのする。


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五目うま煮そばは、どんぶりがでかい分、スープの容積が大きく、ずっと熱々のまま。半分くらい食べたあたりで汗が噴き出してくる。アツアツ主義の醍醐味といえよう。

一方、隣のテーブルにざる中華来る。


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「ざるオムはどちら? ケチャップ増量は?」

ざるオム? あ、ざる中華&オムライスセットのことね。
ケチャップ増量ぉ? お子ちゃまめー! (=`ω´=)凸

う、うまそうじゃねーか…。
(↑主義、ゆらぐ)


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[DATA]
さんらいず亭
東京都東村山市久米川町1-57-8





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/p47fEXGabaY



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無性に食べたくなる… 【さんらいず亭】

2021.04.03

 朝にインスタで見たラーメンの写真に引っかかるものがある。
ラーメンの投稿は僕のフォローの範囲でも珍しくないが、その写真はぱっつん低加水ストレート細麺でもなく低温調理チャーシューでもなく… と、いまどきのラーメンとは様相を異にしていた。

麺にキレがない。
出された時点ですでにスープを吸ってダレてる感が画像からも伝わってくる。
いまどきこんなラーメン食べたがる人間がいるのか…?
いました、ここに🙋‍♂️


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たまに無性に食べたくなる。このあたりで言うと「一ツ橋 大勝軒」の先代のころの麺の軟らかいラーメン。ほかにも街中華ではやわいの普通だったし。
いまはそういうラーメンにはなかなかお目にかかれない。「大勝軒」も代替わりして麺の感じも変わった。

ちなみに上記インスタ投稿は多治見の老舗中華そばとのこと。
冒頭の記述は、すごくおいしそうで思わず刮目した… という意味です。念のため。


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そんなことを考えていたら無性にラーメンが食べたくなったので、所沢街道の中華屋さん「さんらいず亭」へ。


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前回あまり食べられなかったタンメンを再度注文。
もう1品は、このお店ではまだ食べたことのない普通のラーメンに。


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こちらは定食やセットメニューが充実しているが、麺単品でも量がすごいのでなかなか踏み込めずにいる。が、最近どういうわけか始終ハラをすかせていて、いけそうな気がする。
ラーメンを半中華丼とのセットに。


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やって来たラーメンの琥珀色のスープが食欲をそそる。


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スープをひと口。うん、優しい味わいの昔ながらの中華そば。
麺をすする。うん、やわい… (;^_^A

こういうラーメンが食べたかった(笑)。


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いつもそうだということではなく、たまたますごく忙しそうで、配膳直前に3人立て続けにお会計に立ったりということも影響している。
今日は軟らかいラーメンを食べるべく運命づけられていた。


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中華丼は“半”とはいえ上品なお店のフルサイズほどもあり、さすがにアセッた。
ちょっとしんなりしちゃってるが白菜たっぷりでヘルシーではある。
しかしこのトシではこちらのセットメニューはやっぱK点越えかも…。


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相方のタンメンとのチェンジのタイミングが遅くなり、その時点で麺はかなり延びている。またもやタンメンは味わいきれず、再々チャレンジ必至か。


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最後、野菜の切れ端とダレきった麺をレンゲですくって口に含めば、渾然一体となったおいしさ。皮肉でも何でもなく、素直な感想。上記「大勝軒」の大もとの「永福町大勝軒」の口コミに、そのような表現が普通に見られるように。
ラーメンも人生もダイバーシティの時代なのだ。


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[DATA]
さんらいず亭
東京都東村山市久米川町1-57-8





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https://youtu.be/zBqW6yKz8WA


海老ソバふたたび 【さんらいず亭】

2020.10.02


 先月の海老そばシリーズ「正来」「ぼん天」参照)好評につき、第3段。

実は海老そばと聞いて真っ先に思い浮かぶお店が、こちら「さんらいず亭」だったりする。
海老そばのど真ん中ストレート、海老そばのがっぷり左四つ、海老そばの欧州チャンピオンズリーグ、海老そばの… もういいわ \(--;)


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「さんらいず亭」は所沢街道・秋津町三丁目交差点近くのロードサイド店。


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渋滞ポイントなので車でこのルートを通る人は必ず目にしていると思うが、目にしてはいるが中華屋さんっぽくない外観で入りづらいと感じている人もいるかもしれない。
中華屋さんというより昔の喫茶店チックな外観で腹持ちのよくない軽食でも出てきそうでなんだかな… と考えている人がいるかもしれないが、とんでもない。


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こちら、知る人ぞ知るガッツリ系。
個人的には、撃沈しそうになったことたびたび。
怖いのでいまだに定食メニューを頼んだことがないという ( ̄(エ) ̄)ゞ


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注文は、海老ソバとタンメンと餃子。
海老そばの流れと餃子の流れという、インスタ上の事情であらかじめ2つ決まっちゃってる流れの中でのもう1品。実はタンメンが今回のメインイベントといえる。


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が、考えてみると、タンメンは海老ソバと同じ塩味系のラーメンである。
上記「ぼん天」のときとまったく同じ塩味麺×塩味麺+餃子という組み立てで、反省がまったく生かされていないという。


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ということで、ラーメン2品はビジュアルというか色味がそっくりだが、味はぜんぜん違います ( ̄ー ̄)b


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モヤシの有無は味に大きな違いをもたらす。もちろん魚介テイスト(エビ&カニカマ&ナルト)の介在も大きい。
製法的に、海老ソバはあんかけでタンメンはシャバシャバというのは、これまた大きな違い。
量の多さは一緒だな…(笑)。


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餃子はショウガやニラなど香味野菜がバランスよく効いている。
麺料理同様、いい感じに昔っぽいのがこちらの特徴だと思う。


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ちなみに中華屋さんっぽくないのは内装もそうだが、個人店にしてはメンテナンスが行き届いていて清潔そのもの。
前客の帰ったあとの消毒・拭き掃除の様子を見ていれば納得がいくが、いまの世の中、まさに安全・安心に利用できるお店と強く感じた。


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[DATA]
さんらいず亭
東京都東村山市久米川町1-57-8





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https://youtu.be/HISaA1Sea3E


I see a ‘Naruto’ and want it painted black 【さんらいず亭】

2019.08.07

 自転車というものは走行中は常に風を受けているようなものだから、ちんたらこいでいる分には意外に涼しいが、その風が熱風となると…
5分で汗が噴き出してきました (〃゚д゚;A

漠然と所沢にでも行こうと思っていたが、10分で断念。
ちょっとコースを変え、志木街道から所沢街道へ。


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ということで、交差点近くの中華料理店「さんらいず亭」に入るという選択は突発的だが、近いうちに来なければ… と気にかかっていたお店ではある。


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東村山のご当地グルメとして認知度もアップしている黒焼きそば。
恒例の食べ歩きキャンペーンが6月から開催されているが、残り1カ月を切ってよしくんのツイートも追い込みがかかっている。


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このキャンペーンは毎年終わってから思い出すということが続いていて、今年こそは期間中に何店か回りたいと思いつつ、いまだ達成できていない。


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ざる中華のセットも気になるが…


そんななか、2日前によしくんがつぶやいていたのが「さんらいず亭」。
僕の中では黒焼きそばの基本。まずはここからというわけである。


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グランドメニューには載っておらずご主人に持ってきてもらった黒焼きそばの品書きには、単品とセットがある。それは以前と変わっていないし、値段も2年前と一緒。
一瞬躊躇したが、「セットで」と注文。


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黒焼きそばセットは、みそ汁(今日は中華風かき玉スープ)・蒸し餃子・俵おにぎり・お新香付き。


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このセットを食べるのは3回目。
軽い気持ちで頼んだ1回目はかなり苦労した。万全な状態で臨んだ2回目も、このブログでは「これはやっぱり食べすぎだ」と書いている。


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にもかかわらず性懲りもなく繰り返すのは貧乏性のなせる技であって、蒸し餃子がなにげにおいしかったりするし、このオトク感にはあらがえないのである。


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以前も書いたが、ここの黒焼きそばはオイリーな仕上がりで尖った香りを包み込むことでソースの持ち味を引き出しているように感じられ、非常にまとまりがよくおいしい。黒いナルトもいいアクセント(笑)。


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しかーし…
おにぎり、こんなデカかった…? ヾ(ーー ) ォィォィ


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よしくんも、こうつぶやいている。
「お腹いっぱい間違いなしでござるよ」


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支払いのとき、抽選券を渡される。
食べ歩きキャンペーンでは、抽選で5名に旅行券をプレゼント(詳しくは上記リンク先をご参照ください)。
キャンペーンは9/6(黒の日)まで。
ぜひ食べに行ってみるでござるよ。


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[DATA]
さんらいず亭
東京都東村山市久米川町1-57-8





[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3




https://youtu.be/O4irXQhgMqg


一杯で満足・満腹なみそラーメン 【さんらいず亭】

2019.02.07

 4日ぶりの外食である。っていうか、3日ぶりの外出。
年末から取り組んでいる物理および数学の仕事が佳境に差し掛かっている。作業を終えてファイル転送サービスで納品すると、その受領メールに仕事の続きが添付してある、みたいな。しかも倍返しで。
それでもほかの仕事もあるので“仕事は来た順にやる”ペースをかたくなに守っていたら、先週その物理・数学方面から圧力がかかった。要するに、工程はケツカッチンであると。
「…2月15日となっておりますので今後も引き続き、順次ファイルをお送りさせていただけますと幸いです。ご理解いただけますと幸いです」
慇懃な脅迫状… ヽ(  ̄д ̄;)ノ タジ…


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というわけで3日缶詰め状態で、4日ぶりの外食は、所沢街道秋津町三丁目交差点近くの中華料理店「さんらいず亭」。


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全生園前から先、「くるまやラーメン」「餃子の王将」「ぼん天」「江川亭」と続きラーメン街道の様相を呈するこの通りにあって、有名どころの陰に隠れ影こそ薄いものの、この「さんらいず亭」、知る人ぞ知る実力派。驚くほど混んでいることがある。
この日は先客は1人。と思ったら、隅の席でいつまでたっても食べ終えないその女性はパート店員さんだった。


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メニュー帳の料理写真で目に付くのが、グルグルなると。
ラーメンはともかく、僕の好きな海老ソバなんか、エビよりナルトが目立ってる(笑)。


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そしてもう1品、中華丼もピンクのグルグルが鮮やか。
半中華丼とラーメンのセットを頼みそうになったが、頭のどこかで「警戒警報〜警戒警報〜」


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思い出した。
このお店はこの“ガッツリ系ラーメン街道”においてさえボリューム勝負ではどこにも負けてないかも… という特徴を持つ。覚悟なしにセット物を頼めば痛い目に遭う。
あわてて味噌ラーメンに変更。


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6分後、お店のおばさまが重そうに運んでくる器を見てはっきり思い出した。
はいはい、こんなんでした。
うつわ、でかっ! w( ̄▽ ̄;)w ワォッ!!


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ひと口すするとマイルド系のみそスープ。豚肉、ハクサイ、キャベツ、モヤシ、ニンジン、ニラ、キクラゲと、具だくさんで野菜の量がたっぷりな分、濃いめだが、基本優しい味付け。麺の量は1.5あるいは2玉相当といったところか。


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食べ進むうちにじわじわ辛くなっていく。よく見ると唐辛子片が浮いていたりラー油らしき赤い油膜が張っていたり。意外にショウガがアクセントになっていたり、実はかなーりニンニクが効いていたり…。
一杯の満足度の高い味噌ラーメンなのであった。


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セット物も気になるが、ほかの麺もいろいろ食べてみたくなった。
今後、来店頻度が高まる可能性あり… かも。


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[DATA]
さんらいず亭
東京都東村山市久米川町1-57-8





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https://youtu.be/EzoazPPC7b8


https://youtu.be/HFlvZ28Brf0


穴場的郊外店のがっつり海老ソバ 【さんらいず亭】

2017.09.11

 所沢街道沿い、志木街道との交差点(秋津町三丁目)を少し南に行ったところにある中華レストラン「さんらいず亭」。
この店の位置づけはちょっと独特だ。住所は東村山市久米川町だが、東村山市民の認知度は高くない気がする。
それはたぶん、この店が地域密着型というよりロードサイド店として機能しているから。地元民にとっては、特に用事もなく、しかも混雑するルートという印象がある。だからこのあたりは意識からすっぽり抜け落ちている空白地帯なのかもしれない。


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本日は2時近くに通りかかる。もし休憩時間でなければ入ろう、という感じ。駐車場にタクシーが止まっているあたりが、いかにも穴場ロードサイド店的だ。そのタクシーの運転手さんと入れ替わるように店に入る。
入ってすぐのレジのところに“しばらく3時までの営業”という紙が張ってある。ずいぶん前にもこれを見た気がするが、当面夜の営業はお休みということのようだ。


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この店はメニューが豊富で、特に定食が充実している。
もちろん麺やご飯、それと一品料理を組み合わせたセットメニューも各種取りそろえてある。


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ちょっと話がそれるが、そのことで気になっているのが食べログの扱いだ。これだけメニューがそろっているにもかかわらず、この店のジャンルは“焼きそば”。だから食べログ内で“東村山×中華料理”で検索しても引っかかりもしないのである。いまどき、地元の店に入るにも食べログの影響力は大きい。その点、この店は大いに不利益をこうむっていると言わざるを得ないし、認知度の低さとも無関係ではないように感じられるのである。
まあ、この店の黒焼きそばはたしかにおいしいんだけど(ナルトも黒いご当地焼きそば 参照)。


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麺類のトップに載っている海老ソバ780円を注文。ほかにチャンポンメン、五目うま煮そば、味噌ラーメン、タンメン、モヤシソバと、麺類は炒め具だくさん系が主体だ。定食やセットメニューにも気になるものがいろいろある。


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海老ソバも具だくさん、とろみがついたアツアツ麺だ。エビが8匹ものってる。野菜はハクサイが主体で、ほかに青菜とニンジン。
ナルトとカニカマが入っているところが面白い。だからというわけじゃないが、スープの味はけっこうジャンキー寄りかな。昔よく食べたカネボウのカップ麺のチャンポンを思い出した(失礼)。


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この店は一度入ってみればけっこう使い勝手がいいことがわかる。僕は自転車を使うので、裏道を行くと案外駅前から近かったりする。ジャンル分けさえ正しければ、このあたりでは「ぼん天」に並ぶ実力派中華と評されているはずだ。


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[DATA]
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東京都東村山市久米川町1-57-8





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https://youtu.be/dH3GSrCmzC8



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秋の七草・尾花;ススキ(多摩北部医療センター)


ナルトも黒いご当地焼きそば 【さんらいず亭】

2017.05.15

 東村山市民なら誰でも知っている… というわけでもないだろうが、だいぶ市の内外での認知度も高まってきたと思われるご当地B級グルメ「東村山黒焼きそば」。

――東京都東村山市で販売されているご当地焼きそばである。イカ墨と鹿児島特産の日本酒『黒酒』、さらに様々な香辛料をブレンドした『黒』ソースをベースとした焼きそば(Wikipedia)


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アサヒビールのHPに「東村山の新たな逸品 東村山黒焼きそば」というページがあって、食べ歩きマップ付きで便利。しかし見ていると閉店してしまった店もずいぶんあるなぁ…。


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その黒焼きそばソースを製造・販売しているのが、無添加にこだわる真面目な地元ソースメーカー「ポールスタア」。うちではソースはポールスタアの中濃ソースと決めている。
おそらくいちばん安い東久留米卸売市場(得得市場)の乾物店「かぼ久よこがわ」まで買いに行くのだが、乾物屋のおっちゃんは「ブルドックよりおいしいポールスタア」の口上つきで商品を渡してくれる。


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去年の暮れから立て続けに3軒で黒焼きそばを食べて、いちばんおいしかったのが「さんらいず亭」。
この店は中華料理店というより昭和の郊外型洋食レストランのようなつくり。もしかしたらそういう流れの居抜きかもしれない。
職人タイプの料理人のおじさんと上品そうなフロア担当のおばさまで運営されている。おばさまは喫茶店の制服のようなエプロンスタイルだ。
去年入ったときは、たぶん近くのコープの配送センターの工事現場関係と思われるが、ガテン系の人々で大盛況だった。工事が終わっていまはどうなんだろうと気になっていたが、ちゃんと客は入っていて、1時すぎで自分の前に3組5人。


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去年と同じ東村山黒焼そば定食790円に。
ほかにも気になるメニューはあるのだが、食べたかったんだからしょうがない。


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このセットメニューは、黒焼そばのほかにみそ汁、蒸し餃子、俵おにぎり、お新香とボリューム満点。
前回は体調がいまひとつすぐれなかったのと、客層が客層なだけに店内に煙が充満していて気持ち悪くなったのとで食べきるのが大変だった。しかし普通のコンディションなら苦労するほどの量でもないだろう。


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黒焼そばの具は、キャベツ、モヤシ、ニンジン、ニラ、豚肉、ナルトで、紅ショウガが添えてある。
ここの黒焼そばをおいしく感じたのは、僕には油の量・炒め方がちょうどよい具合だったからで、オイリーな仕上がりが癖のあるソースの香りを包み込んでまろやかにしてくれる。食べるほどに味がなじんでよりおいしくなっていく。
餃子は大ぶりでニンニクがかなり効いている。みそ汁は油揚げとワカメ。
問題は俵おにぎりで、にぎり加減はゆるいが3個もあるからさすがにおなかにずっしりくる。冷静に考えたら、これはやっぱり食べすぎだ(笑)。


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ナルトが黒く染まることを意に介さない大胆製法がB級ど真ん中でよい。ほかにどんな荒業が繰り広げられているのか、東村山黒焼きそばが面白そうだ。


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[DATA]
さんらいず亭
東京都東村山市久米川町1-57-8





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https://youtu.be/GocOe3mc218


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