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あのとき、総理メシ… 的な? 【菊富】

2020.02.23

 西武所沢店で買い物のあと、昼ごはん。
ファルマン通り交差点を少し下ったところにあるとんかつ店「菊富」へ。


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調べてみると1年9カ月ぶりで、その前が3年前。
1~2年に1回と来店頻度はまばらだが、通い歴は長く、おそらく20年近い。
このあたりのお店でも特に古くから通っているので、たまにしか来なくてもホーム感がある。


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そういうお店は不思議と匂いを覚えている。
1年9カ月ぶりでも、席に座って落ち着いたころ、「あ… この匂い」と。
それがホーム意識につながるのかもしれないが。


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ランチメニューを見てみると、前回および前々回と比べて、上から3つ(とんかつ定食、かつ丼、かつカレー)が値段据え置き。
どう見ても主力3本柱級を据え置き(増税を挟んで実質値下げ)という企業努力には頭が下がる。僕はとんかつ定食とかつ丼しか食べたことがないので、なおさらありがたい。


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ということで、ここはひとつもっとありがたさをかみしめるべく、まだ食べたことのないかつカレーを食べてみようか (´_ _) あざーす

もう1品は前回までランチメニューになかった、みそかつ定食980円に。


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かつカレーは、もしかしたら写真ではカツが小さく見えるかもしれないが、それは錯覚。
器が異常に大きいのである。


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で、ビジュアル的に、本土とは別に東方沖に3島。
これもとんかつ(の端っこ)なので、どういう工程かわからないがサービス精神がすごい。
カレーは具材が煮崩れて形をとどめないごたっとしたもので、コクは深いが甘み抑えぎみのさっぱり系。


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みそかつの内容は、とんかつ定食にみそだれが付いたもの。
とんかつ定食ばっかり食べていたので、そのへんはよくわかる。
こちらも器のサイズがすごいので… ( ̄▽ ̄) b


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カレーとは逆にしっかり甘いみそだれに食欲がいや増すようだ。
甘さが強く単調に感じられるあたりで、添えてある卵黄を崩して中和させるという食べ方がいいと思う。


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みそかつ推しは以前から強かったと思うが、ランチでレギュラーより100円安くいただけるようになった。


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もともと良心価格のお店がずっと価格据え置きなのでますますコスパ方面が際立つわけだが、それだけではない。


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レジ横の壁に、ご主人と奥さんと一緒に写る安倍総理の写真が飾ってある。

「幹事長時代、選挙応援にいらしたときに寄っていただいたんです」と奥さん。
「おいしいですからね」と相方。

朝日新聞の名企画が思い出され…。


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[DATA]
菊富
埼玉県所沢市御幸町2-1





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2020年啓蟄は3月5日(所沢市久米)




そのたべもの最強につき…! 【たかはし】

2019.11.08

 保谷近辺にはなぜか二枚看板のお店が多い。それも、カンバンの組み合わせがひとひねり利いた店ぞろいである。
練馬所沢線沿いのとんかつ&焼き肉レストラン「かつ秀」、そのすぐ裏手にはインドカレー&イタリアンレストラン「ポルポ」、保谷駅南口には定食&和菓子の「いさわ」、そして、したみち通りの中国料理&とんかつの「たかはし」。

入ったことがあるのは「かつ秀」だけだが、ほかのお店も気になる度maxで、それだけに、逆においそれとは踏み込めずにいる。


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「たかはし」が最近、二枚看板を下ろした。
外装をリフォームしてこぎれいになり、看板も“とんかつ”一本でやや高級路線を志向している感がある。
代替わりか何かで営業スタイルが変わったのかも… と、ちょっと寂しく思っていた。


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近くを通ったので現状調査というか、まあ、とんかつしかやってなくてもいいか、ハラヘッタし… みたいな感じで、行ってみる。


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店先に品書きの黒板が出ているので、近寄って確認。
“美味しいとり肉とピーマン炒め定食”
これは明らかに中華系じゃないの…? と、ちょっとうれしくなった。


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さらに、いちばん下には、“美味しいカツカレーそば”
むむ…… o(゚ー゚*o) ワクワク…!


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入店して、注文をとりに来たご主人に聞いてみる。
「カツカレーそばって、どういうものです?」
「ラーメンです」と、答えは明快。
やっぱりー! ヽ(^∇^*)/


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中華系で“そば”といえばラーメンだ。
「ラーメンにとんかつのせて、カレーかけて…」
「それ、お願いします!」


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カツカレーは言わずと知れた定番で、カレーラーメンは、まあ珍しいものでもないというくらいには存在し、とんかつラーメンというものもまれに見かけるが、三国並び立つカツカレーラーメン… 少なくとも僕は出会った記憶がない。
中華&とんかつの二枚看板ならではのメニューといえる。

で、やって来ましたカツカレーそば。
はたしてそのビジュアルは!


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…てか、まんまやね(笑)。

あまりにも各要素、なじみ深いだけに、誰もが思い浮かべるとおりの完成図にしかなりようがないか…。
味のほうも同様に意外性は薄く想像の域を出るものではないが、それにしても強力であることは間違いない。


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すっかり煮崩れてはいるが牛肉、ジャガイモ、ニンジン、タマネギの各パーツが認められ、その典型的和式な具材のわりにかなりスパイシーなカレー。背後には鶏ガララーメンスープの存在が感じられ、そこに浸った熱々のとんかつ。細めの縮れ麺はカレースープをよく持ち上げ…。
と、テンション上がりっぱなし。


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ただし、三位一体、完璧なバランスかというと…
カレー風味のラーメンスープを吸ってふやふやになったコロモをまとった姿のカツを2切れほど、どうしてもご飯にのせて食べてみたい。
と、小ライスが抗し難い力で割って入る。

最強説もささやかれるこのトリプル折衷メニューは、カロリー的にも危険なにおいがプンプンするのだ。


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[DATA]
たかはし
東京都練馬区西大泉1-33-4





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街の変遷を垣間見るがごとき… 【おかめ】

2019.10.08

 前報の「あづま」や「都賀野」もそうだが、都心に近づくほど古く味わい深いお店がごく普通に街並みに溶け込んでいる光景を多く目にするようになる。
そこはやはり小売店・飲食店の絶対数(分母)の差で、たとえ率が同じでも分子の値は違ってくるということ。


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たとえば街中華や街蕎麦、学生街の喫茶店、オフィス街のキッチンカー、ネオン街の蜘蛛と蝶… といった具合に“街”の字で形容するのがしっくりくる業態が多いのも、飲食業自体がそもそも商業区・集客域をバックグラウンドに発展してきたことの現れにほかならず、そんなお店を通して都市の変遷を垣間見るのも街歩き・食べ歩きの魅力の一つだと思っている。


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西武新宿線・下井草駅前のとんかつ屋「おかめ」。


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駅から徒歩1分の通り筋にまるで息を潜めるようにたたずむ姿からは街の歴史的背景がにじみ出るようだが、それは高度経済成長期におけるベッドタウンの駅前商店街の平日の夕刻… といった、ごく平凡な営みだったかもしれない。


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2人サイズのテーブルが3脚(うち1つは片側を壁にくっつけて1人掛けとして使用)、およびカウンター7席という小さなお店。
古びた店内だが手が行き届いた印象で清潔感漂う。


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愛想のいいおかあさんと愛想のよくない… もとい、寡黙でダンディなご主人で営んでおられる。ご主人はビシッとコックスーツをまとって街の洋食屋さん風。
壁のコーナーには大きめのテレビ
注文は、しょうが焼定食810円。


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しょうが焼きは薄くカットされた豚肉が多数というタイプ。


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しょうゆ主体の甘さを抑えたショッパ系の味付けで、たっぷりのおろしショウガに隠し味のニンニクが効いている。脂身が少なくしっかりした歯ごたえの肉質で、かみしめると肉のうま味が口に広がる。


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お新香は浅漬け、みそ汁は油揚げ・ワカメ・ネギ。
ご飯もちょうどよい硬さでおいしくいただける。


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奥のレジで支払いを済ませ、出しなに厨房のご主人に「ごちそうさま」とあいさつすると、ちょっと気取ったふうの会釈が返ってくる。その誠実そうな表情が印象的。


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[DATA]
おかめ
東京都杉並区下井草2-40-16





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ガッツリがデフォルトな… 【とんかつ 新和】

2019.07.09

 国分寺・本多図書館近くの「とんかつ 新和」は、歩道がなく交通量の多い駅前通りに面しているという条件の悪さに加え入り口が奥まっていて目に付きにくい。
そのうえ幟や暖簾といったハタメキものでアピールしようという商売意識の欠落により、店構えがはなはだ殺風景で、知らない人はここで飲食店が営まれていようとはまず思うまい。


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にもかかわらず、客入りはいい印象。
客筋は、若い男性が多い印象。


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店先のランチメニューの品書きに、お店の特徴が顕著に表れている。


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“御飯普通盛30円引き”
つまり、ご飯大盛りがデフォ。
学生の街・国分寺に見られる一つの典型的傾向、いわゆるガッツリ定食のお店である。


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横一列のテーブル席が20数席。カウンター席は使われていないもよう。
店主は昔の喫茶店のマスター風で、おばさまはアルバイト女学生風という、そのまま年輪を重ねてきたふうが、勝手なイメージながらなんともいえずよい感じである。


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注文は、とんかつ定食目玉焼き付き800円のご飯普通盛りで、770円。
この価格はなかなかすごい。ご飯普通盛りといってもそこそこボリュームはある。
初めて入ったとき、配膳カウンターにご飯茶わんが出てきて「あ、盛り上がってるから大盛りの人のか…」と思ったら自分とこに来たという。そのあと並べられた大盛りご飯は、本物のてんこ盛りだったという。


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とんかつ定食。
見た目、やはり殺風景 σ( ̄、 ̄=) ンー…
それはですね… キャベツが別皿だから、ヴィジュアル的になじみがないということで、これはキャベツの水気によってとんかつのコロモが湿るのを防ぐ方策である。
お店にすればそれで1個洗い物が増えるにもかかわらず、ありがたい気遣いじゃないですか。


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写真ではよくわからないが、とんかつはけっこう厚みがある。
目玉焼きととんかつという絵柄も、案外珍しい。


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さらにコスパ評価がアップしたことに、コーヒーサービス付き。

そのころ隣の席に着いた若い男性が、「肉じゃが」と注文。
おとなしそうな顔して昼飲みっすか…! と、耳をそばだてていると、そういう定食の注文。
各テーブルにもう1枚備えてある“選べる日替わりメニュー”がおもしろい。+400円で定食になるという。たとえばポテサラコロッケ定食580円。
で、お隣に出てきた肉じゃが、大鉢サイズでした(笑)。


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初めて入ったときにそのシステムを知らずに支払いをして多くお釣りが返ってきてうれしかったのが、ずっと好印象として残っている。
そういうのって、案外大事な気がする。
実は商売上手なのかも… (⌒~⌒;)


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[DATA]
とんかつ 新和
東京都国分寺市本多1-6-3



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2つの顔を持つ… 【とんかつ かつ秀】

2019.05.25

 気温、さらに上昇。
東京都心の最高気温は今年初の真夏日となった昨日をさらに上回る31.9℃。

自転車で走りながら、昨日の続きで夏のはじめに食べたくなる汗かきメニューを頭の中で列挙。
タンメン、担々麺、あんかけ焼きそば、カレー、焼き肉、冷麺、冷やし中華、冷やしたぬきそば…。
あまりの暑さにどこかで逸脱したもよう (`A` ; ; アジアジ

よし、カレーいってみよう。
多摩湖自転車歩行者道から五日市街道→伏見通りへ。


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伏見通り終点から都道・県道24号練馬所沢線を東に500mほど行ったところに不思議なお店がある。


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店が2軒並んでいるように見えるが、店名はどちらも「かつ秀」。
ならば外装の都合により2軒に見えるだけで実は横に広い一つの店舗なのかというと、近づいてみるとやはり入り口は2つで、それぞれ「とんかつ かつ秀」「レストラン かつ秀」と別個の看板が掛かっている。


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ここはかなり目立つ形でカツカレーののぼりが出ているので、カレーが食べたくなったときに思い浮かぶお店の一つ。
カツカレーってくらいだからこっちだろうな… と、「とんかつ かつ秀」の暖簾をくぐる。


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店内は外観上「とんかつ かつ秀」部分に相当するだけの広さ。もしかしたら…? と考えていた、中でつながっているということはなかった。
右手にカウンター5席、左に2人掛けテーブル3卓と、こぢんまりしている。


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品書きはカウンターの上のきれいな筆文字の張り紙のみで、カレー関係はじゃんぼかつカレーというものしか見当たらず、ちょっと焦る。
水を運んできたご主人におそるおそる「カツカレーというものは…?」と尋ねると、「はい、あれ(じゃんぼ)の下のがございます」とのことで、そちらをお願いする。


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いかにも人のよさそうなご主人は、蛭子能収というかマギー司郎というか山本益博というか竹中平蔵というか、そっち系で、そのどれよりも人相をよくした感じ。接客係のおかみさんは、常連客や非常連の僕にもしきりに話しかけてくる。


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カレーは陶器のソースポットにて提供。
陶器でもステンレスでもこの形状の器を見るとテンションが上がるのはわれわれ世代の特徴だろうか。


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カツは小ぶりに見えるが厚みがあり、衣はサクサク、脂身の少ないロース肉はやわらかで香りよく揚がっている。
カレーは肉も野菜も煮崩れているが、香りからしてビーフかな。
サラダとお新香付き。
この陽気のなか、福神漬より自家製のキュウリのぬか漬けがうれしい。
どこにも表示はないが、お支払いは980円(税込み)。


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厨房内に暖簾がかかっていて、そこでつながっているように見える。
「向こうは焼き肉屋さん?」と聞いてみた。
すると、向こうは焼き肉屋仕様でテーブル席が4人用、6人用と大きいとのお答え。夜しかやっていないのかと思ったらそういうわけでもないらしい。厨房は共通。


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「両方やってるんじゃ大変ですね」
「そう、仕込みがねぇ」
そういえば、僕の後ろに客はないのに、ご主人は厨房でずっと手を動かしている。
今度、昼に「レストラン かつ秀」に入ってみようかな。


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[DATA]
とんかつ かつ秀
東京都練馬区西大泉6-14-5





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激安とんかつのありがたさ 【とんかつ・肉料理 高尾】

2019.03.19

 武蔵関駅周辺はとんかつ激戦区の様相を呈している。
商業エリアが広いとはいえない南口に、とんかつ専門店が3軒。そのくらいの密度ならほかにもあるかもしれないが、激戦を強く印象づけるのが価格の安さである。


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ベーシックなメニューで比べると、「味よし」はとんかつ定食756円を670円に大サービス中、「高尾」はロースカツ定食750円をランチサービスで650円、競争意識の低そうな「ちば」でもとんかつ定食750円。
お客にとってはありがたいことだが、お店は大変なんじゃないだろうか。
でもまあ、ここは素直に市場原理の恩恵にあずかろうというのが客のホンネであろう。


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ただし、安いことは表の掲示物でわかるが、いずれのお店も入りにくいことこの上ないツラガマエである。
以前、意を決して「ちば」に入ろうとしたら、のれんは掛かっているが戸に鍵がかかっていた。難攻不落感が募ったのは言うまでもない。


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「とんかつ・肉料理 高尾」は、一見「ちば」ほどの難易度の高さは感じない。しかし個人的にきわめて入りづらいという印象を持っているのは、たまたま目にしたグルメサイトの口コミの影響。
実際、本日「高尾」に入ったわけだが、結論から言うとそれらネガティブ情報との一致点をまったく見いだせなかった。接客の感じもよい、いい店じゃないか。


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店内右手がカウンター8席ほど、左奥に6人用テーブルが2卓。正面は座敷席になっているもよう。


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金欠ぎみなのでロースカツ定食にしようと思って入ったが、こうまで安いとあれこれ目移りする。
おろしとんかつ定食(ロース)750円って、相当オトクじゃない…? ということで、そちらに変更。


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休憩に入る2時に近い時間で先客5人、男性2人・女性1人のスタッフも元気がよく、人気店の雰囲気である。
カツが揚がるころあいで大根をおろす音が聞こえてくるというていねいな仕事ぶり。


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おろしは別の器で提供。
「お好みでポン酢をかけてお召し上がりくだいさい」と。でも僕は、おろしにはしょうゆ派。


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カツはそれほど大きくないが、厚みがあってやわらかい。カラッと揚がった衣とおろしのマッチングがよい。
でも別皿のよさは、おろし以外でも食べられるという点。2切れほどソースで食べると、これもおいしい。ちょっと得した気分。


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情報に惑わされるのはよくあることで、気をつけるようにしているつもりだが、もっと気をつけなければならないのが自らの発信。
そうならないようにという自戒の念を忘れてはならないと思う次第であります。


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[DATA]
とんかつ・肉料理 高尾
東京都練馬区関町北2-30-3





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↑より↓のほうが画質・音質とも良好
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絶品とんかつとの不意の出会い! 【だるま】

2018.10.13

 格好から入る、というのが苦手。なんか、こっぱずかしい。
なので自転車に乗るのも普段着。サイクリングウェア的なもので使っているのは裾止めバンド、やっすいの、のみ。これだけは機能的にどうしても必要なのだ。
僕の普段着はジーパンと決まっている。生活の中で自転車に乗る時間が長く、必然的にジーパンの(お尻の)寿命は短くなるので、高いジーパンは買えない。
ジーパンはユニクロと決まっている。


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東久留米のショッピングセンター「クルネ」のユニクロにジーパンを買いに行く。
その前にお昼ごはん。
東久留米の都道 234(旧市役所通り)にとんかつ屋があったことを思い出した。

「とんかつ だるま」はどういうわけか影が薄く、気になりつつも普段その存在を忘れている。


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存在感の薄い理由、看板が小さいのだ。2軒長屋のお隣、中華料理「燕京」の庇テントに圧倒されている


店内はカウンター6席、6人掛けテーブル1つとこぢんまりしている。
外側の引き戸や窓の木枠の年季の入りように比べ、内装は小ぎれい。カウンター天板は分厚い無垢材で、高級感すら漂う。
外観からイメージしていたのとだいぶ様子が違う。


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年配のご主人1人で営まれているもよう。
先客はなく、テーブルを使っていいか伺うと、さりげなくカウンター席を指定される。
仕方なく、カウンターに。


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メニュー表を開いて、「むむ…」となる。
定食5種類、すべて1000円超。


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正直いって、昼ごはんのロースかつ定食に1300円は僕の感覚では高すぎ。そういうお店は普通なら避けているが、こちらは表にメニュー表示がなく外観もアレなので無警戒だった。
まあ、入ってしまったものはしょうがない。


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ロースかつ定食1300円とミックスフライ定食1200円を注文。
「ミックス、終わっちゃった」とご主人。
仕方なく、生姜焼定食1000円に変更(これが結果的に大正解!)


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カウンターの中の小さなスペースでショウガをする音が聞こえる。
横に移動して奥まった調理場にコンロがあって、そこでとんかつを揚げ始める。


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やがて、ご飯、みそ汁、漬物に続き、大きな皿にのったしょうが焼きがカウンター越しに提供される。
ご主人は足が悪いから、遠いテーブル席でなくここに座ってほしかったのだと気づいた。


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サクッと包丁を入れる音がして、とんかつが出てきた。
厚み2cmはあろうかという驚きのサイズ感。ほんのりピンク色の絶妙な火の通しかげん。キャベツがたっぷりふわり。
ひと口食べて、その香りに驚いた。そして、こんなに厚みがあるのに肉が軟らかい。
脂のうま味が濃い、甘い。
こんなとんかつ、初めてだ。


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後ろの壁に張られた紙に“きなこ豚”とある。ただ者ではないブランド豚なんだろう。
当然、しょうが焼きもただ者ではない。


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大きなスライスが3枚。
ぴりっと辛みが効いて、厚みがありながらとても軟らかい。そして、肉の味が濃くとてもおいしい。


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食べ終わって「これがきなこ豚なんですか?」と聞かずにはいられなかった。
「軟らかくておいしいでしょう」とご主人。
いままで食べてきた中で一番おいしいとんかつ、と断言できる。
1300円、むしろ安い(笑)。


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こんなところでこんなたべものに出会うとは思わなかった。
料理評論家・山本益博氏らとんかつ3名士が主宰する『東京とんかつ会議』の“とんかつ百名店”レベルではないかと思うのだ。
近場にお住まいの方や、東久留米にご用向きの際には、ぜひ食べてみていただきたい。


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ただ、この厚み… とんかつそのものがものすごいボリュームである。
ご飯の量も多いので、女の人では食べきれないと思う。ご飯は少なめにしてもらうことをお勧めする。

ユニクロの試着室にて、おなかポッコリ、子豚のような自分の姿に対面するとは…。


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[DATA]
だるま
東京都東久留米市幸町1-1-2



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https://youtu.be/RhY1x8CpWeI



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衰退商店街に差す希望の光… 【とん亭】

2018.10.03

 東村山の本町商店街は古い商店街で、入りにくい飲食店が多い。
古い商店街ゆえにお店も古く入りにくい、ということではなく…、っていうか古いお店は実は多くないが、街を覆う特有の閉塞感のなせるわざか…。


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臆病者の自分1人では入れそうにないところばかりで、入るときは援軍を頼むことになり、頼まれる相方は自然、多くのお店に足跡を残すことになる。


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現時点で相方が入ったことのないのは、とんかつの「とん亭」のみ。

一つだけ残っているのも気持ち悪い、というより、いいお店だから近いうちに… と言っておきながらそのままなのも気持ち悪いので、思い立ったら即行動。


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「とん亭」は今年7月2日にオープンした新築・新店である。

東村山市には、新しいが歴史があるというユニークなとんかつ屋が2店ある。
一つが青葉町の「とんかつ せき」で、2016年8月オープンだが元をたどれば50年の歴史。
もう一つがこの「とん亭」で、今年7月オープンだが、実はそれはリスタート。その間の空白期間、実に30年。


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前回はオープン当日、たまたま通りかかり、なかなかない機会だからと入ったわけである。
そのときに比べていくつか変化がある。


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ランチメニューに親子丼とチキンカツ定食の2品が追加されている。
ロースカツとヒレカツにする予定だったが、急きょ変更してオーダーはロースカツ定食850円とチキンカツ定食800円に。
ヒレカツとチキンカツを比べたら、案外チキンカツのほうが好きかも。


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変化の2番目は、テーブル席が1つになっていること。
前は2人テーブル×2卓という配置だったが、さすがにスペースが狭いので無理があったかもしれない。4人席一つを基本としている。
テーブル席が空いていればゆったり使えるので利用シーンは広がった(今日は埋まっていたが)。
ちなみに、ほかにカウンター5席という小さいお店である。


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前回、ご飯を切らすという、新店開店を扱ったテレビドキュメンタリーでおなじみのトラブルシーンを実体験したわけだが、当たり前だが今回、オペレーションは落ち着いている。


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そのとき食べたのもロースかつ定食だったが、今回のほうがだいぶおいしく感じられる。
前回、僕と一緒にご飯の炊き上がりを待つ地元生まれのお客さんとおかみさんの昔話は、傍聴していてたいへん興味深いものがあった。この商店街にお店がたくさんあって、にぎわっていたころの話。


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チキンカツは、もも肉のボリューミー&ジューシーなカツである。
骨付きという遊び心がグッド♪
ロースカツも、厚みはないが大きくて満足。


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途中、おかあさんが「ご飯、よかったら足しましょうか?」と。
気づかなかったが、メニューにも「ライス、キャベツ大盛りサービス」と書いてある。
それが3つ目の変化。


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お店の2人の動きに無駄がなく気負いもなく、とても自然。
昼の遅い時間帯でも一定間隔でお客さんが入ってくる。
開店3カ月にしてこの安定感。
大げさに言えば商店街再活性化をも期待させるような、頼もしい存在かもしれない。


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[DATA]
とん亭
東京都東村山市本町4-2-13



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知る人ぞ知る、ロードサイドの繁盛店 【ささ山】

2018.09.16

 「めぇめぇマルシェ」のあと、昼ごはんの店を探してさまよう。
当然、イベント出店者を利用するという選択もありうるが、せっかく所沢の田舎に来てるんだから、それっぽい田舎くさい料理店でも見つからないものかと考えてしまう。
そんなものがこのあたりに存在しないことは食べログを見れば一発でわかるのだが、そういう情報をあまり信用しなくなってしまってるので σ( ̄、 ̄=)ンー…
結局、田舎どころか、最寄りの繁華街である小手指まで流れてきてしまっているわけで…。


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小手指に来るのは実に久しぶり。北口駅前は以前よりもっと殺風景になったように感じるが、気のせい?
駅前の通りをとりあえず国道まで歩いてみる。T字路交差点で右を見て左を見て…。
おー! いい感じに年季の入った定食屋が。


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ポール看板に“和風とんかつ 刺身”、駐車場の野立て看板には“和風とんかつ 焼肉定食”とある「御食事処 ささ山」。


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店内が混み合っていて驚いた。
ちょうど6~7人のグループが出るところで、片付いた左側カウンターのいちばん奥の席に通される。


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入って右手が厨房に面したカウンター5席、中央にテーブル2卓、左の窓際がまたカウンターで7~8席。左のカウンターはあとで増設したようにも見える。
注文は、とんかつ定食790円(私)、サービス定食A(一口カツ・白身フライ付き定食)760円(相方)。


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お客さんの多くは年配者。
意外なことに… と言ったら変かもしれないが、飲んでいる客がほとんどいない。そう感じるくらい、いまはどこでもリタイア世代の昼飲み客が多い多い。
あるいは、真っ昼間からたそがれの色濃い昼飲みにうってつけのこんなお店で、意外にも少ない、と。


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とんかつ定食は、ご飯とみそ汁のほか、お新香(白菜漬け)と大根の煮物が付く。
一方、サービス定食にはさらに小松菜のおひたしが…。


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この小鉢1つの差は何だろう?
その分が、“サービス” (; ̄ー ̄)…ン?
ナゾだ…(笑)。


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とんかつは厚みがあって食べ応え十分。揚げ具合、衣の付きもよく、専門店の仕事ぶりを感じさせる。
大根のみそ汁はかつおだしが効いている。ご飯もおいしい。


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サービス定食の一口カツはヒレ。
白身フライが驚くほどおいしい。値段からしてパーチ系などを予想していたが、冷凍っぽくないし、上品な風味とふっくらした食感は高級感すら漂う。


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あとでお店のおばちゃんに聞いてみたら、「ヒラメです」と。
さっきマグロ刺身・平目刺身盛り合わせという短冊が目に留まっていて、案外変わった組み合わせかも… と思っていたが、仕入れによってメニューが変わるのかもしれない。
満足感が大きく、そのへんが本当の“サービス”。


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R463は宮本町交差点からこっち、チェーン系のロードサイド店しかない印象で、こういうお店が残っているのは意外。
しかしそれにはちゃんと理由があるわけで、知っている人は知っている、ということなんだと思った。


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[DATA]
ささ山
埼玉県所沢市青葉台1319-5



[Today's recommendation]


https://www.youtube.com/watch?v=sUzs5dlLrm0



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◆ 猫写真はこちら その1 その2



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イタドリ(八国山 / 東村山市諏訪町)


新興住宅地に創業50年のお店? 【とんかつ せき】

2018.08.25

 先月の相羽建設「手しごとフェスタ2018」のあとのこと、昼ごはんどうしよう、が実は一大事であった。
なにしろそこは清瀬市と東村山市と東久留米市のはざま、ちょっと前まで畑しかなかったような新興宅地造成地である。たべもの屋とか、なーんもない。

会場で相羽建設の若い社員さんに聞いてみた。答えは「『山田うどん』しかない」
聞かれたほうはそうとしか答えようがないし、聞いてもしょうがないことはわかっているが、それをきっかけにあるお店の情報を探ってみようという狙いも、実はあった。


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そのお店というのが今日伺った「とんかつ せき」。
相羽建設の並びにある自宅開放型とんかつ店。
定休日の日曜だったので、その日にどうこうしようというのではなく、とにかく情報のないお店なので、ご近所だけに相羽の人たちなら何か知っているかとも思ったのだ。


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「隣にとんかつ屋ありますよね。入ったことあります?」
「ありますよ」と、くだんの若手社員。「なんというか… 家庭的な(笑)」
話を振られたベテラン風、やはり「家庭的というか(笑)」と。
ただし、同じ“家庭的”という言葉にも、若手には(苦笑)のニュアンスを感じるのに対し、ベテランのそれは高評価の表れに聞こえる。

本日、東久留米卸売市場の買い物がてら行ってみることにした。


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真新しい二世帯住宅の玄関ドアを開け、「ごめんくださーい、奥さーん」
って、ご近所かっ!
「はーい」パタパタパタ(←奥さんのスリッパの音)
家庭的というか、家庭 ヾ(  ̄▽)ゞ オホホホ


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10畳ほどの洋間に通される。4人掛けテーブルが2脚。
奥の出入り口は、サイドボードか何かで仕切ってカウンターと配膳窓口のようにしつらえてあり、その向こうが台所。家庭用冷蔵庫が見える。


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年配ご夫婦のお店のもよう。
壁にとんかつ屋をバックにしたご夫婦の写真が張ってあり、その引退後の形ということは容易に想像がつく。


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メニューは4種類。
海老フライ(3本)定食も気になるが、ここはやはり基本のヒレひとくちかつ(4枚)定食と特選ロースごま付きとんかつ(150g)を注文。


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かつはヒレもロースも分厚く、驚くほど軟らかいのが特徴。衣はカラッと、中はしっとり。
付け合わせにポテトサラダ、小鉢(切り干し大根)、お新香(つぼ漬け)、みそ汁(モヤシとタマネギ)とバランスがよい。
かつが分厚いのでぱっと見以上にボリュームがある。ポテトサラダもたっぷりで、おなかいっぱい。


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「どれぐらいやられてるんですか?」と聞いてみた。
「始めたのが8月だから、ちょうど2年になります」とご主人。
それまではひばりが丘の商店街でとんかつ店をやっていたとのこと。
よく聞いてみると、どうもそのお店に覚えがある。

「ショッピングセンターみたいなののあたりになんかあったような…」
「その手前の…」とご主人。
「『オリンピック』の斜め向かいあたり」とおかみさん。
「…ああっ!」

入ろう入ろうと思いつつそのままで、気がついたらなくなっていたお店である。
ひばりが丘の「とんかつ さかえや」といったら覚えている人も多いんじゃないだろうか。


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肉屋から始めて入居ビルの建て替えを機にとんかつ屋に。肉屋時代から数えれば50年になるという。
ご主人が体調を崩したこともあり、ちょうど潮時とお店を畳んでこちらに移る。無理せず自分たちのペースで続けている。
「4品しか出していないのも、材料の無駄をなくすためなんですよ」とおかみさん。

ちなみに、同じひばりが丘北口商店街に「栄屋」といううどん店があるが、偶然の一致で関係はないそうだ。
「店名も新潟出身という点も一緒。おもしろいですよね」と笑う。
ひばりが丘の商店街のこと、新潟での山菜採りや牛の角突きと、そのあといろいろなお話を伺った。


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長く客商売を続けてきただけに応対がごく自然体で、自宅型といっても普通にくつろげる。
お二人とも話し好きで、古い商店街の情報をいろいろ聞けるのはありがたい。
ヒレもロースも、定食が700円。
「さかえや」を知る人にとって、この価格設定はなにより驚きじゃないだろうか。


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店内に飾ってある『ほうや商工会』第25号 表紙


[DATA]
とんかつ せき
東京都東村山市青葉町1-25-38



[Today's recommendation]

Sgt Peppers Lonely Hearts Club Band
The Beatles
『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』

https://www.youtube.com/watch?v=usNsCeOV4GM




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◆ 猫写真はこちら その1 その2


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